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第1章人族編
4話
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「なぁ、アリーカ。コスアマはクソってわかったんだけどルスクとサナマはどう?」
カナエはアリーカに人族の他国はどうなのか聞いてみた。
「んー知らないけど何かいつもコスアマは他国をバカにしてた。パパとママはコスアマをバカにしてた」
うむ、一考の余地ありか……
「わからんなら行ってみるか!」
「ん!カナエおんぶ!」
えー……うそーん本当にこの子15歳?
でもなぁ見た目5~7歳だし歩幅合わないから良いか。
「しゃーないなぁ今回だけだぞ?」
何だかんだで小さい子には甘いカナエであった。
2人は堂々と門から外に出た。
アリーカと2人旅にあたって俺が購入したものは
・食料10日分
・野営セット
・フード付きマント×2
・地図
・服×3着ずつ
と武器を買った。
アリーカは勿論弓と矢で俺は短剣を2本買っている。
男のロマン双剣をする為では無いぞ?ちょっと憧れているけどな?
ちょっとだけだぞ?
実戦経験が無い為敵にぶっ刺しても素手にならない為の処置だ。
俺達の荷物は背嚢1つだけだ。
この職業詐術師のスキルがヤバい事に気付いてしまった。
このユニーク職業は条件指定が可能な時多分最強だ。
背嚢の中の広さを“虚飾“したのと容量と質量を“反転“させてみた。
そう、少量しか運べない背嚢が物凄く広くなり質量と容量を反転させた事により重さも無く異世界ファンタジーよろしくのマジックバックになってしまった。
この世界には実際にマジックバックが存在するので多少驚かれはしたが日本の在質の良い服や金貨を扱う事により高貴な出身かそこの召使いか何かに勘違いされ特に俺は問題もなく購入出来た。
スーツ万歳。
だが、歩くのに革靴は流石に億劫なので靴屋に売ってやった。
歩き易い靴に替えて今に至る。
2人で歩いていると早速分かれ道に来た、右がサマナで左がルスクに行く方だ。
「なぁ、アリーカどっちが良い?」
「んー……どっちでも?」
2人で目的のあやふやな旅をしている為、どっちでも良かった。
地図を開きその先を見る事にしたと言っても簡潔にしか書かれていない。
当たり前だ地図は軍事物質の為正確な物は無いのだ。
健脚で歩いた場合、コスアマの王都から何日歩いたら村がある他国がある程度にしか書いてない。
この地図も冒険者と呼ばれる連中から金で強引に巻き上げた物だった。
ルスクの先は獣人の国、サマナの先は鉱山地帯でドワーフの国か……
ドワーフ。なら俺がこっちの世界に持ってきた物が役立つかもな?
「アリーカ!適当にサマナに行くか!」
「うん!」
アリーカをおんぶしながら右へ向かった。
それから村を3つ挟み、10日かけてようやくサマナの端っこの街へたどり着いた。
そこで気付いた事がある。
隠蔽様様だ。
途中で魔物に襲われる事を危惧していたが隠蔽はぶっ壊れスキルで魔物にも人にも気付かれなかった。
サマナに来るまで実は商人の馬車の大移動に紛れ込み安心安全に来ていた。
ここまでは良かった。
そして気付いた俺ら身分証が無かった事に……
コスアマの様に通り抜け様としたが道が狭い上に常に回転式の棒が付いて居て誰かが通ると回転してしまう為。
隠れ入る事が出来なかった。
「アリーカここからは真正面から行こうか」
俺が問いかけるとニコニコとアリーカは楽しそうに頷いてくれた。
俺の今の持ち金は大金貨1枚、コスアマの王城からくすねて来た奴だ。
しかしこの大金貨使い辛いのだ。
村でお金の価値を聞いた所。
鉄貨(村で扱う最小の貨幣)→銅貨→銀貨→大銀貨→小金貨→金貨→大金貨→ミスリル貨
になる。
鉄貨10枚で銅貨1枚までは良かったのだが、銅貨から銀貨までは100枚。
つまり大金貨1枚とは金貨100枚の価値があった。
日本円で換算すると1億位の価値になってしまうのだ。
庶民が扱う事があるのは小金貨1枚で年間で小金貨5枚あれば普通に暮らせるのだ。
地図ですら銀貨4枚で冒険者は譲ってくれるのだ。
街で黒パン1つ買うのに銅貨1枚とは最初にミスをしたと思う。
これが金貨1枚をくすねて来た所なら問題は無かったのだ。
王城であんな適当に大金貨ジャラジャラ保管しているとは思わなんだ。
実はあそこ宝物庫だったのでは?と思う程適当に保管されていた。
なので使いづらいお金を1枚だけ持って俺達は移動している事になる。
「次ぃ。身分証は?」
兵士に呼ばれる。
「すみません。ありません」
俺は懇切丁寧に事情を話す。
・山でお爺さんにこの子(アリーカ)と記憶喪失の俺が保護されていた事
・お爺さんが亡くなったので山から降りてきた事
・お爺さんが残してくれたお金が1枚だったがデカすぎて使えない事
・コスアマに行ったがアリーカがハーフで差別されてまともに動けずこちらに逃げて来た事
をスキル虚偽を乗せて使った。
この虚偽は心の隙間に合わせて同情心、使い方を変えれば猜疑心を増幅させ感情を操る事が出来る。
洗脳では無いただ少し信じやすくしてくれるのだ。
今、取り調べ室で目の前の兵士は大泣きしている。
「そうか~大変だったなぁあんたら。嬢ちゃんも辛かったろうに」
兵士さんはダンボーさんというらしい。
ちなみにここの責任者でもあるらしい。
「事情はわかった。特殊許可証を発行しよう。金はあるが換金が難しいという事だな?なら冒険者ギルドか商業ギルドに入って身分証を発行しよう。この街はダンジョンがあるからな。冒険者ならハーフだろうが関係ない。サマナは国教が違うから忌避される事なんて無いから安心しなさい」
おや?国教とは?
「すみません、無知で申し訳ないのですが国教とは?」
俺は無知蒙昧を演じ情報を得ようとする
「あぁ、お前さんは記憶喪失だったな?コスアマは女神教を国の宗教に指定してな?あそこは女神様の選定した原初の種族主義なのだ。しかしサマナではダンジョンがあったりドワーフの国の隣という事もあって勇者教という宗教を国教にしているのだ。異世界人の勇者は逆に異種族が好きみたいでな?ならば好きな人は種族関係なく愛せばよろしたという教義の元教えを広げているのだ」
「ありがとうございます。これで私はコスアマがクソだという事がはっきり分かりましたのでスッキリしました。あ、1つ情報を渡すので代替えしてくれるとか無いですかね?」
ダンボーは訝しげに俺を見る。
「ふむ?情報次第だが値千金なら俺が払ってやるぞ?」
あ、行けそうだこれと思ったので
「コスアマ、勇者召喚しましたよ?」
場が凍りついた気がする。
ダンボーが完全にフリーズした。
「おーい、おーい?ダンボーさーん」
俺が肩を揺らすと、アリーカも真似してキャッキャと揺らす。
「それ本当か?カナエ。確かにコスアマは勇者召喚の儀式場があるが。それは未曾有の事態が起きた場合にのみ扱われる物だぞ?」
額に汗をかき始めるダンボー。
「ここでスキルを使っても良いですか?一瞬使ってすぐ解除しますので」
「それが回答になるのなら使ってみろ」
「では、気配"隠蔽"」
俺とアリーカを対象に隠蔽をかける。
「な!?」
ダンボーは焦り周りを見渡している。
そして何かスキルを扱っているらしい。
馬鹿なっ!?とか焦っている。
俺はスキルを解除した。
「まぁ、こんな感じでコスアマの差別は酷いのでこの子を隠しながら歩いていたら緩みきった王城近くの兵士が騒いで話したいたので信憑性は高いですよ?」
「ふふふ、カナエ。ビッグニュースだそれは。払ってやろうサマナはお前さんの情報で救われたかもしれん」
「あ!でも情報提供者の事は話しちゃダメですよ?」
「あぁ、話さねぇいや話せねぇよそれは。お前さんに狙われたら俺は気付かず死ぬからな?」
額に玉のように汗をかき、ダンボーはそう話す。
「俺の気配察知はLv5だ。なのにも関わらずお前さんの気配が感じれなかった。つまりは簡単に死ぬという事だ。まぁ、そもそもそんな情報をくれるお人好しのお前さんだから街にも入れる訳だがな」
とガハハ笑い出す。
「まぁ、アリーカも私もそこそこ秘密が多いので情報は渡しただけです。ここまで隠密能力が高いと疑われやすいですからね」
「すまんな情報感謝する。そして特殊許可証ではなく通常許可証を発行する。ギルドに登録すれば出る時に金はかからん。登録しない場合は許可証の発行日に応じて金が掛かるから気を付けろ」
とダンボーは許可証を2枚くれたのでお暇する事にした。
ダンボーに宿屋と冒険者ギルドの場所を聞き俺達2人は早速向かう事にした。
カナエはアリーカに人族の他国はどうなのか聞いてみた。
「んー知らないけど何かいつもコスアマは他国をバカにしてた。パパとママはコスアマをバカにしてた」
うむ、一考の余地ありか……
「わからんなら行ってみるか!」
「ん!カナエおんぶ!」
えー……うそーん本当にこの子15歳?
でもなぁ見た目5~7歳だし歩幅合わないから良いか。
「しゃーないなぁ今回だけだぞ?」
何だかんだで小さい子には甘いカナエであった。
2人は堂々と門から外に出た。
アリーカと2人旅にあたって俺が購入したものは
・食料10日分
・野営セット
・フード付きマント×2
・地図
・服×3着ずつ
と武器を買った。
アリーカは勿論弓と矢で俺は短剣を2本買っている。
男のロマン双剣をする為では無いぞ?ちょっと憧れているけどな?
ちょっとだけだぞ?
実戦経験が無い為敵にぶっ刺しても素手にならない為の処置だ。
俺達の荷物は背嚢1つだけだ。
この職業詐術師のスキルがヤバい事に気付いてしまった。
このユニーク職業は条件指定が可能な時多分最強だ。
背嚢の中の広さを“虚飾“したのと容量と質量を“反転“させてみた。
そう、少量しか運べない背嚢が物凄く広くなり質量と容量を反転させた事により重さも無く異世界ファンタジーよろしくのマジックバックになってしまった。
この世界には実際にマジックバックが存在するので多少驚かれはしたが日本の在質の良い服や金貨を扱う事により高貴な出身かそこの召使いか何かに勘違いされ特に俺は問題もなく購入出来た。
スーツ万歳。
だが、歩くのに革靴は流石に億劫なので靴屋に売ってやった。
歩き易い靴に替えて今に至る。
2人で歩いていると早速分かれ道に来た、右がサマナで左がルスクに行く方だ。
「なぁ、アリーカどっちが良い?」
「んー……どっちでも?」
2人で目的のあやふやな旅をしている為、どっちでも良かった。
地図を開きその先を見る事にしたと言っても簡潔にしか書かれていない。
当たり前だ地図は軍事物質の為正確な物は無いのだ。
健脚で歩いた場合、コスアマの王都から何日歩いたら村がある他国がある程度にしか書いてない。
この地図も冒険者と呼ばれる連中から金で強引に巻き上げた物だった。
ルスクの先は獣人の国、サマナの先は鉱山地帯でドワーフの国か……
ドワーフ。なら俺がこっちの世界に持ってきた物が役立つかもな?
「アリーカ!適当にサマナに行くか!」
「うん!」
アリーカをおんぶしながら右へ向かった。
それから村を3つ挟み、10日かけてようやくサマナの端っこの街へたどり着いた。
そこで気付いた事がある。
隠蔽様様だ。
途中で魔物に襲われる事を危惧していたが隠蔽はぶっ壊れスキルで魔物にも人にも気付かれなかった。
サマナに来るまで実は商人の馬車の大移動に紛れ込み安心安全に来ていた。
ここまでは良かった。
そして気付いた俺ら身分証が無かった事に……
コスアマの様に通り抜け様としたが道が狭い上に常に回転式の棒が付いて居て誰かが通ると回転してしまう為。
隠れ入る事が出来なかった。
「アリーカここからは真正面から行こうか」
俺が問いかけるとニコニコとアリーカは楽しそうに頷いてくれた。
俺の今の持ち金は大金貨1枚、コスアマの王城からくすねて来た奴だ。
しかしこの大金貨使い辛いのだ。
村でお金の価値を聞いた所。
鉄貨(村で扱う最小の貨幣)→銅貨→銀貨→大銀貨→小金貨→金貨→大金貨→ミスリル貨
になる。
鉄貨10枚で銅貨1枚までは良かったのだが、銅貨から銀貨までは100枚。
つまり大金貨1枚とは金貨100枚の価値があった。
日本円で換算すると1億位の価値になってしまうのだ。
庶民が扱う事があるのは小金貨1枚で年間で小金貨5枚あれば普通に暮らせるのだ。
地図ですら銀貨4枚で冒険者は譲ってくれるのだ。
街で黒パン1つ買うのに銅貨1枚とは最初にミスをしたと思う。
これが金貨1枚をくすねて来た所なら問題は無かったのだ。
王城であんな適当に大金貨ジャラジャラ保管しているとは思わなんだ。
実はあそこ宝物庫だったのでは?と思う程適当に保管されていた。
なので使いづらいお金を1枚だけ持って俺達は移動している事になる。
「次ぃ。身分証は?」
兵士に呼ばれる。
「すみません。ありません」
俺は懇切丁寧に事情を話す。
・山でお爺さんにこの子(アリーカ)と記憶喪失の俺が保護されていた事
・お爺さんが亡くなったので山から降りてきた事
・お爺さんが残してくれたお金が1枚だったがデカすぎて使えない事
・コスアマに行ったがアリーカがハーフで差別されてまともに動けずこちらに逃げて来た事
をスキル虚偽を乗せて使った。
この虚偽は心の隙間に合わせて同情心、使い方を変えれば猜疑心を増幅させ感情を操る事が出来る。
洗脳では無いただ少し信じやすくしてくれるのだ。
今、取り調べ室で目の前の兵士は大泣きしている。
「そうか~大変だったなぁあんたら。嬢ちゃんも辛かったろうに」
兵士さんはダンボーさんというらしい。
ちなみにここの責任者でもあるらしい。
「事情はわかった。特殊許可証を発行しよう。金はあるが換金が難しいという事だな?なら冒険者ギルドか商業ギルドに入って身分証を発行しよう。この街はダンジョンがあるからな。冒険者ならハーフだろうが関係ない。サマナは国教が違うから忌避される事なんて無いから安心しなさい」
おや?国教とは?
「すみません、無知で申し訳ないのですが国教とは?」
俺は無知蒙昧を演じ情報を得ようとする
「あぁ、お前さんは記憶喪失だったな?コスアマは女神教を国の宗教に指定してな?あそこは女神様の選定した原初の種族主義なのだ。しかしサマナではダンジョンがあったりドワーフの国の隣という事もあって勇者教という宗教を国教にしているのだ。異世界人の勇者は逆に異種族が好きみたいでな?ならば好きな人は種族関係なく愛せばよろしたという教義の元教えを広げているのだ」
「ありがとうございます。これで私はコスアマがクソだという事がはっきり分かりましたのでスッキリしました。あ、1つ情報を渡すので代替えしてくれるとか無いですかね?」
ダンボーは訝しげに俺を見る。
「ふむ?情報次第だが値千金なら俺が払ってやるぞ?」
あ、行けそうだこれと思ったので
「コスアマ、勇者召喚しましたよ?」
場が凍りついた気がする。
ダンボーが完全にフリーズした。
「おーい、おーい?ダンボーさーん」
俺が肩を揺らすと、アリーカも真似してキャッキャと揺らす。
「それ本当か?カナエ。確かにコスアマは勇者召喚の儀式場があるが。それは未曾有の事態が起きた場合にのみ扱われる物だぞ?」
額に汗をかき始めるダンボー。
「ここでスキルを使っても良いですか?一瞬使ってすぐ解除しますので」
「それが回答になるのなら使ってみろ」
「では、気配"隠蔽"」
俺とアリーカを対象に隠蔽をかける。
「な!?」
ダンボーは焦り周りを見渡している。
そして何かスキルを扱っているらしい。
馬鹿なっ!?とか焦っている。
俺はスキルを解除した。
「まぁ、こんな感じでコスアマの差別は酷いのでこの子を隠しながら歩いていたら緩みきった王城近くの兵士が騒いで話したいたので信憑性は高いですよ?」
「ふふふ、カナエ。ビッグニュースだそれは。払ってやろうサマナはお前さんの情報で救われたかもしれん」
「あ!でも情報提供者の事は話しちゃダメですよ?」
「あぁ、話さねぇいや話せねぇよそれは。お前さんに狙われたら俺は気付かず死ぬからな?」
額に玉のように汗をかき、ダンボーはそう話す。
「俺の気配察知はLv5だ。なのにも関わらずお前さんの気配が感じれなかった。つまりは簡単に死ぬという事だ。まぁ、そもそもそんな情報をくれるお人好しのお前さんだから街にも入れる訳だがな」
とガハハ笑い出す。
「まぁ、アリーカも私もそこそこ秘密が多いので情報は渡しただけです。ここまで隠密能力が高いと疑われやすいですからね」
「すまんな情報感謝する。そして特殊許可証ではなく通常許可証を発行する。ギルドに登録すれば出る時に金はかからん。登録しない場合は許可証の発行日に応じて金が掛かるから気を付けろ」
とダンボーは許可証を2枚くれたのでお暇する事にした。
ダンボーに宿屋と冒険者ギルドの場所を聞き俺達2人は早速向かう事にした。
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