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プロローグ 異変③
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俺は森の中にスポーンした。どうやらここが初期スポーン地点らしい。
アバターの俺は麻の服を来ており、革製のバックをからっていた。
バックの中には初期アイテムがいくつか入っている。
初期アイテムだから全部合わせても片手でかぞえる程度しかない。
そして手には木剣を握りしめていた。最初は木剣なのか。
こういったRPGゲームで初期武器が木剣ってのは相当珍しいんじゃないか?
少なくとも俺は今まで見たことないな。
それにしても木剣でモンスターを倒せるのだろうか。
まぁメタだけど最初の方は、初期武器の木剣で倒せるように設定されてるだろうし気にすることじゃないか。
このゲームはMODが豊富な事でも有名だけど、初見プレイということもあるのでバニラでプレイすることにした。
この森から人里を探して行ったところでストーリーが始まるらしいが、リアルでは忙しい時が多い分せめてゲームの中でだけでものんびりと暮しらしたい。
だからのんびり暮らすことをメインにしつつ、ついでにストーリーを進めることにした。
最初にゲームをプレイするための最低限の操作は、わかっておきたい。
だからチュートリアルを受けることにして俺はそのチュートリアルを受けながら森を進んでいく。
「...よしこれで最後...っと」
『レベルが3になりました。』
『チュートリアルを達成しました。』
いかにも弱そうなスライムを木剣でなんなく複数倒してふたつの通知が俺の目の前に表示される。
お、レベル上がった。
それにチュートリアルもクリアか。
チュートリアルで、モンスターの討伐以外にも、最初に知っといた方がいい事は大まかに理解することが出来た。
ウィンドウを開き時間を確認すると、もう深夜2時になりそうだった。
今日はチュートリアルしかしていないが、もうこんな時間だし切りのいいところなので続きは明日することにして、メニュー欄から、ログアウトボタンの項目を探す。
しかし見当たらない。
操作説明を表示させてよくよんでも、メニュー欄にあるとかいてあるのに、あるはずのところにない。頭に嫌な想像がチラつきそれを否定するために、必死になってその後も探したが、見つからない。
とうとう嫌な想像が現実味を帯びてきたかもしれない。
「これって…まさかVRゲームの世界に閉じ込めりれた…のか?」
アバターの俺は麻の服を来ており、革製のバックをからっていた。
バックの中には初期アイテムがいくつか入っている。
初期アイテムだから全部合わせても片手でかぞえる程度しかない。
そして手には木剣を握りしめていた。最初は木剣なのか。
こういったRPGゲームで初期武器が木剣ってのは相当珍しいんじゃないか?
少なくとも俺は今まで見たことないな。
それにしても木剣でモンスターを倒せるのだろうか。
まぁメタだけど最初の方は、初期武器の木剣で倒せるように設定されてるだろうし気にすることじゃないか。
このゲームはMODが豊富な事でも有名だけど、初見プレイということもあるのでバニラでプレイすることにした。
この森から人里を探して行ったところでストーリーが始まるらしいが、リアルでは忙しい時が多い分せめてゲームの中でだけでものんびりと暮しらしたい。
だからのんびり暮らすことをメインにしつつ、ついでにストーリーを進めることにした。
最初にゲームをプレイするための最低限の操作は、わかっておきたい。
だからチュートリアルを受けることにして俺はそのチュートリアルを受けながら森を進んでいく。
「...よしこれで最後...っと」
『レベルが3になりました。』
『チュートリアルを達成しました。』
いかにも弱そうなスライムを木剣でなんなく複数倒してふたつの通知が俺の目の前に表示される。
お、レベル上がった。
それにチュートリアルもクリアか。
チュートリアルで、モンスターの討伐以外にも、最初に知っといた方がいい事は大まかに理解することが出来た。
ウィンドウを開き時間を確認すると、もう深夜2時になりそうだった。
今日はチュートリアルしかしていないが、もうこんな時間だし切りのいいところなので続きは明日することにして、メニュー欄から、ログアウトボタンの項目を探す。
しかし見当たらない。
操作説明を表示させてよくよんでも、メニュー欄にあるとかいてあるのに、あるはずのところにない。頭に嫌な想像がチラつきそれを否定するために、必死になってその後も探したが、見つからない。
とうとう嫌な想像が現実味を帯びてきたかもしれない。
「これって…まさかVRゲームの世界に閉じ込めりれた…のか?」
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