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80話
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ユナside
ずっと気になってた。
なんでマハロがアナの家にまで来て2人で会っていたのかという事。
平然を装いながら私はアナに問いかけた。
アナの事を誰よりも信じてるはずなのに、不安になってしまう私はどれだけマハロに惚れてしまっているんだろう。
なのに、目の前にいるアナの表情は私の不安感を更に増加させる。
なんで?なんで…私の目をみてくれないの…?
絶対にそんなことあるわけないって分かってるのに…心臓がバクバクと動いて苦しくなる。
A「え?あぁ~マハロね昨日、忘れ物したみたいでさ!それを取りに来てたの!」
アナはそう言いながら人差し指でアゴを触る。
嘘ついたんだね…アナ。
アナはいつも嘘をつくと顎を触る癖がある。
何を隠してるのか分からないけど、その秘密をマハロとアナが共有してると思うだけですごく嫌な気持ちになった。
Y「忘れ物ってなに?」
A「え?忘れ物?あぁ~えっと~」
Y「もういいよアナ…嘘なんでしょ?忘れ物を取り来たなんて…なんでそんな嘘つくの?私に知られたら困るような事でも話してたの?」
何にイライラしてるのか分からない。
昨日のマハロの言葉が嬉しかったのにアナを疑ってしまうほど、私はマハロをファンとしてではなく男として夢中になってしまっていた。
A「ユナ…大丈夫だよ…私とマハロはそんなユナが怒るようなことしてないよ?マハロはユナの事すごく真剣に考えてくれてる。ユナも今が楽しければいいなんて本当は思ってないでしょ?」
アナは冷静な目で私を見つめながら優しい声でそう言った。
その声が私の心を刺激して涙となって感情が溢れた。
A「ユナ…なんで泣くのよ…」
Y「違うの…昨日…マハロにちゃんと告白するまで待っててって言われたの…私も勢いでマハロに好きって伝えちゃった…私にはゴナもいるのに…自分がわからなくて…」
A「大丈夫…大丈夫だよ…マハロを信じていれば大丈夫だから…ね?もう泣かないの!明日、MV撮影なのに目が腫れちゃう!」
アナは私の涙をティッシュでぬぐいながら言った。
Y「ごめん…私…アナにまでヤキモチ妬いてた…」
A「そこまでマハロに惚れてたとはね…」
アナはそう言って笑いながら私の横に来て肩をなぐさめてくれた。
ホント…大親友にまでヤキモチ妬いちゃうなんて…
でも、これで自分の気持ちがハッキリとした私はやっぱりマハロじゃなきゃダメなんだということが分かった。
つづく
ずっと気になってた。
なんでマハロがアナの家にまで来て2人で会っていたのかという事。
平然を装いながら私はアナに問いかけた。
アナの事を誰よりも信じてるはずなのに、不安になってしまう私はどれだけマハロに惚れてしまっているんだろう。
なのに、目の前にいるアナの表情は私の不安感を更に増加させる。
なんで?なんで…私の目をみてくれないの…?
絶対にそんなことあるわけないって分かってるのに…心臓がバクバクと動いて苦しくなる。
A「え?あぁ~マハロね昨日、忘れ物したみたいでさ!それを取りに来てたの!」
アナはそう言いながら人差し指でアゴを触る。
嘘ついたんだね…アナ。
アナはいつも嘘をつくと顎を触る癖がある。
何を隠してるのか分からないけど、その秘密をマハロとアナが共有してると思うだけですごく嫌な気持ちになった。
Y「忘れ物ってなに?」
A「え?忘れ物?あぁ~えっと~」
Y「もういいよアナ…嘘なんでしょ?忘れ物を取り来たなんて…なんでそんな嘘つくの?私に知られたら困るような事でも話してたの?」
何にイライラしてるのか分からない。
昨日のマハロの言葉が嬉しかったのにアナを疑ってしまうほど、私はマハロをファンとしてではなく男として夢中になってしまっていた。
A「ユナ…大丈夫だよ…私とマハロはそんなユナが怒るようなことしてないよ?マハロはユナの事すごく真剣に考えてくれてる。ユナも今が楽しければいいなんて本当は思ってないでしょ?」
アナは冷静な目で私を見つめながら優しい声でそう言った。
その声が私の心を刺激して涙となって感情が溢れた。
A「ユナ…なんで泣くのよ…」
Y「違うの…昨日…マハロにちゃんと告白するまで待っててって言われたの…私も勢いでマハロに好きって伝えちゃった…私にはゴナもいるのに…自分がわからなくて…」
A「大丈夫…大丈夫だよ…マハロを信じていれば大丈夫だから…ね?もう泣かないの!明日、MV撮影なのに目が腫れちゃう!」
アナは私の涙をティッシュでぬぐいながら言った。
Y「ごめん…私…アナにまでヤキモチ妬いてた…」
A「そこまでマハロに惚れてたとはね…」
アナはそう言って笑いながら私の横に来て肩をなぐさめてくれた。
ホント…大親友にまでヤキモチ妬いちゃうなんて…
でも、これで自分の気持ちがハッキリとした私はやっぱりマハロじゃなきゃダメなんだということが分かった。
つづく
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