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学園編
63話
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俺はハビスからの説教を受けている最中にポーションや治癒魔法を使い準備を整えていた。
「ふむ、マズイですね……ご当主達が最後の悪魔との戦闘を始めてから30分が経ちました」
ハビスのつぶやきには同意する。
そう、俺も父上の気の昂りによる圧力は感じていたのだが……
「なぁハビスには悪魔の力感知出来てる?」
最初皇国に着いた当初は測れていた魔力もネロやハンナ、父上との戦闘が激化する度に感じ取れなくなっていた。
「い、いえそう言えば全く感じ取れません」
父上の圧力が強過ぎて感じないのかもと思ったがそれなら戦闘はとっくに終わってるはずなのだ。
「よし!体力気力魔力全部回復した。行くぞハビス!」
俺達は転移で父上達の反対側の上空に飛んだ。
そこで驚くべき姿を目の当たりにした。
「クソがァァァ!これでどうだぁ!?火炎斬」
父上がハイテンションで叫びながら技を繰り広げるが
『君面白いねぇ!そんなにくそクソ言わないでよ』
ねぇ?呼んだ?位の感覚で紫の炎の斬撃を軽く暖簾やカーテンをスライドする様に手で簡単に掴んでいたのだ。
「強過ぎねぇか?ん?魔力が無い?」
俺は悪魔の背後に転移して
「『絶対零度』」
今現在余裕を持って使える魔法を叩き込んだ。
これは半径10m程の効果を持つ為に父上も一緒に回収する。
凍った氷像の悪魔の横にハビスが転移してきて
「全てを切り裂く最強の刃をこの世界に顕現せよ『断裂』」
空間属性の魔法を叩き込んだが何故か悪魔の氷像はそのまま結界まで飛ばされギャリンギャリンと金属同士がぶつかった様な不快な音が聞こえる。
「ふむ、無理でしょうか?ケビン様?あれは本当にただの悪魔なのでしょうか?」
いーやー俺に聞かないで分からんから
「何なんだろうなあれ?結界と魔法に挟まれてもまだ余裕ありそうだな……
あ!ハンナこれ!」
今のうちにとマジックボックスから剣を取り出しハンナに投げ渡した。
「あ!ありがとうございます!ケビン様!」
ハンナは俺にお礼を伝えるといそいそと構えを取り気を練り始めた。
よく見るとネロや父上も何か練り始めてる。
全員が全員、オーラが出ている。
気の修行の最終段階……発露だ、気は全て内功と表面を走らせる事、飛ばす事しか出来ない。
しかし最終段階に入ると体から湯気の様なオーラが上がり形を取り技に昇華される。
「『鳳凰炎舞』」
「『火竜咆哮』」
「『炎虎招来』」
ハンナが鳳凰、父上が竜、ネロが虎を体から出し悪魔へとそれぞれ向かい攻撃している。
さて、ネロ君やいつの間に発露まで言ったんだろうなぁ……才能あり過ぎだろ。
「さーて俺もやっちゃりますか!」
動揺を隠せてはいないが俺も燃料満タンなら2回目も使える筈!
気を練り魔力も練る、2つの力は最初はガンガンとぶつかり合うがそのうち1つに混ざり始める。
「終焉の咆哮よ、終焉の吐息よ全ての破壊をその手に圧縮し我の前に立つ障害を滅せよ!
『スーパー・ノヴァ』」
俺の目の前に魔法陣が現れる、さっきは魔力のみで組み立てた為に必要なかったが、今回は気も練っている。
制御が難しいとかのレベルじゃないために魔法陣を使っている。
内包された力に圧力を加え、栓が抜けた様にエネルギーの放出が行われた。
『貴様らぁぁぁぁ邪魔だぁぁ』
まじか!俺が放った瞬間に出てくるとか失敗したかも?
と思ったが思ったよりも疲弊していてそのままぶち当たったのだけど
『ぐぅ、なんだ?何故2人も増えている?
チビ1人が中の下、女が中の上?イノシシが上の下、爺が上の中だと?
それにこのくそ魔法何故弾けない?
ンギギギぃ、お前ら後悔するからな?側を滅ぼした瞬間に貴様らは終わりだぁぁぁ!』
何か負け惜しみを言って俺の評価聞けなかったなぁ。
そう思って俺は帰ろうと思った時にとてつもない悪寒に襲われ
咄嗟に右膝の力抜き、その上下運動を横向きに変えて飛んだ。
転んで立とうとして違和感に気付いた。
右足が消えていた。
その事実を知った瞬間に脂汗と痛みがぶわっと沸き起こる。
「貴様ァァァ俺の息子に何をするんだぁぁ!」
父上暴走猪突猛進!とか言ってる場合じゃないと思ったらハビスが飛び蹴りして転移した瞬間に父上達が居た場所が穴だらけになった。
俺は攻撃を放った場所に居た存在を見て顔を歪ませた。
それは前世の御伽噺に出てきた天使だった。
『クハハ、遂に……遂に顕現してやったクハハハハハ!!』
俺はローブに魔力を流し空中に浮く、悪魔の顔がハッキリとわかる様になって初めてあの美少女の悪魔の記憶を共有した事に感謝した。
「て、てめぇが異界の下級神か?滅せられたんじゃなかったのかよ?」
俺が睨みつつもそう質問すると奴は驚いていた。
『 ふむ、貴様何故下級神と知っている?
普通の人間に見えるのだが?何かあるのか?』
急に目の前に奴が来て俺の頭を掴んで居た。
『ふむ、かなり歪な力を持ってるな?魔力だけなら特上か……しかし肉体強度は下から数えた方が早いな?』
俺はまずいと思い、魔力の爪を作り目をぶっ刺そうとしたが
「チッ!随分と硬い眼球だな?」
瞬きもせずに普通に止められた事に俺は完全に萎縮していた。
全てが分からないのだ、力も存在力も感じない次元が違うと言われたなら納得してしまう程何も通じないのであった。
『諦めよ、曲がりなりにも神なのだぞ?お前ら人間に倒せるはずなかろうが。
神器でもあれば違うであろうが、悪魔の封印の時に消滅したからな。
そういえば人間、貴様は何故我がここにいるのか知りたがっていたな?
人間の依代に入っていたが、力を出せなかったから八割を悪魔の体に入れて2割で使徒と戦ったからだ!!』
ニヤニヤとした面で俺の質問に答えた。
その言葉により俺達の絶望は遥かに大きかったのであった。
------------------------------------------
あとがき
第2回次世代ファンタジーカップBETして下さった方ありがとうございます!
5/5時点で20位でした!
「ふむ、マズイですね……ご当主達が最後の悪魔との戦闘を始めてから30分が経ちました」
ハビスのつぶやきには同意する。
そう、俺も父上の気の昂りによる圧力は感じていたのだが……
「なぁハビスには悪魔の力感知出来てる?」
最初皇国に着いた当初は測れていた魔力もネロやハンナ、父上との戦闘が激化する度に感じ取れなくなっていた。
「い、いえそう言えば全く感じ取れません」
父上の圧力が強過ぎて感じないのかもと思ったがそれなら戦闘はとっくに終わってるはずなのだ。
「よし!体力気力魔力全部回復した。行くぞハビス!」
俺達は転移で父上達の反対側の上空に飛んだ。
そこで驚くべき姿を目の当たりにした。
「クソがァァァ!これでどうだぁ!?火炎斬」
父上がハイテンションで叫びながら技を繰り広げるが
『君面白いねぇ!そんなにくそクソ言わないでよ』
ねぇ?呼んだ?位の感覚で紫の炎の斬撃を軽く暖簾やカーテンをスライドする様に手で簡単に掴んでいたのだ。
「強過ぎねぇか?ん?魔力が無い?」
俺は悪魔の背後に転移して
「『絶対零度』」
今現在余裕を持って使える魔法を叩き込んだ。
これは半径10m程の効果を持つ為に父上も一緒に回収する。
凍った氷像の悪魔の横にハビスが転移してきて
「全てを切り裂く最強の刃をこの世界に顕現せよ『断裂』」
空間属性の魔法を叩き込んだが何故か悪魔の氷像はそのまま結界まで飛ばされギャリンギャリンと金属同士がぶつかった様な不快な音が聞こえる。
「ふむ、無理でしょうか?ケビン様?あれは本当にただの悪魔なのでしょうか?」
いーやー俺に聞かないで分からんから
「何なんだろうなあれ?結界と魔法に挟まれてもまだ余裕ありそうだな……
あ!ハンナこれ!」
今のうちにとマジックボックスから剣を取り出しハンナに投げ渡した。
「あ!ありがとうございます!ケビン様!」
ハンナは俺にお礼を伝えるといそいそと構えを取り気を練り始めた。
よく見るとネロや父上も何か練り始めてる。
全員が全員、オーラが出ている。
気の修行の最終段階……発露だ、気は全て内功と表面を走らせる事、飛ばす事しか出来ない。
しかし最終段階に入ると体から湯気の様なオーラが上がり形を取り技に昇華される。
「『鳳凰炎舞』」
「『火竜咆哮』」
「『炎虎招来』」
ハンナが鳳凰、父上が竜、ネロが虎を体から出し悪魔へとそれぞれ向かい攻撃している。
さて、ネロ君やいつの間に発露まで言ったんだろうなぁ……才能あり過ぎだろ。
「さーて俺もやっちゃりますか!」
動揺を隠せてはいないが俺も燃料満タンなら2回目も使える筈!
気を練り魔力も練る、2つの力は最初はガンガンとぶつかり合うがそのうち1つに混ざり始める。
「終焉の咆哮よ、終焉の吐息よ全ての破壊をその手に圧縮し我の前に立つ障害を滅せよ!
『スーパー・ノヴァ』」
俺の目の前に魔法陣が現れる、さっきは魔力のみで組み立てた為に必要なかったが、今回は気も練っている。
制御が難しいとかのレベルじゃないために魔法陣を使っている。
内包された力に圧力を加え、栓が抜けた様にエネルギーの放出が行われた。
『貴様らぁぁぁぁ邪魔だぁぁ』
まじか!俺が放った瞬間に出てくるとか失敗したかも?
と思ったが思ったよりも疲弊していてそのままぶち当たったのだけど
『ぐぅ、なんだ?何故2人も増えている?
チビ1人が中の下、女が中の上?イノシシが上の下、爺が上の中だと?
それにこのくそ魔法何故弾けない?
ンギギギぃ、お前ら後悔するからな?側を滅ぼした瞬間に貴様らは終わりだぁぁぁ!』
何か負け惜しみを言って俺の評価聞けなかったなぁ。
そう思って俺は帰ろうと思った時にとてつもない悪寒に襲われ
咄嗟に右膝の力抜き、その上下運動を横向きに変えて飛んだ。
転んで立とうとして違和感に気付いた。
右足が消えていた。
その事実を知った瞬間に脂汗と痛みがぶわっと沸き起こる。
「貴様ァァァ俺の息子に何をするんだぁぁ!」
父上暴走猪突猛進!とか言ってる場合じゃないと思ったらハビスが飛び蹴りして転移した瞬間に父上達が居た場所が穴だらけになった。
俺は攻撃を放った場所に居た存在を見て顔を歪ませた。
それは前世の御伽噺に出てきた天使だった。
『クハハ、遂に……遂に顕現してやったクハハハハハ!!』
俺はローブに魔力を流し空中に浮く、悪魔の顔がハッキリとわかる様になって初めてあの美少女の悪魔の記憶を共有した事に感謝した。
「て、てめぇが異界の下級神か?滅せられたんじゃなかったのかよ?」
俺が睨みつつもそう質問すると奴は驚いていた。
『 ふむ、貴様何故下級神と知っている?
普通の人間に見えるのだが?何かあるのか?』
急に目の前に奴が来て俺の頭を掴んで居た。
『ふむ、かなり歪な力を持ってるな?魔力だけなら特上か……しかし肉体強度は下から数えた方が早いな?』
俺はまずいと思い、魔力の爪を作り目をぶっ刺そうとしたが
「チッ!随分と硬い眼球だな?」
瞬きもせずに普通に止められた事に俺は完全に萎縮していた。
全てが分からないのだ、力も存在力も感じない次元が違うと言われたなら納得してしまう程何も通じないのであった。
『諦めよ、曲がりなりにも神なのだぞ?お前ら人間に倒せるはずなかろうが。
神器でもあれば違うであろうが、悪魔の封印の時に消滅したからな。
そういえば人間、貴様は何故我がここにいるのか知りたがっていたな?
人間の依代に入っていたが、力を出せなかったから八割を悪魔の体に入れて2割で使徒と戦ったからだ!!』
ニヤニヤとした面で俺の質問に答えた。
その言葉により俺達の絶望は遥かに大きかったのであった。
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