年下俺様アイドルの、正しい飼い方

ryon*

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主従逆転②

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 文句のひとつも言ってやりたいのに、唇から溢れるのはやっぱり耳を塞ぎたくなるような喘ぎ声だけで。
 与えられる刺激に溺れ、ただ彼の体にすがり付いた。

 指を抜き差しされる度、体が大きく震える。
 しかも既に私の弱いトコロは奏くんに知られてしまっているから、そこばかりを攻められた。

「そろそろ、逝って良いよ」

 耳元で囁かれ、指を私の中で曲げて一際強く擦り上げられると、私は言われるがままあっさり達してしまった。

「可愛い、千尋さん。良く出来ました。
 ......俺ももう千尋さんの中で、逝っていい?」

 耳たぶを軽く食まれただけで、達したばかりの体はもう一度大きく震えた。

「待って、少し休ませて......」

 抱き付いてお願いしたのだけれどククッと意地悪く笑い、私の足首をやや強引に掴んで大きく開かせると、既にかたくなった彼の分身をそのまま挿入した。

「ごめん、千尋さん。
 聞いてはみたけど、やっぱ無理。
 このまま一緒に、もう一回気持ち良くなろ?」

 胸を荒々しく揉まれ、激しく突かれる度、思考力が奪われていくような気がした。

 そしてあまりにも強い快感に堪えられず、反射的に逃げようとした瞬間、彼は繋がったまま私の腰を強く引き、更に激しく内壁を抉った。

「逃げられると、思う?
 ......そういう真似されても、余計に苛めたくなるだけなんだけど」

 ガツガツと一番奥を突かれ、涙が溢れた。
 なのに奏くんは綺麗な口元を楽しそうに歪め、二人が繋がっている場所の少し上にある、私の敏感な蕾を指先で強く摘まんだ。
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