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せ~ぶで~た03:魔法使いの女の子が食人樹に喰われ養分にされて助からない話

03.桜の樹の中には

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「お゛っ、ほっ♡♡」

 フィオはしばらくそのまま動けませんでした。ただ膣はぎゅっと触手に抱きついていて、それでも触手がずるずるぬぽんっ、と抜ければ、

「んあぁっっっっっ♡!!!」

 ようやく、針金が抜けたかのように、フィオの身体は脱力しました。開きっぱなしのおまんまんからは熱い愛液をだらだら。口からも涎をだらだら。粘液まみれの身体も淫らに輝いています。

「はー♡ はー♡ んあ……ふっ……♡」

 胸では触手が未だに乳首をいじくりまわしています。そんな胸を上下させ、呼吸をしていると。

「――んぐっ!?」

 お口に一本、触手が滑り込みました。

「んぐっ! んんーっ、んぅー!」

 喉まで入り込んで、少し苦しいほどです。フィオは涙目になって頭を振りますが、別の触手が頭に絡みついて固定します。
 その一方で、下半身では。

「――んんんぅ♡!?」

 白くて丸いお尻が、触手によってぐいぐいっと押し分けられて。

 ――ずっぽんっ♡!

「~~~~~~~!?!?!?!?」

 なんと、お尻の穴にも触手が入り込みました!
 それは全く未知の感覚で、あまりもの衝撃に、フィオはおまんこからまたぷしゃっ!と潮を吹いてしまいます。

 アナルに侵入した触手は、蠢動しつつ、ずるずると先へ進んでいきます。腸壁を削り、ここも前と同じく、いっぱい感じてしまうえっちな穴へと、開拓していきます……。

「んん~~~♡! んぅ~~~~♡♡!」

 排泄器官が性感帯へ。フィオは泣きながら侵略を感じているしかありませんでした。お尻の穴から、どんどんナカへ入っていく感覚。少しお腹が苦しくなってきます。
 けれども、後ろばかりを気にしてはいられません。

「――ん゛んんぅぅぅ~~~~♡♡!!!!」

 ずぷぷぷぷ……

 おまんまんの方にも、触手が再び侵入です! 先程よりも更に太い触手で、激しいピストンを行い、フィオのナカで暴れ回ります。

「んんっ♡ ん゛ぅっ♡ ん♡ ん♡ ん゛♡」

 激しいピストンにあわせて、フィオの身体は揺さぶられるまま、揺れていました。触手が出入りする度に、お尻に入っている触手の存在も感じてしまい、どちらの穴もきゅんきゅんと締まってしまいます……どちらも素晴らしい性感帯に仕上がってきています。

 そしてついに、身体を犯す両方の触手が膨れ上がって。

 ぶしゃあぁああぁぁあぁあっ♡♡♡!!!!!!
 フィオの身体のナカで、熱く弾けたのです!

「ん゛~~~~~~~~っっっ!!!!!!!!!!」

 がくがくがくっ♡、と少女の身体はわななきました。下半身を満たす、焼けるほど熱い何か。一度の破裂だけでなく、さらに、どぷん♡どぷん♡と身体のナカに注がれます。

 その正体は、高濃度の媚薬でした。精子ではありませんから、赤ちゃんはできません。避妊具も何もありませんでしたが、まあ、安全おせっせです♡

 さて、きらきらのお星様を見ていたフィオですが、すでに媚薬の効果でています。

「~~~~~~~~……♡♡♡♡」

 イったっきり、戻ってこられません。もはや夢見心地です。
 口を犯す触手はそのまま。おまんまんとアナルを犯す触手もそのまま抜けることなく、蠢動で常にフィオを刺激し続けます。

「~~~~~~~~~~……♡♡♡♡♡♡♡♡」

 獲物はもう完全に逃げられない状態となりました。光のない瞳は敗北の涙を流していますが、そこには確かに、快楽に溺れている様子もあり、淫猥なハートマークが浮かんでいます。
 ぷらんとつり上げられていた片足から、触手離れます。足はふらふらと宙を揺れて、もう抵抗の意志がないことを示します。

 ぐぐぐぐぐ、と世界が揺れました。それは地震ではありませんでした――食人樹の胃袋が縮んでいるのです。
 迫り来る肉の壁。まるでフィオは呑み込まれるようにその肉の中に埋もれていきます。肉壁からはより液体が分泌され、フィオは漬けられるように、その液体にまみれつつ、肉壁に揉まれていきます。

「~~~♡ ぅ~~~~……♡♡♡」

 それすらも気持ちよくて、肉に埋もれる最後まで、ぴくぴくしていました。

 ――これから長い時間をかけて消化が始まります。胃袋を小さく縮めたのは、体積を小さくして獲物を効率的に消化するためです。また食人樹というのは本当に慎重なモンスターでして、触手や快楽だけでなく、肉壁で身動きをとれなくすることで、更に獲物を逃がさないようにしているのです。

 何せ獲物は生きたまま内臓に入れなくてはいけないので。考えてみれば結構危ないですよね、中から攻撃されたら、守るものなんて内臓にありませんから。

 けれどもこれで、大丈夫。
 獲物はもはや、全身が性感帯となりました♡

「ぁ゛~~~~~………♡♡♡」

 捕らえられた獲物は、快楽だけに支配されよがり狂い、自分でも気付かないうちに消化されていくのです。
 それはきっと、すごく幸せなことですね!

 フィオのナカに入り込んだ触手は、蠢き続けていました。
 イきっぱなしの状態を維持して……彼女をそのまま、戻って来させませんでした。


  ★ ★ ☆ ★ ★



 春の心地よい陽気。すっきりと晴れた空。

 黄緑色の草原に、大きな桜の木が一本、ありました。風が吹けばピンクの花弁が散っていきます。

 耳を澄ませば、ちちち、と小鳥の鳴き声が聞こえます。
 それとともに。

「……~~~~~~♡」

 少女の喘ぎ声が。

「~~~~~~………♡」

 桜の木の中から聞こえます。湿っぽい何かがずぷずぷ蠢く音も聞こえます。
 しかし本当によく耳を澄ませないと聞こえないので。

「ぉ゛~~~~~~~~~~………♡♡」

 誰も気付きません。

 ★ ★ ☆ ★ ★

 げ~むお~ば~!
 中級冒険者:魔法使いフィオの冒険はここで終わってしまいました!
 こんてにゅ~? →YES
          NO
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