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学園編
49話
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俺は転移魔法陣からダンジョン入口に戻ると入口付近は沢山の人が居て騒然となっていたのだが……
違う意味で俺は顔が真っ青になっていた。
居ちゃいけない人が人混みに紛れて笑顔で俺を手招きしているのだ。
血の気の引いた顔を見てネロは心配そうにしてたが
「ローズティア嬢を親御さんに渡して来て。
俺は説教されてくる」
「あ、おい!ケビン?」
そんな声は俺には聞こえてなかった。
俺を笑顔で手招きしていたのは創造神ことソウちゃんで
ニコニコ笑顔で手を組んでる時は大体怒っていや間違えだ。
正確に言うと大激怒の時だった。
『正座!』
「え?いきなりな『正座!!』はいぃ……」
俺は言われた通りに正座をした。
『素晴らしい手際で公爵令嬢を奪還までは良かったよ?
でもさ大聖堂の爆破は違うよねぇ~あ!言い訳はさせないよ』
ソウちゃんはおもむろに俺の頭に手を乗せ『ふむふむ』と思考を読み取り。
『まさか、アジト爆破しようとして本陣まで戻る事を想定してなかったとはね……はぁ。
確かに今の君は本能派だとしても
もう少し理論付けて考えないとダメだよ?』
ソウちゃんは今結界を俺達の周りに張っているので誰にも気付かれてない。
『うん、君の両親が探してるね。
ちょっと大騒ぎになるかもしれないけど
これは巻き込んじゃおうっか!』
この世界で白の光の魔法陣を放てるのは神だけなので召喚魔法の応用で両親を呼び寄せるのだろう。
光輝く中から出てきた人を見て俺は「ブフォッ!!」と吹き出した。
空気イスの如くプルプルしてる皇帝陛下まで呼び寄せたからだ。
「む?ここはどこだ?」
すげ~、S・U・G・E・すげ~!
気にせずに空気イスを続けてるよ。
「ケビン!!無事だった……か?これはどういう状況なのだ?」
呼び寄せられたのは皇帝陛下、カースド公爵、父上、ネロ、ハンナ、ハビス、そして何故かアウトな状況で呼び寄せられた母上。
布を被ってる辺り、授乳中だと思う。
「ソウちゃん……母上の今の状況はアウトじゃね?」
『おっと失礼しました。すぐに結界を張ろう』
母上の周りに顔から下が見えなくなる結界が張られた。
「うむ、光の種類的には神なのだろうがケビンよ。何故大地に座っている?」
俺はうーんと悩みニコニコと笑顔を見せて俺を睨む母上が見える。
さーて大きな声を出す為に息をスゥっと吸い込み。
「父上!これは説教中に反省の意を表す伝統技術です!」
ドヤっとした顔をすると今度はソウちゃんが『 ブフォッ!!』と吹き出した。
「このまま頭を床や大地に付けると土下座というこの世で1番貴方に謝罪を表明します!という意味になります」
「そ、そうか……それでこの方は?」
ちょっと引かないで欲しいかな、かな?
「あ!えっとこの人は「ケビン?」はい?母上どうしました?」
「その土下座という事をもう少し教えて欲しいのだけれど」
ふふふと笑う母上の目は笑っておらずなのに胸に抱かれるキャロは大爆笑してる。
その後5分かけて説明した後試しに何か父上の秘密を寄越せというので
父上の書斎の3番目の棚の1番下で右から3つ目の本の事を質問してみてください!と告げ口した所。
「ケビン……これはとても辛いな」
「えぇ、父上俺は10分程してるので足の感覚がありませんよ」
親子らしく2人で仲良く正座していた。
『ねぇケビンそろそろ紹介してくれない?』
「「「あ!ごめん(すみません)」」」
クロス家劇場を見せられた人達にすげ~呆れた顔をされた。
「えっと、この人は創造神ことソウちゃん!名前は無いから俺が呼び方を決めた!」
「「「「創造神様!?ソウちゃん!?」」」」
『なんか照れるなぁ。よろしく!』
フランクな挨拶だなぁ。
『ケビン、今回の被害をそしてネロ君にまだ言ってない事あるよね?』
ソウちゃんに名前を呼ばれたネロが肩を跳ね上げビクビクしてる。
それにしてもソウちゃんは両親やハンナ、ハビスを見て何かウンウン唸ってるな。
「えっと……今回の襲撃は皇国の狂信者に便乗した皇国の特殊工作員の仕業。
平民クラスの約20人が被害にあい死亡。
襲撃者は15人で9人は仕留めて6人は逃亡したけど
相手アジトに罠を持っていかせて発動したから多分死んだ。『まだあるよね?』
うっ、今回の騒動の発端は治癒魔法師志望の連中が情報を流したから……」
ネロが俺を見てるのが分かる。
ふぅ、とため息を吐いて
「どうせ、治癒魔法師志望の人と今回の被害者の間にはとてつもない壁が出来たと判断。
そしてそれを放って置けば必ず報復があると見越して死亡した様に見せかけました。」
「は?ならアイツらは死んでないのか!?」
ネロが驚いた様に俺を見て声を上げる。
「流石に魔法でも一瞬で姿形を消すのは無理さ。
今は封印技術と空間魔法の応用で亜空間に封印してる」
うんうんと頷いたソウちゃんは
『それでケビンがやった罠なんだけどね、皇国の大聖堂爆破しちゃったんだよねぇ……』
とジト目で俺を睨むので照れた振りをしてえへへと頭をかく。
すかさず隣に居た、父上に拳骨食らった。
皇帝陛下が前に出て発言をする。
「創造神様『ソウちゃんでいいよ』
いえ流石にそれは『ソウちゃん!!』
妥協してソウ様ではダメでしょうか?『んー仕方ない許そう』ハハッ!
ではソウ様、皇国はあまりよろしくない国です。
それがソウ様が顕現なさる位の大問題が起きたという事は大聖堂が要所だったのでしょうか?」
『その通りなんだよねぇ。善神教の始まりは大聖堂の護りからのスタートなんだよね。
だからあそこが壊れるとちょっとね。
世界でアレに対抗出来る人居ないだろうと思ってケビンを説教しようとしたらね。
意外と対抗出来そうな人間居るなぁと驚いていたんだよね』
皆首を傾げてる。
『まぁ伝承もほぼ無いから仕方ないけどね。
あの大聖堂には悪魔が封印されてたんだ。
あ!魔族とは違うからね?
ケビン!反転の魔法陣って組める?』
俺は言われた通りに組んで見せる。
『さっきの鎮魂歌みたいな魂に作用する様な術式は?』
俺は言われた通りに組もうとすると嫌悪感や忌避感に襲われ組めない。
『そう、それは僕がそうなる様に仕向けたんだ!』
「いやならさせんなよ!ってまさか?」
真実はいつもみたいな格好して俺に指さしてくるソウちゃん。
『そうだよ!悪魔は人型種族の魂を反転、僕達神は堕落と呼ぶ現象だよ。
昔の全種族が集まり神に並ぼうとして制御不可の禁忌を犯した外法さ』
違う意味で俺は顔が真っ青になっていた。
居ちゃいけない人が人混みに紛れて笑顔で俺を手招きしているのだ。
血の気の引いた顔を見てネロは心配そうにしてたが
「ローズティア嬢を親御さんに渡して来て。
俺は説教されてくる」
「あ、おい!ケビン?」
そんな声は俺には聞こえてなかった。
俺を笑顔で手招きしていたのは創造神ことソウちゃんで
ニコニコ笑顔で手を組んでる時は大体怒っていや間違えだ。
正確に言うと大激怒の時だった。
『正座!』
「え?いきなりな『正座!!』はいぃ……」
俺は言われた通りに正座をした。
『素晴らしい手際で公爵令嬢を奪還までは良かったよ?
でもさ大聖堂の爆破は違うよねぇ~あ!言い訳はさせないよ』
ソウちゃんはおもむろに俺の頭に手を乗せ『ふむふむ』と思考を読み取り。
『まさか、アジト爆破しようとして本陣まで戻る事を想定してなかったとはね……はぁ。
確かに今の君は本能派だとしても
もう少し理論付けて考えないとダメだよ?』
ソウちゃんは今結界を俺達の周りに張っているので誰にも気付かれてない。
『うん、君の両親が探してるね。
ちょっと大騒ぎになるかもしれないけど
これは巻き込んじゃおうっか!』
この世界で白の光の魔法陣を放てるのは神だけなので召喚魔法の応用で両親を呼び寄せるのだろう。
光輝く中から出てきた人を見て俺は「ブフォッ!!」と吹き出した。
空気イスの如くプルプルしてる皇帝陛下まで呼び寄せたからだ。
「む?ここはどこだ?」
すげ~、S・U・G・E・すげ~!
気にせずに空気イスを続けてるよ。
「ケビン!!無事だった……か?これはどういう状況なのだ?」
呼び寄せられたのは皇帝陛下、カースド公爵、父上、ネロ、ハンナ、ハビス、そして何故かアウトな状況で呼び寄せられた母上。
布を被ってる辺り、授乳中だと思う。
「ソウちゃん……母上の今の状況はアウトじゃね?」
『おっと失礼しました。すぐに結界を張ろう』
母上の周りに顔から下が見えなくなる結界が張られた。
「うむ、光の種類的には神なのだろうがケビンよ。何故大地に座っている?」
俺はうーんと悩みニコニコと笑顔を見せて俺を睨む母上が見える。
さーて大きな声を出す為に息をスゥっと吸い込み。
「父上!これは説教中に反省の意を表す伝統技術です!」
ドヤっとした顔をすると今度はソウちゃんが『 ブフォッ!!』と吹き出した。
「このまま頭を床や大地に付けると土下座というこの世で1番貴方に謝罪を表明します!という意味になります」
「そ、そうか……それでこの方は?」
ちょっと引かないで欲しいかな、かな?
「あ!えっとこの人は「ケビン?」はい?母上どうしました?」
「その土下座という事をもう少し教えて欲しいのだけれど」
ふふふと笑う母上の目は笑っておらずなのに胸に抱かれるキャロは大爆笑してる。
その後5分かけて説明した後試しに何か父上の秘密を寄越せというので
父上の書斎の3番目の棚の1番下で右から3つ目の本の事を質問してみてください!と告げ口した所。
「ケビン……これはとても辛いな」
「えぇ、父上俺は10分程してるので足の感覚がありませんよ」
親子らしく2人で仲良く正座していた。
『ねぇケビンそろそろ紹介してくれない?』
「「「あ!ごめん(すみません)」」」
クロス家劇場を見せられた人達にすげ~呆れた顔をされた。
「えっと、この人は創造神ことソウちゃん!名前は無いから俺が呼び方を決めた!」
「「「「創造神様!?ソウちゃん!?」」」」
『なんか照れるなぁ。よろしく!』
フランクな挨拶だなぁ。
『ケビン、今回の被害をそしてネロ君にまだ言ってない事あるよね?』
ソウちゃんに名前を呼ばれたネロが肩を跳ね上げビクビクしてる。
それにしてもソウちゃんは両親やハンナ、ハビスを見て何かウンウン唸ってるな。
「えっと……今回の襲撃は皇国の狂信者に便乗した皇国の特殊工作員の仕業。
平民クラスの約20人が被害にあい死亡。
襲撃者は15人で9人は仕留めて6人は逃亡したけど
相手アジトに罠を持っていかせて発動したから多分死んだ。『まだあるよね?』
うっ、今回の騒動の発端は治癒魔法師志望の連中が情報を流したから……」
ネロが俺を見てるのが分かる。
ふぅ、とため息を吐いて
「どうせ、治癒魔法師志望の人と今回の被害者の間にはとてつもない壁が出来たと判断。
そしてそれを放って置けば必ず報復があると見越して死亡した様に見せかけました。」
「は?ならアイツらは死んでないのか!?」
ネロが驚いた様に俺を見て声を上げる。
「流石に魔法でも一瞬で姿形を消すのは無理さ。
今は封印技術と空間魔法の応用で亜空間に封印してる」
うんうんと頷いたソウちゃんは
『それでケビンがやった罠なんだけどね、皇国の大聖堂爆破しちゃったんだよねぇ……』
とジト目で俺を睨むので照れた振りをしてえへへと頭をかく。
すかさず隣に居た、父上に拳骨食らった。
皇帝陛下が前に出て発言をする。
「創造神様『ソウちゃんでいいよ』
いえ流石にそれは『ソウちゃん!!』
妥協してソウ様ではダメでしょうか?『んー仕方ない許そう』ハハッ!
ではソウ様、皇国はあまりよろしくない国です。
それがソウ様が顕現なさる位の大問題が起きたという事は大聖堂が要所だったのでしょうか?」
『その通りなんだよねぇ。善神教の始まりは大聖堂の護りからのスタートなんだよね。
だからあそこが壊れるとちょっとね。
世界でアレに対抗出来る人居ないだろうと思ってケビンを説教しようとしたらね。
意外と対抗出来そうな人間居るなぁと驚いていたんだよね』
皆首を傾げてる。
『まぁ伝承もほぼ無いから仕方ないけどね。
あの大聖堂には悪魔が封印されてたんだ。
あ!魔族とは違うからね?
ケビン!反転の魔法陣って組める?』
俺は言われた通りに組んで見せる。
『さっきの鎮魂歌みたいな魂に作用する様な術式は?』
俺は言われた通りに組もうとすると嫌悪感や忌避感に襲われ組めない。
『そう、それは僕がそうなる様に仕向けたんだ!』
「いやならさせんなよ!ってまさか?」
真実はいつもみたいな格好して俺に指さしてくるソウちゃん。
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