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2.迷宮都市ルグランジ
2-17.閑話 フェルレイク学院(フランチェスカ視点)
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その日、エリーは酷く興奮した状態で私の前に現れた。
髪は乱れ、鼻血を出した跡まである。一体何事でしょうか。
「フランチェスカさん!見ましたか!?」
「はい?何をですか?」
「あの公爵令嬢様がブラックドラゴンに乗って竜騎士団駐屯地に降り立ったのよ!」
「エリー、おちついて、私たちには関係ないでしょう?」
あれから一カ月が経過し、この学園にも慣れて来た。
なのに今日に限って生徒が騒いでいた。
その騒動の原因がカロリーナ様だとすれば納得です。
何故か学院では父の次に人気のある人物で、同世代だけでなく最高学年でもファンが多い。
私がここに来るちょっと前までは、副団長(現団長)だったジャクソンさんが2位だったらしいのに、今となっては…。
「それで、先生にお願いして、カロリーナ様を招待しようって話になったのですよ!」
「招待って何するのですか?」
「授業を見て頂くのです。私達に出資して頂いているのですから、授業の様子を見て頂き如何に頑張ってるかを確認して頂くという企画ですわ!」
そう、カートレット公爵様はこの学園に巨額の寄付をした。
私の入学をゴリ推しするのと同時に。
そのお蔭で校内の設備が良くなったのも事実。
それは有難いのですが、先生方が私をまるで公爵家の一員みたいに扱うのには少しむず痒く感じていた。
お屋敷にすら行ったことないのにね。
がらがらと教室の扉が開き、先生が一人入って来た。
それと同時に元気な号令が発せられる。
「起立!敬礼!着席!」
今回は特にきびきびと動いている。
それもそのはずで、教室の外に見える人影は明らかにカロリーナ様だからだ。
「今日はカロリーナ様が見学に来てくださいましたよ。どうぞ、お入りください」
がらがらと再びドアが開き、優雅な振る舞いで入って来る。
一歩歩く毎にまるで足元に花が咲き乱れている様にも見えた。
「(フランチェスカさん!)」
カロリーナ様が小声で私を呼び、小さく手を振る。
それを見て教室の全員が私を凝視し、そして小声で黄色い声を上げた。
まるで授業参観で親が来た時の様な気分になり、少し恥ずかしくて縮こまってしまう。
だけど失礼な事をする訳にもいかず、すぐさま前を向き小さく手を振り返した。
その事が嬉しい様で、カロリーナ様も喜び、顔を少し赤らめていた。
そこには歳相応、等身大の少女がいたのです。
そのやり取りを見たクラスメイトは「これが尊いかよ!」と眩暈を起こしていた。
それからカロリーナ様は教室一番後ろの席に座り、じっと授業の様子を眺めていた。
終始にこやかな表情をしていたとか。
まるで、実の親の様に。
授業が終わると、カロリーナ様は先生方達との会談の席が設けられ、私も同席する事になった。
先生のヨイショが凄まじく少しカロリーナ様が引いていましたが、都度都度私の話題に切り替えようとしていました。
校長先生も交えての場だったので、私はカチコチで何を話しているのか頭に入りません。
その話の中で、これまでお父さんが寄付を続けていた事、さらにカロリーナ様がそれを引き継ぎ寄付を続ける事になったと知らされ、少し目頭が熱なってしまいました。
全てはお父さんのお陰なのですね。
*
「成績優秀、運動神経も抜群なんですってね」
「それほどでしょうか、少し照れてしまいます」
「学校にも馴染めているみたいで、わたくしも嬉しい限りです」
「全てはカロリーナ様のお陰です、ありがとうございます」
「そうそう、今日はとある準男爵のご子息を再教育しようと考えまして、竜騎士団に預けたのですよ」
「それで駐屯地に行かれたのですね」
「公爵家の者に歯向かうという少し気骨だけはあるような子なのです。全員の言うことを聞くようにと命令してありますので良かったら顎で使ってあげてください」
「はい、機会があれば」
「あとこれ、ルグランジ迷宮都市名物、突然団子です。よかったら寮の皆さんで分けてくださいね」
「あ、ありがとうございます……(どうしてルグランジ??)」
お父さんもこんな風によくお土産を買って帰って来るのを思い出します。
なんだか少し似ていますね。
→次回「設定資料」 9時投稿予定
→次々回「王宮」編 21時投稿予定
王宮編は冒険はちょっとお休み。ストックがあるので複数話投稿します。
髪は乱れ、鼻血を出した跡まである。一体何事でしょうか。
「フランチェスカさん!見ましたか!?」
「はい?何をですか?」
「あの公爵令嬢様がブラックドラゴンに乗って竜騎士団駐屯地に降り立ったのよ!」
「エリー、おちついて、私たちには関係ないでしょう?」
あれから一カ月が経過し、この学園にも慣れて来た。
なのに今日に限って生徒が騒いでいた。
その騒動の原因がカロリーナ様だとすれば納得です。
何故か学院では父の次に人気のある人物で、同世代だけでなく最高学年でもファンが多い。
私がここに来るちょっと前までは、副団長(現団長)だったジャクソンさんが2位だったらしいのに、今となっては…。
「それで、先生にお願いして、カロリーナ様を招待しようって話になったのですよ!」
「招待って何するのですか?」
「授業を見て頂くのです。私達に出資して頂いているのですから、授業の様子を見て頂き如何に頑張ってるかを確認して頂くという企画ですわ!」
そう、カートレット公爵様はこの学園に巨額の寄付をした。
私の入学をゴリ推しするのと同時に。
そのお蔭で校内の設備が良くなったのも事実。
それは有難いのですが、先生方が私をまるで公爵家の一員みたいに扱うのには少しむず痒く感じていた。
お屋敷にすら行ったことないのにね。
がらがらと教室の扉が開き、先生が一人入って来た。
それと同時に元気な号令が発せられる。
「起立!敬礼!着席!」
今回は特にきびきびと動いている。
それもそのはずで、教室の外に見える人影は明らかにカロリーナ様だからだ。
「今日はカロリーナ様が見学に来てくださいましたよ。どうぞ、お入りください」
がらがらと再びドアが開き、優雅な振る舞いで入って来る。
一歩歩く毎にまるで足元に花が咲き乱れている様にも見えた。
「(フランチェスカさん!)」
カロリーナ様が小声で私を呼び、小さく手を振る。
それを見て教室の全員が私を凝視し、そして小声で黄色い声を上げた。
まるで授業参観で親が来た時の様な気分になり、少し恥ずかしくて縮こまってしまう。
だけど失礼な事をする訳にもいかず、すぐさま前を向き小さく手を振り返した。
その事が嬉しい様で、カロリーナ様も喜び、顔を少し赤らめていた。
そこには歳相応、等身大の少女がいたのです。
そのやり取りを見たクラスメイトは「これが尊いかよ!」と眩暈を起こしていた。
それからカロリーナ様は教室一番後ろの席に座り、じっと授業の様子を眺めていた。
終始にこやかな表情をしていたとか。
まるで、実の親の様に。
授業が終わると、カロリーナ様は先生方達との会談の席が設けられ、私も同席する事になった。
先生のヨイショが凄まじく少しカロリーナ様が引いていましたが、都度都度私の話題に切り替えようとしていました。
校長先生も交えての場だったので、私はカチコチで何を話しているのか頭に入りません。
その話の中で、これまでお父さんが寄付を続けていた事、さらにカロリーナ様がそれを引き継ぎ寄付を続ける事になったと知らされ、少し目頭が熱なってしまいました。
全てはお父さんのお陰なのですね。
*
「成績優秀、運動神経も抜群なんですってね」
「それほどでしょうか、少し照れてしまいます」
「学校にも馴染めているみたいで、わたくしも嬉しい限りです」
「全てはカロリーナ様のお陰です、ありがとうございます」
「そうそう、今日はとある準男爵のご子息を再教育しようと考えまして、竜騎士団に預けたのですよ」
「それで駐屯地に行かれたのですね」
「公爵家の者に歯向かうという少し気骨だけはあるような子なのです。全員の言うことを聞くようにと命令してありますので良かったら顎で使ってあげてください」
「はい、機会があれば」
「あとこれ、ルグランジ迷宮都市名物、突然団子です。よかったら寮の皆さんで分けてくださいね」
「あ、ありがとうございます……(どうしてルグランジ??)」
お父さんもこんな風によくお土産を買って帰って来るのを思い出します。
なんだか少し似ていますね。
→次回「設定資料」 9時投稿予定
→次々回「王宮」編 21時投稿予定
王宮編は冒険はちょっとお休み。ストックがあるので複数話投稿します。
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