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番外編

番外編 カナタEND

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俺が目を覚ましてからカナタは俺のそばを離れなくなった。

元々俺ブラコン気味の弟だったから仕方ないとはいえ、成長したカナタは正直俺としてはやばい。

だって、なんだか、タイプなんだよ、見た目が。

可愛かった天使のような弟が立派な男に成長してるし、カッコイイし、は?俺を殺す気か。

そんなイケメンにベッタリされてちゃ俺だってこう変な気持ちになるって言うか、そもそも、成長を見守ってないからな?俺。

俺からしたら突然イケメンな弟ができたようなもんで、マジで心臓に悪くて俺がカナタをちょっとだけ遠ざけて1週間ほど過ぎた頃、カナタが俺の部屋に来た。

なんの前触れもなく夜いきなりカナタが訪ねてきて、儚げな美少年から神々しいイケメンに成長したカナタが無駄にキラキラしてて、俺の心臓はもう暴れ放題だ。

そんなイケメンに成長したカナタにいわゆる壁ドンをされてるわけで、顔が近い近い、まつ毛が長い、バサバサしてる、めっちゃいい香りがする。
無理無理と目を白黒させてると憂い気な表情で俺を見つめてきたその瞳に吸い込まれそうだと思った。

「兄様、なんで俺を避けるんですか?」

「あ、いや、その…えーっと…」

「兄様、もしかして俺の気持ちに気づきました?」

「え?」

─────ユーリ、貴方を一人の人間として見ていることに…、でも、気づいたらからと言っても逃がしませんよ?俺と貴方は結婚するんですから。

カナタの言うことは正しい、俺達は結婚する。
元々恋愛結婚とかでなく親が決めたことだったけど、まさか、カナタも俺の事を好きだなんて、そんなの俺が我慢する必要性がないってことじゃないか。

カナタの項に両腕を回して抱き寄せる。
唇が触れそうなほどの至近距離でカナタの瞳を覗き込んで、俺は微笑みながら言葉を紡ぐ。

「違うよ、俺もカナタのことがすきなんだ、目が覚めたらカナタがびっくりするくらいイケメンに成長してたから、恥ずかしくて…」

そう言えばカナタは驚いたような表情を浮かべたあと、すぐに幸せそうに微笑んで俺を抱きしめてきた。

5年の間に俺の身長より高くなって大きくなったカナタの腕の中にすっぽり収まってしまうのが、なんだか気恥ずかしくて頬をうっすら朱色に染めてカナタを見上げると、ため息をついたカナタが俺の肩にグリグリと擦り寄ってきた。

「はぁ…可愛すぎるのは罪だよ、5年前とちっとも変わってない兄様は目の毒すぎる」

「ははっ、なにそれ、俺からしたらカッコよくなったカナタのが目の毒だわ」

「無防備過ぎないですか?兄様」

──────俺だって男ですよ、5年前と違って子供じゃない。

拗ねたように紡がれる言葉に俺は口角ゆるく弧を描いて笑みを浮かべて、カナタの項をすりっと撫でて耳元に唇寄せて囁く。

「俺も男だよ、カナタ…」

そう言ったあとに手を滑らせて、カナタの足を撫でやり、目を細める。
すると、目を見開いたカナタの驚いた表情が可愛くて愛おしい。

お前が思ってるより、ずっと俺だって男なんだよ、カナタと悪戯っぽく笑う。


カナタが舌打ちひとつ零して俺の肩を掴み、力を入れられると俺は抵抗することなくあっさり押し倒される。

眉間に皺を寄せて歯を噛み締めるカナタが呼吸が荒くなってるのを見て、俺相手に必死になってるのが可愛くて仕方ない。

見た目は俺より年上に見えるほど成長したし、昔の天使のような美少年から儚げな美形に進化してもカナタはカナタなんだなと感じる。

見た目は成長しても俺の可愛いカナタのままだ、そう思うと込み上げる愛おしさに任せてカナタの頬に手を伸ばして触れ、するりと項を撫でてから引き寄せ唇を重ねた。

口を開いてカナタの唇を舐めれば薄く開いた口の中に舌を入れて、カナタの口内を舐めて舌を絡ませ、流れ込んでくる唾液を喉を鳴らし嚥下すれば俺のなすがままだったカナタが我に返ったように絡ませた舌に吸い付かれる。

「んっ、ふぅ…んんッ…」

「はっ、はぁ…にい、さま…」

キスの合間から掠れた声で呼ばれるとぞくりと背筋が粟立つ。

カナタに呼ばれるだけで体が熱く火照って内側が燃えるようだ。

カナタの舌の動きが大胆になってきて歯列をなぞられ口蓋を擽られるだけで息は上がっていき、じわりと瞳は潤んで視界が霞む。

まだ触れられてもいないのに自身は兆し始め、ゆるく勃ちあがり、カナタの手が俺の耳朶を撫でて耳孔に指が入ってくると脳内に直接水音が響いて目を見開く。

「んっ、ふぅ…ぅ、ぁ…んんッ!」

隙間なく密着した唇の隙間から漏れる吐息は甘ったるく、息すらも飲み込むようなキスに俺は溺れそうだと思った。

このまま窒息してしまうんじゃないかと、そう感じるほどに貪られる激しいキスに自身は完全に勃ちあがって、先走りが溢れ出しシミを作る。

カナタは気づいてるんだろうか、俺がキスだけで感じてるのに、密着してるのだから気づいてるかと思い直したところで、酸欠でクラクラしてもう限界だと訴えるようにカナタの背中をバシバシ叩いた。

「んっ、んっ、ふぅ…はな、もう、む、……り…!」

カナタが名残惜しそうに唇を甘噛みされ、チュッと唇が漸く離れた。

酸欠で苦しくて乱れた呼吸を整えてるとカナタが俺の唇に触れて、目を細めて笑う。

「ユーリ可愛い」

「はぁはぁ…カナタが」

「ん?俺がどうかしました?」

「キス上手いなんてきいてない、俺が寝てる間に浮気なんてしてないよな?」

カナタが面食らったような表情をしたあと、クスッと笑って嬉しそうに微笑むから、ちょっとムカつく。

人が真剣に聞いてるのになんでそんな嬉しそうなんだよ、それが答えだってさすがに俺だってわかるわ。

「俺が浮気なんてするわけないでしょう?ユーリ一筋ですよ」

「じゃ、じゃあ、なんで上手いんだよ」

「元々俺は器用で物覚えもいいので、ユーリを気持ちよくしたいと思えば反応をよくみるだけで、どうすればいいのかわかりますよ」

わかってても拗ねたように紡いだ言葉の返しにぐうの音も出ない。

カナタが器用なのは俺だってよく知ってるし、物覚えがいいのだって知ってる。

だからこそ天才だと飛び級して同じ学園に通うはずだったんだし、結局それは叶うことなく俺は呪われてしまったんだけど。



5年間眠っていたことでカナタが成長するのは仕方ないと思うけど、それでも、なんでこんなに余裕なんだ!

なんだか俺ばっかりドキドキしてるみたいじゃんか。

カナタの手が触れる度に、そこが熱くなっていく、それがなんだか恥ずかしいし、息を詰めると切なげに歪んだ表情をするカナタに首を傾げた。

「ん?」

「……兄様が、本当に生きてるんだって実感して……」

はらはらと涙を流しはじめたカナタの目は美しくて、泣いてるカナタに申し訳ない気持ちになりながらも綺麗だなって見惚れていたのに、カナタの手が動き出して俺の胸やらお腹に背中と触れてくるのが擽ったい。

身じろぐとちゅっちゅっと何回も首筋にキスされて、たまにちりっとした痛みを感じるからキスマークを残されてるのかもしれない。

鏡がないと自分では確認は難しいからわかんないけど。

そうやって体に振られてるうちに火照って昂っていく、自身がきざしはじめたのが恥ずかしい。

ゆるく勃ちあがった自身に気づいて、足を擦り合わせてもじもじしてると、俺の変化に気づいたらしいカナタが俺の太ももを撫でてきた手がいやらしく動く。

じわじわと追い詰めるようなその動きに、はっ…と熱い息を吐き出して、なんとかやり過ごそうとするのも無駄な足掻きで終わる。

衣服越しとはいえ、ゆるく股間を触られるだけで焦れるような快楽だけを与えられた体は自分の意思とは関係なく悦んで受け入れた。

「あっ、やぁ…だめっ、カナタ……」

「ダメじゃないでしょう?」

そう言って意地悪く笑うカナタを睨んでも逆効果だったようで、興奮した様子にひゅっと喉が鳴る。

ギラついた瞳がなんだか食われると思わせるもので正直いえば興奮と同時に怖いとも感じた。

怯える俺を宥めるように額に軽くキスしたカナタの手が俺のペニスを衣服越しに優しく揉んできて、その刺激に徐々に硬度が増していく。

気持ちいい、カナタに触られてるだけなのに。

ゆるく与えられる快楽に自然と腰は揺れ動き、もっと、と強請ってしまう。

自分で気づいても恥ずかしいのに止めることができない。



カナタの手がペニスから離れてズボンを下ろされると下着に下着にしみを作ってるのが見えた。

ふっ…と笑ったカナタが体をずらして、俺の足を左右に大きく開かせ、カナタの眼前に下着をぐっしょりと濡らしてる俺の股間が晒されてると思うだけで興奮してくる。

自分がMだったなんてこんなときに自覚したくなかったと羞恥に震えながらも、期待でゴクリと喉が鳴る。

下着越しにカナタが舌を這わせてペニスの形をなぞるからそれだけでイきそうで慌ててカナタの頭に触れて、イヤイヤと頭を振った。

「まっ、まって…いっちゃいそうだから…、んぅ…ふっ…」

「いっていいですよ?」

カナタはそう言うと下着をずり下ろされ、ぼろんと勢いよく飛び出したペニスからは先走りが滴り落ちた。
それを指先で掬って尿道口に塗り込むようにくるくる指を動かされるともうダメだった。

堪え性がないと思われるかもしれないけど、俺は腰をビクビク震わせて絶頂に上り詰め、ドピュドピュと吐精した。

腰が痺れるような快楽に支配されて瞳を潤ませながら、カナタに手を伸ばすと手を掴まれ、すりっと頬を擦り寄せるカナタが愛おしくて可愛い。

「はぁはぁ…いっちゃうって言ったのに…、カナタの意地悪…」

「ふふっ、兄様可愛い、そんなこと言われたらもっと頑張りたくなります」

カナタの微笑みが少しだけ怖い、頑張らないでほしい。
カナタがなにやら引き出しから取り出してきた、小瓶にピンク色の液体が入ったそれに、なんだろう?と首を傾げてると、その液体を手に取って温めてる。

カナタの行動を観察して、じっと見つめればカナタが俺に微笑みかけてきた。

「冷たいと兄様が驚くと思うので」

「俺に使うってこと?」

「潤すものがないと痛いのは兄様ですよ」

あ、何に使うのか理解してカァーっと顔に熱が集まる。
今絶対真っ赤だ、そう思うくらいに顔が熱くて直視出来ずに顔を背ける。

すると、たっぷりと液体をまとった指がアナルに触れて固く閉ざされたそこにつぷりと指が入ってきた、違和感に眉間に皺が寄る。

痛くはないけど、異物感が凄い、これ気持ちよくなるの?とそんな事ばかりが浮かぶ。

「はっ、はぁ……っ…」

「痛くないですか?」

「う、うん、痛くはないけど、違和感がすごい…」

「痛くないならよかった、すぐによくなりますよ」

そう笑うカナタ、もしかしてカナタお手製のものなのかな、この薬って。
それだったら、痛くないよう配慮したなにかが入ってそうだ。

指が腸襞を引っ掻くたびに異物感に息を詰めるが次第にお尻の中がジンジンと痺れるような熱いような感覚が襲ってきて、それがなんだか気持ちよくて自分の体の変化に戸惑ってるとある一点を指が掠めた時に目の前がチカチカと火花が飛び散った。

「ひっ、あっ、ぁ…なに、やだ、そこ…だめ!」

「兄様の小さめで見つけにくかったです、ダメじゃないですよ、兄様の気持ちいいところなのでもっと気持ちよくなりましょうね?」

俺をあやすような言葉を投げかけてきたカナタは宣言通り、そこを重点的に攻めてきた。
ぷっくり膨らんだ前立腺をトントンと指の腹で叩いて、時折引っ掻いて押し潰してをされたら初めて感じる快楽に俺はなすすべもなく2度目の吐精を呆気なくしていた。

それでも、カナタの動きは止まらなくて、いったばかりでも与えられる快楽が苦しくてシーツを強く握りしめて逃れようと腰をくねらせる。

それをダメだと言わんばかりに腰を掴まれて固定されると抵抗なんてできなくて、いつの間にか増やされた指で前立腺を摘まれ捏ねられるとバチンとなにかが弾けて、射精とも尿意とも違うようななにかがせりあがってくる感覚にイヤイヤと子供みたいに頭振った。

「ひっ、いぃ!あっ、ぁぐっ…、まって、まって、なんかきちゃっ、きちゃう!もれりゅ♡もれりゅうううう♡♡♡」

ぷしゃぷしゃと透明な液体をまき散らし、背中をのけぞらせてからグッタリとベッドに体を投げ出す。
虚ろな瞳でカナタを見上げると満足気に微笑む姿が見えて憎たらしい。

それでも、俺は指1本動かすのも億劫でぼんやりしてれば、指が引き抜かれヒクヒクとひくつくそこにカナタのペニスが押し当てられる。

ひくっと喉が鳴る、怖いというのもあるけど、なんだかよくわからない液体を吹き出して身体は辛かったからだ。

閉ざしてるそこを押し拡げるように亀頭が入り込んで、みちみちっと限界まで拡げられたアナルは意外にも痛くはなかった。

ただ、指とは違う質量にお腹が苦しい、トンといきあたりまで挿入されて痛みはなくても苦しすぎて、はっ、はっと浅い息を吐き出すのが精一杯だった。

「あっ、はぁ…っ、はっ、はぁ…」

「痛くはないですか?」

「う、うん、痛くはないけど、圧迫感が凄い…ここが苦しい」

お腹を撫でて苦しさを訴えると何に興奮したのかわからないが、中で質量が増したのを感じてビクビク体が震える。

カナタのペニスを食いちぎらんばかりに締め付けて、その形を感じれば、なんだかそれだけで気持ちがいい。
苦しいのに気持ちよくて多幸感に包まれる。

カナタと繋がってるのが嬉しい、もっとカナタと密着したい、ほしいと欲が膨らんで震える足をカナタの腰に絡ませて自分の方に引き寄せる。

「はっ、はぁ…んっ、カナタもっと…」

そう言ってカナタの項に腕を回して隙間なくぴったりと密着する。

カナタにもっと触れたい、もっと身近に感じたい。

性行為がこんなにも満たしてくれるものだなんて知らなかった、カナタの荒い息遣いを感じて「動いていいよ、カナタ」と囁くとカナタは「ちっ、ほんっと、俺が大事にしようとしてるのにそういうとこありますよね、兄様」と睨まれた。

足を抱えられお腹につくんじゃないかというほど折り曲げられると、結合部が見えて恥ずかしい。

すると、わざと見せつけるようにゆっくりと抽挿を開始されてずるるっと限界まで引き抜かれる様子や一気に奥まで貫かれる様を見て、体でも感じて、ぎゅうぎゅうに締め付ける。

ドチュドチュと奥をノックされるたびにどぴゅぴゅると精液を吐き出し、ずっといってるような感覚に涙が流れ落ち、嬌声をあげることしかできない。



カナタを煽りすぎた俺はたっぷり可愛がられすぎて、翌朝、体のあちこちが痛くて動くことができないし、それに色々とみんなが察して恥ずかしい思いをしたからカナタに当分えっち禁止!と宣言したのだった。



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