8 / 73
第1章
6.魔法
しおりを挟む
今日もメル兄様が遊び相手になってくれるようです!
「うーん、何して遊ぼっか...?」
今日はあいにくの天気、またあの庭園に行くことは不可能...
「!!!」
そうだ!!
「まほ...まほー!!」
確か、メル兄様魔法得意だったはず!!
活発なのに剣術はあんまり...っていうの覚えてた!
「魔法か~!いいぞ見せてやる!」
よっしゃ!!
「やた!まほ!まほ!!」
魔法が見れる!!
基本お兄様達が剣術や魔術の練習をしている時は、僕は母様か乳母の方と遊んでる。
魔法はまだ見たことがなかった。
「何がいいかな...」
「あっ...!じゃあ、まずあれから~」
『風よ...我に力を』『breeze(そよ風)』
メル兄様が手を前に差し出し、何か呪文らしきものを述べる。
すると、首周りに風がふわっと通った
「すごいすごい!!!」
「だろ!あれはまだ初級だな、基本の魔法!もうちょっとすごいのがあるが室内では危ないからまた今度な?」
ぶー...見れないのは残念だけど危ないのは嫌だな、
「ぼくも!!ぼくもできるぅ?」
してみたい!
「どうだろう、大体できるのが4、5歳からだもんな~」
やるだけやりたい!
「やりかただけでも!おちえて!!」
「おう!」
「んじゃ、そよ風が1番やりやすいかな~
って、その前にちょっと魔法のお勉強!」
おお!入り方はきちんとするタイプか!
「おべんきょーしゅる!!」
-----------------------------
まず、魔力は生まれもったものだけではないらしい。上級魔法になれば増幅できるらしい
魔法は、水・火・風・闇・光・回復の6つが基本らしい
そこから技の連携などで組み合わせて作っていくらしい。
メル兄様が唱えていたのは「そよ風」をおこす呪文。
あの、丁寧に手を前に差し出したりするのは、あれで魔力を出過ぎなどを抑えたりするためらしい。
手を前に差し出すスタイルの他にも手を組んだりでも抑えられるらしい。
訓練してメル兄様は自力で抑えられるようになったらしいけど、僕がいるから念の為ということらしい。配慮ありがと、兄様。
ちなみに、フランはまだ抑えがないと暴走するんだと笑いながら言ってきた。
仕方ないよ、フラン兄様は剣術が得意なんだから。
「ランスはどっちが得意になるんだろうな」
「どっちだろ~ね~!らんしゅたのしみ!!」
「ふふ、俺も楽しみだ!」
あ、ちなみにあの長かった呪文も技名だけを言えば大体できるらしい。
かっこつけたかっただけだって、
-----------------------------
てことで、実践だぁぁ!!!
「そよ風」
兄様が手本をもう一度見せてくれる
手を差し伸べて、心を落ち着けて...
「しょよかぜ」
.........。しーん。
「できないぃぃ」
「できなくて当然だよ?普通は4、5歳からって言っただろ?挑戦するだけすごいさ!」
うぅ...そんなに言われたら成功させたくなる
「もっかい!」
「しょよかぜ」
ぽわ...
何も起きなかったけど、胸の辺りが熱くなった
「にぃに、にぃに!!」
「ん?なんだ?」
「ここ(胸)がね!ぽわって!ぽわってしたの!あったかくなったの!」
「そりゃ、魔力が少しはあるってことだぞ!
よかったな!!!おっきくなって練習頑張れば中級魔法とかもできるはずだぞ!」
頑張れよと言って兄様が僕を抱き上げ、こめかみにちゅっとしてきた。
そう、最近ちゅっちゅっされるんだ...最初はお母様とお父様だけだったんだけど、最近お兄様達からも!兄様達からはちょっと恥ずかしい...
「なんだ?顔赤いぞ?熱か?」
フルフルと僕は首を横に振る
「ちゅっちゅっはずかちいの」
もっと顔が赤くなった。自分でも分かった
「最近にぃに達がちゅっちゅっしてくるの。
うれちいけどはずかちい...」
すると、兄様が抱きしめる力を強くして頬ずりをしてくる。
「可愛いなぁぁ、恥ずかしいのか?もっといっぱいしてやるよ、慣れなきゃな!」
これ以上いっぱいちゅっちゅっされるの?!
恥ずかしいって言ってるじゃん!!
「ちゅっちゅっはずかちい...だぁめ!!」
「大丈夫!あれは頑張れのちゅーだ!」
「頑張れのちゅー...?」
そういって首を傾げる
「そう!魔法の練習頑張れのちゅーだ!恥ずかしくないだろ?」
兄様が応援してくれてる...
「ぅ...ん!はずかちくない!」
「よしよし...練習頑張れよ!」
「あい!」
今日も1日楽しかった!!!
「うーん、何して遊ぼっか...?」
今日はあいにくの天気、またあの庭園に行くことは不可能...
「!!!」
そうだ!!
「まほ...まほー!!」
確か、メル兄様魔法得意だったはず!!
活発なのに剣術はあんまり...っていうの覚えてた!
「魔法か~!いいぞ見せてやる!」
よっしゃ!!
「やた!まほ!まほ!!」
魔法が見れる!!
基本お兄様達が剣術や魔術の練習をしている時は、僕は母様か乳母の方と遊んでる。
魔法はまだ見たことがなかった。
「何がいいかな...」
「あっ...!じゃあ、まずあれから~」
『風よ...我に力を』『breeze(そよ風)』
メル兄様が手を前に差し出し、何か呪文らしきものを述べる。
すると、首周りに風がふわっと通った
「すごいすごい!!!」
「だろ!あれはまだ初級だな、基本の魔法!もうちょっとすごいのがあるが室内では危ないからまた今度な?」
ぶー...見れないのは残念だけど危ないのは嫌だな、
「ぼくも!!ぼくもできるぅ?」
してみたい!
「どうだろう、大体できるのが4、5歳からだもんな~」
やるだけやりたい!
「やりかただけでも!おちえて!!」
「おう!」
「んじゃ、そよ風が1番やりやすいかな~
って、その前にちょっと魔法のお勉強!」
おお!入り方はきちんとするタイプか!
「おべんきょーしゅる!!」
-----------------------------
まず、魔力は生まれもったものだけではないらしい。上級魔法になれば増幅できるらしい
魔法は、水・火・風・闇・光・回復の6つが基本らしい
そこから技の連携などで組み合わせて作っていくらしい。
メル兄様が唱えていたのは「そよ風」をおこす呪文。
あの、丁寧に手を前に差し出したりするのは、あれで魔力を出過ぎなどを抑えたりするためらしい。
手を前に差し出すスタイルの他にも手を組んだりでも抑えられるらしい。
訓練してメル兄様は自力で抑えられるようになったらしいけど、僕がいるから念の為ということらしい。配慮ありがと、兄様。
ちなみに、フランはまだ抑えがないと暴走するんだと笑いながら言ってきた。
仕方ないよ、フラン兄様は剣術が得意なんだから。
「ランスはどっちが得意になるんだろうな」
「どっちだろ~ね~!らんしゅたのしみ!!」
「ふふ、俺も楽しみだ!」
あ、ちなみにあの長かった呪文も技名だけを言えば大体できるらしい。
かっこつけたかっただけだって、
-----------------------------
てことで、実践だぁぁ!!!
「そよ風」
兄様が手本をもう一度見せてくれる
手を差し伸べて、心を落ち着けて...
「しょよかぜ」
.........。しーん。
「できないぃぃ」
「できなくて当然だよ?普通は4、5歳からって言っただろ?挑戦するだけすごいさ!」
うぅ...そんなに言われたら成功させたくなる
「もっかい!」
「しょよかぜ」
ぽわ...
何も起きなかったけど、胸の辺りが熱くなった
「にぃに、にぃに!!」
「ん?なんだ?」
「ここ(胸)がね!ぽわって!ぽわってしたの!あったかくなったの!」
「そりゃ、魔力が少しはあるってことだぞ!
よかったな!!!おっきくなって練習頑張れば中級魔法とかもできるはずだぞ!」
頑張れよと言って兄様が僕を抱き上げ、こめかみにちゅっとしてきた。
そう、最近ちゅっちゅっされるんだ...最初はお母様とお父様だけだったんだけど、最近お兄様達からも!兄様達からはちょっと恥ずかしい...
「なんだ?顔赤いぞ?熱か?」
フルフルと僕は首を横に振る
「ちゅっちゅっはずかちいの」
もっと顔が赤くなった。自分でも分かった
「最近にぃに達がちゅっちゅっしてくるの。
うれちいけどはずかちい...」
すると、兄様が抱きしめる力を強くして頬ずりをしてくる。
「可愛いなぁぁ、恥ずかしいのか?もっといっぱいしてやるよ、慣れなきゃな!」
これ以上いっぱいちゅっちゅっされるの?!
恥ずかしいって言ってるじゃん!!
「ちゅっちゅっはずかちい...だぁめ!!」
「大丈夫!あれは頑張れのちゅーだ!」
「頑張れのちゅー...?」
そういって首を傾げる
「そう!魔法の練習頑張れのちゅーだ!恥ずかしくないだろ?」
兄様が応援してくれてる...
「ぅ...ん!はずかちくない!」
「よしよし...練習頑張れよ!」
「あい!」
今日も1日楽しかった!!!
81
お気に入りに追加
2,294
あなたにおすすめの小説
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
悪の皇帝候補に転生したぼくは、ワルワルおにいちゃまとスイーツに囲まれたい!
野良猫のらん
BL
極道の跡継ぎだった男は、金髪碧眼の第二王子リュカに転生した。御年四歳の幼児だ。幼児に転生したならばすることなんて一つしかない、それは好きなだけスイーツを食べること! しかし、転生先はスイーツのない世界だった。そこでリュカは兄のシルヴェストルやイケオジなオベロン先生、商人のカミーユやクーデレ騎士のアランをたぶらかして……もとい可愛くお願いして、あの手この手でスイーツを作ってもらうことにした! スイーツ大好きショタの甘々な総愛されライフ!
謎の死を遂げる予定の我儘悪役令息ですが、義兄が離してくれません
柴傘
BL
ミーシャ・ルリアン、4歳。
父が連れてきた僕の義兄になる人を見た瞬間、突然前世の記憶を思い出した。
あれ、僕ってばBL小説の悪役令息じゃない?
前世での愛読書だったBL小説の悪役令息であるミーシャは、義兄である主人公を出会った頃から蛇蝎のように嫌いイジメを繰り返し最終的には謎の死を遂げる。
そんなの絶対に嫌だ!そう思ったけれど、なぜか僕は理性が非常によわよわで直ぐにキレてしまう困った体質だった。
「おまえもクビ!おまえもだ!あしたから顔をみせるなー!」
今日も今日とて理不尽な理由で使用人を解雇しまくり。けれどそんな僕を見ても、主人公はずっとニコニコしている。
「おはようミーシャ、今日も元気だね」
あまつさえ僕を抱き上げ頬擦りして、可愛い可愛いと連呼する。あれれ?お兄様、全然キャラ違くない?
義弟が色々な意味で可愛くて仕方ない溺愛執着攻め×怒りの沸点ド底辺理性よわよわショタ受け
9/2以降不定期更新
【完】ゲームの世界で美人すぎる兄が狙われているが
咲
BL
俺には大好きな兄がいる。3つ年上の高校生の兄。美人で優しいけどおっちょこちょいな可愛い兄だ。
ある日、そんな兄に話題のゲームを進めるとありえない事が起こった。
「あれ?ここってまさか……ゲームの中!?」
モンスターが闊歩する森の中で出会った警備隊に保護されたが、そいつは兄を狙っていたようで………?
重度のブラコン弟が兄を守ろうとしたり、壊れたブラコンの兄が一線越えちゃったりします。高確率でえろです。
※近親相姦です。バッチリ血の繋がった兄弟です。
※第三者×兄(弟)描写があります。
※ヤンデレの闇属性でビッチです。
※兄の方が優位です。
※男性向けの表現を含みます。
※左右非固定なのでコロコロ変わります。固定厨の方は推奨しません。
お気に入り登録、感想などはお気軽にしていただけると嬉しいです!
孤独なまま異世界転生したら過保護な兄ができた話
かし子
BL
養子として迎えられた家に弟が生まれた事により孤独になった僕。18歳を迎える誕生日の夜、絶望のまま外へ飛び出し、トラックに轢かれて死んだ...はずが、目が覚めると赤ん坊になっていた?
転生先には優しい母と優しい父。そして...
おや?何やらこちらを見つめる赤目の少年が、
え!?兄様!?あれ僕の兄様ですか!?
優しい!綺麗!仲良くなりたいです!!!!
▼▼▼▼
『アステル、おはよう。今日も可愛いな。』
ん?
仲良くなるはずが、それ以上な気が...。
...まあ兄様が嬉しそうだからいいか!
またBLとは名ばかりのほのぼの兄弟イチャラブ物語です。
転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!
弟は僕の名前を知らないらしい。
いちの瀬
BL
ずっと、居ないものとして扱われてきた。
父にも、母にも、弟にさえも。
そう思っていたけど、まず弟は僕の存在を知らなかったみたいだ。
シリアスかと思いきやガチガチのただのほのぼの男子高校生の戯れです。
BLなのかもわからないような男子高校生のふざけあいが苦手な方はご遠慮ください。
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる