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思ってたのと、違うっ!②
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「あはは、あの......樹?
酔ってる......んだよな?
ほら、落ち着けって!」
あまりに予想外過ぎる展開に、激しく動揺する俺。
樹は可笑しそうにまた笑い、そのまま俺の足と足の間に膝をねじ込んできた。
これっていわゆる......股ドンってヤツかっ!?
ネットかなんかでネタ的なのは見たことはあったけれど、自分がされる日が来るとか、夢にも思わなかった。
しかも相手はあの、恋い焦がれて止まなかった天使、樹って......なんだ、この悪夢。
「センパイが、落ち着けよ。
オタオタしてんじゃねぇよ、いい年して」
いつもの穏和な表情とはまるで違う、鋭い目付き。
困惑し、なおもされるがままでいると彼はニヤリと口角をあげ、楽しげに笑った。
「センパイ、夢を壊して悪いんだけどさぁ。
......俺、タチなのね?
だからおとなしく俺に犯されて、可愛く鳴いてよ」
タチ?タチって何だ?
大きな疑問符が、俺の頭上に浮かぶ。
でもこの流れから察するに......俺が、掘られる側っ!?
絶対に、嫌だっ!!
ようやく状況を理解し、コイツの悪の手から逃れようとしたんだけれど、見た目に反して樹は馬鹿みたいに力が強くて、抵抗を試みてもびくともしなかった。
「あんま、暴れんなよ。
......抵抗されたら興奮して、優しく出来ない」
「抵抗なんか、するに決まってんだろうがっ!
離せ......この馬鹿力っ!似非天使っ!」
すると彼はプッと吹き出し、それから意地の悪い笑みを浮かべた。
「あー......なるほど。
酷くしていいって事?......了解」
ガン、と乱暴に床に肩を押し付けられ、そのままキスで唇を塞がれた。
......ホント、何なんだよこの状況。
酔ってる......んだよな?
ほら、落ち着けって!」
あまりに予想外過ぎる展開に、激しく動揺する俺。
樹は可笑しそうにまた笑い、そのまま俺の足と足の間に膝をねじ込んできた。
これっていわゆる......股ドンってヤツかっ!?
ネットかなんかでネタ的なのは見たことはあったけれど、自分がされる日が来るとか、夢にも思わなかった。
しかも相手はあの、恋い焦がれて止まなかった天使、樹って......なんだ、この悪夢。
「センパイが、落ち着けよ。
オタオタしてんじゃねぇよ、いい年して」
いつもの穏和な表情とはまるで違う、鋭い目付き。
困惑し、なおもされるがままでいると彼はニヤリと口角をあげ、楽しげに笑った。
「センパイ、夢を壊して悪いんだけどさぁ。
......俺、タチなのね?
だからおとなしく俺に犯されて、可愛く鳴いてよ」
タチ?タチって何だ?
大きな疑問符が、俺の頭上に浮かぶ。
でもこの流れから察するに......俺が、掘られる側っ!?
絶対に、嫌だっ!!
ようやく状況を理解し、コイツの悪の手から逃れようとしたんだけれど、見た目に反して樹は馬鹿みたいに力が強くて、抵抗を試みてもびくともしなかった。
「あんま、暴れんなよ。
......抵抗されたら興奮して、優しく出来ない」
「抵抗なんか、するに決まってんだろうがっ!
離せ......この馬鹿力っ!似非天使っ!」
すると彼はプッと吹き出し、それから意地の悪い笑みを浮かべた。
「あー......なるほど。
酷くしていいって事?......了解」
ガン、と乱暴に床に肩を押し付けられ、そのままキスで唇を塞がれた。
......ホント、何なんだよこの状況。
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