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第5章 ゼイドラムへ行こう
89 閑話~第7防衛部隊と三人娘(後編)~
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「兄さん、もうそのくらいにしましょう。 彼女達も困ってますから」
ザックの土下座謝罪に戸惑う瑠奈達三人娘を見て、シンシアがザックを諫めた。
ザックと三人娘が改めて座り直し、話の本題に入る。
「実を言うと、シンシアからの報告で君達だけは終わった後に保護をしようと考えてたんだ」
「シンシアさんが……?」
「私は相手の本心を探ることができる能力を持っていまして……。 今までは封印してましたが、今回の討伐部隊の進軍の中であなた達から何か違和感を感じたので一時的に解禁して探ったのです。 そしたら、望まぬ形で討伐部隊に参加させられた事が分かったのであなた達だけは保護しようと隊長である兄…ザックに進言したのです」
「そうなんですか……」
シンシアから語られた内容は、本心を探るというあまり類を見ない能力を一時的に解禁して探った結果、三人娘たちだけは保護しようという流れがあったという話だった。
それを聞いた春菜はなんだかんだで安堵していた。
「だが、今までの他国からの情報共有で対勇者の呪いの一つ、【時限爆弾】の存在が明らかになってな。 君達にも掛けられてるんじゃないかと思ったんだ」
(だから、あの時……解呪って言ったんだ……)
瑠奈はあの時の解呪を行った理由をようやく理解した。
そして、気になる事を尋ねた。
「いつ、その呪いの存在が分かったんですか?」
「元々、あの呪術は悪魔族という、魔族の中でも過激思想を抱えていた種族が生み出したモノです。 余りに危険な為に今まで封印されてました」
「封印されてた……。 私達にその呪術をガルタイトが掛けてたという事は既に?」
「はい。 イリアゲート様がガルタイトに召喚されたもののある事情でガイアブルク王国に保護された佐々木 暁斗さんに会う為にその国に訪れて会談した際に、ガルタイトに派遣していたスパイからその封印が解かれたという報告が入りました」
「こいつは効力も厄介だが、この呪術は後発的な奴でな。 【呪術師】しか防げないんだ。 ある程度の呪いを防ぐ【勇者】でさえ、この呪術だけは確実に掛かるわけさ」
「そ、そんな厄介なのが私たちの中に……」
悪魔族発祥の呪術である【時限爆弾】の説明をザックとシンシアから聞いて、瑠奈達は身震いした。
それ程にまで厄介な呪術が自分たちに掛けていたわけだから。
だが、同時に疑問も生まれた。
その疑問を瑠奈がザックにぶつける。
「何故、ガルタイトは私達にその呪術を?」
「ガルタイトは自分達の考えを……、魔族殲滅主義を皆に押し付ける。 それに逆らう事がないように【時限爆弾】の呪いを掛けたんだと思う」
「なるほど……」
「それにしても、私達より先に召喚された人達がいたなんて……。 暁斗さんでしたっけ? なんでその人がガイアブルクに保護を?」
疑問が解けた上に、自分たちより先に召喚された人がいたことにますます安堵する瑠奈達。
ついでに瑠奈は、暁斗の件についてザック達に聞いてみた。
「召喚された際、彼だけガルタイトからしたら『無能』というレッテルを貼られました。 その後に一人の女子生徒が彼を助けるべくガルタイトを裏切り、その最中に居合わせたガイアブルクの王女様に会った事で、ガイアブルクに行ったという事です。 実際には彼は勇者以外の全てのジョブの素質を持っているようでしたが」
「すごい勇気ありますね、その人……。 しかし、暁斗さんはすごい力を持ってたのですね」
「じゃあ、その【時限爆弾】の件も?」
「イリアゲート様から直接伝えたみたいです。 逆らえば死ぬ呪いの存在は、暁斗さんも不快感を感じてましたね」
シンシアから色々話を聞いた瑠奈達。
今度はザックが話を進める。
「だが、戦線が終わるまで爆発させないようにする方法が一つだけあってな。 それが一時的に『捕虜』として街まで連れて行く事だった。 言ってしまえばそれこそが、【時限爆弾】の穴なんだ」
「その為にも、なるべくあなた達が動かないようにするために一時的に軽い威圧を与えて動くのを躊躇わせる予定でしたが……」
「あぁ、あの惨劇は……、もしかして……」
「そうなんだ。 君達以外の奴らはものの見事にやる気満々だったから……。 次第に加減が出来なくなってしまったんだ。 結果、君達に余計な恐怖を与えてしまったんだよ。 それに関しては本当に済まなかった」
「あ、あの……、隊長さん、頭を上げてください。 あの戦線に参加していた私たちも悪いのですから」
再び頭を下げて謝罪するザックに春菜が宥める。
それをよそにシンシアが話を進めていく。
「恐怖が臨界点を超えて気を失ったのを見て、慌てて総動員で他のやる気満々の人たちを兵士もろとも殲滅させました。 主犯格であるアンというガルタイトの王女は兄に任せて、私達は一応手錠を掛けて優しく起こした上で街まで捕虜状態で連れて行ったんです。 道中も不安と絶望感が漂ってたようで……本当にすみません」
「し、シンシアさん……!」
今度はシンシアが瑠奈達に頭を下げて謝罪した。
瑠奈が慌てて彼女を宥めるが、柚子は微笑ましそうな表情を浮かべて……。
(こうしてみると魔族っていい人ばかりだなぁ)
と、思っていたようだ。
無論、人間も魔族も一部では犯罪者とかはいるだろうが……。
「とにかく予定外に恐怖を与えてしまった君達に対して責任を取らせてほしい」
「隊長さん……」
頭を下げたまま、責任を取ると言った。
それを聞いた春菜は、責任感の強い人だと感じた。
「あの……、隊長さんがよければ……、お嫁さんにしてもらえますか?」
「ちょっと、春菜ちゃん!? 抜け駆けは……」
「あー、瑠奈さん。 一応教えますけど、ここ魔族領は『一夫多妻』なので、大丈夫ですよ」
「ほ、本当ですか!?」
「まぁ、本当だ。 でも、それだけでいいのか?」
「はい。 本来なら私たちも死んじゃってるはずですから……。 こうして助けていただいた事もあるので」
「分かった。 それを受け入れよう。 男に二言はないしな」
そう言って、ザックは三人を優しく包むように抱いた。
「これからもよろしくな。 ちゃんと瑠奈達を守ってやるからな」
「はい……こちらこそ……」
穏やかな笑顔を浮かべる三人。
傍らで微笑ましく見守るシンシア。
こうして、瑠奈と柚子と春菜は第7防衛部隊隊長のザックの嫁になったのだ。
ザックの土下座謝罪に戸惑う瑠奈達三人娘を見て、シンシアがザックを諫めた。
ザックと三人娘が改めて座り直し、話の本題に入る。
「実を言うと、シンシアからの報告で君達だけは終わった後に保護をしようと考えてたんだ」
「シンシアさんが……?」
「私は相手の本心を探ることができる能力を持っていまして……。 今までは封印してましたが、今回の討伐部隊の進軍の中であなた達から何か違和感を感じたので一時的に解禁して探ったのです。 そしたら、望まぬ形で討伐部隊に参加させられた事が分かったのであなた達だけは保護しようと隊長である兄…ザックに進言したのです」
「そうなんですか……」
シンシアから語られた内容は、本心を探るというあまり類を見ない能力を一時的に解禁して探った結果、三人娘たちだけは保護しようという流れがあったという話だった。
それを聞いた春菜はなんだかんだで安堵していた。
「だが、今までの他国からの情報共有で対勇者の呪いの一つ、【時限爆弾】の存在が明らかになってな。 君達にも掛けられてるんじゃないかと思ったんだ」
(だから、あの時……解呪って言ったんだ……)
瑠奈はあの時の解呪を行った理由をようやく理解した。
そして、気になる事を尋ねた。
「いつ、その呪いの存在が分かったんですか?」
「元々、あの呪術は悪魔族という、魔族の中でも過激思想を抱えていた種族が生み出したモノです。 余りに危険な為に今まで封印されてました」
「封印されてた……。 私達にその呪術をガルタイトが掛けてたという事は既に?」
「はい。 イリアゲート様がガルタイトに召喚されたもののある事情でガイアブルク王国に保護された佐々木 暁斗さんに会う為にその国に訪れて会談した際に、ガルタイトに派遣していたスパイからその封印が解かれたという報告が入りました」
「こいつは効力も厄介だが、この呪術は後発的な奴でな。 【呪術師】しか防げないんだ。 ある程度の呪いを防ぐ【勇者】でさえ、この呪術だけは確実に掛かるわけさ」
「そ、そんな厄介なのが私たちの中に……」
悪魔族発祥の呪術である【時限爆弾】の説明をザックとシンシアから聞いて、瑠奈達は身震いした。
それ程にまで厄介な呪術が自分たちに掛けていたわけだから。
だが、同時に疑問も生まれた。
その疑問を瑠奈がザックにぶつける。
「何故、ガルタイトは私達にその呪術を?」
「ガルタイトは自分達の考えを……、魔族殲滅主義を皆に押し付ける。 それに逆らう事がないように【時限爆弾】の呪いを掛けたんだと思う」
「なるほど……」
「それにしても、私達より先に召喚された人達がいたなんて……。 暁斗さんでしたっけ? なんでその人がガイアブルクに保護を?」
疑問が解けた上に、自分たちより先に召喚された人がいたことにますます安堵する瑠奈達。
ついでに瑠奈は、暁斗の件についてザック達に聞いてみた。
「召喚された際、彼だけガルタイトからしたら『無能』というレッテルを貼られました。 その後に一人の女子生徒が彼を助けるべくガルタイトを裏切り、その最中に居合わせたガイアブルクの王女様に会った事で、ガイアブルクに行ったという事です。 実際には彼は勇者以外の全てのジョブの素質を持っているようでしたが」
「すごい勇気ありますね、その人……。 しかし、暁斗さんはすごい力を持ってたのですね」
「じゃあ、その【時限爆弾】の件も?」
「イリアゲート様から直接伝えたみたいです。 逆らえば死ぬ呪いの存在は、暁斗さんも不快感を感じてましたね」
シンシアから色々話を聞いた瑠奈達。
今度はザックが話を進める。
「だが、戦線が終わるまで爆発させないようにする方法が一つだけあってな。 それが一時的に『捕虜』として街まで連れて行く事だった。 言ってしまえばそれこそが、【時限爆弾】の穴なんだ」
「その為にも、なるべくあなた達が動かないようにするために一時的に軽い威圧を与えて動くのを躊躇わせる予定でしたが……」
「あぁ、あの惨劇は……、もしかして……」
「そうなんだ。 君達以外の奴らはものの見事にやる気満々だったから……。 次第に加減が出来なくなってしまったんだ。 結果、君達に余計な恐怖を与えてしまったんだよ。 それに関しては本当に済まなかった」
「あ、あの……、隊長さん、頭を上げてください。 あの戦線に参加していた私たちも悪いのですから」
再び頭を下げて謝罪するザックに春菜が宥める。
それをよそにシンシアが話を進めていく。
「恐怖が臨界点を超えて気を失ったのを見て、慌てて総動員で他のやる気満々の人たちを兵士もろとも殲滅させました。 主犯格であるアンというガルタイトの王女は兄に任せて、私達は一応手錠を掛けて優しく起こした上で街まで捕虜状態で連れて行ったんです。 道中も不安と絶望感が漂ってたようで……本当にすみません」
「し、シンシアさん……!」
今度はシンシアが瑠奈達に頭を下げて謝罪した。
瑠奈が慌てて彼女を宥めるが、柚子は微笑ましそうな表情を浮かべて……。
(こうしてみると魔族っていい人ばかりだなぁ)
と、思っていたようだ。
無論、人間も魔族も一部では犯罪者とかはいるだろうが……。
「とにかく予定外に恐怖を与えてしまった君達に対して責任を取らせてほしい」
「隊長さん……」
頭を下げたまま、責任を取ると言った。
それを聞いた春菜は、責任感の強い人だと感じた。
「あの……、隊長さんがよければ……、お嫁さんにしてもらえますか?」
「ちょっと、春菜ちゃん!? 抜け駆けは……」
「あー、瑠奈さん。 一応教えますけど、ここ魔族領は『一夫多妻』なので、大丈夫ですよ」
「ほ、本当ですか!?」
「まぁ、本当だ。 でも、それだけでいいのか?」
「はい。 本来なら私たちも死んじゃってるはずですから……。 こうして助けていただいた事もあるので」
「分かった。 それを受け入れよう。 男に二言はないしな」
そう言って、ザックは三人を優しく包むように抱いた。
「これからもよろしくな。 ちゃんと瑠奈達を守ってやるからな」
「はい……こちらこそ……」
穏やかな笑顔を浮かべる三人。
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