ごめん！でも、ごちそうさま

友達

俺の名前は笠島優16歳。
俺には５人の友達がいる。親友といっても過言ではないかもしれない。少なくとも俺はそう思っている。
まず1人目は家が隣同士家族ぐるみで仲がよく生まれた年も一緒イギリス？の母と日本の父から生まれた中島ヴェイル。
５人の中では一番長い付き合いで16になった今でも仲が良い。

続いて２人目と３人目は幼稚園に入園して仲良くなった宮山敦と明兄弟。この２人は二卵性だが双子で割りとすぐ仲良くなった印象がある。敦と明はケンカが絶えないがなんだかんだ兄弟仲も悪くはなさそう。

４人目は小学校入学して初めてクラスで仲良くなった齋藤昴。
クールで大人びた印象の昴家が茶道の家元らしく所作がとても綺麗だった。本人は家にいるのが苦手で仲良くなってからは俺の家かヴェインの家によく入り浸っていた。

最後の５人目は小３の時に俺のクラスに転校してきたアッシュ・クロスナー。どっかの外国から日本に移住してきたらしく日本語はあまりしゃべってなかったが俺たちとつるむようになってからメキメキと上達し今では日本語ペラペラだ。

と、こんな長々と自己紹介も含め俺たち６人の話をしたがそろそろ現実に戻ろう、、、

ここはどこだろう？

気づいた時には変な街の薄暗い通路にいた。