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咲良と生徒会のゆかいな(?)日常/本編その後+a
06※
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「·····お前さ、俺がそこまで善人に見えんのかよ」
腕を押さえ付けられてじいっと見下ろされると、刺すような目付きに体が硬直してしまう。
灰田は咲良、と俺の名を呼ぶと、押さえ付けている手に力を入れた。大きくがっしりした手が俺の太ももを掴むと、その手はするっと下腹部を撫でるのだ。
ーーこれ以上は、やばい。
やめてと身をよじり膝同士をくっつけると、「逃げんなよ」と膝の間に足を入れられ、足を閉じることが叶わなくなってしまった。
ぶかぶかなズボンを簡単に脱がされてしまうと、股の間、ひくひくと震えている溝を指先で撫でられるのだ。
「·····は、いいな、この服。脱がしやすくて」
「っぁ·····、はい·····、だ··········っ」
やだ、と灰田を呼ぶが、灰田は全く聞く耳を持たなかった。むしろ名を呼ばれたからか、にやっと口角を上げるのだ。
つぷっと指が入ってくると、中の粘膜をかき混ぜながら灰田はぴくっと肩を揺らした。
すると灰田は「なあ」と俺を見やるのだ。
「朝日とヤる時もいつもこんなに感じてるわけ、お前」
「それにさ、やけに風呂なげぇと思ってたけど、まさか一人でヤってたのか?俺の指、すげー奥まで飲み込まれる」
「やっ、·····ッあ、や·······、だ·····ぁっ·····」
ここ最近、業務が落ち着いている朝日はほぼ毎日俺を抱いてくれる。だから、できない日は下腹部が疼いてしまうのだ。
さすがに自分の部屋ではないのにやばいとは思ったものの、どうしても我慢できなくて風呂場で一人でやってしまった。まさかバレるなど、思いもよらなかったが。
「ぁ·····っ、ぁ·····、ぅ·····ッ」
「·····人の部屋の風呂でやるか?普通。お前、エロすぎだろ」
太く、がっしりした指が付け根まで埋まると、内壁を擦りながらぐちゃぐちゃと出入りする指に腹の中が震えた。自分で風呂場で弄っていたからかいつもより中が疼き、腰がびくびくと甘く跳ねてしまうのだ。
「は、そんな気持ちいいかよ」
そう笑う灰田はシャツを捲り、平らな胸に顔を埋めた。無防備な突起をはむっと咥えられ、濡れた唇でころころと転がされてしまうのだ。
「っあ·····ッ、む·····、っね·····、やだ·····ぁ·····ッ」
「は、さっき俺の背中に擦り付けて感じてたくせに、よく言うよな」
上を向いている小さな尖りを舐めながらちゅっと吸われ、中の凝りをぐりぐりと指先で揉まれると、腹の裏側がじんじんと熱くなり、宙に揺れている性器からは先走りが溢れて止まらなかった。
「っも·····、や·····、めて·····っ、はい、だ·····ッ、でる·····、からぁ········ッ」
「ああ、イけよ、咲良」
「ーーや、··········ぁッッ」
瞬間、灰田の指を締め付けると同時に膨れ上がった性器から白濁の液体が漏れ、ベッドを濡らした。
そしてふと下腹部に目をやると、灰田の性器がズボン越しにぱんぱんに腫れ上がっていたのだ。
ぎょっとする俺の手を逃げられないようにベッドに押し付けると、窮屈そうなズボンから出したはち切れんばかりに脈打つ性器の先を股の奥に沈められると、嫌だと必死に首を振った。
ーー朝日意外となんてもう、嫌だ。
分かっている。灰田をその気にさせてしまったのは、紛れもなく俺だということを。
溢れる涙でシーツを濡らし、心の中で朝日を思いながら、俺はぎゅっと目を瞑った。
腕を押さえ付けられてじいっと見下ろされると、刺すような目付きに体が硬直してしまう。
灰田は咲良、と俺の名を呼ぶと、押さえ付けている手に力を入れた。大きくがっしりした手が俺の太ももを掴むと、その手はするっと下腹部を撫でるのだ。
ーーこれ以上は、やばい。
やめてと身をよじり膝同士をくっつけると、「逃げんなよ」と膝の間に足を入れられ、足を閉じることが叶わなくなってしまった。
ぶかぶかなズボンを簡単に脱がされてしまうと、股の間、ひくひくと震えている溝を指先で撫でられるのだ。
「·····は、いいな、この服。脱がしやすくて」
「っぁ·····、はい·····、だ··········っ」
やだ、と灰田を呼ぶが、灰田は全く聞く耳を持たなかった。むしろ名を呼ばれたからか、にやっと口角を上げるのだ。
つぷっと指が入ってくると、中の粘膜をかき混ぜながら灰田はぴくっと肩を揺らした。
すると灰田は「なあ」と俺を見やるのだ。
「朝日とヤる時もいつもこんなに感じてるわけ、お前」
「それにさ、やけに風呂なげぇと思ってたけど、まさか一人でヤってたのか?俺の指、すげー奥まで飲み込まれる」
「やっ、·····ッあ、や·······、だ·····ぁっ·····」
ここ最近、業務が落ち着いている朝日はほぼ毎日俺を抱いてくれる。だから、できない日は下腹部が疼いてしまうのだ。
さすがに自分の部屋ではないのにやばいとは思ったものの、どうしても我慢できなくて風呂場で一人でやってしまった。まさかバレるなど、思いもよらなかったが。
「ぁ·····っ、ぁ·····、ぅ·····ッ」
「·····人の部屋の風呂でやるか?普通。お前、エロすぎだろ」
太く、がっしりした指が付け根まで埋まると、内壁を擦りながらぐちゃぐちゃと出入りする指に腹の中が震えた。自分で風呂場で弄っていたからかいつもより中が疼き、腰がびくびくと甘く跳ねてしまうのだ。
「は、そんな気持ちいいかよ」
そう笑う灰田はシャツを捲り、平らな胸に顔を埋めた。無防備な突起をはむっと咥えられ、濡れた唇でころころと転がされてしまうのだ。
「っあ·····ッ、む·····、っね·····、やだ·····ぁ·····ッ」
「は、さっき俺の背中に擦り付けて感じてたくせに、よく言うよな」
上を向いている小さな尖りを舐めながらちゅっと吸われ、中の凝りをぐりぐりと指先で揉まれると、腹の裏側がじんじんと熱くなり、宙に揺れている性器からは先走りが溢れて止まらなかった。
「っも·····、や·····、めて·····っ、はい、だ·····ッ、でる·····、からぁ········ッ」
「ああ、イけよ、咲良」
「ーーや、··········ぁッッ」
瞬間、灰田の指を締め付けると同時に膨れ上がった性器から白濁の液体が漏れ、ベッドを濡らした。
そしてふと下腹部に目をやると、灰田の性器がズボン越しにぱんぱんに腫れ上がっていたのだ。
ぎょっとする俺の手を逃げられないようにベッドに押し付けると、窮屈そうなズボンから出したはち切れんばかりに脈打つ性器の先を股の奥に沈められると、嫌だと必死に首を振った。
ーー朝日意外となんてもう、嫌だ。
分かっている。灰田をその気にさせてしまったのは、紛れもなく俺だということを。
溢れる涙でシーツを濡らし、心の中で朝日を思いながら、俺はぎゅっと目を瞑った。
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