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第二十九話
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山城コトハサイド
私はもう…誰かと恋愛なんて無理だと思っていた。
子供の頃からこれは愛情だと無理矢理押し付けられて怖い思いや嫌な思いをしてきたから。
だけど、私はハヤテくんと出会って今まで会った警戒心が嘘のようになくなりハヤテくんを好きだと思えた。
あの日、私が初体験を恐れて逃げたりしなければ…
勢いに任せて告白したものの逃げたりしなければ…
私は生きているハヤテくんと結ばれていたかもしれない。
だから、もう…そんな後悔をしたくないと思った私は自分の思うままに生きることを決めた。
初めて自分の体の奥に感じる異物感が少しの恐怖覚えさせるが、目の前にいるハヤテくんが優しく何度も私にキスをしながら丁寧に愛してくれるから次第にそれは快感となる。
自然と自分でもビックリするような喘ぎ声が出てしまい恥ずかしいのに止まらなくてハヤテくんは汗を滲ませながら私を甘く抱いた。
次の日
J「はぁ!?幽霊とえっちしたってどういうこと!?」
幽霊に取り憑かれた私を心配し家へやって来てくれたニジスケくんとヨウアちゃんそして、ジョウに昨夜の出来事を私が素直に伝えると、ジョウは大激怒でニジスケくんは苦笑い、ヨウアちゃんは無反応だった。
ハヤテくんは私の横で気まずそうに下を向き、私に過保護なジョウは手のつけられないほど怒り狂っている。
J「おい、幽霊野郎どこだよ!何で俺にだけ見えねぇんだよ!早く出てこい!一発殴ってやる!ここか!こここか!?ここだな!?」
唯一、ひとりだけハヤテくんの姿が見えないジョウはそう言って全く誰もいない所にパンチを繰り返している。
N「幽霊とセックスできるもんなんだね~夢の中とじゃなくて?」
K「違うもん…だってちゃんと痛いし…穴。」
Y「それ以上言うのは私の前でやめて…その幽霊を成仏させそうになる。」
J「俺の可愛いコトハの穴を傷つけるなんてどんな幽霊なんだよ!?許さん!!」
ジョウはみんながソファに座るなか1人立って大騒ぎをしている。
N「もう~とりあえず座れって。しょうがないじゃん…ヤッちゃったもんは。でも悪霊ならコトハとシたらコトハの体調が悪くなってもおかしくないはずなのにコトハの顔色めちゃくちゃいいじゃん?」
ニジスケくんはそう言ってジョウの腕を掴み座らせながら話した。
すると、ずっと黙っていたハヤテくんが言った。
H「俺…ニジスケさんとヨウアさんと少し3人で話し…したいんだけど…」
K「いいけど…」
H「コトハごめんね。」
初めて人前でハヤテくんにコトハと呼ばれた私は嬉しくてニヤッとするとそれを誤魔化すように表情管理した。
そして、ハヤテくんが立ち上がるとニジスケくんとヨウアちゃんは何かを察したように玄関横にある小さな部屋へと入っていき、ジョウはハヤテくんがいなくなった事に気づかないまま目に見えない敵と戦っている。
K「もういないよ。」
私がそういうとジョウはえ?と言って私の横にちょこんと座る。
J「何で俺だけ見えないんだろ?」
K「ジョウは怖がりのくせにそういうの信じないからじゃない?」
私がそう言ってジョウの柔らかいほっぺを摘むとまた、背筋がゾッとする感覚を感じた。
つづく
私はもう…誰かと恋愛なんて無理だと思っていた。
子供の頃からこれは愛情だと無理矢理押し付けられて怖い思いや嫌な思いをしてきたから。
だけど、私はハヤテくんと出会って今まで会った警戒心が嘘のようになくなりハヤテくんを好きだと思えた。
あの日、私が初体験を恐れて逃げたりしなければ…
勢いに任せて告白したものの逃げたりしなければ…
私は生きているハヤテくんと結ばれていたかもしれない。
だから、もう…そんな後悔をしたくないと思った私は自分の思うままに生きることを決めた。
初めて自分の体の奥に感じる異物感が少しの恐怖覚えさせるが、目の前にいるハヤテくんが優しく何度も私にキスをしながら丁寧に愛してくれるから次第にそれは快感となる。
自然と自分でもビックリするような喘ぎ声が出てしまい恥ずかしいのに止まらなくてハヤテくんは汗を滲ませながら私を甘く抱いた。
次の日
J「はぁ!?幽霊とえっちしたってどういうこと!?」
幽霊に取り憑かれた私を心配し家へやって来てくれたニジスケくんとヨウアちゃんそして、ジョウに昨夜の出来事を私が素直に伝えると、ジョウは大激怒でニジスケくんは苦笑い、ヨウアちゃんは無反応だった。
ハヤテくんは私の横で気まずそうに下を向き、私に過保護なジョウは手のつけられないほど怒り狂っている。
J「おい、幽霊野郎どこだよ!何で俺にだけ見えねぇんだよ!早く出てこい!一発殴ってやる!ここか!こここか!?ここだな!?」
唯一、ひとりだけハヤテくんの姿が見えないジョウはそう言って全く誰もいない所にパンチを繰り返している。
N「幽霊とセックスできるもんなんだね~夢の中とじゃなくて?」
K「違うもん…だってちゃんと痛いし…穴。」
Y「それ以上言うのは私の前でやめて…その幽霊を成仏させそうになる。」
J「俺の可愛いコトハの穴を傷つけるなんてどんな幽霊なんだよ!?許さん!!」
ジョウはみんながソファに座るなか1人立って大騒ぎをしている。
N「もう~とりあえず座れって。しょうがないじゃん…ヤッちゃったもんは。でも悪霊ならコトハとシたらコトハの体調が悪くなってもおかしくないはずなのにコトハの顔色めちゃくちゃいいじゃん?」
ニジスケくんはそう言ってジョウの腕を掴み座らせながら話した。
すると、ずっと黙っていたハヤテくんが言った。
H「俺…ニジスケさんとヨウアさんと少し3人で話し…したいんだけど…」
K「いいけど…」
H「コトハごめんね。」
初めて人前でハヤテくんにコトハと呼ばれた私は嬉しくてニヤッとするとそれを誤魔化すように表情管理した。
そして、ハヤテくんが立ち上がるとニジスケくんとヨウアちゃんは何かを察したように玄関横にある小さな部屋へと入っていき、ジョウはハヤテくんがいなくなった事に気づかないまま目に見えない敵と戦っている。
K「もういないよ。」
私がそういうとジョウはえ?と言って私の横にちょこんと座る。
J「何で俺だけ見えないんだろ?」
K「ジョウは怖がりのくせにそういうの信じないからじゃない?」
私がそう言ってジョウの柔らかいほっぺを摘むとまた、背筋がゾッとする感覚を感じた。
つづく
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