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本格始動知識部!
93話
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あれから帝国の動きは早かった。
正式に獣王国に謝罪の意を示し、同盟をプラテリアと結んだ。
プラテリアからしてみれば獣王は文字など読まない書けない腕力があれば全て良しという剛毅な人らしい。
今回の騒動を起こしたウェスタン辺境伯は処刑したと発表された(既に死亡してるけど)
死人に口なし、事実は小説よりも奇なりって奴だよね?
他の辺境伯に嫉妬して、妨害行為を行おうとした結果。
冒険者ならEランクでも知ってる様な事を知らずに行動してポかして死んでるんだもん。
『公式発表出来んわっ』
実際、これが本当の理由らしい。
あの意味のあまり無かった会議から1ヶ月経っているが俺は未だに獣王国に行けてない……
そう!信じられるか? 獣王がこちらに攻めて来てから既に1ヶ月半経っているのだが
未だにストレス発散のお遊びを続けてる馬鹿共を止めてこいって
俺とプラテリアに帝国から指名依頼が来たのだ。
皇帝陛下は苦笑いしながら
『いい加減、帝都の守護の重要人物をそちらに置いておく訳には行かぬ。
なので、お主らに指名依頼を出す』
と言いつつ俺に手紙? いや、だいぶ厚い紙束を渡してきた。
そして、俺はドン引きした。
ネラ義母上と母上の呪禁の様な文句が綴られていた。
流石に、他の人の目がある手前、俺に直接家族が鬱憤ぶちまけてきたとは言えなかったのだろう。
クロス領で起きている事も多少書いてあった。
それは父上が居ないからと領内の街娘を堂々と名前を出して攫おうとした貴族子息や商人が多いらしい。
その度に、カインがキャロに重ねてブチ切れて制圧しに行くらしい。
おぉ……カインよ。なんて情けのない。
父上と同じ脳筋まっしぐらではないか……
あ、父上が居ないせいでカインの復学が中々出来ないとも書いてあった。
あれ? 俺は知らなかった。とっくに帰ってきてるもんだと思ってたんだけどなぁ。
最後の1枚に領内の財政状況の定期報告書が紛れていたって言う方が正しいだろうな。
騎士団(上位者用)メニューをこなしていれば根性の1つや3つ養えるからな。
騎士団では今、ハビス方式が取られている。
ネチネチ、ネチネチとずっと苦手な所を突かれる戦法で
やられる側の情報は全員共有して全て試すのだ。
出来ればまた違うのや、1度克服すると別の苦手な事と前の苦手な事をミックスしてあしらわれるのだ。
限界ギリギリまで追い詰めて、泣きじゃくっても止まらないデスマーチなのだ。
泣いた瞬間に
『根性無し』『あぁ~?ママん所に帰るかクソ坊っちゃま~?』
等、的確にいじめ抜かれる。
皆、あの修行が終わるとスッキリした顔で帰っていくのだ。
俺は受けてない……と言うより本家のハビスにやられたから知らないが
試しに帝都に騎士団が来ている時にネロがやられていてビックリした。
でも実際皆、使用人用お風呂に入ってる時に褒めちぎって……明日は何仕掛けようか? と悪巧みしてるんだけどね?
そんな訳でやって来ましたウェスタン辺境伯領!
北と違ってジメジメして暑い!!
カラッとしてくれ、カラッと。
因みに街には一切入らず、スルーしていち早く元凶を叩こうと準備はしてきた。
今は、提携を結んでいる諜報部隊員が俺達を先導している。
「うわっ、マジかよ!」
ネロが驚いた様な声をあげた。
俺とプラテリアは澄まし顔だ。
そりゃ実父だからね? どんな性格か熟知してるし。
プラテリアから獣王の性格聞いたら多少誇張した父上だった。
多分父上が文学に一切合切興味持たなけりゃこうなるという性格だった。
気と気のぶつかり合いがもう既に目視確認出来る。
あれ? よく見たら澄まし顔してると思ったプラテリアの顔に異変が……
「ひぃぃぃ、プラテリアさん? 怒ってます」
ネロが聞いちゃいけん質問を投げかける。
「ん、全然。怒ってないよ? ほんとだよ?」
あなた怒ってなかったら、最後の確認しないでしょ?
普段、喋るのも面倒くさがってる怠惰の分身何だから。
顔を見れば分かる。笑顔の裏に般若面が見えるよ。
気の昂りで、プラテリアの背後に蜃気楼が見えるぜ。
「プラテリアさん? 気の気配凄いよ?」
俺がそう言うと、スンッとして気配が消えた。
その代わりに、白のオーラと黄金のオーラが混ざりあってる。
ひぇぇぇ。この人気配を悟らせない為だけに神々の力を使ったよ。
獣王、父上、死ぬなよ?
プラテリアは立ち上がると俺の首根っこを捕まえ。
「御者、ここまでで良い。それ以上来ると巻き込まれる」
馬車が止まり、プラテリアはおもむろに指を差した。
「ケビン、あそこ、転移」
え? マジで? プラテリアの差した場所は空中だった。
「ん!早く!」
「へいへい!『テレポート』!!」
俺達は丁度父上と獣王が『ガハハ!我がライバルよ!今日こそは!』と笑い合い殴り合ってる真上に転移して落下中。
その様子を見てプラテリアは更に、圧力が増した。
ん? そう言えば俺。いつから神の気配何て感じれる様になったんだ?
まあ種族が変わった瞬間だと勝手に納得しとこう。
俺はその瞬間更に上に放られた。
「んへ?」
「こんのぉぉぉ!馬鹿親父!!仕事しろぉぉぉ」
「「「ンゴォォォォ!!」」」
獣王+父上+何故かハビスが別々の方向に吹き飛ばされた。
俺が風魔法を使いフワリと着地して父上とハビスを見ると何故か顔が青くなる。
あぁ……自覚あったのね? この2人。
俺はチラリとプラテリアを見やると、そこには既に顔がパンパンの獣王が更に往復ビンタされていた。
「さて、父上。ハビス。何故俺がここに来たか分かりますね?」
とニッコリと笑うと2人とも顔が引き攣りだした。
ん? おや失礼。親失礼? ぷっ、何かダジャレっぽい。
心の中で魔力が漏れ出して2人にぶつけた事を謝る。
「母上から帝都に呪いの手紙の様な文句が皇帝陛下に届きましたよ?
あ、ハビス。しばらく俺から粉は売らないから」
「ひっ! いや、父はちゃんと「ちゃんと仕事してる人は陛下に報告書渡しますよね?」はい……すみません」
「ケビン様!ケビン坊っちゃまぁぁぁご無体な事を仰らずに!
私あれが無いと、「いや貴方執事でしょ? 領地で犯罪が増加してますよ? 何してんの?」申し訳ございません」
父が膝から崩れ落ち、ハビスは俺の脚にしがみついて居たが正論をぶつけると土下座した。
面白いよね人間って! 土下座文化が無いのに不利になればなるほど勝手に土下座するの!
そしてハビス、俺はお前に危ない粉を渡してると誤解されるから怪しい事を言うなよ……
そこに俺達を先導したり、領内の状況を調べてくれたりした諜報部隊員がササッと近寄ってくる。
セリフを付けるなら『あ~どもどもっす!いつもの受け取りに来ましたぁぁ』みたいな感じで来たので。
ハビスにはもっと反省が必要そうなのでここでもう1回絶望してもらおう。
「おう!ここまで先導に報告ありがとう。これ“いつも奴“より辛さ増し増しだから」
そう言うと、ハビスは『んなっ!?』と声をあげ。諜報部隊員はハビスを見てニヤリと笑い。
「あ!隊長ありがとうございます。隊長も楽しんでいらっしゃったので代わりに仕事してましたっす!」
そう言ってハビスの方を向きながら俺から受け取った瓶を見せつけそのまま転移して行った。
「クソぉぉぉぉ!!若造がぁぁぁ。やってやらぁぁぁ『ゲート』。ほら当主行きますぞ!」
「まっ、待ってくれハァァァビィィィスゥゥゥ」
よし!任務完了! そこに苦笑いしながら騎士団長と騎士団がやって来た。
「敬礼!お久しぶりです。ケビン様」
「いや、俺平民ですから。ハハァァクロス領騎士団長様ァァァ」
「ちょっ!やめてください!」
俺はワザと平伏する様な態度を取りながら腹黒い笑顔でニヤニヤする。
騎士団は未だに俺を貴族子息として扱うからこれが1番効くのだ。
「あ、父上は強制的に帰らせました。ここでの任務はこれにて終了!
打ち上げをするので獣王国の人達も誘ってください」
そこで俺は風魔法の『拡声』を使う。
『えぇ、私カーステッド帝国に依頼されて来ました。ケビンです!
この度、プラテリア王女の要望により獣王国と帝国は正式に同盟関係になりました。
その為、この戦いはここで終わりです!
皆様方も食料手配に困ってると聞いてきたので今回は友好式としてささやかながら。
お酒と食事をこの場で提供致します。
参加される方は直ぐに汗を流してきてください!』
「「「「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」」」」
歓声があがった瞬間、周りに居た人が3人を残して消えた。
全員、競走の様に川に向かって走って行った。
「カレー、所望!」
うおっ!ビックリした。
背後に獣王を引きづりながらプラテリアが来ていた。
「今回は事前に色々作って持って来たのでありますよ。
安心して食べて行ってください」
こうしてウェスタン辺境伯領の隣の国からの侵攻は止まったのであった。
正式に獣王国に謝罪の意を示し、同盟をプラテリアと結んだ。
プラテリアからしてみれば獣王は文字など読まない書けない腕力があれば全て良しという剛毅な人らしい。
今回の騒動を起こしたウェスタン辺境伯は処刑したと発表された(既に死亡してるけど)
死人に口なし、事実は小説よりも奇なりって奴だよね?
他の辺境伯に嫉妬して、妨害行為を行おうとした結果。
冒険者ならEランクでも知ってる様な事を知らずに行動してポかして死んでるんだもん。
『公式発表出来んわっ』
実際、これが本当の理由らしい。
あの意味のあまり無かった会議から1ヶ月経っているが俺は未だに獣王国に行けてない……
そう!信じられるか? 獣王がこちらに攻めて来てから既に1ヶ月半経っているのだが
未だにストレス発散のお遊びを続けてる馬鹿共を止めてこいって
俺とプラテリアに帝国から指名依頼が来たのだ。
皇帝陛下は苦笑いしながら
『いい加減、帝都の守護の重要人物をそちらに置いておく訳には行かぬ。
なので、お主らに指名依頼を出す』
と言いつつ俺に手紙? いや、だいぶ厚い紙束を渡してきた。
そして、俺はドン引きした。
ネラ義母上と母上の呪禁の様な文句が綴られていた。
流石に、他の人の目がある手前、俺に直接家族が鬱憤ぶちまけてきたとは言えなかったのだろう。
クロス領で起きている事も多少書いてあった。
それは父上が居ないからと領内の街娘を堂々と名前を出して攫おうとした貴族子息や商人が多いらしい。
その度に、カインがキャロに重ねてブチ切れて制圧しに行くらしい。
おぉ……カインよ。なんて情けのない。
父上と同じ脳筋まっしぐらではないか……
あ、父上が居ないせいでカインの復学が中々出来ないとも書いてあった。
あれ? 俺は知らなかった。とっくに帰ってきてるもんだと思ってたんだけどなぁ。
最後の1枚に領内の財政状況の定期報告書が紛れていたって言う方が正しいだろうな。
騎士団(上位者用)メニューをこなしていれば根性の1つや3つ養えるからな。
騎士団では今、ハビス方式が取られている。
ネチネチ、ネチネチとずっと苦手な所を突かれる戦法で
やられる側の情報は全員共有して全て試すのだ。
出来ればまた違うのや、1度克服すると別の苦手な事と前の苦手な事をミックスしてあしらわれるのだ。
限界ギリギリまで追い詰めて、泣きじゃくっても止まらないデスマーチなのだ。
泣いた瞬間に
『根性無し』『あぁ~?ママん所に帰るかクソ坊っちゃま~?』
等、的確にいじめ抜かれる。
皆、あの修行が終わるとスッキリした顔で帰っていくのだ。
俺は受けてない……と言うより本家のハビスにやられたから知らないが
試しに帝都に騎士団が来ている時にネロがやられていてビックリした。
でも実際皆、使用人用お風呂に入ってる時に褒めちぎって……明日は何仕掛けようか? と悪巧みしてるんだけどね?
そんな訳でやって来ましたウェスタン辺境伯領!
北と違ってジメジメして暑い!!
カラッとしてくれ、カラッと。
因みに街には一切入らず、スルーしていち早く元凶を叩こうと準備はしてきた。
今は、提携を結んでいる諜報部隊員が俺達を先導している。
「うわっ、マジかよ!」
ネロが驚いた様な声をあげた。
俺とプラテリアは澄まし顔だ。
そりゃ実父だからね? どんな性格か熟知してるし。
プラテリアから獣王の性格聞いたら多少誇張した父上だった。
多分父上が文学に一切合切興味持たなけりゃこうなるという性格だった。
気と気のぶつかり合いがもう既に目視確認出来る。
あれ? よく見たら澄まし顔してると思ったプラテリアの顔に異変が……
「ひぃぃぃ、プラテリアさん? 怒ってます」
ネロが聞いちゃいけん質問を投げかける。
「ん、全然。怒ってないよ? ほんとだよ?」
あなた怒ってなかったら、最後の確認しないでしょ?
普段、喋るのも面倒くさがってる怠惰の分身何だから。
顔を見れば分かる。笑顔の裏に般若面が見えるよ。
気の昂りで、プラテリアの背後に蜃気楼が見えるぜ。
「プラテリアさん? 気の気配凄いよ?」
俺がそう言うと、スンッとして気配が消えた。
その代わりに、白のオーラと黄金のオーラが混ざりあってる。
ひぇぇぇ。この人気配を悟らせない為だけに神々の力を使ったよ。
獣王、父上、死ぬなよ?
プラテリアは立ち上がると俺の首根っこを捕まえ。
「御者、ここまでで良い。それ以上来ると巻き込まれる」
馬車が止まり、プラテリアはおもむろに指を差した。
「ケビン、あそこ、転移」
え? マジで? プラテリアの差した場所は空中だった。
「ん!早く!」
「へいへい!『テレポート』!!」
俺達は丁度父上と獣王が『ガハハ!我がライバルよ!今日こそは!』と笑い合い殴り合ってる真上に転移して落下中。
その様子を見てプラテリアは更に、圧力が増した。
ん? そう言えば俺。いつから神の気配何て感じれる様になったんだ?
まあ種族が変わった瞬間だと勝手に納得しとこう。
俺はその瞬間更に上に放られた。
「んへ?」
「こんのぉぉぉ!馬鹿親父!!仕事しろぉぉぉ」
「「「ンゴォォォォ!!」」」
獣王+父上+何故かハビスが別々の方向に吹き飛ばされた。
俺が風魔法を使いフワリと着地して父上とハビスを見ると何故か顔が青くなる。
あぁ……自覚あったのね? この2人。
俺はチラリとプラテリアを見やると、そこには既に顔がパンパンの獣王が更に往復ビンタされていた。
「さて、父上。ハビス。何故俺がここに来たか分かりますね?」
とニッコリと笑うと2人とも顔が引き攣りだした。
ん? おや失礼。親失礼? ぷっ、何かダジャレっぽい。
心の中で魔力が漏れ出して2人にぶつけた事を謝る。
「母上から帝都に呪いの手紙の様な文句が皇帝陛下に届きましたよ?
あ、ハビス。しばらく俺から粉は売らないから」
「ひっ! いや、父はちゃんと「ちゃんと仕事してる人は陛下に報告書渡しますよね?」はい……すみません」
「ケビン様!ケビン坊っちゃまぁぁぁご無体な事を仰らずに!
私あれが無いと、「いや貴方執事でしょ? 領地で犯罪が増加してますよ? 何してんの?」申し訳ございません」
父が膝から崩れ落ち、ハビスは俺の脚にしがみついて居たが正論をぶつけると土下座した。
面白いよね人間って! 土下座文化が無いのに不利になればなるほど勝手に土下座するの!
そしてハビス、俺はお前に危ない粉を渡してると誤解されるから怪しい事を言うなよ……
そこに俺達を先導したり、領内の状況を調べてくれたりした諜報部隊員がササッと近寄ってくる。
セリフを付けるなら『あ~どもどもっす!いつもの受け取りに来ましたぁぁ』みたいな感じで来たので。
ハビスにはもっと反省が必要そうなのでここでもう1回絶望してもらおう。
「おう!ここまで先導に報告ありがとう。これ“いつも奴“より辛さ増し増しだから」
そう言うと、ハビスは『んなっ!?』と声をあげ。諜報部隊員はハビスを見てニヤリと笑い。
「あ!隊長ありがとうございます。隊長も楽しんでいらっしゃったので代わりに仕事してましたっす!」
そう言ってハビスの方を向きながら俺から受け取った瓶を見せつけそのまま転移して行った。
「クソぉぉぉぉ!!若造がぁぁぁ。やってやらぁぁぁ『ゲート』。ほら当主行きますぞ!」
「まっ、待ってくれハァァァビィィィスゥゥゥ」
よし!任務完了! そこに苦笑いしながら騎士団長と騎士団がやって来た。
「敬礼!お久しぶりです。ケビン様」
「いや、俺平民ですから。ハハァァクロス領騎士団長様ァァァ」
「ちょっ!やめてください!」
俺はワザと平伏する様な態度を取りながら腹黒い笑顔でニヤニヤする。
騎士団は未だに俺を貴族子息として扱うからこれが1番効くのだ。
「あ、父上は強制的に帰らせました。ここでの任務はこれにて終了!
打ち上げをするので獣王国の人達も誘ってください」
そこで俺は風魔法の『拡声』を使う。
『えぇ、私カーステッド帝国に依頼されて来ました。ケビンです!
この度、プラテリア王女の要望により獣王国と帝国は正式に同盟関係になりました。
その為、この戦いはここで終わりです!
皆様方も食料手配に困ってると聞いてきたので今回は友好式としてささやかながら。
お酒と食事をこの場で提供致します。
参加される方は直ぐに汗を流してきてください!』
「「「「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」」」」
歓声があがった瞬間、周りに居た人が3人を残して消えた。
全員、競走の様に川に向かって走って行った。
「カレー、所望!」
うおっ!ビックリした。
背後に獣王を引きづりながらプラテリアが来ていた。
「今回は事前に色々作って持って来たのでありますよ。
安心して食べて行ってください」
こうしてウェスタン辺境伯領の隣の国からの侵攻は止まったのであった。
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