年下俺様アイドルの、正しい飼い方

ryon*

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天然か、策略か⑤

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「ん......っ、奏くん......!」

 息を乱したまま名を呼び、俺を抱き締める彼女。
 まるで本物の獣にでもなってしまったみたいに夢中で千尋さんの体に触れ、貪った。

 最初は下着の上からだったけれど、すぐに我慢出来なくなり、本能のまま少し強引にそれを剥ぎ取ると、彼女はまた真っ赤になって慌てた様子で手で胸を隠そうとした。

 だけどそんなのは、俺の欲望を煽っただけで。
 両手首を片手で押さえ付けるようにしながら、もう一方の手で胸の先端に触れ、指先で転がすみたいにして弄んだ。

 彼女の胸のサイズは性格同様控えめではあったけれど、俺が与える刺激に敏感に反応を返してくれた。
 だから俺は調子に乗り、既に美味しそうに熟れた紅い果実を口に含んだ。

 すると千尋さんの細く真っ白な体は反り返り、いやらしく胸を突き出すみたいな体勢になったからそのまま腰に腕を回し、逃さないように固定してから何度も頂を甘噛みすると、その度彼女は小さく震えた。
 
 だけどこの時になっても声はまだちょっと我慢しているみたいだったから、意地でも鳴かせてやりたくなった。
 
 完全に意識が胸に集中しているタイミングを見計らい、彼女の華奢な両手首を解放して、そっと下半身にその手を移動させた。

 そして千尋さんが身に付けていた部屋着に指を忍び込ませ、敏感なところにショーツの上から軽く触れた。

 突然与えられた刺激にびっくりしたように、大きく跳ね上がろうとする体。 
 それを押さえ込むみたいにしながら彼女の足を割り開かせてぐにぐにと指をちょっと強めに動かすと、千尋さんは可憐だけれど卑猥な声をあげ、俺にしがみ付いた。
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