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第三十話 side.シャロル
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「シャロルぅ」
馬車で揺られ目的の屋敷に着く頃には、リディの思考は完全に溶けていた。私の腰に手を回し、自らの腰をくねらせる。
「リディ、私にどうして欲しい?」
「意地悪しないで、抱いてよぉ」
ベッドの上に座らせわざと、焦らしてやれば普段は恥ずかしがって言わない言葉を躊躇わずに口にする。
そんな些細なことでも、私の独占欲を満たす。
「私のリディは、可愛い。本当に可愛い」
「んっ…ふうっあっ」
顎を掬ってキスをして、唇を喰み、柔らか舌を甘噛みするとリディは体をビクリと揺らし甘い声を漏らす。
「シャロ、ル…もっとぉ」
唇を離すとすぐに、リディは甘えた声で強請り、私の頬に自らの頬を甘えるように擦り付ける。私達は思い出したように唇を啄み重ねていく。私は、リディのお仕着せの袖から手を入れ、腰、背中、胸を手のひらでなぞると、リディから嬌声が漏れる。
「んっ…あっんんっ」
リディのシャツを脱がせ、スラックスもくつろげたら、リディが自らスラックスと下着を下ろし生まれたままの無防備な姿になる。再び私に抱きつくと、私の下半身に手を伸ばし私のモノを服の上から撫でる。
「シャロル、これ挿れてぇ」
「私も早くリディの中に入りたい。でも、その前にリディの準備をしなきゃならないな」
「だいじょぶだから、早くっんっ」
不服そうな顔をするリディをベッドに押し倒し、胸の飾りを口に含む。甘噛みして、先端を舌先で刺激したらリディの体はビクッと跳ねる。
「あっ、やぁっ音、やっ」
リディの後孔に触れれば、そこはもうぐっしょりと濡れていた。指はすんなりと根本まで入り、中はもっともっとと欲しがるように指を締め付け離さない。わざと音を立てて指を出し入れすると、羞恥心からかリディの目にはうっすら涙が浮かぶ。
「こんなにビチョビチョなら、もう私のものも入りそうだな」
「あっ、あぁっ、シャロっ…はやくっ」
「私が欲しいか?リディ」
「欲しいっ…はっ、あっ、欲しいのぉっ」
リディを抱き抱え、私と上下を変える。横になった私の腰に座らせる。
「じゃあリディ自分で挿れてくれ」
「んっ、いじわるぅ…」
舌足らずに抗議してくるが、その目には期待が浮かんでいた。リディが腰を浮かし私のパンツを下げると、もう既に固く膨らんでいたモノがリディの下半身の割れ目に当たる。リディは私のモノに触れ、その硬さを確かめると恍惚とした表情を浮かべる。
「シャロルの、すぅごく硬くてなってヌルヌルしてる」
「っ、リディの姿をみて、興奮しているからな。ほら、リディ」
リディは私のモノの形を確かめるように手で擦り、指で先端を撫で先走りを全体に塗り広げる。私に促されたままに、私のモノを自らの後孔に当てがうと、そのまま腰を下ろす。ちゅぷと、互いの体液が粘膜に触れ音をたてる。リディの中に入った私を、柔らかい内壁が締め付け、もっと奥へ誘おうと蠢く。
「んあっ、シャロルのおっきぃ。中でドクドク言ってる」
リディは自分の下腹部に愛おしそうに触れる。そこは、リディの体内で私のモノが納まっている場所なのだろう。そんな仕草にすら興奮して、自分自身がドクリと脈打つのがわかった。私のモノの変化に、リディの体はすぐさま反応し、私を切なく締め付ける。
「はぁっ、リディの中も熱くて気持ちいい。リディ、自分で動けるか?」
襲いくる快感を逃すように吐息をする。そして、私と交わり乱れるリディを見せて欲しくて、リディの太ももに指を這わせ聞く。
「ん…もう我慢できない。んっあっ」
私の願望を叶えるようにリディは淫らに腰を揺らし始めた。
馬車で揺られ目的の屋敷に着く頃には、リディの思考は完全に溶けていた。私の腰に手を回し、自らの腰をくねらせる。
「リディ、私にどうして欲しい?」
「意地悪しないで、抱いてよぉ」
ベッドの上に座らせわざと、焦らしてやれば普段は恥ずかしがって言わない言葉を躊躇わずに口にする。
そんな些細なことでも、私の独占欲を満たす。
「私のリディは、可愛い。本当に可愛い」
「んっ…ふうっあっ」
顎を掬ってキスをして、唇を喰み、柔らか舌を甘噛みするとリディは体をビクリと揺らし甘い声を漏らす。
「シャロ、ル…もっとぉ」
唇を離すとすぐに、リディは甘えた声で強請り、私の頬に自らの頬を甘えるように擦り付ける。私達は思い出したように唇を啄み重ねていく。私は、リディのお仕着せの袖から手を入れ、腰、背中、胸を手のひらでなぞると、リディから嬌声が漏れる。
「んっ…あっんんっ」
リディのシャツを脱がせ、スラックスもくつろげたら、リディが自らスラックスと下着を下ろし生まれたままの無防備な姿になる。再び私に抱きつくと、私の下半身に手を伸ばし私のモノを服の上から撫でる。
「シャロル、これ挿れてぇ」
「私も早くリディの中に入りたい。でも、その前にリディの準備をしなきゃならないな」
「だいじょぶだから、早くっんっ」
不服そうな顔をするリディをベッドに押し倒し、胸の飾りを口に含む。甘噛みして、先端を舌先で刺激したらリディの体はビクッと跳ねる。
「あっ、やぁっ音、やっ」
リディの後孔に触れれば、そこはもうぐっしょりと濡れていた。指はすんなりと根本まで入り、中はもっともっとと欲しがるように指を締め付け離さない。わざと音を立てて指を出し入れすると、羞恥心からかリディの目にはうっすら涙が浮かぶ。
「こんなにビチョビチョなら、もう私のものも入りそうだな」
「あっ、あぁっ、シャロっ…はやくっ」
「私が欲しいか?リディ」
「欲しいっ…はっ、あっ、欲しいのぉっ」
リディを抱き抱え、私と上下を変える。横になった私の腰に座らせる。
「じゃあリディ自分で挿れてくれ」
「んっ、いじわるぅ…」
舌足らずに抗議してくるが、その目には期待が浮かんでいた。リディが腰を浮かし私のパンツを下げると、もう既に固く膨らんでいたモノがリディの下半身の割れ目に当たる。リディは私のモノに触れ、その硬さを確かめると恍惚とした表情を浮かべる。
「シャロルの、すぅごく硬くてなってヌルヌルしてる」
「っ、リディの姿をみて、興奮しているからな。ほら、リディ」
リディは私のモノの形を確かめるように手で擦り、指で先端を撫で先走りを全体に塗り広げる。私に促されたままに、私のモノを自らの後孔に当てがうと、そのまま腰を下ろす。ちゅぷと、互いの体液が粘膜に触れ音をたてる。リディの中に入った私を、柔らかい内壁が締め付け、もっと奥へ誘おうと蠢く。
「んあっ、シャロルのおっきぃ。中でドクドク言ってる」
リディは自分の下腹部に愛おしそうに触れる。そこは、リディの体内で私のモノが納まっている場所なのだろう。そんな仕草にすら興奮して、自分自身がドクリと脈打つのがわかった。私のモノの変化に、リディの体はすぐさま反応し、私を切なく締め付ける。
「はぁっ、リディの中も熱くて気持ちいい。リディ、自分で動けるか?」
襲いくる快感を逃すように吐息をする。そして、私と交わり乱れるリディを見せて欲しくて、リディの太ももに指を這わせ聞く。
「ん…もう我慢できない。んっあっ」
私の願望を叶えるようにリディは淫らに腰を揺らし始めた。
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