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罰④
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「答えないって事はさぁ......カヲルは俺に、もっとこういう風にされたいって思ってんの?」
クスクスと馬鹿にしたように笑い、バスローブの腰紐をスルリとほどかれた。
それに驚き体を隠そうとしたけれど、手首をまたしても掴まれ、止められた。
「......お前もしかして、下は何も着けてないの?」
ちょっと吃驚した感じで、聞かれた。
だけどどうするのが正解か分からなかったとか、そんなの言えるワケがないじゃないか。
答えられずにいる私の事を呆れたように見下ろして、蒼汰は言った。
「......カヲルはホント、男の事を舐め過ぎ。
ここまでするつもりは、無かったんだけどな」
ニッと不敵な笑みを浮かべ、前を完全にはだけさせられてしまった。
なのに隠す事すら許されず、身体を彼に晒し続ける事しか出来なくて。
恥ずかしくて完全にパニック状態に陥った私の首元に、彼が軽く口付けた。
「さすがにここまでされたら、ふざけてるんじゃないって分かってくれた?」
笑っているのに、やはりその瞳には何の感情も写し出されていなくて。
恋心を自覚したばかりなのに、この男の事が少しだけ怖くなった。
だけど心の何処かでは、まだ彼を信じたいと願う自分も居て。
......そのうちやっぱり冗談だよって言って、いつもみたいに意地悪く笑ってくれるんじゃないかって、この時になっても少しだけ疑っていた。
なのに彼はそのわずかな期待を裏切るみたいに私の胸に唇を寄せ、下半身に手を伸ばした。
クスクスと馬鹿にしたように笑い、バスローブの腰紐をスルリとほどかれた。
それに驚き体を隠そうとしたけれど、手首をまたしても掴まれ、止められた。
「......お前もしかして、下は何も着けてないの?」
ちょっと吃驚した感じで、聞かれた。
だけどどうするのが正解か分からなかったとか、そんなの言えるワケがないじゃないか。
答えられずにいる私の事を呆れたように見下ろして、蒼汰は言った。
「......カヲルはホント、男の事を舐め過ぎ。
ここまでするつもりは、無かったんだけどな」
ニッと不敵な笑みを浮かべ、前を完全にはだけさせられてしまった。
なのに隠す事すら許されず、身体を彼に晒し続ける事しか出来なくて。
恥ずかしくて完全にパニック状態に陥った私の首元に、彼が軽く口付けた。
「さすがにここまでされたら、ふざけてるんじゃないって分かってくれた?」
笑っているのに、やはりその瞳には何の感情も写し出されていなくて。
恋心を自覚したばかりなのに、この男の事が少しだけ怖くなった。
だけど心の何処かでは、まだ彼を信じたいと願う自分も居て。
......そのうちやっぱり冗談だよって言って、いつもみたいに意地悪く笑ってくれるんじゃないかって、この時になっても少しだけ疑っていた。
なのに彼はそのわずかな期待を裏切るみたいに私の胸に唇を寄せ、下半身に手を伸ばした。
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