83 / 296
本格始動知識部!
82話ゴウドリット・ノース視点2
しおりを挟む
『皇帝陛下入場!!』
その言葉に全員が話していた口を閉じ、礼をとる。
陛下が入り席に着くと、目の前に次々と料理や酒が運び込まれる。
「皆の者よ、北の辺境伯領の料理は熱々の方が美味しいらしいぞ!
冷めたら溜まったものではない!さっさと食べるぞ!乾杯!」
陛下はそう言うと料理を食べ、酒を飲み一言。
「美味い……おい、マジかよ。
ゴウドリット! 紹介しろよ早く!
こんなに美味いもんあるなら今度から北の視察はこれを出してくれよ!」
「「陛下!!」」
おーお墨付きが出たわい。
そしてお前は話を聞かんかい、クロス伯爵よ。
「はっ!お褒めの言葉を預かり大変光栄にございます。
以後、視察の際にはこちらの料理を提供させていただきます。
それに最近はうちでもカレーが流行って来ていますので
美味しくトロトロに煮込んだ肉のカレーが食べられる様になるかと思います」
「かー!マジかよっ!宰相北の視察は何時だ!?」
「陛下、半年以上先でございますし。臣下の目もありますからそれ以上は」
ふむ、宰相殿はどこかの辺境伯と懇意にしとるらしいの?
そんなにあからさまに嫌な顔せんでもな。
「そんなに気に入られたいかねー」
そんな時に平気でこう言うのが武家たる理由だな。
隣でクロス伯爵はそう言う、俺も同じ意見だな。
「ふむ、俺もよく分からん。帝都で活動するなら必要だろうが俺は北の領地の民が潤えば良い。
北が潤えば帝都も自ずと潤うと教えられてきた」
「あーうちのケビンもなんか言ってたっけな。
民が潤えば自動的に貴族も潤うだった気がしますね」
「素晴らしい発想だな!他の貴族達は搾り取る事しか考えておらんから大変なのだろう。
うちは民も貴族も大変という状況だったからな」
「あ、ノース辺境伯忘れてました。ケビンの奴から至急伝言をとの事でこれ預かってます」
クロス伯爵は胸ポケットから手紙だし、受け取り読むとそこには驚きの言葉が書いてあった。
「うむ!?クロス伯爵はこれどう思う? 」
俺がクロス伯爵に手紙を見せると
「クロス領もしてますよ?周りが税金かけまくるので
うちを通り道にしてくれてお金を落としてくれるんで逆に税収が上がりますし。
盗賊も来てくれるのでうちの騎士団は意気揚々と盗賊狩りに行ってますね」
お前はよく謀反を疑われないな、と口に出そうとして止めた。
酒と料理の宣伝はこうして大成功に終わった。
複数の貴族達に敵意と殺意を持たれつつも。
◇
帝都の全く使っていない辺境伯邸に戻り俺はメノウに手紙を送った。
あのケビン少年がくれた手紙には『税の取り方を逆にしろ』と書いてあった。
つまり、帝都や他の領地から入ってくる物は税をかけず、北の領地から出る物に税を掛けよと言うのだ。
説明には、『今の北の辺境伯領には商人がヨダレを垂らす程の餌がある。
そこに税を掛け無いで持ち込ませて領内で税が無い分安く売り、
沢山買い込んだ物に税を掛ければ良い。
但し、人がかなり入ってくるので税は本の少しでも充分。
その分、儲かったお金は密偵や妨害行為の防衛に当てるのでそこまでは儲からないが。
商業ギルドからの税で充分利益が出ると。
カイザン子爵領とラライット伯爵領の最重要地域には他領の人間を入れられない様にギルドへ。それと配慮を』
と書いてあった。
あの少年はどこまで読んでるのだ? 齢8や9歳で既に、権力者や商人達の業の深さを知っている。
確実に奪いに来るか妨害行為をするであろうと
ここ最近増えた冒険者のお陰で前線バリバリ現役の連中に
一時的なバカンス的休みとしてギルドから2つの村を頼んでいる。
騎士も確かに信用できるが……高ランク冒険者のAランク冒険者になると権力的には伯爵位と同じ位の力を持っている。
相手が権力を持ち出した場合、騎士達では対応出来ないと分かっているのだ。
「くくく、そういや彼奴も冒険者か!
学園がなかったら喜んで指名依頼をするのだがな!
ドワーフ達が咽び泣いて喜びそうなものだが」
ドワーフ達から酒と新たな技術『発酵』という術を与えた少年として既に上位存在、神は言い過ぎか。
しかしその様に扱われて嫌な顔していたな。
『俺が、好きな味を再現したかったから!その為の起爆剤に貴方達に技術を渡しただけですよ!
これから先、この技術を使えば酒のアテだって作れますよ? 』
この発言にドワーフ達は歓声を俺が横に居るのにも関わらず上げていたからな。
どこか、結果を知っていて中心素材が無くて困ってた様にも見えた。
武器や防具を作る時の鍛冶師そっくりだったからな。
そんなに本とやらは知識をくれるのか?
我が子達の教育を4分の1程、見直した方が良いかもしれんな。
武力だけではダメだな。確かに森から国を護る事は最重要だ。
しかしそれを第1に今まで頑張って来た。
それでも今まで文句を言わずに着いてきてくれた民が一向に苦境に立たされているままだ。
それに一投を投じてくれたのだ。
「ここから変わらなければならぬ。人も民も貴族も誰1人として着いてきてくれれば儲けものと考えるぞ!」
ノース辺境伯家の家訓が
武芸と知略に長けた人物になる事!
無理なら自分が好きな方を選び、家の中で2つ部門を作る事。
但し、勢力争いは禁止。当主が後継者を選び片方を贔屓するのは禁ずる。
と明記される様になった。
その言葉に全員が話していた口を閉じ、礼をとる。
陛下が入り席に着くと、目の前に次々と料理や酒が運び込まれる。
「皆の者よ、北の辺境伯領の料理は熱々の方が美味しいらしいぞ!
冷めたら溜まったものではない!さっさと食べるぞ!乾杯!」
陛下はそう言うと料理を食べ、酒を飲み一言。
「美味い……おい、マジかよ。
ゴウドリット! 紹介しろよ早く!
こんなに美味いもんあるなら今度から北の視察はこれを出してくれよ!」
「「陛下!!」」
おーお墨付きが出たわい。
そしてお前は話を聞かんかい、クロス伯爵よ。
「はっ!お褒めの言葉を預かり大変光栄にございます。
以後、視察の際にはこちらの料理を提供させていただきます。
それに最近はうちでもカレーが流行って来ていますので
美味しくトロトロに煮込んだ肉のカレーが食べられる様になるかと思います」
「かー!マジかよっ!宰相北の視察は何時だ!?」
「陛下、半年以上先でございますし。臣下の目もありますからそれ以上は」
ふむ、宰相殿はどこかの辺境伯と懇意にしとるらしいの?
そんなにあからさまに嫌な顔せんでもな。
「そんなに気に入られたいかねー」
そんな時に平気でこう言うのが武家たる理由だな。
隣でクロス伯爵はそう言う、俺も同じ意見だな。
「ふむ、俺もよく分からん。帝都で活動するなら必要だろうが俺は北の領地の民が潤えば良い。
北が潤えば帝都も自ずと潤うと教えられてきた」
「あーうちのケビンもなんか言ってたっけな。
民が潤えば自動的に貴族も潤うだった気がしますね」
「素晴らしい発想だな!他の貴族達は搾り取る事しか考えておらんから大変なのだろう。
うちは民も貴族も大変という状況だったからな」
「あ、ノース辺境伯忘れてました。ケビンの奴から至急伝言をとの事でこれ預かってます」
クロス伯爵は胸ポケットから手紙だし、受け取り読むとそこには驚きの言葉が書いてあった。
「うむ!?クロス伯爵はこれどう思う? 」
俺がクロス伯爵に手紙を見せると
「クロス領もしてますよ?周りが税金かけまくるので
うちを通り道にしてくれてお金を落としてくれるんで逆に税収が上がりますし。
盗賊も来てくれるのでうちの騎士団は意気揚々と盗賊狩りに行ってますね」
お前はよく謀反を疑われないな、と口に出そうとして止めた。
酒と料理の宣伝はこうして大成功に終わった。
複数の貴族達に敵意と殺意を持たれつつも。
◇
帝都の全く使っていない辺境伯邸に戻り俺はメノウに手紙を送った。
あのケビン少年がくれた手紙には『税の取り方を逆にしろ』と書いてあった。
つまり、帝都や他の領地から入ってくる物は税をかけず、北の領地から出る物に税を掛けよと言うのだ。
説明には、『今の北の辺境伯領には商人がヨダレを垂らす程の餌がある。
そこに税を掛け無いで持ち込ませて領内で税が無い分安く売り、
沢山買い込んだ物に税を掛ければ良い。
但し、人がかなり入ってくるので税は本の少しでも充分。
その分、儲かったお金は密偵や妨害行為の防衛に当てるのでそこまでは儲からないが。
商業ギルドからの税で充分利益が出ると。
カイザン子爵領とラライット伯爵領の最重要地域には他領の人間を入れられない様にギルドへ。それと配慮を』
と書いてあった。
あの少年はどこまで読んでるのだ? 齢8や9歳で既に、権力者や商人達の業の深さを知っている。
確実に奪いに来るか妨害行為をするであろうと
ここ最近増えた冒険者のお陰で前線バリバリ現役の連中に
一時的なバカンス的休みとしてギルドから2つの村を頼んでいる。
騎士も確かに信用できるが……高ランク冒険者のAランク冒険者になると権力的には伯爵位と同じ位の力を持っている。
相手が権力を持ち出した場合、騎士達では対応出来ないと分かっているのだ。
「くくく、そういや彼奴も冒険者か!
学園がなかったら喜んで指名依頼をするのだがな!
ドワーフ達が咽び泣いて喜びそうなものだが」
ドワーフ達から酒と新たな技術『発酵』という術を与えた少年として既に上位存在、神は言い過ぎか。
しかしその様に扱われて嫌な顔していたな。
『俺が、好きな味を再現したかったから!その為の起爆剤に貴方達に技術を渡しただけですよ!
これから先、この技術を使えば酒のアテだって作れますよ? 』
この発言にドワーフ達は歓声を俺が横に居るのにも関わらず上げていたからな。
どこか、結果を知っていて中心素材が無くて困ってた様にも見えた。
武器や防具を作る時の鍛冶師そっくりだったからな。
そんなに本とやらは知識をくれるのか?
我が子達の教育を4分の1程、見直した方が良いかもしれんな。
武力だけではダメだな。確かに森から国を護る事は最重要だ。
しかしそれを第1に今まで頑張って来た。
それでも今まで文句を言わずに着いてきてくれた民が一向に苦境に立たされているままだ。
それに一投を投じてくれたのだ。
「ここから変わらなければならぬ。人も民も貴族も誰1人として着いてきてくれれば儲けものと考えるぞ!」
ノース辺境伯家の家訓が
武芸と知略に長けた人物になる事!
無理なら自分が好きな方を選び、家の中で2つ部門を作る事。
但し、勢力争いは禁止。当主が後継者を選び片方を贔屓するのは禁ずる。
と明記される様になった。
5
お気に入りに追加
2,524
あなたにおすすめの小説
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生5回目!? こ、今世は楽しく長生きします!
実川えむ
ファンタジー
猫獣人のロジータ、10歳。
冒険者登録して初めての仕事で、ダンジョンのポーターを務めることになったのに、
なぜか同行したパーティーメンバーによって、ダンジョンの中の真っ暗闇の竪穴に落とされてしまった。
「なーんーでーっ!」
落下しながら、ロジータは前世の記憶というのを思い出した。
ただそれが……前世だけではなく、前々々々世……4回前? の記憶までも思い出してしまった。
ここから、ロジータのスローなライフを目指す、波乱万丈な冒険が始まります。
ご都合主義なので、スルーと流して読んで頂ければありがたいです。
セルフレイティングは念のため。
好色一代勇者 〜ナンパ師勇者は、ハッタリと機転で窮地を切り抜ける!〜(アルファポリス版)
朽縄咲良
ファンタジー
【HJ小説大賞2020後期1次選考通過作品(ノベルアッププラスにて)】
バルサ王国首都チュプリの夜の街を闊歩する、自称「天下無敵の色事師」ジャスミンが、自分の下半身の不始末から招いたピンチ。その危地を救ってくれたラバッテリア教の大教主に誘われ、神殿の下働きとして身を隠す。
それと同じ頃、バルサ王国東端のダリア山では、最近メキメキと発展し、王国の平和を脅かすダリア傭兵団と、王国最強のワイマーレ騎士団が激突する。
ワイマーレ騎士団の圧勝かと思われたその時、ダリア傭兵団団長シュダと、謎の老女が戦場に現れ――。
ジャスミンは、口先とハッタリと機転で、一筋縄ではいかない状況を飄々と渡り歩いていく――!
天下無敵の色事師ジャスミン。
新米神官パーム。
傭兵ヒース。
ダリア傭兵団団長シュダ。
銀の死神ゼラ。
復讐者アザレア。
…………
様々な人物が、徐々に絡まり、収束する……
壮大(?)なハイファンタジー!
*表紙イラストは、澄石アラン様から頂きました! ありがとうございます!
・小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しております(一部加筆・補筆あり)。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【味覚創造】は万能です~神様から貰ったチートスキルで異世界一の料理人を目指します~
秋ぶどう
ファンタジー
書籍版(全3巻)発売中!
食べ歩きだけが趣味の男、日之本巡(ひのもとめぐる)。
幻の料理屋を目指す道中で命を落としてしまった彼は、異世界に転生する。
転生時に授かったスキルは、どんな味覚でも作り出せる【味覚創造】。
巡は【味覚創造】を使い、レストランを開くことにした。
美食の都と呼ばれる王都は食に厳しく、レストランやシェフの格付けが激しい世界だけれど、スキルがあれば怖くない。
食べ歩きで得た膨大な味の記憶を生かし、次から次へと絶品料理を生み出す巡。
その味は舌の肥えた王都の人間も唸らせるほどで――!?
これは、食事を愛し食の神に気に入られた男が、異世界に“味覚革命”を起こす物語である。
転生王子の異世界無双
海凪
ファンタジー
幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。
特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……
魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!
それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる