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【第七章】シベリザード連合国
【第四十九話】準備 ④
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「ククッ。どうやらまだ身の程知らずが沢山残っているようだなァ…………。これは…………一度、力の差というものを身体に叩き込んでやった方がいいか」
「魔王様…………。それは…………」
ドライダスが心配そうな顔を向けてきた。
もちろん、恭司の身を案じているわけではない。
むしろ『やりすぎないか』と…………それが心配でならないのだ。
特にあの和也の時のような状態になられると、ドライダスたちですらもうどうしようもできない。
「心配するな。刀は"使わない"。素手の方が"手加減"しやすいからなァ……」
恭司はそう言って、ここぞとばかりに悪魔じみた笑みを浮かべた。
これから"教育"を施そうとしている者とはとても思えない顔だ。
どう見ても虐殺前の顔────。
恭司は手をゴキゴキと鳴らしながら、ゆっくりと魔族たちへ向けて歩み寄っていく。
「あぁッ!?何だ、やる気かテメェッ!?」
「お前自ら昼ごはんになってくれんのかァッ!?」
「おいおい、これだけの魔族の飯には全然足んねぇぞッ!!」
魔族たちはこの異様な雰囲気に気付かないのか、恭司を前にゲラゲラと笑い声を上げていた。
ドライダスは諦めたのか、一人天を仰ぎ見る始末だ。
思えば、恭司自身も先の和也との戦いでフラストレーションを溜め込んでいたのだろう。
顔が盛大に物語っている。
『思い知らせてやる』なんていうのは、ただの"建前"だ。
本当は…………恭司自身が誰よりも暴れたくてたまらなくなっている。
「行くぞ────。頼むから死んでくれるなよ、魔族ども…………?これだけ沢山いるんだ。少しは"脳"がある所を見せてみろッ!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
その声と音は、ほとんど同時のことだった。
恭司は瞬動で跳ぶや否や、先頭にいた魔族をいきなり蹴り飛ばしたのだ。
先頭の魔族は背後にいた魔族たちを巻き込んで遥か遠くまで吹き飛ばされていき、それと同時に恭司は再度動き出す。
「な、何だァッ!?何が起きたッ!?」
どこかで魔族の慌てふためく声が聞こえてきた。
恭司の身体能力は並ではないのだ。
吹き飛ばされた魔族とは別の所でまた蹴り飛ばされる音が鳴り、とうの恭司は瞬動で誰にも見えない。
「おい、どういうことだッ!!何……ッ!!」
ふと…………また叫ぶ魔族の首を、恭司は片手で掴んで持ち上げていた。
いつの間にか移動していたのだ。
今にも息の根が止まりそうになる中、魔族は両手で恭司の手を掴むも、引き剥がせない。
「そういちいち狼狽えるな…………。お前一人じゃ俺には勝てねぇし、死ぬだけだよ。だから、死にたくねぇなら……」
そう言って、恭司はドカァァァァァァァッと音を立てて、その魔族を投げ飛ばした。
ただ力任せに投げただけだ。
その背後にいた魔族たちも同様に巻き込まれ、まるでボーリングのピンのように盛大に弾き飛ばされていく。
「"全員"で守ってみせろッ!!」
そう言って、恭司は刀を鞘に入れたまま縦に振った。
一応、"教育"するつもりはあったようだ。
鞘入りの刀は振り下ろされた瞬間に突風を引き起こすと、その突風が螺旋を巻いて魔族たちへ突撃する。
「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」」」
その突風を受けて、魔族たちはあっという間に吹き飛ばされていった。
鎌鼬は作っていない。
死なれたら困るからだ。
ただただ力任せに飛ばされて、宙に舞い上げられている。
そうまで飛ばされると、いくら斬れてはいないとは言っても、ダメージはしっかりと身体に残っていた。
冒険者たちから『Aランク』と評される巨体の『ミノタウロス』でさえ、風によって軽々と宙に浮かされる始末なのだ。
このままでは、魔族たちは本当にただの恭司のサンドバッグとなってしまうことだろう。
恭司のストレスは発散されていくが、吹き飛ばされた魔族たちは既にボロボロ────。
悲鳴が恫喝があちこちで響き渡り、正に混沌とした惨状と化している。
「くそ…………ッ!!こうなりゃ、一旦逃げ……ッ!!」
「逃げるなッ!!!!」
またどこかで聞こえてきた『逃亡』を示唆する言葉に、恭司は強く言葉を覆い被せた。
それでは意味がないのだ。
それでは『先』もないのだ。
魔族の社会は基本的に『弱肉強食』────。
その不文律は変わらないとしても、弱者が強者に立ち向かえなくなってはもう…………彼らに『未来』は無い。
恭司は既に示した。
下位の魔族でも"工夫"すれば強くなれること────。
"協力"すればより強くなれること────。
そして…………
今後は活躍した者にだけ与えられる、"進化"の可能性を宿した『ヒューマン性ポーション』────。
誰もがいつまでも弱者でいる必要はないのだ。
弱者が強者を打ち破る機会を狙ってこその『弱肉強食』なのだ。
強い奴相手にすぐ逃げだすばかりの臆病者だらけでは、恭司の思う『軍』は成り立たない。
「何のためにこれだけ集まっているッ!?何のために一つ所に固められたと思っているッ!!周りを見て"考えろ"ッ!!足りねぇ頭を使ってどうにか方法を探してみろッ!!ここまで言ってもまだ何もできねぇボンクラなら────」
恭司はそう言って、鞘から刀を"抜いた"。
根気よく全員の成長を待つ気など毛頭ないのだ。
こちらが一方的に集めたとはいえ、本当に変われないクズなら、最初から恭司の"食事"にでも"サンドバッグ"にでもしてやればいい。
だから…………
「"その時"は、迷わず殺す。逃げても殺す。お前らが生き延びる術は、たったの一つだけだ」
恭司はそう言って、刀の切っ先を魔族たちに向けた。
続けて放たれる殺気────。
脅しだが、ここで"篩"にかける意味もあるのだ。
魔族たちは怒りと共にギシリと歯を鳴らすと、"闘志"をもって目をギラつかせる。
「魔王様…………。それは…………」
ドライダスが心配そうな顔を向けてきた。
もちろん、恭司の身を案じているわけではない。
むしろ『やりすぎないか』と…………それが心配でならないのだ。
特にあの和也の時のような状態になられると、ドライダスたちですらもうどうしようもできない。
「心配するな。刀は"使わない"。素手の方が"手加減"しやすいからなァ……」
恭司はそう言って、ここぞとばかりに悪魔じみた笑みを浮かべた。
これから"教育"を施そうとしている者とはとても思えない顔だ。
どう見ても虐殺前の顔────。
恭司は手をゴキゴキと鳴らしながら、ゆっくりと魔族たちへ向けて歩み寄っていく。
「あぁッ!?何だ、やる気かテメェッ!?」
「お前自ら昼ごはんになってくれんのかァッ!?」
「おいおい、これだけの魔族の飯には全然足んねぇぞッ!!」
魔族たちはこの異様な雰囲気に気付かないのか、恭司を前にゲラゲラと笑い声を上げていた。
ドライダスは諦めたのか、一人天を仰ぎ見る始末だ。
思えば、恭司自身も先の和也との戦いでフラストレーションを溜め込んでいたのだろう。
顔が盛大に物語っている。
『思い知らせてやる』なんていうのは、ただの"建前"だ。
本当は…………恭司自身が誰よりも暴れたくてたまらなくなっている。
「行くぞ────。頼むから死んでくれるなよ、魔族ども…………?これだけ沢山いるんだ。少しは"脳"がある所を見せてみろッ!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
その声と音は、ほとんど同時のことだった。
恭司は瞬動で跳ぶや否や、先頭にいた魔族をいきなり蹴り飛ばしたのだ。
先頭の魔族は背後にいた魔族たちを巻き込んで遥か遠くまで吹き飛ばされていき、それと同時に恭司は再度動き出す。
「な、何だァッ!?何が起きたッ!?」
どこかで魔族の慌てふためく声が聞こえてきた。
恭司の身体能力は並ではないのだ。
吹き飛ばされた魔族とは別の所でまた蹴り飛ばされる音が鳴り、とうの恭司は瞬動で誰にも見えない。
「おい、どういうことだッ!!何……ッ!!」
ふと…………また叫ぶ魔族の首を、恭司は片手で掴んで持ち上げていた。
いつの間にか移動していたのだ。
今にも息の根が止まりそうになる中、魔族は両手で恭司の手を掴むも、引き剥がせない。
「そういちいち狼狽えるな…………。お前一人じゃ俺には勝てねぇし、死ぬだけだよ。だから、死にたくねぇなら……」
そう言って、恭司はドカァァァァァァァッと音を立てて、その魔族を投げ飛ばした。
ただ力任せに投げただけだ。
その背後にいた魔族たちも同様に巻き込まれ、まるでボーリングのピンのように盛大に弾き飛ばされていく。
「"全員"で守ってみせろッ!!」
そう言って、恭司は刀を鞘に入れたまま縦に振った。
一応、"教育"するつもりはあったようだ。
鞘入りの刀は振り下ろされた瞬間に突風を引き起こすと、その突風が螺旋を巻いて魔族たちへ突撃する。
「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」」」
その突風を受けて、魔族たちはあっという間に吹き飛ばされていった。
鎌鼬は作っていない。
死なれたら困るからだ。
ただただ力任せに飛ばされて、宙に舞い上げられている。
そうまで飛ばされると、いくら斬れてはいないとは言っても、ダメージはしっかりと身体に残っていた。
冒険者たちから『Aランク』と評される巨体の『ミノタウロス』でさえ、風によって軽々と宙に浮かされる始末なのだ。
このままでは、魔族たちは本当にただの恭司のサンドバッグとなってしまうことだろう。
恭司のストレスは発散されていくが、吹き飛ばされた魔族たちは既にボロボロ────。
悲鳴が恫喝があちこちで響き渡り、正に混沌とした惨状と化している。
「くそ…………ッ!!こうなりゃ、一旦逃げ……ッ!!」
「逃げるなッ!!!!」
またどこかで聞こえてきた『逃亡』を示唆する言葉に、恭司は強く言葉を覆い被せた。
それでは意味がないのだ。
それでは『先』もないのだ。
魔族の社会は基本的に『弱肉強食』────。
その不文律は変わらないとしても、弱者が強者に立ち向かえなくなってはもう…………彼らに『未来』は無い。
恭司は既に示した。
下位の魔族でも"工夫"すれば強くなれること────。
"協力"すればより強くなれること────。
そして…………
今後は活躍した者にだけ与えられる、"進化"の可能性を宿した『ヒューマン性ポーション』────。
誰もがいつまでも弱者でいる必要はないのだ。
弱者が強者を打ち破る機会を狙ってこその『弱肉強食』なのだ。
強い奴相手にすぐ逃げだすばかりの臆病者だらけでは、恭司の思う『軍』は成り立たない。
「何のためにこれだけ集まっているッ!?何のために一つ所に固められたと思っているッ!!周りを見て"考えろ"ッ!!足りねぇ頭を使ってどうにか方法を探してみろッ!!ここまで言ってもまだ何もできねぇボンクラなら────」
恭司はそう言って、鞘から刀を"抜いた"。
根気よく全員の成長を待つ気など毛頭ないのだ。
こちらが一方的に集めたとはいえ、本当に変われないクズなら、最初から恭司の"食事"にでも"サンドバッグ"にでもしてやればいい。
だから…………
「"その時"は、迷わず殺す。逃げても殺す。お前らが生き延びる術は、たったの一つだけだ」
恭司はそう言って、刀の切っ先を魔族たちに向けた。
続けて放たれる殺気────。
脅しだが、ここで"篩"にかける意味もあるのだ。
魔族たちは怒りと共にギシリと歯を鳴らすと、"闘志"をもって目をギラつかせる。
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