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嫉妬③
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「かなり、拡がって来たな。
カヲル、分かる?」
中を二本の指で開かれ、泣きそうになりながら、コクコクと夢中で頷く私。
......恥ずかしさで、今なら死ねる気がする。
「ハハ、スゲェ糸引いてるし。
そんなに、良いの?」
ゲスな笑顔で私を覗き込み、聞かれた。
誰がこんなのを王子だなんて呼んでるのよ、責任者出てこい!
「三本目も、いけるかな?
カヲル、頑張れ」
ククッと笑うその表情は、ドSを通り越してもはや鬼畜。
なのにそれに、少しだけドキッとしてしまったのが悔しい。
「カヲルって、絶対Mだよね。
普段勝ち気な癖に、可愛過ぎ」
反論する前に、唇はまたしてもキスで塞がれた。
そして酸素を求めて唇を開いたその隙に、侵入してきた彼の舌先。
その間も中を三本の指でぐちゃぐちゃにかき回され、さらにはもう一方の指先でその入り口の少し上にある小さな突起を摘ままれ、転がされた。
「蒼汰......もう、無理......!」
必死に訴えたけれど、彼はやっぱりただ楽しそうに笑うだけで、指を止めてくれることは無かった。
「なんで、無理なの?
全然痛そうには、見えないんだけど」
わざとらしく芝居がかった様子で、聞かれた。
でも意地悪だけど優しい声に誘われ、快感に完全に意識を奪われてしまっていたから、気付くと素直に答えていた。
「ん......無理ぃ......!
だってこんなの......気持ち良過ぎる」
その言葉に、ハッとしたように目を見開いて。
......彼はふぅと小さく息を吐き、ニヤリと笑った。
「本当にお前は、俺を煽ることにかけては天才的だな。
......そんな事を言われたら、俺ももうさすがに限界」
私から彼は体を離し、ベッドの横に置かれたサイドテーブルの上にあった籠の中から、カラフルな小箱を手に取った。
カヲル、分かる?」
中を二本の指で開かれ、泣きそうになりながら、コクコクと夢中で頷く私。
......恥ずかしさで、今なら死ねる気がする。
「ハハ、スゲェ糸引いてるし。
そんなに、良いの?」
ゲスな笑顔で私を覗き込み、聞かれた。
誰がこんなのを王子だなんて呼んでるのよ、責任者出てこい!
「三本目も、いけるかな?
カヲル、頑張れ」
ククッと笑うその表情は、ドSを通り越してもはや鬼畜。
なのにそれに、少しだけドキッとしてしまったのが悔しい。
「カヲルって、絶対Mだよね。
普段勝ち気な癖に、可愛過ぎ」
反論する前に、唇はまたしてもキスで塞がれた。
そして酸素を求めて唇を開いたその隙に、侵入してきた彼の舌先。
その間も中を三本の指でぐちゃぐちゃにかき回され、さらにはもう一方の指先でその入り口の少し上にある小さな突起を摘ままれ、転がされた。
「蒼汰......もう、無理......!」
必死に訴えたけれど、彼はやっぱりただ楽しそうに笑うだけで、指を止めてくれることは無かった。
「なんで、無理なの?
全然痛そうには、見えないんだけど」
わざとらしく芝居がかった様子で、聞かれた。
でも意地悪だけど優しい声に誘われ、快感に完全に意識を奪われてしまっていたから、気付くと素直に答えていた。
「ん......無理ぃ......!
だってこんなの......気持ち良過ぎる」
その言葉に、ハッとしたように目を見開いて。
......彼はふぅと小さく息を吐き、ニヤリと笑った。
「本当にお前は、俺を煽ることにかけては天才的だな。
......そんな事を言われたら、俺ももうさすがに限界」
私から彼は体を離し、ベッドの横に置かれたサイドテーブルの上にあった籠の中から、カラフルな小箱を手に取った。
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