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幕間の章 海水浴と結婚式
99 魔族領での結婚式③
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「初めまして。 私はシンシア・ギランと申します」
「佐々木 暁斗です。 こちらこそ初めまして」
「暁斗先輩、シンシアさんは私や瑠奈ちゃん達の夫となる人の妹さんなのです」
「え!?」
入って来た女性……シンシア・ギランさんが挨拶してきたので俺も自己紹介をしておいた。
そこに春菜が彼女達の夫となる人の妹さんだと聞いて驚く。
「あなたの事はイリアゲート様から聞いてます。 私と兄はご覧の通り虎の獣人です」
「どうりで、獣の耳があると……」
シンシアさんの話で彼女の頭をよく見ると、確かに獣の耳があった。
さらに春菜たちの夫となる彼女の兄も虎の獣人だという事だ。
という事は……?
いや、ここは異世界だし深くは考えないでおこうか。
「さっきの春菜さん達の話を聞いて、胡桃さんでしたか? その方の過去が気になりました。 私の能力で少し覗いてみましたがかなりの闇を抱えてますし」
「前夜祭前に丁度それを話すつもりでしたし、構いませんよ」
「胡桃も……いいかな?」
「ん」
シンシアさんも胡桃の過去が気になったようだ。
彼女の能力で胡桃が相当の闇を抱えているという事だが、やはり春菜たちが言っていた毒親に関する事だろう。
「さっきも確認したが、七絵は胡桃の過去を知っているんだな?」
「はい。 私は小学生から友達として接してたし、私の両親も何度か胡桃を保護していたので」
保護をしていた?
七絵の両親が……?
シンシアさんの言っていた胡桃の抱えている闇に関係しているという事なのだろうけど……。
「それは胡桃の家族が毒家族だったりしたことが原因か?」
「そうですね。 家族構成ですが……、両親と胡桃、そして双子の弟でした」
「双子の弟がいたのか。 で、どのくらいの毒親っぷりだったんだ?」
「細かく言うなら……胡桃の両親は、胡桃自身が体質性低身長という成長障害であったため、双子の弟を優遇する育て方をしたんです」
「双子の弟を優遇?」
「ええ、体質的低身長の胡桃を『出来損ない』として蔑まれ、弟には甘やかして好きなものを買うなどしていたそうです」
確かに胡桃は低身長だが……、だからってそこまで言うのか、彼女の両親は……。
シンシアさんも怒りを抑えようと必死だ。
さらに、由奈やエミリーも怒りを何とか抑えようとしている。
俺は胡桃を抱きかかえ、彼女の背中を撫でる。
「私が胡桃と友達になったきっかけは小学校の三年生の時でした。 ある日胡桃が低身長なのをいい事にいじめられていたんです」
「え!?」
「いじめられた……!?」
「はい。 そこに私が介入していじめっ子たちをぶっ飛ばしました。 その後、すぐに私の家に胡桃と一緒に行きました」
七絵は小学校の時から強かったのか……。
しかし、胡桃がいじめを受けていたのが小学生時代からだとは。
「その時は私の両親に相談をし、胡桃は家に帰りましたが……。 翌日にはさらにいじめはエスカレートしていました」
「マジかよ!?」
「ええ。 私も怒りを隠し切れず、胡桃を連れて学校を出ていき、私の両親に電話で連絡した所、両親が車で出迎えて私の家まで送ってもらいました」
「行動力がすごいですね…。 一部褒められた行動ではないにしても」
確かに途中で学校を出ていくとかは褒められた行動ではないが、それだけ胡桃を放って置けなかったからだろう。
「しかし、蔑まれていたとはいえ、胡桃さんの家族にはいじめの事は相談しなかったんでしょうか?」
シンシアさんは胡桃の学校でのいじめを毒家族とはいえ、相談はしなかったのかと聞いて来た。
しかし、七絵から返って来た答えは最悪の内容だった。
「無理なんです。 なぜなら、胡桃へのいじめを裏で糸を引いていたのは胡桃の家族だからです」
「え……!?」
「どういう事!?」
シンシアさんや由奈が七絵から出された事実に驚きを隠せないでいた。
俺は、それである程度察した。
「読めた。 多分、弟が手を回したんだろう」
「はい、胡桃の弟が胡桃のクラスメイトに色々吹きこんでた事が発覚、さらに両親も事なかれで済ますように担任や校長に圧力を掛けていたことが分かったのです。 そして、胡桃に友達を作らせないように仕向けたことも。 いずれも私の父が伝手を利用して探偵などに探りを入れた事で分かったものです」
「うわぁ……、相当の屑じゃないか……」
「ええ、なので私の父は、各種証拠を持って警察や教育委員会に通報ないし報告に行きました。 結果、胡桃の両親が自爆し、胡桃を精神的にも物理的にも虐待を行っていたことも発覚し、逮捕されました。弟の方は各親族が拒否したため施設に送られ、学校もその時の対応などで批判され、いじめっ子も家族と共に批判の的にさらされましたね」
結末的には、ツケが回ってきたという流れか。
しかし、自爆から因果応報になるとはまた笑えるな…。
「お父さんも相当の行動力でしたね」
「私もびっくりの行動力だよ」
七絵の父親の行動力にはシンシアさんも由奈も驚いていた。
確かに、友人の為にここまで動くことはしないだろうしな。
「それが私の父でしたから。 その後は父方の両親と一緒に私達も引っ越し、転校しました」
「とりあえず、それでひとまずの平穏は得られたのか?」
「ええ。 ただ、胡桃は私の家族以外助けてくれる人がいなかったせいで、人と接する事に恐怖を感じてしまいました」
「対人恐怖症か……」
「人混みが苦手なのはそれが原因だったんだね。 ボク達には懐いてくれてるけど」
色々話を聞いた限り、酷い仕打ちだと思った。
胡桃の人混みが苦手なのも、その家族が主導のいじめが起因しているんだから。
幸い、胡桃は俺の他の嫁たちにも懐いてくれているからまだいいが。
「私がずっと友達でいたので、他の子たちからのいじめはなくその恐怖症も和らいでいきました。 中学入学までは」
「安川のせいで……だな?」
「はい。 安川のグループの一部が胡桃をいじめようとしているのを私が阻止してましたから……」
七絵がそこまで話した所で、春菜も補足としてこう言った。
「さらに、安川は当時の胡桃ちゃんの弟ともつるんでいたみたいです。 小学生時代のいじめも安川が裏で手引きしたらしく、七絵の父が介入するまでは安川の家族の力で隠蔽していたようです」
「そこまでするのか……」
「酷いね、本当に」
胡桃の心の闇がようやく理解できた。
胡桃の家族が安川の力を借りていじめに加担したとなれば、誰も信頼できないような感覚になる。
十分なトラウマが刻まれていたのだ。
それでも、俺に出来ることは少ないのだろうが、少ないなりに彼女を支えてやらないといけない。
「お、込み入った話は終わったかな?」
『む? 君は……?』
「本当にメイジフォックウルフを連れて来るとは……。 流石はイリアゲート様に見初められた少年という事か」
胡桃の過去を知り、ようやく雰囲気が落ち着いてきた所でシンシアさんと同じ獣の耳を持った獣人が入って来た。
今まで寝ていたアルト達は、それに察して起き上がり、獣人の男性を見た。
アルト達メイジフォックウルフを見て感心する彼は、シンシアさんの兄で春菜たちの夫となる獣人なのだろうか?
「兄さん」
そう考える間にシンシアさんがそう言った。
やはり、この人がシンシアさんの兄だったようだ。
「佐々木 暁斗です。 こちらこそ初めまして」
「暁斗先輩、シンシアさんは私や瑠奈ちゃん達の夫となる人の妹さんなのです」
「え!?」
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「あなたの事はイリアゲート様から聞いてます。 私と兄はご覧の通り虎の獣人です」
「どうりで、獣の耳があると……」
シンシアさんの話で彼女の頭をよく見ると、確かに獣の耳があった。
さらに春菜たちの夫となる彼女の兄も虎の獣人だという事だ。
という事は……?
いや、ここは異世界だし深くは考えないでおこうか。
「さっきの春菜さん達の話を聞いて、胡桃さんでしたか? その方の過去が気になりました。 私の能力で少し覗いてみましたがかなりの闇を抱えてますし」
「前夜祭前に丁度それを話すつもりでしたし、構いませんよ」
「胡桃も……いいかな?」
「ん」
シンシアさんも胡桃の過去が気になったようだ。
彼女の能力で胡桃が相当の闇を抱えているという事だが、やはり春菜たちが言っていた毒親に関する事だろう。
「さっきも確認したが、七絵は胡桃の過去を知っているんだな?」
「はい。 私は小学生から友達として接してたし、私の両親も何度か胡桃を保護していたので」
保護をしていた?
七絵の両親が……?
シンシアさんの言っていた胡桃の抱えている闇に関係しているという事なのだろうけど……。
「それは胡桃の家族が毒家族だったりしたことが原因か?」
「そうですね。 家族構成ですが……、両親と胡桃、そして双子の弟でした」
「双子の弟がいたのか。 で、どのくらいの毒親っぷりだったんだ?」
「細かく言うなら……胡桃の両親は、胡桃自身が体質性低身長という成長障害であったため、双子の弟を優遇する育て方をしたんです」
「双子の弟を優遇?」
「ええ、体質的低身長の胡桃を『出来損ない』として蔑まれ、弟には甘やかして好きなものを買うなどしていたそうです」
確かに胡桃は低身長だが……、だからってそこまで言うのか、彼女の両親は……。
シンシアさんも怒りを抑えようと必死だ。
さらに、由奈やエミリーも怒りを何とか抑えようとしている。
俺は胡桃を抱きかかえ、彼女の背中を撫でる。
「私が胡桃と友達になったきっかけは小学校の三年生の時でした。 ある日胡桃が低身長なのをいい事にいじめられていたんです」
「え!?」
「いじめられた……!?」
「はい。 そこに私が介入していじめっ子たちをぶっ飛ばしました。 その後、すぐに私の家に胡桃と一緒に行きました」
七絵は小学校の時から強かったのか……。
しかし、胡桃がいじめを受けていたのが小学生時代からだとは。
「その時は私の両親に相談をし、胡桃は家に帰りましたが……。 翌日にはさらにいじめはエスカレートしていました」
「マジかよ!?」
「ええ。 私も怒りを隠し切れず、胡桃を連れて学校を出ていき、私の両親に電話で連絡した所、両親が車で出迎えて私の家まで送ってもらいました」
「行動力がすごいですね…。 一部褒められた行動ではないにしても」
確かに途中で学校を出ていくとかは褒められた行動ではないが、それだけ胡桃を放って置けなかったからだろう。
「しかし、蔑まれていたとはいえ、胡桃さんの家族にはいじめの事は相談しなかったんでしょうか?」
シンシアさんは胡桃の学校でのいじめを毒家族とはいえ、相談はしなかったのかと聞いて来た。
しかし、七絵から返って来た答えは最悪の内容だった。
「無理なんです。 なぜなら、胡桃へのいじめを裏で糸を引いていたのは胡桃の家族だからです」
「え……!?」
「どういう事!?」
シンシアさんや由奈が七絵から出された事実に驚きを隠せないでいた。
俺は、それである程度察した。
「読めた。 多分、弟が手を回したんだろう」
「はい、胡桃の弟が胡桃のクラスメイトに色々吹きこんでた事が発覚、さらに両親も事なかれで済ますように担任や校長に圧力を掛けていたことが分かったのです。 そして、胡桃に友達を作らせないように仕向けたことも。 いずれも私の父が伝手を利用して探偵などに探りを入れた事で分かったものです」
「うわぁ……、相当の屑じゃないか……」
「ええ、なので私の父は、各種証拠を持って警察や教育委員会に通報ないし報告に行きました。 結果、胡桃の両親が自爆し、胡桃を精神的にも物理的にも虐待を行っていたことも発覚し、逮捕されました。弟の方は各親族が拒否したため施設に送られ、学校もその時の対応などで批判され、いじめっ子も家族と共に批判の的にさらされましたね」
結末的には、ツケが回ってきたという流れか。
しかし、自爆から因果応報になるとはまた笑えるな…。
「お父さんも相当の行動力でしたね」
「私もびっくりの行動力だよ」
七絵の父親の行動力にはシンシアさんも由奈も驚いていた。
確かに、友人の為にここまで動くことはしないだろうしな。
「それが私の父でしたから。 その後は父方の両親と一緒に私達も引っ越し、転校しました」
「とりあえず、それでひとまずの平穏は得られたのか?」
「ええ。 ただ、胡桃は私の家族以外助けてくれる人がいなかったせいで、人と接する事に恐怖を感じてしまいました」
「対人恐怖症か……」
「人混みが苦手なのはそれが原因だったんだね。 ボク達には懐いてくれてるけど」
色々話を聞いた限り、酷い仕打ちだと思った。
胡桃の人混みが苦手なのも、その家族が主導のいじめが起因しているんだから。
幸い、胡桃は俺の他の嫁たちにも懐いてくれているからまだいいが。
「私がずっと友達でいたので、他の子たちからのいじめはなくその恐怖症も和らいでいきました。 中学入学までは」
「安川のせいで……だな?」
「はい。 安川のグループの一部が胡桃をいじめようとしているのを私が阻止してましたから……」
七絵がそこまで話した所で、春菜も補足としてこう言った。
「さらに、安川は当時の胡桃ちゃんの弟ともつるんでいたみたいです。 小学生時代のいじめも安川が裏で手引きしたらしく、七絵の父が介入するまでは安川の家族の力で隠蔽していたようです」
「そこまでするのか……」
「酷いね、本当に」
胡桃の心の闇がようやく理解できた。
胡桃の家族が安川の力を借りていじめに加担したとなれば、誰も信頼できないような感覚になる。
十分なトラウマが刻まれていたのだ。
それでも、俺に出来ることは少ないのだろうが、少ないなりに彼女を支えてやらないといけない。
「お、込み入った話は終わったかな?」
『む? 君は……?』
「本当にメイジフォックウルフを連れて来るとは……。 流石はイリアゲート様に見初められた少年という事か」
胡桃の過去を知り、ようやく雰囲気が落ち着いてきた所でシンシアさんと同じ獣の耳を持った獣人が入って来た。
今まで寝ていたアルト達は、それに察して起き上がり、獣人の男性を見た。
アルト達メイジフォックウルフを見て感心する彼は、シンシアさんの兄で春菜たちの夫となる獣人なのだろうか?
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