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第2章 マジックフェスティバル
【65話】 決勝前日の不安
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マジックフェスティバル3回戦目が終わり、残すところは明日を挟んだ決勝戦だ。
優斗は救護班から手当てをしてもらった後自分が寝泊まりする寮へ帰っていった。
寮へ帰るとパゼーレ学園の生徒で今日の試合の結果報告を行うらしいので、大食堂へと向かった。
そして結果報告が行われていった。
2年生の方は、1回戦目と準決勝で敗退
3年生の方は、2回戦目で1人敗北したもののバリオンが決勝まで進んだようだ。
俺たち1年も結果を報告する。
準決勝でデイが敗北、そして俺が決勝まで進んだ事を報告した。
2年生の方は強かった2人が参加出来なかったらから仕方ないと、励まされながらも俺の方に優勝の重圧がかかる。
まぁ応援されながらも半分脅迫みたいな事も言われながら報告会は宴へと変わっていったのだ。
俺は疲れていたのか、盛り上がりすぎて記憶の容量をオーバーしたのかはわからないが、その宴の記憶があんまりなかった。
気がついたら夜の寮の廊下を歩いていたのだ。
まぁ遅い時間だろうから、自室へ戻り大人しく休眠でもとるか。
「もう寝るんですか?」
部屋へ戻ろうとする俺に後ろから声がかけられる。その声に反応して俺は振り返った。
振り返って目に写ったのは赤髪が特徴的なヴァーリンだった。
「どうした、何か用か?」
ヴァーリンは何か俺に用があるのだろうか?とりあえず何の用か聞いてみた。
「今日の試合、とても素晴らしかったです。まさかここまで来るとは思ってもみなかったです。あの時言った事が本当になるかもですね。」
ヴァーリンは今日の俺の試合を見て賞賛の言葉を嬉しそうに言ってくる。
嬉しそうならまぁ特に言うことはないか。
それよりあの時言った事というのはあの夜の時の事だろう。
軽いつもりでヴァーリンが言った優勝がもうすぐ達成される、その事なのだろう。
「まぁな、決勝勝てるかはわかんないけどな。」
あまり期待させないように話す。
その言葉を聞いたヴァーリンは少し悲しそうな表情を浮かべる。
「そうですか……ならこのマジックフェスティバルが終わった後の進路ってお決まりですか?」
ヴァーリンはマジックフェスティバルのその後の進路について聞いてきた。
その後の進路……か。
考えた事ないな。この世界にいる1年は魔法学園にいるつもりだったが、もう少ししたら学園がなくなってしまう。
その事を考えていなかった訳では無かったのだが、どうしたらいいのかわからなかったのだ。
「いや、特には考えてないな……じゃっ俺はこれで……」
「あっ……」
なんて言っていいのかわからなかったから俺は逃げるようその場から立ち去って自分の部屋に入っていった。
すぐにベッドへ飛び込んで寝っ転がった。
すぐ横の窓から月明かりが差し込む。俺は寝転がりながらも考え事をしていた。
ヴァーリンの言っていたこの先の事もあるが、それよりも近くにある問題だ。
クラックの事だ。
3回戦目の時の彼に違和感を覚えた。動きがいつもより鈍かった。
最初の方は舐めプだと思っていたが、最後のあの一撃にはどこか必死さを感じた。
何かあったのだろうかと心配になるが、彼は明後日俺と戦う相手。そんな悠長に心配している暇はない。
彼の全力はあんなものではないだろう。
俺は……彼に勝てるのだろうか?
今使える技、魔法だけでは彼には勝てない事なんて分かっている。
せいぜい、少し時間を稼ぐくらいしか出来ないのだ。
ただそれでも1つ、勝てる方法がある……
俺は魔性輪を指にはめ込み、ジン器を取り出した。
短剣が3つ、これはそれぞれが手を離れても自在に操れる。だけど操る事に集中しすぎてしまうと、目の前の敵に集中出来なくなるというデメリットがある。
「接続」
短剣を合体させる。次は弓と矢だ、これはまだ慣れてはいない。矢を使って射ってしまうと少しの間、手が痺れてしまう。
今日のデイとの試合では、この弱点がバレていない為、着地した時に手の痺れをとる為に少し時間を取れたのは幸いだった。
「接……」
弓と矢を合体させようとする。しかし俺は合体させる途中で止めてしまう。
このジン器の最後の形態は太刀。これを使えればクラックに勝てるだろう。しかし以前この形態を使った際、出した瞬間手が焼けてしまい戦うところではなかった。
それから俺はこの太刀を使う事をしなかった。トラウマになってしまっているんだ。
俺はこの太刀を使わずにクラックに勝てるのだろうか。
まぶたが重くなってきたな。
「その力を恐れているのか?」
気がつくと目の前には荒れ果てた荒野が広がっていた。
ここは前にも、学園が襲撃された時にも見た光景だった。そしてそこには以前と同じように灰髪の男が立っていた。
白いマントを纏った男は俺に背を向けたまま喋っている。
「力を恐るな。その先に、道がある。」
その言葉には何故か説得力があって不思議な気持ちになる。
「……あ、あなたは?」
俺はその男に正体を尋ねてみる。
「俺か……俺は……」
男がこちらを見ようと振り返ろうとした。
その時、風が吹き荒れ男の姿が見えなくなった。
「……はっ!」
次に俺が見たのは寮の天井だった。
窓からは朝日が差し込んでくる。どうやら俺は夢を見ていたようだ。
優斗は救護班から手当てをしてもらった後自分が寝泊まりする寮へ帰っていった。
寮へ帰るとパゼーレ学園の生徒で今日の試合の結果報告を行うらしいので、大食堂へと向かった。
そして結果報告が行われていった。
2年生の方は、1回戦目と準決勝で敗退
3年生の方は、2回戦目で1人敗北したもののバリオンが決勝まで進んだようだ。
俺たち1年も結果を報告する。
準決勝でデイが敗北、そして俺が決勝まで進んだ事を報告した。
2年生の方は強かった2人が参加出来なかったらから仕方ないと、励まされながらも俺の方に優勝の重圧がかかる。
まぁ応援されながらも半分脅迫みたいな事も言われながら報告会は宴へと変わっていったのだ。
俺は疲れていたのか、盛り上がりすぎて記憶の容量をオーバーしたのかはわからないが、その宴の記憶があんまりなかった。
気がついたら夜の寮の廊下を歩いていたのだ。
まぁ遅い時間だろうから、自室へ戻り大人しく休眠でもとるか。
「もう寝るんですか?」
部屋へ戻ろうとする俺に後ろから声がかけられる。その声に反応して俺は振り返った。
振り返って目に写ったのは赤髪が特徴的なヴァーリンだった。
「どうした、何か用か?」
ヴァーリンは何か俺に用があるのだろうか?とりあえず何の用か聞いてみた。
「今日の試合、とても素晴らしかったです。まさかここまで来るとは思ってもみなかったです。あの時言った事が本当になるかもですね。」
ヴァーリンは今日の俺の試合を見て賞賛の言葉を嬉しそうに言ってくる。
嬉しそうならまぁ特に言うことはないか。
それよりあの時言った事というのはあの夜の時の事だろう。
軽いつもりでヴァーリンが言った優勝がもうすぐ達成される、その事なのだろう。
「まぁな、決勝勝てるかはわかんないけどな。」
あまり期待させないように話す。
その言葉を聞いたヴァーリンは少し悲しそうな表情を浮かべる。
「そうですか……ならこのマジックフェスティバルが終わった後の進路ってお決まりですか?」
ヴァーリンはマジックフェスティバルのその後の進路について聞いてきた。
その後の進路……か。
考えた事ないな。この世界にいる1年は魔法学園にいるつもりだったが、もう少ししたら学園がなくなってしまう。
その事を考えていなかった訳では無かったのだが、どうしたらいいのかわからなかったのだ。
「いや、特には考えてないな……じゃっ俺はこれで……」
「あっ……」
なんて言っていいのかわからなかったから俺は逃げるようその場から立ち去って自分の部屋に入っていった。
すぐにベッドへ飛び込んで寝っ転がった。
すぐ横の窓から月明かりが差し込む。俺は寝転がりながらも考え事をしていた。
ヴァーリンの言っていたこの先の事もあるが、それよりも近くにある問題だ。
クラックの事だ。
3回戦目の時の彼に違和感を覚えた。動きがいつもより鈍かった。
最初の方は舐めプだと思っていたが、最後のあの一撃にはどこか必死さを感じた。
何かあったのだろうかと心配になるが、彼は明後日俺と戦う相手。そんな悠長に心配している暇はない。
彼の全力はあんなものではないだろう。
俺は……彼に勝てるのだろうか?
今使える技、魔法だけでは彼には勝てない事なんて分かっている。
せいぜい、少し時間を稼ぐくらいしか出来ないのだ。
ただそれでも1つ、勝てる方法がある……
俺は魔性輪を指にはめ込み、ジン器を取り出した。
短剣が3つ、これはそれぞれが手を離れても自在に操れる。だけど操る事に集中しすぎてしまうと、目の前の敵に集中出来なくなるというデメリットがある。
「接続」
短剣を合体させる。次は弓と矢だ、これはまだ慣れてはいない。矢を使って射ってしまうと少しの間、手が痺れてしまう。
今日のデイとの試合では、この弱点がバレていない為、着地した時に手の痺れをとる為に少し時間を取れたのは幸いだった。
「接……」
弓と矢を合体させようとする。しかし俺は合体させる途中で止めてしまう。
このジン器の最後の形態は太刀。これを使えればクラックに勝てるだろう。しかし以前この形態を使った際、出した瞬間手が焼けてしまい戦うところではなかった。
それから俺はこの太刀を使う事をしなかった。トラウマになってしまっているんだ。
俺はこの太刀を使わずにクラックに勝てるのだろうか。
まぶたが重くなってきたな。
「その力を恐れているのか?」
気がつくと目の前には荒れ果てた荒野が広がっていた。
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白いマントを纏った男は俺に背を向けたまま喋っている。
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その言葉には何故か説得力があって不思議な気持ちになる。
「……あ、あなたは?」
俺はその男に正体を尋ねてみる。
「俺か……俺は……」
男がこちらを見ようと振り返ろうとした。
その時、風が吹き荒れ男の姿が見えなくなった。
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窓からは朝日が差し込んでくる。どうやら俺は夢を見ていたようだ。
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