【完結】貞操帯を選んでほしいと彼氏に言われました。【R-18】

REN

文字の大きさ
上 下
12 / 17

深夜の訪問者④

しおりを挟む

  耳を愛撫されるだけでもう腰砕けになってしまっている私を見て、葉山さんはなんだか嬉しそうだ。

「麻美は耳弱いからね、今度は舐めてあげる」

「ひゃあ!  だめぇ、はやまさっ、きたない……! やめて!」

「汚くなんか無いさ、全部綺麗だよ」

  ぴちゃり、くちゅりと水音がダイレクトに脳へ響き渡り、耳の穴に直接吹きかけられる熱い息と言葉に犯されている気分になる。

  そのせいでどんどん思考力が奪われていき、何も考えられなくなって、葉山さんの腕を震える手で掴むことしかできない。

「あっ、ああ……ふぁ、あんっ……!」

「ほら、こんなに蕩けた顔して、そんなに気持ちいいかい?」

「うん、きもちい……」

  いつの間にか服を脱がされて、ブラジャーだけになっていた。
  今日は油断してたから、勝負下着ではないことが過ぎるが、すぐにそんなことを考える余裕なんて奪われてしまう。

  ブラジャーを外され露わになった胸を大きい両手で揉まれ、ぐにゅぐにゅと形を変えるおっぱいに興奮しているのか、葉山さんが荒い呼吸を繰り返している。
  その目は捕食者のそれで、ギラギラと欲望が滾っていた。

「はぁ、麻美の胸は相変わらず大きいね、柔らかいし最高だ……」

「んっ、あっ、そんな……、こと言っちゃやだぁ……」

「麻美は恥ずかしがりだけど、ほら、こっちは素直だよ?」

  葉山さんは私に見せつけるように胸を揉んで、乳首を摘んで捏ねくり回す。
  それだけの刺激でも十分に強くて、手足が痺れるような快楽に、いやいやと頭を振る。

  そうやってしばらく乳首だけを重点的に責められたあと、お腹から脇へと手が這っていく。

「……麻美の肌は、どこもすべすべで、ほら、私の手に馴染むようだよ」

「あっ、あん、はや、まさっ、もうやだぁ……、じらさないでぇ、は、やく……さわってぇ……!」

「堪え性がないなぁ……、そんなところも可愛いんだけどね」

  葉山さんの手が太腿を這い上がっていき、ショーツ越しに秘部に触れた。
  つつぅと割れ目をなぞられるだけで、じんわりと愛液は滲み出て下着を濡らす。

「んっ、やぁ……!」

「こんなに濡れて、トロトロじゃないか」

  そう言うと葉山さんは足の間に割って入って、顔を近づけていくのが見えて、葉山さんの頭を慌てて手で押さえる。

「そ、それはやだぁ、葉山さん舐めないで!」

「どうして?  私にここを可愛がらせてくれないのかい?」

  葉山さんがジーッと私を見つめるその表情は叱られた子犬のような寂しそうな目をしていた。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

処理中です...