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番外編

※半年後 明×ゼインの場合 ゼイン視点

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明「んあああっっ…!!」
ゼイン「くっ…!」


明と出会って半年が経って現在明は俺との子供を孕んで腹が少し膨らみ始め目立ってきた。
カワイイ嫁、明をあれから俺の家に連れてきて囲い仕事以外は側に居て甘やかしたりしながらほぼ毎日抱いている。
今日も今日とて朝起きて一発、腹に注意しつつ明を抱いた。


ゼイン「ふぅ…明、今日も最高にエロくてカワイかったぜ!」
明「…はぁ…はぁ…そうかよ…ってか妊娠中なのに手加減ないのな」
ゼイン「平気だ…妊娠中も定期的に腹の中に精気を送るのが大事だからな、ヤりすぎて丁度いいんだよ」
明「俺が良くないっての、こんな爛れた生活…」
ゼイン「これが円満な新婚夫夫の形だぜ?慣れるしかないから慣れろ」
明「むぅ…眠いから…寝る」
ゼイン「おぅ、お休み明、愛してるぜ…チュ」


おでこに軽くキスをして部屋を出る。
毎日が幸せで夢のような気分のゼインはふと、明の友達だった優という奴を思い出し軽く舌打ちをした。

ゼイン「チッ…あんな奴の事は早く忘れさせて俺だけに夢中にさせてやる…その為には…」

明が起きた時のため手軽に食べれるものを作っていく。
ゼインは明が来るまでこれまで何度も影として遠征したりしていたためソル程ではないが自炊が出来る。
栄養のつく料理を作っていく過程で食べている明を想像してはニヤニヤしてしまう。

ゼイン「明との子供か…へへっ…俺がパパか…」

明との明るい未来予想図を妄想しながらテキパキとこなしおじやが完成した。

お盆におじやをのせ、明の眠る部屋に戻る。
明に近づきお盆を近くのサイドテーブルに置き様子を見るとすやすやと眠る愛らしい嫁、明が眠っていた。
明の肩口には赤く色づいた跡や噛み跡が付いているのを確認すると改めて幸せを感じながら、ゆっくりベッド横にしゃがみ顔を覗きこみ優しく髪をすくように撫でていると…。

明「ん…」

ゼインの手のひらに擦り寄る様に寝ぼけながらも甘える仕草にゼインの心が暖かくなる。
最初の出会いから一月くらいはまだどこか心を開いていない様子だった明がここ最近は笑顔を見せてくれることも増えていた。

ゼイン「これからもっと幸せにしてやるからな?こいつと一緒に
…な?」

そう言いながら布団の中に手を入れて明の腹を撫でながら優しく話しかける。
明からの返事はない…が終始幸せそうな顔をして明が起きるのをのんびりと待つゼイン。


明(俺だってゼインを幸せにするために頑張るっての…)

目を瞑りながら心の中でゼインに返事をした明はもう少しだけ眠ろうとゆっくり意識を夢の中に飛ばすのだった。
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