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第4章 星降る都市
【170話】 翡翠
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戦いは終結へと向かう。
落下する瓦礫はまもなく床へと落ちる。
結界魔法を破壊され魔力を消費され再度結界魔法を展開は出来なくなったが依然として強者の圧を衰えさせないクラディ。
それに相対するは、ヒョオナの魔法により多くの人の魔力を受け取り再び戦闘可能となった優斗。
下へ下へと落下していく瓦礫の上へ乗り互いに真正面に立ち見据える、この状況は長くは保たない。
だからこそ早期の決着を付けるため、優斗は仕掛けにいく。
──戦闘再開
「なぜ立ち向かってくる」
そんな状況の中クラディが口を開いた。
「俺に力を受け渡せば、お前達の倒したがっている凶震戒を潰せる。1つの都市の人間だけで世界が救えるんだ、安いものだろう」
時間稼ぎなのだろうとわかってはいる、それでも優斗は立ち止まったのだ。
最後に彼の本心を聞くために。
「世界を救うために都市の人を皆殺しにするってのか?そんなのは納得できるわけないだろ」
「それにお前、凶震戒を潰した後どうするつもりだ?」
俺にはわかる、この男が凶震戒を倒しただけでは終わらない事を。
「まぁいい、教えてやる。俺の絶対的な力を使って頂点に立つ。
俺の力でこの世界を支配して争いをなくす」
彼の自信を持っていっている言葉は世界平和を謳ってはいるが結局は力による弾圧だ、そんな事上手くいはずがない。
「結局力による支配か、それで世界を平和にするだなんて出来るわけないだろ!」
「じゃあ聞くが、お前が思い描く争いがなくなるために必要なものはなんだ?」
俺の反論に対してクラディは逆に問いかる、そしてその答えを俺はずっと前から見つけている。
「正義の味方っていう悪を倒して人を守る絶対的な象徴だ」
「そんなもの、力で支配する事と同じだろ」
彼は鼻で笑う。
「いや同じじゃない、力で人を絶望させて支配するのと、人に希望を与えて救う事は違う」
俺の中でも希望的観測だ、それでも誰かの幸福を踏み潰していいわけがない。
「ならここからの話は平行線だ。交わることはない」
クラディは構える。
「改めて名乗ろう!!
俺は元凶震戒の十戒士が1人!クラディ・レイオン!!」
落下しながらも瓦礫の上で堂々たる立ち振る舞いで彼は自らの名を明かす。
そちらがその気ならばそっくりそのまま返してやるのが礼儀というもの。
「……俺はパゼーレ騎士団!異世界から来たユウト・シンドウ!!」
互いに名乗り終わった。
もう言葉はいらない──ただ目の前の相手を倒す[殺す]!!
ほぼ同時に動き出す。
それと同時に彼らの目の前に互いの人器が降りそれを掴んで戦闘は再開される。
クラディの人器のチャクラム、それに斬られるというより刃に当たった物の重さが倍になる効果がある。
ゆえに刃に当たらないように側面を弾くように短剣を振るうが激しい攻防の最中で2本の剣を重さのあまり手放した。
残るは灰の一刀、見極めろ。奴の攻撃を!
クラディはチャクラムによる斬撃、そして自身の魔法で圧縮した空気を撃つ。
それらを掻い潜り、魔力を込めた一撃をチャクラムの側面に撃ち込みクラディの手から離れる。
ガラ空きになった!今行ける!!
剣を掲げ、クラディに向けて振り付けるが……後方から飛んできた圧縮された空気によって灰の剣は俺の手から離れる。
クラディはこの事を予測してこの位置にくるように撃ち出した空気を曲げていたのだ。
再び丸腰。
なら、拳で挑むしかない!!
両者共に同じ事を考え、2人の拳を突き出す。
そして感じ取る、自身の限界の突破を!!
──神掌破ッッ!!
──エヴォルグッ!!
両者の拳が重なる時、互いの一撃の反動で両者の距離は離れ両者は覚醒しゾーンへと至る。
このまま戦ってるだけじゃ勝負はつかない、だから渾身の一撃を──
2人は確信する。
ゆえに次の攻撃が最後の一撃。
クラディは瓦礫を足場に駆け上がり一方で優斗は城の一階の床へと着地を成功させた。
クラディは己に残る全魔力を突き上げた右手に集め、空間が歪むほどの魔力を圧縮に圧縮を重ねる。
彼の周りにあった瓦礫はその魔力に飲み込まれ圧縮され塵になる。
その光景を見る少年、彼の胸の前に置かれた両腕にはそれぞれ風の魔力と神の魔力を宿らせる。
風と神の魔力の2つの魔力は反発し合い合わせるのが困難、そう困難なだけで実現は可能なのだ。
だからこそ俺はこの2つを混じり合わせる。
激しく反発し合う2つの魔力、それらが互いに対抗するために増殖し続け高密度の質量へと変貌を遂げる。
少しでも気を抜けばこの無限に増殖する魔力を抑えきれずに暴発する……そのような危険な魔力を1つにするよう押し込める。
2つのバラバラな魔力が統合され、翡翠色の透き通った綺麗な球体へと成る。
決着の時来る
「ブラックエンドホール!!」
「翡翠──」
ほぼ同時、ほぼ同時に渾身の一撃をクラディは放ち優斗は弾き放つ。
両者の魔法は激しくぶつかり合う、ぶつかり合った魔法は拮抗する。
そう思われた──
優斗の魔法はクラディの魔法をものともせずに共に上空へと押しあがっていく。
「俺だけなら勝てなかった!この都市の人達の魔力をもらって今ここにいる!だから!勝つ!!」
「なっ──!」
強き信念と大勢の意志を背負いそのまま天へと昇る。
その魔法は直線上にあったもの全てを巻き込みながら上空の都市に住う人達を閉じ込める結界すら打ち砕き結界の破片が都市へと降り注ぐ。
それはこの戦いの勝利とこの地に住う者達の自由を表す。
落下する瓦礫はまもなく床へと落ちる。
結界魔法を破壊され魔力を消費され再度結界魔法を展開は出来なくなったが依然として強者の圧を衰えさせないクラディ。
それに相対するは、ヒョオナの魔法により多くの人の魔力を受け取り再び戦闘可能となった優斗。
下へ下へと落下していく瓦礫の上へ乗り互いに真正面に立ち見据える、この状況は長くは保たない。
だからこそ早期の決着を付けるため、優斗は仕掛けにいく。
──戦闘再開
「なぜ立ち向かってくる」
そんな状況の中クラディが口を開いた。
「俺に力を受け渡せば、お前達の倒したがっている凶震戒を潰せる。1つの都市の人間だけで世界が救えるんだ、安いものだろう」
時間稼ぎなのだろうとわかってはいる、それでも優斗は立ち止まったのだ。
最後に彼の本心を聞くために。
「世界を救うために都市の人を皆殺しにするってのか?そんなのは納得できるわけないだろ」
「それにお前、凶震戒を潰した後どうするつもりだ?」
俺にはわかる、この男が凶震戒を倒しただけでは終わらない事を。
「まぁいい、教えてやる。俺の絶対的な力を使って頂点に立つ。
俺の力でこの世界を支配して争いをなくす」
彼の自信を持っていっている言葉は世界平和を謳ってはいるが結局は力による弾圧だ、そんな事上手くいはずがない。
「結局力による支配か、それで世界を平和にするだなんて出来るわけないだろ!」
「じゃあ聞くが、お前が思い描く争いがなくなるために必要なものはなんだ?」
俺の反論に対してクラディは逆に問いかる、そしてその答えを俺はずっと前から見つけている。
「正義の味方っていう悪を倒して人を守る絶対的な象徴だ」
「そんなもの、力で支配する事と同じだろ」
彼は鼻で笑う。
「いや同じじゃない、力で人を絶望させて支配するのと、人に希望を与えて救う事は違う」
俺の中でも希望的観測だ、それでも誰かの幸福を踏み潰していいわけがない。
「ならここからの話は平行線だ。交わることはない」
クラディは構える。
「改めて名乗ろう!!
俺は元凶震戒の十戒士が1人!クラディ・レイオン!!」
落下しながらも瓦礫の上で堂々たる立ち振る舞いで彼は自らの名を明かす。
そちらがその気ならばそっくりそのまま返してやるのが礼儀というもの。
「……俺はパゼーレ騎士団!異世界から来たユウト・シンドウ!!」
互いに名乗り終わった。
もう言葉はいらない──ただ目の前の相手を倒す[殺す]!!
ほぼ同時に動き出す。
それと同時に彼らの目の前に互いの人器が降りそれを掴んで戦闘は再開される。
クラディの人器のチャクラム、それに斬られるというより刃に当たった物の重さが倍になる効果がある。
ゆえに刃に当たらないように側面を弾くように短剣を振るうが激しい攻防の最中で2本の剣を重さのあまり手放した。
残るは灰の一刀、見極めろ。奴の攻撃を!
クラディはチャクラムによる斬撃、そして自身の魔法で圧縮した空気を撃つ。
それらを掻い潜り、魔力を込めた一撃をチャクラムの側面に撃ち込みクラディの手から離れる。
ガラ空きになった!今行ける!!
剣を掲げ、クラディに向けて振り付けるが……後方から飛んできた圧縮された空気によって灰の剣は俺の手から離れる。
クラディはこの事を予測してこの位置にくるように撃ち出した空気を曲げていたのだ。
再び丸腰。
なら、拳で挑むしかない!!
両者共に同じ事を考え、2人の拳を突き出す。
そして感じ取る、自身の限界の突破を!!
──神掌破ッッ!!
──エヴォルグッ!!
両者の拳が重なる時、互いの一撃の反動で両者の距離は離れ両者は覚醒しゾーンへと至る。
このまま戦ってるだけじゃ勝負はつかない、だから渾身の一撃を──
2人は確信する。
ゆえに次の攻撃が最後の一撃。
クラディは瓦礫を足場に駆け上がり一方で優斗は城の一階の床へと着地を成功させた。
クラディは己に残る全魔力を突き上げた右手に集め、空間が歪むほどの魔力を圧縮に圧縮を重ねる。
彼の周りにあった瓦礫はその魔力に飲み込まれ圧縮され塵になる。
その光景を見る少年、彼の胸の前に置かれた両腕にはそれぞれ風の魔力と神の魔力を宿らせる。
風と神の魔力の2つの魔力は反発し合い合わせるのが困難、そう困難なだけで実現は可能なのだ。
だからこそ俺はこの2つを混じり合わせる。
激しく反発し合う2つの魔力、それらが互いに対抗するために増殖し続け高密度の質量へと変貌を遂げる。
少しでも気を抜けばこの無限に増殖する魔力を抑えきれずに暴発する……そのような危険な魔力を1つにするよう押し込める。
2つのバラバラな魔力が統合され、翡翠色の透き通った綺麗な球体へと成る。
決着の時来る
「ブラックエンドホール!!」
「翡翠──」
ほぼ同時、ほぼ同時に渾身の一撃をクラディは放ち優斗は弾き放つ。
両者の魔法は激しくぶつかり合う、ぶつかり合った魔法は拮抗する。
そう思われた──
優斗の魔法はクラディの魔法をものともせずに共に上空へと押しあがっていく。
「俺だけなら勝てなかった!この都市の人達の魔力をもらって今ここにいる!だから!勝つ!!」
「なっ──!」
強き信念と大勢の意志を背負いそのまま天へと昇る。
その魔法は直線上にあったもの全てを巻き込みながら上空の都市に住う人達を閉じ込める結界すら打ち砕き結界の破片が都市へと降り注ぐ。
それはこの戦いの勝利とこの地に住う者達の自由を表す。
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