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第1章
第8話 教師 I (数学)
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「起立ー。気をつけー。礼!」
「おはようございます。」
「はい。おはよう。それじゃあ授業始めるぞ~。テキスト50ページ~。」
今日は金曜日で事件から4日経った。
一昨日から警察は事件から事故へと切り替えて操作をし直している。そして知っている情報を次々と開示している。昨日から国は傘の使用方法についての法案を成立させようとしている。
と昨日からニュースを見て得た情報を授業中に考えながら窓の外を見ていると案の定。
「おい。神無月‼︎授業中だぞ?!」
と先生に怒鳴られた。
そういえばまだ苗字を名乗っていなかった気がするが、僕の苗字は神無月。
「す、すいません。」
「ちゃんと聞けよぉ~、いくら学年順位が高いからって。」
「は、はい。」
この数学の教師は半数以上が嫌っているが、反対に少数派にはすごく支持されているというどこにでもいるような教師だ。僕は御察しの通り嫌っている派なのでお互いに言葉遣いが悪い。
霞に話しかける時とは180度違う対応に霞も最初は驚いていたが今では、それが日常風景であるかのようにやれやれといった表情でこちらの様子を伺っている。
ーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
前回投稿からだいぶ間が空いてしまい、すみませんでした。
あつかましいかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願い致します。
「おはようございます。」
「はい。おはよう。それじゃあ授業始めるぞ~。テキスト50ページ~。」
今日は金曜日で事件から4日経った。
一昨日から警察は事件から事故へと切り替えて操作をし直している。そして知っている情報を次々と開示している。昨日から国は傘の使用方法についての法案を成立させようとしている。
と昨日からニュースを見て得た情報を授業中に考えながら窓の外を見ていると案の定。
「おい。神無月‼︎授業中だぞ?!」
と先生に怒鳴られた。
そういえばまだ苗字を名乗っていなかった気がするが、僕の苗字は神無月。
「す、すいません。」
「ちゃんと聞けよぉ~、いくら学年順位が高いからって。」
「は、はい。」
この数学の教師は半数以上が嫌っているが、反対に少数派にはすごく支持されているというどこにでもいるような教師だ。僕は御察しの通り嫌っている派なのでお互いに言葉遣いが悪い。
霞に話しかける時とは180度違う対応に霞も最初は驚いていたが今では、それが日常風景であるかのようにやれやれといった表情でこちらの様子を伺っている。
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あとがき
前回投稿からだいぶ間が空いてしまい、すみませんでした。
あつかましいかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願い致します。
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