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雲
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授業が始まり、そして終わり五回目の始まりを迎えた頃。
ノートを取っていたみなは隣の席のせなが呆然と窓の外を見ていることに気づき
「あんた何見てるのよ?」
「ん?あー、雲だよ」
「そりゃまたなんで?」
「雲って綿菓子みたいに見えない?」
「そう?私は羊に見えるけど」
「ええ……ミナチーは羊が食べたいの?」
「いつから食べ物の話になったんだ!」
「ほう……では、いつから授業が雑談になったんだ?」
「「すみませんでしたッ!!!」」
突然降って沸いたドスの聞いた声に思わず謝る二人であった。
ノートを取っていたみなは隣の席のせなが呆然と窓の外を見ていることに気づき
「あんた何見てるのよ?」
「ん?あー、雲だよ」
「そりゃまたなんで?」
「雲って綿菓子みたいに見えない?」
「そう?私は羊に見えるけど」
「ええ……ミナチーは羊が食べたいの?」
「いつから食べ物の話になったんだ!」
「ほう……では、いつから授業が雑談になったんだ?」
「「すみませんでしたッ!!!」」
突然降って沸いたドスの聞いた声に思わず謝る二人であった。
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