桃太郎かな?

タピオカ

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旅立ち前

ポチの夕食

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 桃太郎を歓迎することを決めた後、家の中に三人は入り、少し遅い夕食をすることにした。
 ポチの食事も今からなので、おばあさんは餌入れに食事を入れた。
 それを見ていた桃太郎は。

桃太郎「今からポチに、食事を持っていくんですかね?もしよければ今日は僕が持っていきたいです」

 桃太郎からの言葉に、おばあさんは。

婆「もちろんいいぞ。今日から桃太郎も家族になるのじゃし、ポチも喜ぶじゃろう」

 それを聞いた桃太郎は餌入れを受け取る。

桃太郎「じゃあ持っていきますね。喜ぶといいな」
爺「そりゃ喜ぶじゃろう。なんといっても、新しい家族が持ってきてくれるのじゃから」

 そして、桃太郎は戸を開けて外に出た。

桃太郎『ポチ、夕食だよー!』

桃太郎がポチを呼ぶと、ポチが駆け寄ってきた。

ポチ「桃太郎さんが食事を持ってきてくれた!とても嬉しいな 」

 ポチはとても喜んでる様子。
 そして食事をどんどんと食べていき、餌入れはあっという間に空になった。

桃太郎『完食するの早いね』
ポチ「桃太郎さんが持ってきてくれたからさ、嬉しくて食欲が湧いたよ!」

 ポチは嬉しそうに尻尾を振っている。

ポチ「桃太郎さんがいて、こういう日常を過ごすんだなと思うと、ワクワクするよ!」
桃太郎『そうだね、一緒に楽しく過ごしていこう』

 ポチに餌を与えたので、桃太郎も家の中でそろそろ食事を取らなければと思った。
 家に入る前に桃太郎はポチに伝えた。

桃太郎『ポチ、後で色々と僕から話をしたい。夜遅くなりそうだけど、聞いてくれるかな?』
ポチ「もちろん!桃太郎さんのことを、色々と知りたいから楽しみだよ」

 ポチは嬉しそうな様子で、桃太郎にくっついた 。
 ポチからの気持ちに、桃太郎も嬉しそうだ。

桃太郎『よかった、おじいさんとおばあさんに言えないことも、キミには伝えておきたいからさ』
ポチ「そっか!なんでも話してね」
桃太郎『うん、じゃあ食事してくるからまた後で』

 そして桃太郎は家に入っていった。

ポチ(どんな話をしてくれるんだろう、楽しみだな~!)
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