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28話※攻め視点
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宮と恋人になってから数日が過ぎた。
宮はアパートを解約し、このまま俺の家に住むことになったが付き合ってすぐ同棲なんておかしくないかと宮に言うと、
「えー、普通じゃない?」
と言うのだ。
経験のない俺には恋人の普通が分からないから、おそらく宮の言うことが正しいんだろう。
ただ、一つ困ったことがある。
ーーー宮の性欲だ。
付き合って同棲してから約一週間経つが、毎日夜の誘いがあり、かなり困っている。
ーーカチャ
「ねー、和夏くん。・・・寝ちゃった?」
ベッドで寝息をたてる和夏を起こさないよう、静かに扉を閉める。
静かに隣に潜り、こちらに背を向けて眠る和夏の背中にぴとっと擦り寄ると、湯たんぽの様に暖かかった。
目の前にあった、無防備な耳たぶを唇ではむっと挟む。
「・・んっ、」
一瞬ぴくっと肩が震えた様に見えたが、再び寝息を立て始めた。
早く起きて欲しいという気持ちを抑えつつも、寝ながらも反応する和夏が可愛くて仕方ないのだ。
耳に舌を入れ、中を円を描くようにゆっくりとなぞる。
「・・っぁ、・・ッ」
「ん、」
和夏の反応を見つつ、今度はくちゅくちゅとわざとらしく音を立てると、目に見えて分かるくらいに体が跳ねるのだ。
耳の奥に舌を這わせると、更に吐息が漏れ出ている様だった。
「・・ん、・・ッん」
「ん、和夏くん可愛い」
先程から膝と膝をすり合わせ、もじもじとしている下腹部に手を伸ばす。
服の上から撫でると、少し湿っていたのだ。
「ーーひ、ぅ・・ッ」
「あーあー、耳舐めただけでズボンに染み作っちゃったの?」
ズボンに手を入れ、竿をしごくとどんどん先走りが溢れてくるのだ。亀頭がスボンに擦れて余計に感じていた。
「出していいよ?辛いでしょコレ」
「っ、ぁ・・あ・・、ひ、ぅ・・・ッ」
腕の中でびくんっと体が跳ねたと同時に、手の中の性器も弾けた。
どろっとした精液が手にまで垂れると、そのまま割れ目に塗りつけるのだ。
「ひ・・ぅッ、・・あっ・・」
「和夏くん、昨日もシたから簡単に指飲み込むね」
未だまどろみの中にいる和夏に囁きながら、ぐちぐちと音を立てながら指を中に埋める。先走りがなくともいいくらいに中が柔らかかったのだ。
「んっ、・・・あ・・ッ、ぁ・・」
「こんなにぐずぐずならさ、もういいよね?」
下ろしたズボンからどくどくと脈打つ自らの性器を、柔らかくなっている割れ目に押し付ける。
ほぐされたばかりで閉じていない穴は、押し付けただけの俺の性器を先走りと共に簡単にのみ込んでいくのだ。
「っ、中あっつ・・・」
「・・・んんっ、・・・っぇ、ーーーみ、・・・や・・?」
寝ぼけ半分だろうか、まだうっすらとしか空いていない目で顔だけこちらを向けたのだ。
「あは、やっと起きた?おはよ」
「え、あ、・・ーーーーーひぁッッ」
亀頭しか入っていなかった性器をずんっと奥まで打ち付けると、腰ががくがくと痙攣している様だった。
和夏の喉奥から絞り出された声が部屋に響くと、再び打ち付けようと腰を掴む手に力を入れる。
すると、和夏は涙目でふるふると首を振ったのだ。
ーーそれが余計に興奮剤となるのが、なぜ分からないのだろうか。
宮はアパートを解約し、このまま俺の家に住むことになったが付き合ってすぐ同棲なんておかしくないかと宮に言うと、
「えー、普通じゃない?」
と言うのだ。
経験のない俺には恋人の普通が分からないから、おそらく宮の言うことが正しいんだろう。
ただ、一つ困ったことがある。
ーーー宮の性欲だ。
付き合って同棲してから約一週間経つが、毎日夜の誘いがあり、かなり困っている。
ーーカチャ
「ねー、和夏くん。・・・寝ちゃった?」
ベッドで寝息をたてる和夏を起こさないよう、静かに扉を閉める。
静かに隣に潜り、こちらに背を向けて眠る和夏の背中にぴとっと擦り寄ると、湯たんぽの様に暖かかった。
目の前にあった、無防備な耳たぶを唇ではむっと挟む。
「・・んっ、」
一瞬ぴくっと肩が震えた様に見えたが、再び寝息を立て始めた。
早く起きて欲しいという気持ちを抑えつつも、寝ながらも反応する和夏が可愛くて仕方ないのだ。
耳に舌を入れ、中を円を描くようにゆっくりとなぞる。
「・・っぁ、・・ッ」
「ん、」
和夏の反応を見つつ、今度はくちゅくちゅとわざとらしく音を立てると、目に見えて分かるくらいに体が跳ねるのだ。
耳の奥に舌を這わせると、更に吐息が漏れ出ている様だった。
「・・ん、・・ッん」
「ん、和夏くん可愛い」
先程から膝と膝をすり合わせ、もじもじとしている下腹部に手を伸ばす。
服の上から撫でると、少し湿っていたのだ。
「ーーひ、ぅ・・ッ」
「あーあー、耳舐めただけでズボンに染み作っちゃったの?」
ズボンに手を入れ、竿をしごくとどんどん先走りが溢れてくるのだ。亀頭がスボンに擦れて余計に感じていた。
「出していいよ?辛いでしょコレ」
「っ、ぁ・・あ・・、ひ、ぅ・・・ッ」
腕の中でびくんっと体が跳ねたと同時に、手の中の性器も弾けた。
どろっとした精液が手にまで垂れると、そのまま割れ目に塗りつけるのだ。
「ひ・・ぅッ、・・あっ・・」
「和夏くん、昨日もシたから簡単に指飲み込むね」
未だまどろみの中にいる和夏に囁きながら、ぐちぐちと音を立てながら指を中に埋める。先走りがなくともいいくらいに中が柔らかかったのだ。
「んっ、・・・あ・・ッ、ぁ・・」
「こんなにぐずぐずならさ、もういいよね?」
下ろしたズボンからどくどくと脈打つ自らの性器を、柔らかくなっている割れ目に押し付ける。
ほぐされたばかりで閉じていない穴は、押し付けただけの俺の性器を先走りと共に簡単にのみ込んでいくのだ。
「っ、中あっつ・・・」
「・・・んんっ、・・・っぇ、ーーーみ、・・・や・・?」
寝ぼけ半分だろうか、まだうっすらとしか空いていない目で顔だけこちらを向けたのだ。
「あは、やっと起きた?おはよ」
「え、あ、・・ーーーーーひぁッッ」
亀頭しか入っていなかった性器をずんっと奥まで打ち付けると、腰ががくがくと痙攣している様だった。
和夏の喉奥から絞り出された声が部屋に響くと、再び打ち付けようと腰を掴む手に力を入れる。
すると、和夏は涙目でふるふると首を振ったのだ。
ーーそれが余計に興奮剤となるのが、なぜ分からないのだろうか。
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