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23話
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トルハside
俺たちのことに何も気づかず部屋に入ってきたマヤトに俺たちは視線を向けた。
マヤトは不思議そうな顔をして俺とジュンペイの様子を伺う。
M「あごめん…俺…もしかして邪魔した?」
T「いや、大丈夫。どうした?」
M「実は…」
俺はデスクに戻りなんとか頭をお花畑モードから仕事モードに切り替えて、マヤトの話に耳を傾けた。
ジュンペイは自分の額に滲む汗をハンカチで拭い、立ち上がって後ろで俺たちの話に耳を傾ける。
T「はぁ!?どういうことだよそれ!!!?」
俺は思わずマヤトの話を聞いてそう叫んだ。
M「明日やる生放送でのテレビショッピングでメイク講師してくれるはずだったリン先生からドタキャンが入った…リン先生がしてくれないならモデルのアズミさんも出たくないって…」
リン先生は世界でも有名なトップクラスのメイクアップアーティストであり、今回の商品を販売するにあたって、何度も何度も先生に依頼を重ねやっとの思いで特別講師として明日、生放送でメイクアップのレクチャーをしてくれるはずだった。
M「実は…噂によるとリン先生…明日、〇〇会社の生放送に出演するらしい…」
T「はぁ!!!?」
その会社はリオナの父親が最近始めたコスメブランドで、それを聞いた俺はこれは全てリオナの仕業だということが分かった。
M「トルハ、今回はカナリの広告も出してるし…このままだと…会社自体の信用度がなくなってしまう……どうしよう…」
マヤトは切迫詰まった顔をしてそう言った。
T「マヤトはとりあえず、代わりになる先生とモデルを社員たちと手分けして探して。俺は生放送の進行と対応を考える。」
M「わ…分かった。」
マヤトは走って部屋を出て行き、俺はデスクに座り自分を落ち着かせるようにして頭を動かす。
すると、そっと俺の目の前にゆらゆらと優しく湯気のあがるホットココアが出された。
J「私もお手伝いします。」
ジュンペイが落ち着いた声でそう言った言葉に追い詰められた今の俺はものすごく心強かった。
つづく
俺たちのことに何も気づかず部屋に入ってきたマヤトに俺たちは視線を向けた。
マヤトは不思議そうな顔をして俺とジュンペイの様子を伺う。
M「あごめん…俺…もしかして邪魔した?」
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M「実は…」
俺はデスクに戻りなんとか頭をお花畑モードから仕事モードに切り替えて、マヤトの話に耳を傾けた。
ジュンペイは自分の額に滲む汗をハンカチで拭い、立ち上がって後ろで俺たちの話に耳を傾ける。
T「はぁ!?どういうことだよそれ!!!?」
俺は思わずマヤトの話を聞いてそう叫んだ。
M「明日やる生放送でのテレビショッピングでメイク講師してくれるはずだったリン先生からドタキャンが入った…リン先生がしてくれないならモデルのアズミさんも出たくないって…」
リン先生は世界でも有名なトップクラスのメイクアップアーティストであり、今回の商品を販売するにあたって、何度も何度も先生に依頼を重ねやっとの思いで特別講師として明日、生放送でメイクアップのレクチャーをしてくれるはずだった。
M「実は…噂によるとリン先生…明日、〇〇会社の生放送に出演するらしい…」
T「はぁ!!!?」
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M「トルハ、今回はカナリの広告も出してるし…このままだと…会社自体の信用度がなくなってしまう……どうしよう…」
マヤトは切迫詰まった顔をしてそう言った。
T「マヤトはとりあえず、代わりになる先生とモデルを社員たちと手分けして探して。俺は生放送の進行と対応を考える。」
M「わ…分かった。」
マヤトは走って部屋を出て行き、俺はデスクに座り自分を落ち着かせるようにして頭を動かす。
すると、そっと俺の目の前にゆらゆらと優しく湯気のあがるホットココアが出された。
J「私もお手伝いします。」
ジュンペイが落ち着いた声でそう言った言葉に追い詰められた今の俺はものすごく心強かった。
つづく
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