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テイヤサイド
俺はベンチで待たせてるジュンサクの所まで戻ると、心配そうな顔のジュンサクが待っていた。
俺がお腹すいたから帰ろ!と声をかけると俺の後ろをトボトボと歩きながらついてくるジュンサク。
あのあとからどこか気まずい空気が漂いなんとも言えない雰囲気のままの俺たち。
いつもあんな風に写真を撮られてるのか…
あんな人たちに付き纏われてるのか…
そう不機嫌そうな声で聞きてくるジュンサクの顔は朝出会った時の表情とは違い暗い。
ジュンサクは…俺とキスしたことを写真に撮られて後悔してるのだろうか…?
俺とキスしている所を誰かに見られて嫌だと感じているのだろうか…?
ふと不安になったから俺は言ったんだ…
ジュンサクが気にしないように…
今日出会ったばかりでそんなことして重く受け止めないように…
T「心配するな!俺たちそういう年頃だしさ!ほら、なんだろ?色々溜まるじゃん?抜いても抜いても足りない…みたいな?分かる…分かるよ!!だから気にするな!」
J「え…いやちょ!!テイヤくん!!」
T「俺ん家ここだからじゃ!!」
ジュンサクに呼び止められたけど、俺はそのままその声を無視して家の中に入ろうとしたら…
J「え…ウソ…ここ…俺ん家…」
ジュンサクはそう言って俺の家の横にある小さなハイツを指差している…
ウソ…そんな事って…ある!?
俺は慌ててジュンサクの元へと戻った。
T「え!!ここなの!?お隣さんじゃん!?」
J「……ですね…あの角部屋ですよ。」
部屋を指差すジュンサクの指を視線で辿っていくと…
え…マジ?
T「あそこ…俺の部屋なんだけど…」
俺の部屋と窓が向かい合わせになっている角部屋だった。
J「うそ…やば…」
どうしよう…嬉しすぎる…
でも、ジュンサクは浮かない顔してるけど嫌だったかな…
俺の部屋と窓が向かい合わせだなんて…
気持ち悪いって思ったかな…
だから俺はまた、わざと戯けてみせるんだ。
キミが深く受け止めないように。
T「俺のこと好きだからってのぞき見しないでよね~頼んだよ~!!ジュンサクさ~ん。」
俺はそう言い残し走って玄関に入ると同時に…
扉にもたれ掛かりスルスルとその場にしゃがみ込んだ。
T「ジュンサク………」
出会ったばかりなのにもう既に愛おしくなってしまった名を呼ぶ。
なんとか立ち上がった俺は2階の部屋に駆け上がりベッド倒れ込んで布団を頭までかぶる。
それでも思い浮かぶのはジュンサクの顔とゴツゴツとした身体の温もりと唇の感触。
そして、また膨らみ始める俺の…恥部。
自然とそこに手は伸び制服のベルトを緩め隙間から自分の手を入れる。
頭の中でジュンサクを思い浮かべながら俺は何て事をしているのだろう…
でも…
動き始めた手を止める事は俺には出来なかった。
ジュンサク…
ごめんね…
もう…好きになっちゃったかも…
つづく
俺はベンチで待たせてるジュンサクの所まで戻ると、心配そうな顔のジュンサクが待っていた。
俺がお腹すいたから帰ろ!と声をかけると俺の後ろをトボトボと歩きながらついてくるジュンサク。
あのあとからどこか気まずい空気が漂いなんとも言えない雰囲気のままの俺たち。
いつもあんな風に写真を撮られてるのか…
あんな人たちに付き纏われてるのか…
そう不機嫌そうな声で聞きてくるジュンサクの顔は朝出会った時の表情とは違い暗い。
ジュンサクは…俺とキスしたことを写真に撮られて後悔してるのだろうか…?
俺とキスしている所を誰かに見られて嫌だと感じているのだろうか…?
ふと不安になったから俺は言ったんだ…
ジュンサクが気にしないように…
今日出会ったばかりでそんなことして重く受け止めないように…
T「心配するな!俺たちそういう年頃だしさ!ほら、なんだろ?色々溜まるじゃん?抜いても抜いても足りない…みたいな?分かる…分かるよ!!だから気にするな!」
J「え…いやちょ!!テイヤくん!!」
T「俺ん家ここだからじゃ!!」
ジュンサクに呼び止められたけど、俺はそのままその声を無視して家の中に入ろうとしたら…
J「え…ウソ…ここ…俺ん家…」
ジュンサクはそう言って俺の家の横にある小さなハイツを指差している…
ウソ…そんな事って…ある!?
俺は慌ててジュンサクの元へと戻った。
T「え!!ここなの!?お隣さんじゃん!?」
J「……ですね…あの角部屋ですよ。」
部屋を指差すジュンサクの指を視線で辿っていくと…
え…マジ?
T「あそこ…俺の部屋なんだけど…」
俺の部屋と窓が向かい合わせになっている角部屋だった。
J「うそ…やば…」
どうしよう…嬉しすぎる…
でも、ジュンサクは浮かない顔してるけど嫌だったかな…
俺の部屋と窓が向かい合わせだなんて…
気持ち悪いって思ったかな…
だから俺はまた、わざと戯けてみせるんだ。
キミが深く受け止めないように。
T「俺のこと好きだからってのぞき見しないでよね~頼んだよ~!!ジュンサクさ~ん。」
俺はそう言い残し走って玄関に入ると同時に…
扉にもたれ掛かりスルスルとその場にしゃがみ込んだ。
T「ジュンサク………」
出会ったばかりなのにもう既に愛おしくなってしまった名を呼ぶ。
なんとか立ち上がった俺は2階の部屋に駆け上がりベッド倒れ込んで布団を頭までかぶる。
それでも思い浮かぶのはジュンサクの顔とゴツゴツとした身体の温もりと唇の感触。
そして、また膨らみ始める俺の…恥部。
自然とそこに手は伸び制服のベルトを緩め隙間から自分の手を入れる。
頭の中でジュンサクを思い浮かべながら俺は何て事をしているのだろう…
でも…
動き始めた手を止める事は俺には出来なかった。
ジュンサク…
ごめんね…
もう…好きになっちゃったかも…
つづく
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