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ふたりきりの時間④
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「西園寺さん……そこ、駄目。駄目ですってば!」
腰を浮かせて、彼から逃れようと必死に抵抗を試みる。
でも強く手を引かれ、逆に擦り付けられた。
再び溢れた、いやらしい喘ぎ声。
それが恥ずかしくて、慌ててもう一方の手のひらで口元を覆った。
「駄目、じゃないよね?
だって陸斗くん、すっごく気持ち良さそうだよ?」
クスクスと笑いながら言われた言葉に羞恥心を煽られ、体がカッと熱くなるのを感じる。
左右に激しく首を振り、そんな事ないと訴えたけれど、僕が感じまくってしまっているのなんてこの男にはきっと、もうバレバレに違いない。
でもやっぱりこんな風に完全に手玉にとられている状況がなんだか悔しかったから、無理矢理口角を上げて微笑んだ。
「それは、西園寺さん。あなたもですよね?
さっきから当たってるヤツ、めちゃくちゃかたくなってるし」
一瞬キョトンとした感じで僕を見上げたかと思うと、西園寺さんはプッと吹き出した。
そのままふるふると震える、彼の肩。
「なんなんですか、いったい!?
僕、何も面白い事なんて、言っていませんよね!?」
逆ギレする僕の手を取り、ちゅっと軽く口付けると、彼は楽しそうにまた笑った。
「うん、うん。そうだね。
実際もう、早く君の中に入りたくて、ガッチガチになってるし」
そのまま僕の手を引き、彼のかたくなっているモノへと導かれた。
予想外の凶行に半ばパニック状態に陥る僕を尻目に、意地悪な恋人は美しい口元をニヤリと歪めた。
「ね?」
ゴクリと、喉が鳴る。
だって僕は、もう知っているから。
……それで激しく奥を突かれると、とっても気持ちいいって事。
腰を浮かせて、彼から逃れようと必死に抵抗を試みる。
でも強く手を引かれ、逆に擦り付けられた。
再び溢れた、いやらしい喘ぎ声。
それが恥ずかしくて、慌ててもう一方の手のひらで口元を覆った。
「駄目、じゃないよね?
だって陸斗くん、すっごく気持ち良さそうだよ?」
クスクスと笑いながら言われた言葉に羞恥心を煽られ、体がカッと熱くなるのを感じる。
左右に激しく首を振り、そんな事ないと訴えたけれど、僕が感じまくってしまっているのなんてこの男にはきっと、もうバレバレに違いない。
でもやっぱりこんな風に完全に手玉にとられている状況がなんだか悔しかったから、無理矢理口角を上げて微笑んだ。
「それは、西園寺さん。あなたもですよね?
さっきから当たってるヤツ、めちゃくちゃかたくなってるし」
一瞬キョトンとした感じで僕を見上げたかと思うと、西園寺さんはプッと吹き出した。
そのままふるふると震える、彼の肩。
「なんなんですか、いったい!?
僕、何も面白い事なんて、言っていませんよね!?」
逆ギレする僕の手を取り、ちゅっと軽く口付けると、彼は楽しそうにまた笑った。
「うん、うん。そうだね。
実際もう、早く君の中に入りたくて、ガッチガチになってるし」
そのまま僕の手を引き、彼のかたくなっているモノへと導かれた。
予想外の凶行に半ばパニック状態に陥る僕を尻目に、意地悪な恋人は美しい口元をニヤリと歪めた。
「ね?」
ゴクリと、喉が鳴る。
だって僕は、もう知っているから。
……それで激しく奥を突かれると、とっても気持ちいいって事。
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