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【第14話】調停者の前任者
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明日到着予定だ。
月がきれいな夜に、光になってふわふわ浮かんでいた。
何もしていないわけではない。
「そろそろ体をどうにかしないとなぁ」
スキル創世で体を作るスキルを開発する。タクトに精霊化できないのもなんか、残念な気がする。
でも今後も考えたらタクトにも自分で考えて行動してもらわないと困るよな。
そっと寝ているタクトに忍び寄る。今日は、友達と一緒に寝てるみたい。男の子3人一緒にいる。
女の子は、隣のベットだ。
この世界にきて、初めは不安だったが、スキルも凄すぎておれは文句はない。
ただタクトはどう思っているのかわからない。今は毎日楽しそうだ。
おれの目的は、タクトが楽しく暮らせる世界を作ることだ。
そう思っていると、光がタクトに乗り移った。勝手に精霊化したのかと思ってると、すぐに離れた。
そして、光がかたちになってきた。
まさか、この展開は!!
予想した通りだ。
創世のスキルは想いの強さを具現化するスキルなのだ。想いの深さが重要。
体が形成されて行った。
「えーーー!」
ものすごく驚いてしまった。
体は、中学、高校生くらいかな、そこはまだ許せるが、いやまぁ中身は39のおっさんだけどね。
かなりの女性っぽい美少年だった。これは嬉のだが
背中に羽が生えている!!!
衝撃だった。
なぜこんな姿なんだろう。
『少し私が力を加えました。』
声が聞こえる。意識の中にとんだ
最初の四神とあったときのような空間だな。
目の前にはおれの姿に似た女性が立っている。羽も生えてた
「どちら様でしょうか?」
きれいな女性に緊張してしまった。
『私はあなたの前任者になります。調停者だったものです。意識だけの存在です、もうじき消えるでしょう』
「ちょっと待って、いろいろ聞きたいことがある!!」
焦ってしまった。
『大丈夫です。お答えできるくらいの時間はあります。』
ここぞとばかり、質問をしまくった。スキルについて、調停者の役割。
『調停者とは、もともとあった世界が滅亡の危機にあったときに、守るべく立ち上がって救うもの。しかし世界を救うことができず、創世の、スキルによって今の世界を産み出したのです。』
またスケールがでかすぎるだろう。
「別の世界?星?はいくつあるの?」
『生命体がいる世界は、8個あります。ただ、今は4個になっております。』
「どういうこと?」
質問すると、環境破壊などで住めなくなった世界の人が別の世界を征服しているらしい。困った奴らだな。
『また、私のもといた世界を破壊したものも暗躍をしております。』
「その敵とは?」
『それは悪魔です。』
やっぱりね、格好が天使だったから敵は悪魔だよねって思ってたよ。
『天使は想いを力にするのですが、悪魔は悪の心を力にしているからです。今は悪の心が満ちており厳しい状況でしょう。』
あーぁやね。一気に重たくなってきたよ。
『あっ呼ばれているみたいですよ、またお会いしましょう。』
えっ、逃げやがった。
「パパ!!」
タクトが呼びかけてくる。
「どうしたの?」
「起こしてごめんね。」
姿が変わったのにパパと気づいたようだ。
「誰ですか!!」
セリカが部屋に飛び込んでくる。
タクトの声が聞こえたのだろう。
どう説明しようかと悩むのだった。
月がきれいな夜に、光になってふわふわ浮かんでいた。
何もしていないわけではない。
「そろそろ体をどうにかしないとなぁ」
スキル創世で体を作るスキルを開発する。タクトに精霊化できないのもなんか、残念な気がする。
でも今後も考えたらタクトにも自分で考えて行動してもらわないと困るよな。
そっと寝ているタクトに忍び寄る。今日は、友達と一緒に寝てるみたい。男の子3人一緒にいる。
女の子は、隣のベットだ。
この世界にきて、初めは不安だったが、スキルも凄すぎておれは文句はない。
ただタクトはどう思っているのかわからない。今は毎日楽しそうだ。
おれの目的は、タクトが楽しく暮らせる世界を作ることだ。
そう思っていると、光がタクトに乗り移った。勝手に精霊化したのかと思ってると、すぐに離れた。
そして、光がかたちになってきた。
まさか、この展開は!!
予想した通りだ。
創世のスキルは想いの強さを具現化するスキルなのだ。想いの深さが重要。
体が形成されて行った。
「えーーー!」
ものすごく驚いてしまった。
体は、中学、高校生くらいかな、そこはまだ許せるが、いやまぁ中身は39のおっさんだけどね。
かなりの女性っぽい美少年だった。これは嬉のだが
背中に羽が生えている!!!
衝撃だった。
なぜこんな姿なんだろう。
『少し私が力を加えました。』
声が聞こえる。意識の中にとんだ
最初の四神とあったときのような空間だな。
目の前にはおれの姿に似た女性が立っている。羽も生えてた
「どちら様でしょうか?」
きれいな女性に緊張してしまった。
『私はあなたの前任者になります。調停者だったものです。意識だけの存在です、もうじき消えるでしょう』
「ちょっと待って、いろいろ聞きたいことがある!!」
焦ってしまった。
『大丈夫です。お答えできるくらいの時間はあります。』
ここぞとばかり、質問をしまくった。スキルについて、調停者の役割。
『調停者とは、もともとあった世界が滅亡の危機にあったときに、守るべく立ち上がって救うもの。しかし世界を救うことができず、創世の、スキルによって今の世界を産み出したのです。』
またスケールがでかすぎるだろう。
「別の世界?星?はいくつあるの?」
『生命体がいる世界は、8個あります。ただ、今は4個になっております。』
「どういうこと?」
質問すると、環境破壊などで住めなくなった世界の人が別の世界を征服しているらしい。困った奴らだな。
『また、私のもといた世界を破壊したものも暗躍をしております。』
「その敵とは?」
『それは悪魔です。』
やっぱりね、格好が天使だったから敵は悪魔だよねって思ってたよ。
『天使は想いを力にするのですが、悪魔は悪の心を力にしているからです。今は悪の心が満ちており厳しい状況でしょう。』
あーぁやね。一気に重たくなってきたよ。
『あっ呼ばれているみたいですよ、またお会いしましょう。』
えっ、逃げやがった。
「パパ!!」
タクトが呼びかけてくる。
「どうしたの?」
「起こしてごめんね。」
姿が変わったのにパパと気づいたようだ。
「誰ですか!!」
セリカが部屋に飛び込んでくる。
タクトの声が聞こえたのだろう。
どう説明しようかと悩むのだった。
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