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第5章 ゼイドラムへ行こう
79 由奈と町巡り②
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「暁斗君、私、これに乗りたいよ!」
「お、ゴーカートか。 早速乗ろう」
「やったぁ♪」
何にしようか考えてる間に由奈がゴーカートに乗りたいと言い出した。
丁度人がいないからすぐ乗れそうだし、まずそれに決めた。
由奈はバンザイしながら喜んでいた。
あぁ、可愛いなぁ。
早速ゴーカートのスタッフにお金を払い、二台分確保。
俺が先に乗り、後ろのカートには由奈が乗った。
身長制限には引っかからなかったので、そこも安心した。
スピードもゆるやかだが、由奈は楽しんでいるようだ。
そうしている内に周回が終わるブザーが鳴ったので、ゴールまで走った後、スタッフによる誘導でカート置き場に戻し、他のスタッフの誘導で出口まで案内された。
次はコーヒーカップに乗り、室内ゲームで楽しみつつ、最後に観覧車に乗った。
観覧車の景色には由奈もすごいとはしゃいでいた。
「あー、楽しかった♪」
「楽しめてくれたようで何よりだ。 さて、昼になったし東地区に行くか」
「東地区?」
「そこには飲食店やショッピングセンターが並んでるんだ。 商店街て奴だな。 そこに馬車で向かう」
「へぇ、楽しみだね。 どんな飲食店があるんだろうね」
丁度お昼になったので、飲食店やショッピングセンターがある東地区に向かう事にした。
由奈も説明を聞いて、どんな飲食店があるのかワクワクしていたなぁ。
さて、そうしているうちに馬車がきたので、一緒に乗り込む。
俺達を乗せた馬車は、東地区へ向けて出発したのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「さぁ着いた。 ここが東地区だ」
「すごーい。 いっぱい飲食店があるね。 ベーカリーもあるよ」
「今日は由奈の食べたい所に向かいたいから、由奈に任せよう」
「うーん……」
東地区に着いた俺達は昼はどこで食べるかを由奈に任せる。
折角の町巡りなので、飲食店を巡って由奈のインスピレーションで決めてもらおうと思ったからだ。
「あ、ここにしよう!」
「ここは……?」
由奈が飲食店を巡りながら見つけたお店。
そこは何と『パスタ屋』さんだった。
驚きは隠せないものの、由奈が決めたので拒否はしない。
早速、そこに決めて店の中に入る。
「まさか、この異世界でパスタを食べる事になるとはなぁ」
「私もびっくり。 しかも定番のミートソースパスタやナポリタンもあるしね」
「じゃあ、俺はナポリタンで」
「私はミートソースパスタにしよう」
この異世界でパスタを食べる事になるとは思わなかったが、美味しそうだったし定番のパスタもあるから注文した。
俺はナポリタンで、由奈がミートソースパスタだ。
注文の際にふと思い出したが、確かアイリスの兄や姉……エリス王女やルーク王子の母親の家系が転生者一族だったような。
あの時のラーメン屋もその一族が継いで営業してるし、もしかしたらこのパスタの店も……?
「あ、注文の品が来たよ」
「おっと、もうそんな時間か」
そんな事を考えていたら、由奈から注文の品が来たと声を掛けられ、ハッと我に返る。
「お待たせっスー。 ナポリタンとミートソースパスタっス」
「んん?」
注文の品を持ってきたウエイトレスさんを見た俺と由奈は目を見開いてしまう。
当のウエイトレスさんも俺達に気付いたようだ。
「おやおや、アキト君とユナちゃん。 今日はここでお昼っスか?」
「「エリス王女……」」
そう。
注文の品を持ってきたウエイトレスさんは、まさかのエリス王女だったのだ。
というか、何であなたがウエイトレスをやってるんですか?
「お、ゴーカートか。 早速乗ろう」
「やったぁ♪」
何にしようか考えてる間に由奈がゴーカートに乗りたいと言い出した。
丁度人がいないからすぐ乗れそうだし、まずそれに決めた。
由奈はバンザイしながら喜んでいた。
あぁ、可愛いなぁ。
早速ゴーカートのスタッフにお金を払い、二台分確保。
俺が先に乗り、後ろのカートには由奈が乗った。
身長制限には引っかからなかったので、そこも安心した。
スピードもゆるやかだが、由奈は楽しんでいるようだ。
そうしている内に周回が終わるブザーが鳴ったので、ゴールまで走った後、スタッフによる誘導でカート置き場に戻し、他のスタッフの誘導で出口まで案内された。
次はコーヒーカップに乗り、室内ゲームで楽しみつつ、最後に観覧車に乗った。
観覧車の景色には由奈もすごいとはしゃいでいた。
「あー、楽しかった♪」
「楽しめてくれたようで何よりだ。 さて、昼になったし東地区に行くか」
「東地区?」
「そこには飲食店やショッピングセンターが並んでるんだ。 商店街て奴だな。 そこに馬車で向かう」
「へぇ、楽しみだね。 どんな飲食店があるんだろうね」
丁度お昼になったので、飲食店やショッピングセンターがある東地区に向かう事にした。
由奈も説明を聞いて、どんな飲食店があるのかワクワクしていたなぁ。
さて、そうしているうちに馬車がきたので、一緒に乗り込む。
俺達を乗せた馬車は、東地区へ向けて出発したのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「さぁ着いた。 ここが東地区だ」
「すごーい。 いっぱい飲食店があるね。 ベーカリーもあるよ」
「今日は由奈の食べたい所に向かいたいから、由奈に任せよう」
「うーん……」
東地区に着いた俺達は昼はどこで食べるかを由奈に任せる。
折角の町巡りなので、飲食店を巡って由奈のインスピレーションで決めてもらおうと思ったからだ。
「あ、ここにしよう!」
「ここは……?」
由奈が飲食店を巡りながら見つけたお店。
そこは何と『パスタ屋』さんだった。
驚きは隠せないものの、由奈が決めたので拒否はしない。
早速、そこに決めて店の中に入る。
「まさか、この異世界でパスタを食べる事になるとはなぁ」
「私もびっくり。 しかも定番のミートソースパスタやナポリタンもあるしね」
「じゃあ、俺はナポリタンで」
「私はミートソースパスタにしよう」
この異世界でパスタを食べる事になるとは思わなかったが、美味しそうだったし定番のパスタもあるから注文した。
俺はナポリタンで、由奈がミートソースパスタだ。
注文の際にふと思い出したが、確かアイリスの兄や姉……エリス王女やルーク王子の母親の家系が転生者一族だったような。
あの時のラーメン屋もその一族が継いで営業してるし、もしかしたらこのパスタの店も……?
「あ、注文の品が来たよ」
「おっと、もうそんな時間か」
そんな事を考えていたら、由奈から注文の品が来たと声を掛けられ、ハッと我に返る。
「お待たせっスー。 ナポリタンとミートソースパスタっス」
「んん?」
注文の品を持ってきたウエイトレスさんを見た俺と由奈は目を見開いてしまう。
当のウエイトレスさんも俺達に気付いたようだ。
「おやおや、アキト君とユナちゃん。 今日はここでお昼っスか?」
「「エリス王女……」」
そう。
注文の品を持ってきたウエイトレスさんは、まさかのエリス王女だったのだ。
というか、何であなたがウエイトレスをやってるんですか?
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