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第5章 ゼイドラムへ行こう
86 採掘場の奥にて、出会う影
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「済まないな。 君たちをも巻き込むことになってしまって」
「いえ、あの時の話からして他人ごとではないような気がして……」
「個人的には絡みたくはなかったけど、採掘場にいるとなると……ね」
俺達は、クロウ中佐とシャルロット女王と共に北部の【ゼイドニウム採掘場】に軍用バスで向かっていた。
その時の兵士からの報告を聞いていくにつれて嫌な予感がしていたのだ。
それを確かめるために…という事で同行している。
何せ、立てこもっているのはあの脱退して行方をくらませたという二人なのかも知れないのだから…。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
遡ってゼイドラムの王宮。
シャルロット女王の叫びが響いた後、詳しい内容を聞くことにした。
「作業員から聞いた話によれば、昼以降の作業員と交代する時期に採掘場の内部爆発が起きたのです」
「内部爆発? ゼイドニウムは別に爆弾などを使わなくても【クラフター】のスキルで採掘出来るはずだ」
クロウ中佐は首を傾げた。
というかゼイドニウムってスキルがあれば採掘できる鉱石なのか。
そうなると【クラフター】のスキルって、ある意味万能なんじゃないのか?
そんな事を考えてる俺をよそに、兵士は話を続ける。
「ええ、それは作業員も既知の事実です。 ですが、奥の担当にあたっていた作業員の数名が謎の爆発によって吹き飛ばされ怪我をしました」
「何じゃと? 本当にか?」
「ええ、軽傷だった一人の作業員が見たのは人間の影……しかも二人だったそうです」
「人間?」
「はい、人間でした」
兵士の報告の内容に、ひなたが首を傾げた。
「だが、あそこは関係者以外は立ち入り禁止のはず。 簡単に入れないはずなのだが……」
クロウ中佐がそう言ったところで、俺は嫌な予感を感じた。
「アキト君、どうしたのじゃ?」
シャルロット女王が俺の表情に違和感を感じて尋ねてくる。
「もしかしたら、その二人……、俺達と同様にガルタイトに召喚された勇者ではないですか?」
「む……、確かに君たちがガルタイトに召喚された者だという事はクリストフ国王殿からも聞いているが……。 いや、待て……確か最新情報では……!」
「ええ、魔王討伐部隊に派遣された勇者のうち二人が脱退をして行方をくらませてるという情報があります」
「もしや……!?」
「確証は持てませんが、おそらくは……」
まだ確証は持っていない。
だが、可能性として行方をくらませたという二人が怪しいという流れに行きついた。
「私もそんな予感はしています……。 ただの事故ならゼイドラム国での問題ですが、何らかの勇者スキルを悪用して入り込んだ可能性もあります」
「うん、私もひなたちゃんと同意見。 あの二人であるなら……本来は関わりあいたくないけど、確かめないといけないよ」
ひなたも由奈も、俺と同様の考えに至っていた。
確かにかつてのクラスメイトとは関わり合いたくはないだろうが、そいつらが他の国の施設に……と言う事なら放っておけない。
「そうなると、君達も現場に同行という事になるが……」
「構いません。 嫌な予感は早い目に拭う必要がありますから」
「済まない。 それが解決したら射撃の練習をしよう」
「分かりました。 みんなもそれでいいな?」
「うん、お兄ちゃんのクラスメイト絡みだったなら尚更放置するわけにはいかないしね」
「私も暁斗様たちに同行しますよ。 解決は早い方がいいですから」
「くるみも……いく」
「もちろん、ボクも行くよ。 厄介事は早めに払いたいしね」
みんな行く気満々のようだ。
ひとまず、トイレ休憩をした後でクロウ中佐とシャルロット女王と共に軍用バスに乗って、現場である【ゼイドニウム採掘場】へと向かう事になった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
そして、現在…。
俺達は、現場である【ゼイドニウム採掘場】に到着していた。
「着いた。 ここが【ゼイドニウム採掘場】だ」
「ここが……。 すごく大きいね」
たどり着いた【ゼイドニウム採掘場】を見てアイリスが感想を述べた。
幾つかの採掘場入り口があり、それら全てがゼイドニウムが採れる洞穴へと通じているそうだ。
「もしかして、あそこの洞穴から爆発が?」
「どうもそのようじゃな。 未だ煙が出ておる」
ひなたが指差しした先……、俺達がいる場所からして右側の入り口から煙が上がっている。
おそらく、あそこに二人が潜んでいる可能性を秘めている。
「早速だがそこに入ろう。 作業員たちも安心させてやらないとな」
「はい!」
クロウ中佐が先導する形で俺達は煙の出ている方の入り口へと入っていった。
「中はこうなっているのか……」
「綺麗だね。 まるでプラチナの輝きみたい」
中に入ると壁や天井、突起物など床以外のあらゆる全てがゼイドニウムで構成されていた。
それらを【クラフター】のスキルで採掘していくわけか。
なお、煙は前もってクロウ中佐から耐性の魔法を掛けてもらっている。
「煙は多分あの爆発から生み出したものだろう。 発生源はかなり奥になる。 気を引き締めよう」
クロウ中佐が先頭に立ち、奥へと俺達は進んでいく。
10分くらいは進んだあたりで、新たな広間に差し掛かった。
その時に見た人影は、俺達にとって見覚えがある姿だった。
(あいつらは……!!)
その姿はあの二人……、来栖 貴之と如月 光輝だった。
まさか、脱退して行方をくらませたのはあいつらだったのか……。
そして、あの爆発もあいつらが!?
そう考えていると、二人が俺達に気付いたようだ。
「誰だ……!?」
ここまで来たら隠れる気はない。
俺達は堂々と、あいつらの前まで進んでいった。
「な……、佐々木……だと!?」
「葛野さん……、それに何で春日部さんまで……!?」
「まさか、採掘場にお前らが入り込んでいたとはな……」
「まさか、立てこもるつもりだったのかなぁ?」
「出来れば、出会いたくはなかったんだけどね……」
俺達の姿に驚く二人をよそに、俺とひなたと由奈は二人を睨みながら近づいた。
こうして予感は的中し、俺達は採掘場の奥で来栖ならびに如月と対峙する形となったのだ。
「いえ、あの時の話からして他人ごとではないような気がして……」
「個人的には絡みたくはなかったけど、採掘場にいるとなると……ね」
俺達は、クロウ中佐とシャルロット女王と共に北部の【ゼイドニウム採掘場】に軍用バスで向かっていた。
その時の兵士からの報告を聞いていくにつれて嫌な予感がしていたのだ。
それを確かめるために…という事で同行している。
何せ、立てこもっているのはあの脱退して行方をくらませたという二人なのかも知れないのだから…。
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遡ってゼイドラムの王宮。
シャルロット女王の叫びが響いた後、詳しい内容を聞くことにした。
「作業員から聞いた話によれば、昼以降の作業員と交代する時期に採掘場の内部爆発が起きたのです」
「内部爆発? ゼイドニウムは別に爆弾などを使わなくても【クラフター】のスキルで採掘出来るはずだ」
クロウ中佐は首を傾げた。
というかゼイドニウムってスキルがあれば採掘できる鉱石なのか。
そうなると【クラフター】のスキルって、ある意味万能なんじゃないのか?
そんな事を考えてる俺をよそに、兵士は話を続ける。
「ええ、それは作業員も既知の事実です。 ですが、奥の担当にあたっていた作業員の数名が謎の爆発によって吹き飛ばされ怪我をしました」
「何じゃと? 本当にか?」
「ええ、軽傷だった一人の作業員が見たのは人間の影……しかも二人だったそうです」
「人間?」
「はい、人間でした」
兵士の報告の内容に、ひなたが首を傾げた。
「だが、あそこは関係者以外は立ち入り禁止のはず。 簡単に入れないはずなのだが……」
クロウ中佐がそう言ったところで、俺は嫌な予感を感じた。
「アキト君、どうしたのじゃ?」
シャルロット女王が俺の表情に違和感を感じて尋ねてくる。
「もしかしたら、その二人……、俺達と同様にガルタイトに召喚された勇者ではないですか?」
「む……、確かに君たちがガルタイトに召喚された者だという事はクリストフ国王殿からも聞いているが……。 いや、待て……確か最新情報では……!」
「ええ、魔王討伐部隊に派遣された勇者のうち二人が脱退をして行方をくらませてるという情報があります」
「もしや……!?」
「確証は持てませんが、おそらくは……」
まだ確証は持っていない。
だが、可能性として行方をくらませたという二人が怪しいという流れに行きついた。
「私もそんな予感はしています……。 ただの事故ならゼイドラム国での問題ですが、何らかの勇者スキルを悪用して入り込んだ可能性もあります」
「うん、私もひなたちゃんと同意見。 あの二人であるなら……本来は関わりあいたくないけど、確かめないといけないよ」
ひなたも由奈も、俺と同様の考えに至っていた。
確かにかつてのクラスメイトとは関わり合いたくはないだろうが、そいつらが他の国の施設に……と言う事なら放っておけない。
「そうなると、君達も現場に同行という事になるが……」
「構いません。 嫌な予感は早い目に拭う必要がありますから」
「済まない。 それが解決したら射撃の練習をしよう」
「分かりました。 みんなもそれでいいな?」
「うん、お兄ちゃんのクラスメイト絡みだったなら尚更放置するわけにはいかないしね」
「私も暁斗様たちに同行しますよ。 解決は早い方がいいですから」
「くるみも……いく」
「もちろん、ボクも行くよ。 厄介事は早めに払いたいしね」
みんな行く気満々のようだ。
ひとまず、トイレ休憩をした後でクロウ中佐とシャルロット女王と共に軍用バスに乗って、現場である【ゼイドニウム採掘場】へと向かう事になった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
そして、現在…。
俺達は、現場である【ゼイドニウム採掘場】に到着していた。
「着いた。 ここが【ゼイドニウム採掘場】だ」
「ここが……。 すごく大きいね」
たどり着いた【ゼイドニウム採掘場】を見てアイリスが感想を述べた。
幾つかの採掘場入り口があり、それら全てがゼイドニウムが採れる洞穴へと通じているそうだ。
「もしかして、あそこの洞穴から爆発が?」
「どうもそのようじゃな。 未だ煙が出ておる」
ひなたが指差しした先……、俺達がいる場所からして右側の入り口から煙が上がっている。
おそらく、あそこに二人が潜んでいる可能性を秘めている。
「早速だがそこに入ろう。 作業員たちも安心させてやらないとな」
「はい!」
クロウ中佐が先導する形で俺達は煙の出ている方の入り口へと入っていった。
「中はこうなっているのか……」
「綺麗だね。 まるでプラチナの輝きみたい」
中に入ると壁や天井、突起物など床以外のあらゆる全てがゼイドニウムで構成されていた。
それらを【クラフター】のスキルで採掘していくわけか。
なお、煙は前もってクロウ中佐から耐性の魔法を掛けてもらっている。
「煙は多分あの爆発から生み出したものだろう。 発生源はかなり奥になる。 気を引き締めよう」
クロウ中佐が先頭に立ち、奥へと俺達は進んでいく。
10分くらいは進んだあたりで、新たな広間に差し掛かった。
その時に見た人影は、俺達にとって見覚えがある姿だった。
(あいつらは……!!)
その姿はあの二人……、来栖 貴之と如月 光輝だった。
まさか、脱退して行方をくらませたのはあいつらだったのか……。
そして、あの爆発もあいつらが!?
そう考えていると、二人が俺達に気付いたようだ。
「誰だ……!?」
ここまで来たら隠れる気はない。
俺達は堂々と、あいつらの前まで進んでいった。
「な……、佐々木……だと!?」
「葛野さん……、それに何で春日部さんまで……!?」
「まさか、採掘場にお前らが入り込んでいたとはな……」
「まさか、立てこもるつもりだったのかなぁ?」
「出来れば、出会いたくはなかったんだけどね……」
俺達の姿に驚く二人をよそに、俺とひなたと由奈は二人を睨みながら近づいた。
こうして予感は的中し、俺達は採掘場の奥で来栖ならびに如月と対峙する形となったのだ。
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