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降臨編
1章2話
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サラが家に来てから約1ヶ月程が経った朝早くにそれは起きた。
俺は寝ていたが、突然大きな力の波動が家の中で突然現れたので飛び上がって起きた。
「な、何だ!?」
俺はすぐにその波動の元へ向かうと、サラに貸している部屋の前にはリールが既に扉の前に居た。
「アロウも感じた?」
そんな事を聞いてくる
「あぁ、取り敢えず入ってみよう」
俺達は2人でサラの部屋に入ると、ベッドに寝ているサラが薄く光っていた。
俺は、嫌な予感がしていた。
彼女のスキルは【勇者】だ。何かしらの条件が解除されて発現したという事は……
この世界の生物にとって、何か未曾有の問題が起きた可能性を示唆する。
勇者とは人類の最終防壁でありその問題に対する最終兵器なのだ。
額に汗が垂れるのがよく分かる。
「リール、俺が起こすと変な事になるからサラを起こしてみてくれ」
「わかった」
リールはサラを揺すって起こしてくれた。
「んんぅ。ん?アロウ兄様、リールさんどうしたのですか?え?私なんで光っているのですか?」
そりゃ驚くよな。
「サラ、スキルリストを表情させてくれ」
「え?はい、分かりました。スキルリスト!」
俺達からはスキルリストは見えないが反応を見ればサラにスキルが発現している事は間違い無いだろう。
「お兄様!スキルが発現しています!でも私このスキルは……」
だよなぁ。1番上に【勇者】のスキルが載っていてその後派生スキルがズラっと載っている筈だ。
「今日、カルナが来る予定だからとりあえずその時に話そう。
彼女は永い時間を生きている。何か知っている筈だ」
「そうですわね……」
俺達2人はそのまま部屋を出て、廊下で。
「アロウ?サラのスキルは何なの?」
リールが聞いてくるのでここまで来るともう誤魔化せないので正直に答える
「【勇者】だよ。まさか妹が勇者とはな」
「そっか……という事は問題起きた?」
「多分な。俺達も巻き込まれる可能性が高いからな。それに備えて鍛錬をしよう」
「わかった。ヤミにも伝えとく」
「よろしく!」
そんな会話をした後部屋に戻り眠る事にした。
朝、再び起きて、朝ご飯を食べていると魔術陣が部屋の床に浮かび上がり、カルナが現れた。
「お久しぶりです!アロウ様。
今回のご用件は、あらお食事中でしたのね」
そんな事をカルナは言っているが、現れた最初からご飯に目が行っていたから分かっていた。
「カルナの分も用意してるよ。食べてからにしよう」
「ふふふ、ありがとうございます」
俺達は食事を楽しんだ後、片付けをして全員でカルナから話を聞く事にした。
「カルナ実はな、この子はサラで俺の妹何だが、スキルが【勇者】でな。
昨日スキルが発現したっぽいんだが、何をしたら良いと思う?
本当は発現しなければ何を伸ばせば良いのかとか、封印を解くに至る条件をアドバイスを貰うつもりだったんだけどな」
そうサラをカルナに紹介するとサラが立ち上がり自己紹介をする。
「お初にお目にかかります。サラ・ガードです。カルナ様のお話は度々お耳にしております」
「あら、アロウ様とは似てないお上品なお方ですね」
「うるさいっ、そこは気にすんな!」
そんな会話をしていると皆笑っていた。
◇
カルナは話を始める。
「それでですが。スキルが発現したという事は勇者が必要な事態が起きたという事になります。
それが龍種の凶悪化や魔王出現なのかも分かりません。
今は聖剣を探し、力を付けるべきかと思います」
「聖剣か……勇者マサキは魔王を倒した後どこに聖剣を置いたんだろうな」
そんな会話をしていると今まで黙っていたヤミが口を開く。
「え?ヒノ村にあるよ?私達の一族は聖剣の守り手だからね」
全員がそんな軽い調子にポカーンと一瞬なったが
「マジか……なんであんな所に何時までも住んで発展させないんだろうと思ってたが
目立たずに居る事で聖剣を守っていたのか」
「まぁ、ヒノ村が襲われたら帝都や迷宮街から軍が出動する盟約があるんだけどね」
「帝国法の盟約はかなり強いんだな。500年経っても破られないとはな」
そこでカルナが
「それは……それだけマサキ様のお力が強く恐れられたからですよ。後は魔術の条件付で契約いや、ほぼ隷属魔術で縛っていましたから」
うおっほい何やってんの?勇者……やり過ぎだろうよ。
「まぁ、報復を恐れてか。そんな奴が使っていた武器があるんだ相当怖いだろうな。
条件付をすれば出来るか。それでヤミ、ヒノ村で聖剣を受け取る事は出来るか?」
「多分おばあちゃんに話せば出来ると思うよ?」
俺はすぐに決断した。
このまま周りに危険が及ぶくらいなら備えようと。
「ヤミ、ヒノ村へサラを案内してくれ。その後はエルフの里で修行をして貰おう。
勇者マサキを知っているカルナが最適だろう。
悪いなサラ勝手に決めて」
サラは首に振り
「大丈夫ですお兄様。私の身を案じての発現でしょうし。
私はお兄様達の様に魔術や剣術の稽古もして来なかったのです。
私の力が必要ならそれに応えるのが私の使命だと思うのです」
俺は悲しくなった、昨日までのサラの性格と勇者と言うスキルの封印が解けた今では微妙に性格が違う事に。
確実にスキルに引っ張られ始めてる事に悲しみを感じてしまった……
「そんな使命は無い。俺は嫌なら嫌だと言え、怖いなら怖いと我儘を言っても良いんだぞ?」
俺はそういう使命とかいう言葉は嫌いだったのでそう伝えた。
「なら定期的にお兄様のお菓子を差入れして欲しいですわ!」
俺は椅子からズッ転けそうになったがそんな事で良いのなら俺は幾らでも協力しようと思った。
「そんな事で良いのならカルナに頼めば良いよ。
夜には俺達は基本的にここに居るからな転移で来て貰えばその時に渡すよ」
そう伝えるとパァっと華やかな笑みを浮かべ喜んでいた。
「ヤミの行けるタイミングでカルナとサラと一緒にヒノ村に行った後、転移でエルフの里に飛んでくれ」
3人は頷き早速準備をしていた。
「リールは俺と鍛錬しようか。何が起きるか分からないし。
しかもいつこちらにその問題が起きるかもわからん
その間に関係各所には俺が伝言を出しておくか」
リールはコクコクと頷き
「わかった」
そう呟いた。
俺達は何かしら起きた問題に対処すべく動き始めたのだった。
俺は寝ていたが、突然大きな力の波動が家の中で突然現れたので飛び上がって起きた。
「な、何だ!?」
俺はすぐにその波動の元へ向かうと、サラに貸している部屋の前にはリールが既に扉の前に居た。
「アロウも感じた?」
そんな事を聞いてくる
「あぁ、取り敢えず入ってみよう」
俺達は2人でサラの部屋に入ると、ベッドに寝ているサラが薄く光っていた。
俺は、嫌な予感がしていた。
彼女のスキルは【勇者】だ。何かしらの条件が解除されて発現したという事は……
この世界の生物にとって、何か未曾有の問題が起きた可能性を示唆する。
勇者とは人類の最終防壁でありその問題に対する最終兵器なのだ。
額に汗が垂れるのがよく分かる。
「リール、俺が起こすと変な事になるからサラを起こしてみてくれ」
「わかった」
リールはサラを揺すって起こしてくれた。
「んんぅ。ん?アロウ兄様、リールさんどうしたのですか?え?私なんで光っているのですか?」
そりゃ驚くよな。
「サラ、スキルリストを表情させてくれ」
「え?はい、分かりました。スキルリスト!」
俺達からはスキルリストは見えないが反応を見ればサラにスキルが発現している事は間違い無いだろう。
「お兄様!スキルが発現しています!でも私このスキルは……」
だよなぁ。1番上に【勇者】のスキルが載っていてその後派生スキルがズラっと載っている筈だ。
「今日、カルナが来る予定だからとりあえずその時に話そう。
彼女は永い時間を生きている。何か知っている筈だ」
「そうですわね……」
俺達2人はそのまま部屋を出て、廊下で。
「アロウ?サラのスキルは何なの?」
リールが聞いてくるのでここまで来るともう誤魔化せないので正直に答える
「【勇者】だよ。まさか妹が勇者とはな」
「そっか……という事は問題起きた?」
「多分な。俺達も巻き込まれる可能性が高いからな。それに備えて鍛錬をしよう」
「わかった。ヤミにも伝えとく」
「よろしく!」
そんな会話をした後部屋に戻り眠る事にした。
朝、再び起きて、朝ご飯を食べていると魔術陣が部屋の床に浮かび上がり、カルナが現れた。
「お久しぶりです!アロウ様。
今回のご用件は、あらお食事中でしたのね」
そんな事をカルナは言っているが、現れた最初からご飯に目が行っていたから分かっていた。
「カルナの分も用意してるよ。食べてからにしよう」
「ふふふ、ありがとうございます」
俺達は食事を楽しんだ後、片付けをして全員でカルナから話を聞く事にした。
「カルナ実はな、この子はサラで俺の妹何だが、スキルが【勇者】でな。
昨日スキルが発現したっぽいんだが、何をしたら良いと思う?
本当は発現しなければ何を伸ばせば良いのかとか、封印を解くに至る条件をアドバイスを貰うつもりだったんだけどな」
そうサラをカルナに紹介するとサラが立ち上がり自己紹介をする。
「お初にお目にかかります。サラ・ガードです。カルナ様のお話は度々お耳にしております」
「あら、アロウ様とは似てないお上品なお方ですね」
「うるさいっ、そこは気にすんな!」
そんな会話をしていると皆笑っていた。
◇
カルナは話を始める。
「それでですが。スキルが発現したという事は勇者が必要な事態が起きたという事になります。
それが龍種の凶悪化や魔王出現なのかも分かりません。
今は聖剣を探し、力を付けるべきかと思います」
「聖剣か……勇者マサキは魔王を倒した後どこに聖剣を置いたんだろうな」
そんな会話をしていると今まで黙っていたヤミが口を開く。
「え?ヒノ村にあるよ?私達の一族は聖剣の守り手だからね」
全員がそんな軽い調子にポカーンと一瞬なったが
「マジか……なんであんな所に何時までも住んで発展させないんだろうと思ってたが
目立たずに居る事で聖剣を守っていたのか」
「まぁ、ヒノ村が襲われたら帝都や迷宮街から軍が出動する盟約があるんだけどね」
「帝国法の盟約はかなり強いんだな。500年経っても破られないとはな」
そこでカルナが
「それは……それだけマサキ様のお力が強く恐れられたからですよ。後は魔術の条件付で契約いや、ほぼ隷属魔術で縛っていましたから」
うおっほい何やってんの?勇者……やり過ぎだろうよ。
「まぁ、報復を恐れてか。そんな奴が使っていた武器があるんだ相当怖いだろうな。
条件付をすれば出来るか。それでヤミ、ヒノ村で聖剣を受け取る事は出来るか?」
「多分おばあちゃんに話せば出来ると思うよ?」
俺はすぐに決断した。
このまま周りに危険が及ぶくらいなら備えようと。
「ヤミ、ヒノ村へサラを案内してくれ。その後はエルフの里で修行をして貰おう。
勇者マサキを知っているカルナが最適だろう。
悪いなサラ勝手に決めて」
サラは首に振り
「大丈夫ですお兄様。私の身を案じての発現でしょうし。
私はお兄様達の様に魔術や剣術の稽古もして来なかったのです。
私の力が必要ならそれに応えるのが私の使命だと思うのです」
俺は悲しくなった、昨日までのサラの性格と勇者と言うスキルの封印が解けた今では微妙に性格が違う事に。
確実にスキルに引っ張られ始めてる事に悲しみを感じてしまった……
「そんな使命は無い。俺は嫌なら嫌だと言え、怖いなら怖いと我儘を言っても良いんだぞ?」
俺はそういう使命とかいう言葉は嫌いだったのでそう伝えた。
「なら定期的にお兄様のお菓子を差入れして欲しいですわ!」
俺は椅子からズッ転けそうになったがそんな事で良いのなら俺は幾らでも協力しようと思った。
「そんな事で良いのならカルナに頼めば良いよ。
夜には俺達は基本的にここに居るからな転移で来て貰えばその時に渡すよ」
そう伝えるとパァっと華やかな笑みを浮かべ喜んでいた。
「ヤミの行けるタイミングでカルナとサラと一緒にヒノ村に行った後、転移でエルフの里に飛んでくれ」
3人は頷き早速準備をしていた。
「リールは俺と鍛錬しようか。何が起きるか分からないし。
しかもいつこちらにその問題が起きるかもわからん
その間に関係各所には俺が伝言を出しておくか」
リールはコクコクと頷き
「わかった」
そう呟いた。
俺達は何かしら起きた問題に対処すべく動き始めたのだった。
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