冒険者の女の子が魔物に襲われて助からない話

楢山コウ

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せ~ぶで~た06:魔法使いの女の子がタコの魔物に襲われ魔力を吸い取られ続け助からない話

03.ぎゅってしてちゅーちゅー

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 これでは逃げ出すことができません! 杖は離れた場所に転がっていて、魔法は使えません。そもそも両手が使えないのです、ポケットにある帰還水晶に手を伸ばすこともできません……。

「放してよ! このっ!!」

 フィオは銀色の髪を振り乱してもがきますが、ボス化けダコの拘束からは抜け出せません。
 と、ボス化けダコはごぼごぼと、まるで笑うかのように身体を揺らしました。そしてフィオに絡ませた触手をぬるぬると動かし、より抱き寄せます。

「んんっ……んあ……」

 服の上からでも、何かが這う感覚は奇妙なものです……お股への悪戯は終わっていましたが、フィオはもどかしさに声を漏らして眉を顰めます。そこで突然、身体を縛る触手がよりきつくなって。

「んあああぁぁっ!?」

 痛みと同時に、何かぞくぞくとした感覚がフィオを襲いました。それも、一瞬だけではありません。

「ああぁぁっ! な、なにぃぃっ……!?」

 何が起きているのか、最初はわかりませんでしたが、はっとしてフィオはピンクの瞳を大きく開きました。

 魔力を吸い取られている!

 そう、化けダコは魔力を吸い取る魔物……ボス化けダコは、フィオを締め付け抱き寄せることによって、魔力を吸い取っていたのです。

「んんっ……は、はっ……」

 ぞくぞくとした感覚に苛まれながら、フィオは息を乱します。じわじわと魔力が吸われているのがわかります……こうなってしまえば、魔力が空になるまで搾り取られることになるでしょう。
 しばらくして、ボス化けダコの締め付けが緩くなりなした。

「ふあ……あ……」

 魔力の吸い取りも止まり、フィオも溜息を吐きがくりとうなだれます……これは魔力よりも先に、体力が尽きてしまうかもしれません。
 けれども気をしっかり保っていなくてはなりません。そのうち隙ができて、逃げ出せるはずです。

「――んあああぁぁっ!!」

 再び激しくなる締め付け。そして再開される魔力吸引……一種の拷問です。下手すると長いこと責め苦を受けることになるかもしれません。

 ――なんとか、抜け出さないと……!

 そう考えている時でした。

「――ふあっ!? 何っ? いや……っ!」

 触手の一本が、服の襟から胸元に潜ってきたのは。

「あっ、あっ、やだっ! やだっ!」

 ブラジャーの下まで潜った触手は、そこで肌を舐めるかのように暴れはじめました。フィオの肌に、纏った粘液を塗りつけていくかのようです。小さな膨らみのある胸を揉むようにして滑り、また可愛らしい乳首を圧し潰していきます。

「もう……っ、もうやだこの変態ダコ! 何をっ、考えてるのよ……っ!」

 得体の知れない行動に、フィオは震えながら悪態を吐きました。ピンクの瞳には思わず涙を滲ませています。

 刹那、上半身を弄ぶ触手が激しく暴れました。
 その勢いに、フィオの服が弾けました――粘液まみれの白い肌が露わになり、また弾けたブラジャーから慎ましやかにこぼれたおっぱいも現れます。すでに固くなりぴんと起き上がっていた乳首が、ふるりと震えました。

「ふ、服が……! ああっ、何で……あっ、ん……!」

 驚愕するフィオの目の前で、ボス化けダコは触手を器用に使って破けた服を取り除いていきます。決して身体を縛る触手は弛めません。あっという間にフィオの上半身はほとんど裸になってしまいました。
 その白い肌の上を、身体を縛る触手が、ぬるぬるうねうねと滑っていきます。

「ふあ……っ、あっ……あっ!?」

 くすぐった際にフィオが声を漏らしていたのも束の間、ボス化けダコはまたフィオの身体を強く締め付けました。また魔力をちゅうちゅう吸っていきますが……。

「いやっ……! さっきよりっ、魔力、がっ……!」

 どんどん吸い取られていく魔力……フィオはぶるぶる震えて気が付きました。どうやら、服を脱がせたのは肌に直接触れるためだったようです、直接触れることにより、このボス化けダコは、効率よく魔力を吸い取りにかかっていたのです。

「うぐっ……あ……ぎっ……あぁぁぁ……っ!」

 襲い来るぞくぞくに、フィオは息すらも止めて耐えます……魔力はまさに流れるように、ボス化けダコに消えていきます。
 やっとのことで締め付けが緩み、魔力吸収が止まれば、フィオは大きく息を吸ってうなだれました。

「おっ……は、ぁ……」

 思わず口から涎が垂れてしまいます。乱れた呼吸に胸が上下すれば、触手が蠢動し肌を撫でていきます。その感覚に、またフィオは「んっ」と声を漏らしますが。

 びりっ!

「……えっ、あっ、スカート……」

 そんな音が聞こえて真下に視線を向ければ、膝立ちさせられている下半身、一本の自由な触手が、スカートをびりびりと破き始めていました。再び大きな音がすれば、スカートは完全に破かれ、ぱさりと地面に落ちてしまいます。
 そして露わになったのは……パイナップ柄のパンツでした。

「ああっ……やだっ!」

 南の島に行くのだから、南の島っぽいものを! そう考えて、フィオはパイナップ柄のパンツをはいてきていました。見えないところのおしゃれも、気分には大切なのです!
 しかしいま、そのパイナップ柄のパンツは、先程引っ張られたために、紐状になっていまだフィオのぷにぷにのワレメに食い込んでいました。そればかりではなく、割れ目から漏れ出た愛液に濡れてしまっています……先程いじめられ、じんじんしてしまったのです。ここは女の子にとって弱いところですから、仕方がありませんよね?

 腕にはまだ破けた服がひっかかり、足にも靴下やブーツが残っていますが、フィオはほとんど裸に剥かれてしまいました。けれども、パイナップ柄のパンツはたとえ紐状になっても、いまだフィオの大事な部分を隠しています……そこに、ボス化けダコの触手が!

「んあっ!? ぅああああぁぁああっ♡!?」

 ぬるぬる粘液をまとった触手は、フィオのパンツの下に潜り込み、ずるり♡とスジを擦りあげました。耐えられずフィオが身体を震わせると同時に、触手はパンツを弾くように破いてしまいます……。

「やぁ……っ、嘘……」

 ついにフィオの大事な部分が丸見えになってしまいました……♡ 愛液と触手の粘液に濡れたぷにぷにのおまんまんが、恥ずかしがってひくんっ♡、と動いてしまいます。すでに少しいじめられたせいで、綺麗なピンク色はより赤みを帯びています。

「うぅっ……本当に、何なの……っ」

 誰か来たらどうしよう。助けを求めたくも、こんな姿、見られたくありません! フィオは顔を真っ赤にしてぽろぽろ泣き出してしまいました。
 と、フィオのパンツを破いた触手が、股下からまるで顔を覗かせるように伸びてきました。あたかも慰めるかのようにそろそろ寄ってくるような仕草に、フィオは困惑しますが、

「――!? いやっ! やめてっ!! 触らないで!! いやっ、いやっ……!」

 触手がじわじわと迫っていたのは、フィオのお股。そこにある亀裂。
 フィオは必死に身をよじりましたが、身体を縛る触手がよりきつく身体を抱きしめました。背後でボス化けダコがごぼごぼと何か言っています。足を閉じようと抵抗するも、両足に絡みついた触手が阻み、それどころかぐいと引っ張ってより足を開かせます……。

 そしてよく開かれたお股を、まるで撫で包むかのように、触手の腹がそっと密着しました。

「んあぁっ♡!」

 その瞬間、フィオはびくりと身体を震わせました……大事な柔らかいところに、いま、ボス化けダコの蠢く触手が密着しています。その触手の冷たさ、気持ち悪さ、そして得体の知れなさ……。
 思わず腰を振るように動いてしまえば。

「んんっ……ぐっ……♡ ぐぅ……っ♡」

 もちろん、大事なところはこすれてしまい、熱いおまんまんはより熱を帯びて愛液に湿ります。だからフィオは耐えろ耐えろと身体を強ばらせますが。

 ずる……。
 ずるるっ、ずりゅんっ♡

「あっ、あっ、あっ!!! やだっっ!!! やだぁぁぁぁっっ♡♡!!!!!!!」

 股下からおまんまんを包むように伸びていた触手。それが前後に動き始めたのです!

「ふああああぁぁぁあっっ♡!!!! やめてぇっっ!!! 動かさないでぇぇぇぇ♡♡♡!!!!!!」

 おまんまんを削るかのような動きです! 触手はフィオのスジをしっかり割って、入り口を丹念に擦りあげていきます。ずるん♡ずるん♡と前後するたびに、触手の粘液が飛び散ります。フィオの溢れ出てしまう愛液も飛び散り、洞窟には嬌声だけでなく、粘っこい水の音もよく響いてしまいます。
 そしてこの触手は、タコの触手……ごつごつと、吸盤があるのです!

「やぁぁぁあ゛あ゛ああぁあっ!!! 削れちゃうぅぅぅっ♡!! 削れちゃうからぁぁあああぁあっっ♡♡♡!!!!!」

 触手が前後するたびに、吸盤もフィオのおまんまんを刺激していきます……♡
 そのごつごつとした感覚が、フィオの女の子の部分をより喜ばせてしまうのです♡

「だめぇぇぇっ♡!! だめなのぉぉぉおおっ♡♡!!!!」

 めくれそうになるほどに擦られるフィオのおまんまんは、もうぐちゃぐちゃです! そして。

「―――お゛おぉっっっ♡♡♡!?!?!?」

 がくんっ♡と裸の身体が大きく揺れました……天井を仰いで、小さな胸の上にある乳首も天井を向くようにぴん♡と震えます。
 ボス化けダコの触手に、フィオはイかされてしまったのです。

「おっ……ほっ……♡」

 ぼこぼこと吸盤のある触手による、初めての快感……♡
 その快楽の渦中にあるフィオを、ボス化けダコはより締め上げ、抱き寄せ――魔力をぐんぐん吸い取っていきます。

 そこでフィオは頭の片隅で気付きました、このボス化けダコの目的に。
 絶頂時というのは、色々なものの制御が外れるものです……それは魔力も同じで、絶頂時には魔力も漏れ出てしまいます。
 このボス化けダコは、人間をイかせることによって、より効率的に魔力を吸い取ろうとしていたのです!
 一体何をされているのか気付いたものの、フィオは天井を仰いだまま、口も閉じられません。端からとろりと涎が垂れてしまいます。

 お汁を垂らしているのは、下も同じです。
 ――密着し擦っていた触手が、ぬちゃぁあぁ♡とフィオのおまんまんから離れました。いくつもの糸を引く淫猥な様子は、触手とフィオのおまんまんの、激しいキスの証です♡ ひくんひくんと、震えています。
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