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2章

ディメンション・スクール(19)

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「君達はいつの時代から来た人間なんじゃ」
「西暦2050年ですが?」
マスターがこたえると、異星人達は目を大きく見開いて驚きの表情を現した。

異星人達はみんなで話し始めた。
「そんな先の時代の人間達がここに居合わせたら、地球の未来に影響があるんじゃないか」
「宇宙全体にも影響があるかもしれないわね」
「この二人は我々の星へ来てもらって、一生我々の星で暮らしてもらいますか」
異星人達は口々に言っている。

「そうとう昔のエジプトなんだな、ここは」
「わたし達、時空移動しちゃったんだね」
「これはまずいことになりそうだ。日本へ戻ろう」
「うん。マップ、マップ」
わたし達は小声で会話した。
マスターはズボンのポケットからマップをそっと出した。
異星人達は話しに夢中になっている。

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