No.1GIRL

運命の別れ道

りんかとゆきみは希光に向かって進んでいた。すると、大きな鳥に乗ったオッサンが降りてきた。そして、道を指しながら
『右と左どっちがいい？選んだ道があなたたちの未来を大きく左右する。』
と言った。りんか達は悩んだ末に右を選んだ。すると、オッサンは
『こうふくを祈る！』
と言いさっていった。そして、りんか達は右に進んで行った。すると、段々暗くなってきた。そして、何かが見えてきた。それは、針地獄だった！そして、雷も鳴り響き、次の瞬間ドン！と雷が落ちた。りんか達はすごく驚き、辺りを見渡している。すると、どこからか
『お前らは運が悪い。希光ではなく地獄に来てしまった用だな！』
と言う声が聞こえた。りんかは
『誰だ！何処にいる！』
と叫んだ。すると
『知りたければ、そこから見える中央の塔に来い！そこの屋上で待っている！』
と言ってきた。だから、塔に向かう事にした。でも、この針どうしようとりんか達は考えた。そして、切り刻んで進むことにした。しかし、あまりの硬さにりんかのミカの形見の剣が折れてしまった。もう使えないがりんかはそれを大事にしまった。そして、真信でもらった剣を取り出した。それは、これまでに持ったことのない感覚だった！その剣は硬い針もスパスパと斬っていく。そして、針地獄は抜け出せた。
次に待っていたのはワニ地獄だ！向こう岸に行くには川を渡らなければいけないが、橋が無いため泳ぐしかない。しかし、川にはワニが大量にいるため食べられてしまう。
でも、行くしか無いためりんかは剣を川に入れ
『水波乱斬り』
と言う剣を高速回転させる技を使った。すると川は真っ二つに割れ、下に道が出来た。そこを通り川を渡った。そして、やっと塔の入口に着いた。中に入ると長い廊下と階段があった。上っているとタヌキがいた。気にせず上っていると、タヌキが突いて来たり、ひざげりしてきた。りんかとゆきみは
『うっとうしいわーーー！！』
と言い蹴り飛ばした。そして、次に出て来たのは侍だった！いかにも強そうな立ち姿だった。だからゆきみは
『りんか、先に行って、ここは私が引き受ける。』
と言いゆきみは、侍と戦う事にした。りんかは最上階にたどり着いた。そこには、なんとあの鳥に乗ったオッサンがいた。オッサンは
『私がこの地獄の支配者MAXだ！』
と行った。りんかはなんで？と聞きかえした。すると、オッサンは
『行っただろう！こうふくを願うって！これは、お前達の幸福ではなく、お前達が降伏することを言ってるんだよ！無駄な血を流す前にな！！』
と言った。りんかも
『確かに無駄な血が流れるのは嫌だなぁ！じゃあ、お前が逃げな！無駄な血が流れる前に！』
と言った。MAXは
『いい度胸だな！』
と言い刀を持って向かってきた。急いでりんかも剣を出してぎりぎりでMAXの剣を弾き返した。りんかは驚いた。見た目は同じような剣なのに、剣一つの重みが全然違ったからだ。これまでの敵とはレベルが全然違うとりんかは思った。しかし、そんな事を考えているひまもなくMAXはまた襲ってきた。りんかは腕を切られてしまった。その後も押されつづけ、吹き飛ばされてしまった。そして、ガレキの下敷きになった。
その頃ゆきみは侍と闘っていた。ゆきみもまた、押されていた。速くてついていけていなかった。そして、隙をつかれて腹を刺された。ゆきみは膝から崩れ落ちてしまった。侍は
『その程度か！情けない、もう一度出直して来な！』
と言った。しかし、ゆきみは片手で腹を押さえながら立ち上がった。そして
『それは、お前だよ！うちと闘った事を後悔することになる！』
と言い、侍に向かって行った。そして、二人の剣がぶつかりあった。侍は何処にこんな力が！と驚いていた。ゆきみは
『回転バツ斬り』と言う剣を回転させる技を使い留めをさした。そして、最後に
『もう一度出直して来な！』
とガツンと決めた。
その頃りんかはまだガレキに埋もれていた。MAXは
『口ほどにも無い奴だな！』
と馬鹿にしていた。すると、ドン！と音がした。見てみるとりんかがガレキを斬り立っていた。そして、
『これが、あんたの最後！何か言い残して置くことは？』
と言った。MAXはいらついた感じで
『その言葉お前にそのまま返すよ！』
と言った。りんかは、そう、と言いMAXに挑んで行った。そして、
『ターゲット！セットオン！』と言う一撃で相手を仕留める技を使い留めをさした。

その後、りんかとゆきみは会い考えた末に引き帰し、もう一度希光に行くことにした。