年下俺様アイドルの、正しい飼い方

ryon*

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天然か、策略か⑧

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 酸素を求めて開かれた愛らしい唇に舌を入れると、おずおずと彼女もそれに応えてくれた。
 だから俺はますます夢中になり、千尋さんを求めた。

 正直彼女との関係を、こんなに進める気は無かったんだ。
 ......いまは、まだ。

 そのため避妊具を用意していなかった事に気付きながらも、これ以上焦らされたらおかしくなってしまいそうだったから、どんだけがっついてんだよと自分でも幾分情けなく思いながら彼女を強く抱き締め聞いた。

「今日はこういう事するつもり無かったから、ゴムの用意してないんだ。
 ......でも絶対に中には出さないから、続けて良い?」

 一瞬何を言われているのか理解出来なかったらしい千尋さんは、キョトンとした感じで俺を見上げた。
 そしてその意味を理解すると、彼女は頬を薔薇色に染め、ふわりと微笑んで俺の背にまた腕を伸ばして抱き締めてくれた。

 それを了承の返事と受け取り、俺も彼女の体を強く抱いた。

 足首を掴み、開かせると、千尋さんはまた恥ずかしそうにそっと目を閉じてしまった。
 その表情は色っぽいのに、とてつもなく可愛くて。
 ......自然とゴクリと、喉が鳴るのを感じた。

 再び軽く二本の指で中を解し、俺も着ていたモノを全て脱ぎ捨てると、彼女の真っ白な体に覆い被さった。

 そして二人が繋がる為の入り口に、既に硬く隆起した俺の分身を擦り付け、彼女から溢れ出た蜜を絡ませるようにして少しずつ中に侵入していった。

 だけどやはりかなり久しぶりらしき彼女の中は、狭くて。
 なのにスゲェ熱くて、まるで俺を誘うみたいにヌルヌルしていて。
 ......メチャクチャに突きたい衝動を無理矢理抑え込み、本当は余裕なんてモノ微塵も無かったけれど緩慢な動きで、優しく彼女の感じる場所を探った。
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