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扉が閉まると同時に雨音が静かになり、またそのままツムギさんの唇を塞ぐと、俺たちから漏れる水濁音が店中に響き渡る。
濡れた身体のままツムギの唇を貪り、俺はツムギさんの臀部に手を回し揉みしだきながら舌を絡めようとする。
なのにツムギさんは舌を出そうとせずうまく絡められない。
J「舌…出して…」
ツムギさんは俺から顔を背けてキスを拒み、俺はそんなツムギさんの顎を掴み、無理矢理口を開けさせてツムギさんの口の中を犯した。
諦めたツムギさんは抵抗をやめて俺のされるがままに身体を動かす。
キスをしながらツムギさんを店の奥へ連れて行き、抱えて施術ベッドに座らせる。
俺よりも少し高くなったツムギさんの唇に顎を上げながら吸い付き、ツムギさんのシャツを捲り上げて脱がせた。
そのまま押し倒しツムギさんの体に吸い付いていると、ツムギさんは手を伸ばしボタンを押した。
すると、目がくらむような施術用ライトが付き、ツムギさんの艶めかしい身体を照らし出す。
浮き上がる身体のラインに唇を這わせ…ツムギさんのベルトを緩めるとツムギさんはボソッと言った。
T「見たんだろ…俺が他の男とキスしてるところ…」
片手で顔を隠しながら俺にそう言ったツムギさんの言葉を俺は聞こえないふりをして行為を続けようとした。
なのに、ツムギさんは口を閉ざそうとしない。
T「他の男に抱かれてたって知っても…ジイチは平気で俺のこと抱けんの…?」
腰あたりに微かに残る誰がつけたかも分からないキスマークを見つけた俺は、それを憎い気持ちで見つめ俺は上書きするように甘噛みする。
J「抱けますよ…誰に抱かれても…あなたに変わりはないですからね…」
俺はそういうとツムギさんの唇を塞ぎ、強引にツムギさんを抱いた。
つづく
濡れた身体のままツムギの唇を貪り、俺はツムギさんの臀部に手を回し揉みしだきながら舌を絡めようとする。
なのにツムギさんは舌を出そうとせずうまく絡められない。
J「舌…出して…」
ツムギさんは俺から顔を背けてキスを拒み、俺はそんなツムギさんの顎を掴み、無理矢理口を開けさせてツムギさんの口の中を犯した。
諦めたツムギさんは抵抗をやめて俺のされるがままに身体を動かす。
キスをしながらツムギさんを店の奥へ連れて行き、抱えて施術ベッドに座らせる。
俺よりも少し高くなったツムギさんの唇に顎を上げながら吸い付き、ツムギさんのシャツを捲り上げて脱がせた。
そのまま押し倒しツムギさんの体に吸い付いていると、ツムギさんは手を伸ばしボタンを押した。
すると、目がくらむような施術用ライトが付き、ツムギさんの艶めかしい身体を照らし出す。
浮き上がる身体のラインに唇を這わせ…ツムギさんのベルトを緩めるとツムギさんはボソッと言った。
T「見たんだろ…俺が他の男とキスしてるところ…」
片手で顔を隠しながら俺にそう言ったツムギさんの言葉を俺は聞こえないふりをして行為を続けようとした。
なのに、ツムギさんは口を閉ざそうとしない。
T「他の男に抱かれてたって知っても…ジイチは平気で俺のこと抱けんの…?」
腰あたりに微かに残る誰がつけたかも分からないキスマークを見つけた俺は、それを憎い気持ちで見つめ俺は上書きするように甘噛みする。
J「抱けますよ…誰に抱かれても…あなたに変わりはないですからね…」
俺はそういうとツムギさんの唇を塞ぎ、強引にツムギさんを抱いた。
つづく
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