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第2章 異世界邂逅編
26 対【漆黒】その2~リーダー&副リーダー戦~
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「まさか、たった十数人に手下が皆殺しにされるとはなぁ」
手下を殲滅した直後に恨み節を嘆きながら登場した男二人。
スキンヘッドの男が元Bランクの冒険者だった男で、目つきの悪いメッシュの男は、脱出の手引きをした【シーフ】と【錬金術師】の素質を持つ副リーダーだった。
ようやく本命二人のお出ましってやつか。
「だが、俺たちが出て来たからには好きにはさせんぞ」
「そうさ、俺たちに刃向った報いをうけさせてやるぜぇ」
二人はこちらの話を待たずに臨戦態勢。
「やれやれ、せっかちさんは嫌われるよ」
ひなたも改めて剣を構えて臨戦態勢だ。
俺や他のみんなもそうだ。
話し合いなどするつもりはない。
「俺とアイリスとひなたであのメッシュ野郎を先にやります。 他のみなさんは俺たちが合流するまでスキンヘッドの男を足止めしてください」
「わかったぜ、アキト! お前らも気をつけろよ!」
こうして、俺たちはメッシュの男に、カイゼルさん達はスキンヘッドの男に向かって突撃する。
「ちっ!」
メッシュの男が突然の事で、体勢の立て直しを迫られる。
「【サンダースピア】!」
「うぐぉっ!?」
その隙にアイリスが電撃の魔法を放つ。
メッシュの男は避けられず、電撃を受ける。
その間にひなたは武器を持ち替え、ガルタイト国の兵士から奪った剣で上から下へと斬り下ろそうとした。
「甘いっ! 【ディスマントル】!」
メッシュの男が手を剣の方にかざすとすぐに剣が分解される。
「あれは【錬金術師】のスキルの一つで分解魔法だよ! あれで鉄格子を分解させたんだね!」
「なるほどね……でもっ!」
アイリスが言うにはアレが【錬金術師】のスキルの一つで、大抵の物質を分解させる魔法らしく、多分鉄格子もこうして分解ならびに解体することで脱出を手引きしたのだろう。
だが、俺たちはこれを狙っていた。
「甘いのはそっちだよ!!」
分解された剣を即座に手放したひなたが、男の腕を掴み……。
「どっせぇぇぇいっ!!」
「うぐあぁぁっ!?」
そのまま背負い投げをした。
受け身を取るのが下手だったのか、メッシュの男は投げられた瞬間のダメージで動けないままだ。
「ガゼル!? てめぇら……!!」
「おおっと、お前の相手はこの俺だ!」
「て、てめぇ……!」
ひなたに投げられたメッシュの男……、ガゼルと言ったか。
奴の様子を見て俺たちに襲い掛かろうとしたが、カイゼルさんが止めた。
「そういう事だ……よっ!」
「うぐっ……!?」
その合間にリックさんが毒入りナイフで脚部を切りつけていた。
男が毒に侵され、動きが鈍っているのが分かる。
「う、うぐ……」
よろめきながら立ち上がるガゼル。
しかし、満身創痍のようだ。
ひなたの奴、密かに【グレートブースター】を使ったか?
「殺す……、絶対殺ぉぉぉぉす!!」
ナイフを構えて、すぐに俺の方に襲い掛かる。
しかし、ダメージのせいで思った以上にスピードがでないようだ。
「遅ぇよ」
すれ違いざまに一閃。
これもひなたの祖父にひなたと共に叩き込まれた一閃の剣術【虚空】。
ガゼルの身体は上半身がずり落ちるように下半身と分断された。
「が、ガゼルゥゥゥ!!」
その様子を見たスキンヘッドの男が絶叫。
「よくもガゼルをぉぉぉぉっ!!」
毒が回っているにも関わらず、気合でカイゼルさんを振り切り、俺に襲い掛かる。
思い切って振り下ろすその様子は、この男はカイゼルさんと同じく【重戦士】の素質持ちだろう。
しかし、カイゼルさん程じゃない。
モーションが単純で、簡単に避けられる。
「【アイシクルランス】!!」
その時、男の背後にいたクレアさんが氷の魔法を放つ。
「うぐあっ!!」
俺に集中していたので背後の氷の槍に気付かなかった。
そのせいで男の背中に氷の槍が突き刺さる。
「【エアカッター】!!」
「あがあぁぁぁっ!?」
続けてエミリーさんがかまいたちを発生する魔法を放っていた。
そのかまいたちが、男の身体を切り刻んでいた。
しかし、ここで男の様子が豹変した。 怒りに身を任せたようだ。
「て、てめぇら……! ここまでコケに…しやがってぇぇぇ!!」
「危ない!! 避けろ!!」
激昂したスキンヘッドの男が思いっきり地面にハンマーを叩きつけた瞬間、衝撃波が発生した。
「きゃあぁぁぁっ!!」
「うわぁぁぁっ!?」
突然の衝撃波にエミリーさんとクレアさん、そしてリックさんとリリアさんは吹き飛ばされる。
「す、すごい衝撃波だよ、これ……!」
「とんだ技を隠し持ってたとはな。 流石というべきか?」
「暁斗君に同意するよ。 毒が回ってるのにね」
アイリスは即座に結界を張ることで、俺とひなたとカイゼルさんはバックステップで距離を取ることで事なきを得た。
「へっ、毒が回ってんのに相当気合入ってるじゃねぇか」
「うるせぇ……よっ!!」
カイゼルさんの挑発に激怒したのか、男は今度はやみくもにハンマーを振り回すようになった。
怒りに飲まれたその様子はもはや重戦士の面影はない。
俺は距離を取りつつ、あの呪術を行使した。
「【ペインカース】」
「うがっ!? い、いてぇぇぇぇぇっ!! ぎゃあぁぁぁぁっ!!」
そう、痛覚強化の呪術【ペインカース】。
ただでさえ、リックさんの毒で抵抗力が落ちてるんだ。
ここで使えば、痛覚の呪いも存分に効果を発揮する。
強化された痛みにのたうち回るスキンヘッドの男。
その無様な姿は、あまりにも滑稽に見えた。
「さて、もう終わらせようか……」
アイリスがそう言って魔法の詠唱に入る。
スキンヘッドの男が立ち上がろうとするも、痛覚が強いので立ち上がれない。
そして、無慈悲にも詠唱が終わり、魔法が発動する。
「【フレイムブラスト】」
解き放った魔法はおそらく火の上級クラスだろう。
男の周りに業火が発生し、速攻で包み込んだ。
「お、俺を……認めなかった……世界……を……、にく…」
言い切る前に、炎によって焼き尽くされた。
世界を憎む……、って言いたかったのか?
だが、【フレイムブラスト】の炎で男を灰化した今、その答えは返ってこない。
「痛ぅ……、終わったみたいだね……」
「少しの……間、痛みで……気を……失ってた……、ごめん……」
エミリーさんとクレアさんがあの衝撃波でのダメージを負ったまま、痛みをこらえてこっちに来た。
リックさんもなんとか立ち上がってるみたいでよかった。
リリアさんは、別の回復術師の女性がダメージを回復させているが、気を失ったままだ。
「お疲れ様だ。 これで【漆黒】の壊滅に成功した。 報酬はひとまず回復を終わらせてからにしよう」
クリストフ国王の一言で、殲滅作戦が終了した。
リリアさんも無事意識を取り戻し、他の人のダメージを回復を終わらせた後、コテージのある地点に戻っていった。
奴らとの戦いは長いようで短い……、そんな感じだった。
手下を殲滅した直後に恨み節を嘆きながら登場した男二人。
スキンヘッドの男が元Bランクの冒険者だった男で、目つきの悪いメッシュの男は、脱出の手引きをした【シーフ】と【錬金術師】の素質を持つ副リーダーだった。
ようやく本命二人のお出ましってやつか。
「だが、俺たちが出て来たからには好きにはさせんぞ」
「そうさ、俺たちに刃向った報いをうけさせてやるぜぇ」
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「やれやれ、せっかちさんは嫌われるよ」
ひなたも改めて剣を構えて臨戦態勢だ。
俺や他のみんなもそうだ。
話し合いなどするつもりはない。
「俺とアイリスとひなたであのメッシュ野郎を先にやります。 他のみなさんは俺たちが合流するまでスキンヘッドの男を足止めしてください」
「わかったぜ、アキト! お前らも気をつけろよ!」
こうして、俺たちはメッシュの男に、カイゼルさん達はスキンヘッドの男に向かって突撃する。
「ちっ!」
メッシュの男が突然の事で、体勢の立て直しを迫られる。
「【サンダースピア】!」
「うぐぉっ!?」
その隙にアイリスが電撃の魔法を放つ。
メッシュの男は避けられず、電撃を受ける。
その間にひなたは武器を持ち替え、ガルタイト国の兵士から奪った剣で上から下へと斬り下ろそうとした。
「甘いっ! 【ディスマントル】!」
メッシュの男が手を剣の方にかざすとすぐに剣が分解される。
「あれは【錬金術師】のスキルの一つで分解魔法だよ! あれで鉄格子を分解させたんだね!」
「なるほどね……でもっ!」
アイリスが言うにはアレが【錬金術師】のスキルの一つで、大抵の物質を分解させる魔法らしく、多分鉄格子もこうして分解ならびに解体することで脱出を手引きしたのだろう。
だが、俺たちはこれを狙っていた。
「甘いのはそっちだよ!!」
分解された剣を即座に手放したひなたが、男の腕を掴み……。
「どっせぇぇぇいっ!!」
「うぐあぁぁっ!?」
そのまま背負い投げをした。
受け身を取るのが下手だったのか、メッシュの男は投げられた瞬間のダメージで動けないままだ。
「ガゼル!? てめぇら……!!」
「おおっと、お前の相手はこの俺だ!」
「て、てめぇ……!」
ひなたに投げられたメッシュの男……、ガゼルと言ったか。
奴の様子を見て俺たちに襲い掛かろうとしたが、カイゼルさんが止めた。
「そういう事だ……よっ!」
「うぐっ……!?」
その合間にリックさんが毒入りナイフで脚部を切りつけていた。
男が毒に侵され、動きが鈍っているのが分かる。
「う、うぐ……」
よろめきながら立ち上がるガゼル。
しかし、満身創痍のようだ。
ひなたの奴、密かに【グレートブースター】を使ったか?
「殺す……、絶対殺ぉぉぉぉす!!」
ナイフを構えて、すぐに俺の方に襲い掛かる。
しかし、ダメージのせいで思った以上にスピードがでないようだ。
「遅ぇよ」
すれ違いざまに一閃。
これもひなたの祖父にひなたと共に叩き込まれた一閃の剣術【虚空】。
ガゼルの身体は上半身がずり落ちるように下半身と分断された。
「が、ガゼルゥゥゥ!!」
その様子を見たスキンヘッドの男が絶叫。
「よくもガゼルをぉぉぉぉっ!!」
毒が回っているにも関わらず、気合でカイゼルさんを振り切り、俺に襲い掛かる。
思い切って振り下ろすその様子は、この男はカイゼルさんと同じく【重戦士】の素質持ちだろう。
しかし、カイゼルさん程じゃない。
モーションが単純で、簡単に避けられる。
「【アイシクルランス】!!」
その時、男の背後にいたクレアさんが氷の魔法を放つ。
「うぐあっ!!」
俺に集中していたので背後の氷の槍に気付かなかった。
そのせいで男の背中に氷の槍が突き刺さる。
「【エアカッター】!!」
「あがあぁぁぁっ!?」
続けてエミリーさんがかまいたちを発生する魔法を放っていた。
そのかまいたちが、男の身体を切り刻んでいた。
しかし、ここで男の様子が豹変した。 怒りに身を任せたようだ。
「て、てめぇら……! ここまでコケに…しやがってぇぇぇ!!」
「危ない!! 避けろ!!」
激昂したスキンヘッドの男が思いっきり地面にハンマーを叩きつけた瞬間、衝撃波が発生した。
「きゃあぁぁぁっ!!」
「うわぁぁぁっ!?」
突然の衝撃波にエミリーさんとクレアさん、そしてリックさんとリリアさんは吹き飛ばされる。
「す、すごい衝撃波だよ、これ……!」
「とんだ技を隠し持ってたとはな。 流石というべきか?」
「暁斗君に同意するよ。 毒が回ってるのにね」
アイリスは即座に結界を張ることで、俺とひなたとカイゼルさんはバックステップで距離を取ることで事なきを得た。
「へっ、毒が回ってんのに相当気合入ってるじゃねぇか」
「うるせぇ……よっ!!」
カイゼルさんの挑発に激怒したのか、男は今度はやみくもにハンマーを振り回すようになった。
怒りに飲まれたその様子はもはや重戦士の面影はない。
俺は距離を取りつつ、あの呪術を行使した。
「【ペインカース】」
「うがっ!? い、いてぇぇぇぇぇっ!! ぎゃあぁぁぁぁっ!!」
そう、痛覚強化の呪術【ペインカース】。
ただでさえ、リックさんの毒で抵抗力が落ちてるんだ。
ここで使えば、痛覚の呪いも存分に効果を発揮する。
強化された痛みにのたうち回るスキンヘッドの男。
その無様な姿は、あまりにも滑稽に見えた。
「さて、もう終わらせようか……」
アイリスがそう言って魔法の詠唱に入る。
スキンヘッドの男が立ち上がろうとするも、痛覚が強いので立ち上がれない。
そして、無慈悲にも詠唱が終わり、魔法が発動する。
「【フレイムブラスト】」
解き放った魔法はおそらく火の上級クラスだろう。
男の周りに業火が発生し、速攻で包み込んだ。
「お、俺を……認めなかった……世界……を……、にく…」
言い切る前に、炎によって焼き尽くされた。
世界を憎む……、って言いたかったのか?
だが、【フレイムブラスト】の炎で男を灰化した今、その答えは返ってこない。
「痛ぅ……、終わったみたいだね……」
「少しの……間、痛みで……気を……失ってた……、ごめん……」
エミリーさんとクレアさんがあの衝撃波でのダメージを負ったまま、痛みをこらえてこっちに来た。
リックさんもなんとか立ち上がってるみたいでよかった。
リリアさんは、別の回復術師の女性がダメージを回復させているが、気を失ったままだ。
「お疲れ様だ。 これで【漆黒】の壊滅に成功した。 報酬はひとまず回復を終わらせてからにしよう」
クリストフ国王の一言で、殲滅作戦が終了した。
リリアさんも無事意識を取り戻し、他の人のダメージを回復を終わらせた後、コテージのある地点に戻っていった。
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