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「ねーところでさ、和夏くんに全部やってって言ったのに俺ばっか和夏くんにしてあげてんじゃん?」
「・・え?」
自分から散々色々やってきた癖に急に何を言っているんだこいつは。
「だからさあ、和夏くん上に乗って腰振ってくんない?」
「・・・・・は」
聞き間違いで合って欲しかった。
あろうことかタチ(元)である俺に、上に乗って腰を振れとこの男は言ったのだ。
「ねえ和夏くん。さっきも言ったけど、俺和夏くんのためにここまで来てあげたんだよ?それにここまで来るのに体力使っちゃってもう動けないしー」
「・・・ここに来てから今の今まで元気だった癖に」
ぼそっと呟くと
「そんなこと言ってさあ、さっき俺のこと欲しいって頷いたじゃん?
という訳でーーー」
ーーその時、
体が宙にふわっと浮き上がり、床との距離が遠のいたのだ。
宮に全体重を預けるような体勢になり、息がかかるのではないかと思うほどに顔の距離が近くなる。
急なことで何が起こったのか分からず、抱きかかえられていると気付くのに数秒かかってしまった、
「ーーえ、おい・・っ」
「多分ね、和夏くんの負担を考えるとソファよりこっちの方がいいと思うんだよねえ」
と、ソファの裏側にあるベッドに向かうのだ。
散々体を弄られ、もはや抵抗する気力が残っていない俺はされるがまま運ばれる他なかった。
俺を抱えたままぼふっとベッドに寝転がられると、強制的に宮の上に乗る体勢になる。
「っ、おい・・。この体勢は・・・」
「えー?上に乗ってって言ったじゃん」
すると、自らの膨らんだ物をぐりっと下腹部に押し付けてくる。全く萎えていないこの性器は、早く中に入りたいと言わんばかりに主張していた。
外側を刺激され、腰が勝手に動いてしまう。宮の動きに答えるように、俺も自らの尻の割れ目を擦り付けてしまうのだ。
「ッ、和夏くん・・、ゴムしないと。入っちゃうから、」
「ーーーは、・・・ッんん」
宮の静止も聞かずに腰を沈ませると、性器が下から俺の中に埋まっていくのが分かるのだ。
宮の胸に手を置き腰を前後に動かすと、カリが内壁を擦って良いところに当たってしまう。
「ッあぁ、・・・ぁ・・、んっ」
「ーっ、ちょ、和夏くん、」
性器を覆う膜がない分熱がより伝わり、性器の凹凸が内壁の粘膜に吸い付くとより中の感覚が過敏になるのだ。
「っ、ゴ・・・、厶・・、なく、て・・いい・・ッ、・・・からぁ・・ッ」
「っ、お腹壊しちゃうから」
「い・・いっ、・・もぅ・・ッ気持ち・・ぃ、いか・・ッ、・・ら・・ッんん」
「っ、」
ーー次の瞬間、
挿入されていた性器がずるっと抜け、肩を掴まれたと思えばぐりんっと景色が反転したのだ。
ぼふっと仰向けで倒れると、目の前には俺を見下ろす宮の顔があった。
「ーーーはー・・・、君ってほんと煽るのが上手いよね」
くしゃっと髪をかき揚げ、若干イラついてるかのように深く息を吐くのだ。
「こっちは善意で我慢してあげてんのにさあ・・。和夏くんが煽ったんだからね。後悔しないでよ?」
「っえ、な・・ーーーッひぅッッ」
膝裏を掴まれ、ずぷんっと一気に押し込まれる。
「ッあ・・・、ぁ・・・・」
「あはっ、凄い吸い付いてくるねえ。こうやって乱暴にされるの好きなんだ?」
荒っぽく奥を突かれる度にあられもない声が喉から絞り出されてしまうのだ。
「やあ・・・っ、・・あ、・・ぁ・・ッ」
「嫌じゃなくて気持ちいいでしょ?強がっちゃって可愛いねえ」
肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響き、互いの吐息が混ざり合う。
打ち付けられながら口付けられ、誘う様にぺろっと宮の唇を舐めれば、そのまま舌を絡め取られてしまうのだ。
宮に合わせ必死に舌を絡めるのが精一杯だったが、上も下も犯されもう何も考えられなかった。
「っ、は・・ぁ、・・ふ・・っ・・ぁ」
「っん、」
は、と唇を離し腰を上げた宮は、膝の上を掴み再度腰を打ち付けると、
「あ、そうだ」と何か企んだような笑みを浮かべるのだ。
「そういえば、さっきの電話で初めて俺の名前呼んでくれたよね?もう一回呼んでくんない?もっと気持ちよくしたげるからさ」
と、密着していた腰を引かれてしまい、カリだけが挿入されている状態になってしまう。
「っんえ、」
これ以上気持ち良くなってしまったら俺の体はどうなってしまうのかという心配よりも、もっと気持ち良くなれるのかと一瞬思ってしまった。
そして、先だけでなく全部入れて下腹部の寂しさを埋めて欲しいという欲に駆られてしまうのだ。
「あ、・・・動いて、欲し・・・」
ぬぷぬぷと腰を動かして先っぽだけ挿入されたままの宮の物をねだると、
「だーめ。ならちゃんと名前呼んで?」
と、腰を掴まれ静止させられてしまうのだ。
先ほどまで打ち付けられていた内壁は、中を埋めて欲しくてたまらなく、俺には呼ぶ以外の選択肢はなかった。
なぜ電話した時宮の名前を呼んでしまったのか、今になって後悔してしまう。
欲しくて泣きそうになる声を振り絞り、
「・・ッ、・・・・み、・・やぁ、・・っおね、がっーーぁッッ」
言い終わったと同時だった。
膝を持ち、角度を付けられ凝り固まった場所に思い切り打ち付けられたのだ。
「ちゃんと呼べて偉いね和夏くん。お望み通り、いっぱい突いてあげるね、っ」
「あ・・・ぁッ、・・んん・・、・・・ぁッ」
その後も打ち付けられる度に宮、宮、とすがるように名前を呼べば、それに答えるように凝りに打ち付けられるのだ。
「っ、はいはい。そんなに呼ばなくてもちゃんと聞こえてるよ?本当可愛い・・・っ」
「っん・・・、み・・やっ、・・ぁあ・・も、イ・・っ」
「ん、俺も・・・、っ」
腹に出す為に引き抜こうとする宮の背に足を回し、ぎゅっと抱き着く。すると、思い切り最奥に打ち付けられたと同時に宮の性器がぶるっと震え、熱いどろっとした液体がどくどくと中に注がれるのを感じるのだ。
「っあ、・・・ぁ、は・・ぅ、・・・・・っ」
「ーーっ、和夏くん、な、んで・・・」
何で、なんて俺も分からなかった。だが、外に出すくらいなら中に注いで欲しいと思い、体が勝手に動いてしまったのだ。
薄れゆく意識の中で、労わるように頬を撫でる宮の顔を最後に静かに目を閉じた。
「・・え?」
自分から散々色々やってきた癖に急に何を言っているんだこいつは。
「だからさあ、和夏くん上に乗って腰振ってくんない?」
「・・・・・は」
聞き間違いで合って欲しかった。
あろうことかタチ(元)である俺に、上に乗って腰を振れとこの男は言ったのだ。
「ねえ和夏くん。さっきも言ったけど、俺和夏くんのためにここまで来てあげたんだよ?それにここまで来るのに体力使っちゃってもう動けないしー」
「・・・ここに来てから今の今まで元気だった癖に」
ぼそっと呟くと
「そんなこと言ってさあ、さっき俺のこと欲しいって頷いたじゃん?
という訳でーーー」
ーーその時、
体が宙にふわっと浮き上がり、床との距離が遠のいたのだ。
宮に全体重を預けるような体勢になり、息がかかるのではないかと思うほどに顔の距離が近くなる。
急なことで何が起こったのか分からず、抱きかかえられていると気付くのに数秒かかってしまった、
「ーーえ、おい・・っ」
「多分ね、和夏くんの負担を考えるとソファよりこっちの方がいいと思うんだよねえ」
と、ソファの裏側にあるベッドに向かうのだ。
散々体を弄られ、もはや抵抗する気力が残っていない俺はされるがまま運ばれる他なかった。
俺を抱えたままぼふっとベッドに寝転がられると、強制的に宮の上に乗る体勢になる。
「っ、おい・・。この体勢は・・・」
「えー?上に乗ってって言ったじゃん」
すると、自らの膨らんだ物をぐりっと下腹部に押し付けてくる。全く萎えていないこの性器は、早く中に入りたいと言わんばかりに主張していた。
外側を刺激され、腰が勝手に動いてしまう。宮の動きに答えるように、俺も自らの尻の割れ目を擦り付けてしまうのだ。
「ッ、和夏くん・・、ゴムしないと。入っちゃうから、」
「ーーーは、・・・ッんん」
宮の静止も聞かずに腰を沈ませると、性器が下から俺の中に埋まっていくのが分かるのだ。
宮の胸に手を置き腰を前後に動かすと、カリが内壁を擦って良いところに当たってしまう。
「ッあぁ、・・・ぁ・・、んっ」
「ーっ、ちょ、和夏くん、」
性器を覆う膜がない分熱がより伝わり、性器の凹凸が内壁の粘膜に吸い付くとより中の感覚が過敏になるのだ。
「っ、ゴ・・・、厶・・、なく、て・・いい・・ッ、・・・からぁ・・ッ」
「っ、お腹壊しちゃうから」
「い・・いっ、・・もぅ・・ッ気持ち・・ぃ、いか・・ッ、・・ら・・ッんん」
「っ、」
ーー次の瞬間、
挿入されていた性器がずるっと抜け、肩を掴まれたと思えばぐりんっと景色が反転したのだ。
ぼふっと仰向けで倒れると、目の前には俺を見下ろす宮の顔があった。
「ーーーはー・・・、君ってほんと煽るのが上手いよね」
くしゃっと髪をかき揚げ、若干イラついてるかのように深く息を吐くのだ。
「こっちは善意で我慢してあげてんのにさあ・・。和夏くんが煽ったんだからね。後悔しないでよ?」
「っえ、な・・ーーーッひぅッッ」
膝裏を掴まれ、ずぷんっと一気に押し込まれる。
「ッあ・・・、ぁ・・・・」
「あはっ、凄い吸い付いてくるねえ。こうやって乱暴にされるの好きなんだ?」
荒っぽく奥を突かれる度にあられもない声が喉から絞り出されてしまうのだ。
「やあ・・・っ、・・あ、・・ぁ・・ッ」
「嫌じゃなくて気持ちいいでしょ?強がっちゃって可愛いねえ」
肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響き、互いの吐息が混ざり合う。
打ち付けられながら口付けられ、誘う様にぺろっと宮の唇を舐めれば、そのまま舌を絡め取られてしまうのだ。
宮に合わせ必死に舌を絡めるのが精一杯だったが、上も下も犯されもう何も考えられなかった。
「っ、は・・ぁ、・・ふ・・っ・・ぁ」
「っん、」
は、と唇を離し腰を上げた宮は、膝の上を掴み再度腰を打ち付けると、
「あ、そうだ」と何か企んだような笑みを浮かべるのだ。
「そういえば、さっきの電話で初めて俺の名前呼んでくれたよね?もう一回呼んでくんない?もっと気持ちよくしたげるからさ」
と、密着していた腰を引かれてしまい、カリだけが挿入されている状態になってしまう。
「っんえ、」
これ以上気持ち良くなってしまったら俺の体はどうなってしまうのかという心配よりも、もっと気持ち良くなれるのかと一瞬思ってしまった。
そして、先だけでなく全部入れて下腹部の寂しさを埋めて欲しいという欲に駆られてしまうのだ。
「あ、・・・動いて、欲し・・・」
ぬぷぬぷと腰を動かして先っぽだけ挿入されたままの宮の物をねだると、
「だーめ。ならちゃんと名前呼んで?」
と、腰を掴まれ静止させられてしまうのだ。
先ほどまで打ち付けられていた内壁は、中を埋めて欲しくてたまらなく、俺には呼ぶ以外の選択肢はなかった。
なぜ電話した時宮の名前を呼んでしまったのか、今になって後悔してしまう。
欲しくて泣きそうになる声を振り絞り、
「・・ッ、・・・・み、・・やぁ、・・っおね、がっーーぁッッ」
言い終わったと同時だった。
膝を持ち、角度を付けられ凝り固まった場所に思い切り打ち付けられたのだ。
「ちゃんと呼べて偉いね和夏くん。お望み通り、いっぱい突いてあげるね、っ」
「あ・・・ぁッ、・・んん・・、・・・ぁッ」
その後も打ち付けられる度に宮、宮、とすがるように名前を呼べば、それに答えるように凝りに打ち付けられるのだ。
「っ、はいはい。そんなに呼ばなくてもちゃんと聞こえてるよ?本当可愛い・・・っ」
「っん・・・、み・・やっ、・・ぁあ・・も、イ・・っ」
「ん、俺も・・・、っ」
腹に出す為に引き抜こうとする宮の背に足を回し、ぎゅっと抱き着く。すると、思い切り最奥に打ち付けられたと同時に宮の性器がぶるっと震え、熱いどろっとした液体がどくどくと中に注がれるのを感じるのだ。
「っあ、・・・ぁ、は・・ぅ、・・・・・っ」
「ーーっ、和夏くん、な、んで・・・」
何で、なんて俺も分からなかった。だが、外に出すくらいなら中に注いで欲しいと思い、体が勝手に動いてしまったのだ。
薄れゆく意識の中で、労わるように頬を撫でる宮の顔を最後に静かに目を閉じた。
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