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第二章 戦
白鳥
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「殿。」
「なんですか?」
「隣にあった堤が無くなっちゃいました。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「道が無くなっちゃいました。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「車が宙を走ってます。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「もう考えるの辞めてますか?」
「はい。」
「元気なお返事を頂きました。」
いや。
僕らは今さっきまで、雨の振りぞぼる国道356号を東に向かってのんびりと車を走らせていました。いた筈です。
進行方向向かって右側は県北東部の穀倉地帯、左側は利根川の冬茶けた堤防。
茨城県の鹿島臨海地域に向かう大型車が目立っていた道路は消えて、というか地面自体が消えて、地面が水面になっている。
その水面を僕の車は走っていた。
僕の車は、数年前既にメーカーが製造をやめている軽自動車。
前にも話したけれども、あまり知識もこだわりも無い僕は自分の車を殆ど弄らない。
後付けのナビもドライブレコーダーも、全部業者か車検場の人にお任せだ。
まさか僕の車が水陸両用車だったとはねぇ。(白眼)
「殿。どうしましょう。」
「どうしましょうかねぇ。」
どうしましょうかねぇ。本当に。
玉の口調も大して変わらない。
というか、すっかり呆れてる。
僕もだ。
なんだこれ。
「祠ですかねぇ。」
「多分、違うなぁ。」
僕らが得体の知れない空間に迷い込む時は、大体祠なので、玉が他人事の様に言うけれど。
ここには祠に共通する、物理的・心理的な閉塞感がない。
空は広く広がって、目測数キロ先に陸地が見える。
閉塞感どころか広々し過ぎだ。
何というか。こう。
「お手洗いが10畳くらいあるみたいな不安感がありますね。」
…玉の方が的確な形容が出来ました。
やがて。
その陸地から白いものが飛んでくるのが見え始めた。
僕はとっくにアクセルを踏んで無い。でもエンジン音は高らかだし(最近の車にタコメーターなんか付いてないけど)、車は波を切って,ずんずん突き進んでいく。
「ずんずん。」
玉さんは呑気そうだ。
白いものとは白鳥だった。
一羽、二羽、三羽。
いやいや、もっと沢山。
沢山の白鳥が、冬空の雁の如くV字にフォーメーションを組みながら、どんどん近づいてきた。
「わぁ綺麗ですねぇ。」
「白鳥ねぇ。」
白鳥ねぇ。白鳥言うなら、あの場面だよなぁ。
やがて白鳥達は、僕の車の前後左右を取り囲み、僕の車のハンドルが効かなくなった。
進行方向が東のままならば(開けた水面を走っているし、ナビもとっくに使えなくなっているので、正確な方向がわからない)おそらく白鳥に囲まれてから少し北に変えている。
いつもの事と、さっさと見切った(諦めた)玉さんは、カバンから白い塩味のお煎餅を取り出して、僕の口に押し込んだ。
玉さん的に、おかきやお煎餅のうち、ザラメ煎餅やサラダ煎餅、濡れ煎餅などは現代に来て初めて食べたお煎餅なので、ずっとハマりっぱなし。
特にサラダ煎餅は、安くて量があって柔らかいので、常備させられている。
一袋200円もしないけど、浅葱の力ならただで出せるから。
因みにポテトチップスは、意外と早く飽きたらしく、
「ポテチよりも,えびせんあられの方が好きです。」
だそうです。
ジャンク的スナック菓子よりも米菓が好きなのかな。
「ずずす、ずるずる。」
ペットボトルのお茶を、オノマトペ付きで飲みながら、前方を目を細めて見透している玉さん。
あ、そうか。
双眼鏡かオペラグラスを今度買ってあげようかね。
僕には見慣れた(或いは経験上想像の付く)景色でも、玉には全て新鮮な筈だ。
我が家の庭から見渡せる市川の街並みも、玉なら楽しんでくれるだろう。
僕がやったら、覗きと間違えられそうだけど。
白鳥に囲まれた僕らの前方に陸が見える。
その陸は光輝いている。
光ってるなぁ、とか、半ばヤケクソでハンドルから手を離し、その両手を後頭部で組んだ。
光に近づくにつれ、白鳥達も光り始め、やがて僕の車も光始めた。
「眩しいなぁ、サングラスでも持ってくれば良かった。」
「殿には黒眼鏡が似合わないので、玉は反対しますよ。」
「似合いませんか?」
一応、刑事ドラマとか、ハードボイルド映画とか、男だからその登場人物に憧れたんだけどなぁ。
髪にポマードつけてオールバックにしたり、トレンチコートやロングコートを着ていた事もありましたよ。
もう面倒くさいから、会社に着ていくハーフコートを、5~6年私生活でも着回しているけど。
頭の中でぶつぶつ言っていると(口に出すと、玉に心配されたり叱られたりするから)その光の中に、光輝く僕らは飛び込んで行った。
★ ★ ★
中には見上げるような大きな鳥居。
玉砂利の地面が現れたので、僕と玉は車を降りた。
白鳥達は一羽を残して飛び去った。
残った白鳥は、鳥居の下に蹲り、その白く長い首を、誘うように何度も上下に振っている。
「白鳥さんは、神様の御使いなんですか?」
「記紀に云う伝説の皇子,ヤマトタケルは旅の途中に病歿したのち、故郷に白鳥となって飛び立ったって言う伝承がある。おそらくは当時の事件の暗示だと思うけど、白鳥は日本民族にはちょっとした聖なる象徴の一つかも知れないな。」
「なるほど、鶴は千年みたいな?」
「なんか違うと思う。」
訳の分からない事に巻き込まれるのもいつもの事なので、僕と玉は軽口を叩き合いながら並んて鳥居を潜る。
さりげなく玉が手を出してしたので、きちんと握ってあげる。
僕らが近づくのを見た白鳥が、先導してトコトコ歩き始めた。
白鳥は水鳥なので、飛んでいるか浮かんでいるしか印象がないんだけどなぁ。
しかも、アヒルみたいによちよち歩きでなく、僕らがきちんと追いかけ無いと離されかねないスピードで、トコトコさっさと歩いているわけで。
「殿、ここ何処でしょうか?」
「時代と次元は保証出来ないけど、多分鹿島神宮だろうね。」
「じゃついたんですね。」
とはいえ,ネットであらかじめ調べておいた鹿島神宮とは参道の風景が違う。
鳥居から真っ直ぐ進むと100メートルほどに建つ楼門を潜ると、すぐ右手に拝殿と本殿がある。
そこから更に奥には広大な奥の院となる。筈だ。
でも、ここは違う。
緩やかに左に曲がる参道。
鬱蒼とした檜の森。
玉砂利の上をかちゃかちゃ音を立てながら歩く、僕と玉と白鳥。
あ、そうか。
一つわかった。
「歩きづらいでしょ。楽な格好していいんですよ。キクヱさん。」
白鳥に一言かけると、クビだけこちらを向いて「くわり」と鳴いて……
……躓いた。ズッコケる白鳥を見たのは初めてだ。
そのまま白鳥は、光の粒子に包まれる。
光が収まると現れたのは、巫女装束で女の子座りをして、鼻を押さえながら涙ぐむ巫女さんだった。
伊香保神社と榛名神社であった巫女さん、キクヱさんだ。
「あいたたたたぁ。」
この人からドジっ子属性を感じていた僕は苦笑い。
「大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。ありがとうございます。」
玉さんが慌てて飛び付いて、ハンカチを渡している。
まぁこの子、人間じゃ無いと思っていたから、転んだくらいで擦り傷一つ作らないと思うけど。
………
「改めましてご挨拶致します。武甕槌が巫女、キクヱにございます。我が主、武甕槌がお待ちにございます。」
「初めまして。殿の従者にして内儀候補、荼枳尼天が巫女、玉にございます。」
巫女さんと、赤いピーコートの少女が深々と頭を下げあっている。
得体の知れない空間で、得体の知れない人物と瞬時に仲良くなるうちの仲良し魔人はおいといて。
「殿においとかれました。」
「意外と薄情なのかしら。玉ちゃん?この人を旦那さんにして大丈夫?」
「殿は時々、人付き合いとか思考とかが面倒くさくなるだけですよ。だから玉が付いているんです。」
「玉ちゃん、それでいいの?」
「それが玉の選んだ道なので。」
酷い事を言われている気がする。
「どうでもいいけどさ。」
会って5秒で女子トークを始める2人を遮って、キクヱさんの背後を指差した、
「あそこで、馬に囲まれて土下座している光っている人は、神様じゃないんかな?」
真壁造り故に柱が剥き出しなので、数えれば横幅10間と判るかなり大きな拝殿の前に、朱の縁取られた、白い貫頭衣と思しき装束に、烏帽子という、年代設定バラバラの男性が、それはそれは見事に身体のラインがピンと整ってある事が離れたところで正面から見ても爽やかな土下座をしているのです。
……爽やかな土下座ってなんだよ。
いかん。形容能力が、玉よりだいぶ下回っているじゃないか。
「なんですか?」
「隣にあった堤が無くなっちゃいました。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「道が無くなっちゃいました。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「車が宙を走ってます。」
「そうですか。」
「殿。」
「なんですか?」
「もう考えるの辞めてますか?」
「はい。」
「元気なお返事を頂きました。」
いや。
僕らは今さっきまで、雨の振りぞぼる国道356号を東に向かってのんびりと車を走らせていました。いた筈です。
進行方向向かって右側は県北東部の穀倉地帯、左側は利根川の冬茶けた堤防。
茨城県の鹿島臨海地域に向かう大型車が目立っていた道路は消えて、というか地面自体が消えて、地面が水面になっている。
その水面を僕の車は走っていた。
僕の車は、数年前既にメーカーが製造をやめている軽自動車。
前にも話したけれども、あまり知識もこだわりも無い僕は自分の車を殆ど弄らない。
後付けのナビもドライブレコーダーも、全部業者か車検場の人にお任せだ。
まさか僕の車が水陸両用車だったとはねぇ。(白眼)
「殿。どうしましょう。」
「どうしましょうかねぇ。」
どうしましょうかねぇ。本当に。
玉の口調も大して変わらない。
というか、すっかり呆れてる。
僕もだ。
なんだこれ。
「祠ですかねぇ。」
「多分、違うなぁ。」
僕らが得体の知れない空間に迷い込む時は、大体祠なので、玉が他人事の様に言うけれど。
ここには祠に共通する、物理的・心理的な閉塞感がない。
空は広く広がって、目測数キロ先に陸地が見える。
閉塞感どころか広々し過ぎだ。
何というか。こう。
「お手洗いが10畳くらいあるみたいな不安感がありますね。」
…玉の方が的確な形容が出来ました。
やがて。
その陸地から白いものが飛んでくるのが見え始めた。
僕はとっくにアクセルを踏んで無い。でもエンジン音は高らかだし(最近の車にタコメーターなんか付いてないけど)、車は波を切って,ずんずん突き進んでいく。
「ずんずん。」
玉さんは呑気そうだ。
白いものとは白鳥だった。
一羽、二羽、三羽。
いやいや、もっと沢山。
沢山の白鳥が、冬空の雁の如くV字にフォーメーションを組みながら、どんどん近づいてきた。
「わぁ綺麗ですねぇ。」
「白鳥ねぇ。」
白鳥ねぇ。白鳥言うなら、あの場面だよなぁ。
やがて白鳥達は、僕の車の前後左右を取り囲み、僕の車のハンドルが効かなくなった。
進行方向が東のままならば(開けた水面を走っているし、ナビもとっくに使えなくなっているので、正確な方向がわからない)おそらく白鳥に囲まれてから少し北に変えている。
いつもの事と、さっさと見切った(諦めた)玉さんは、カバンから白い塩味のお煎餅を取り出して、僕の口に押し込んだ。
玉さん的に、おかきやお煎餅のうち、ザラメ煎餅やサラダ煎餅、濡れ煎餅などは現代に来て初めて食べたお煎餅なので、ずっとハマりっぱなし。
特にサラダ煎餅は、安くて量があって柔らかいので、常備させられている。
一袋200円もしないけど、浅葱の力ならただで出せるから。
因みにポテトチップスは、意外と早く飽きたらしく、
「ポテチよりも,えびせんあられの方が好きです。」
だそうです。
ジャンク的スナック菓子よりも米菓が好きなのかな。
「ずずす、ずるずる。」
ペットボトルのお茶を、オノマトペ付きで飲みながら、前方を目を細めて見透している玉さん。
あ、そうか。
双眼鏡かオペラグラスを今度買ってあげようかね。
僕には見慣れた(或いは経験上想像の付く)景色でも、玉には全て新鮮な筈だ。
我が家の庭から見渡せる市川の街並みも、玉なら楽しんでくれるだろう。
僕がやったら、覗きと間違えられそうだけど。
白鳥に囲まれた僕らの前方に陸が見える。
その陸は光輝いている。
光ってるなぁ、とか、半ばヤケクソでハンドルから手を離し、その両手を後頭部で組んだ。
光に近づくにつれ、白鳥達も光り始め、やがて僕の車も光始めた。
「眩しいなぁ、サングラスでも持ってくれば良かった。」
「殿には黒眼鏡が似合わないので、玉は反対しますよ。」
「似合いませんか?」
一応、刑事ドラマとか、ハードボイルド映画とか、男だからその登場人物に憧れたんだけどなぁ。
髪にポマードつけてオールバックにしたり、トレンチコートやロングコートを着ていた事もありましたよ。
もう面倒くさいから、会社に着ていくハーフコートを、5~6年私生活でも着回しているけど。
頭の中でぶつぶつ言っていると(口に出すと、玉に心配されたり叱られたりするから)その光の中に、光輝く僕らは飛び込んで行った。
★ ★ ★
中には見上げるような大きな鳥居。
玉砂利の地面が現れたので、僕と玉は車を降りた。
白鳥達は一羽を残して飛び去った。
残った白鳥は、鳥居の下に蹲り、その白く長い首を、誘うように何度も上下に振っている。
「白鳥さんは、神様の御使いなんですか?」
「記紀に云う伝説の皇子,ヤマトタケルは旅の途中に病歿したのち、故郷に白鳥となって飛び立ったって言う伝承がある。おそらくは当時の事件の暗示だと思うけど、白鳥は日本民族にはちょっとした聖なる象徴の一つかも知れないな。」
「なるほど、鶴は千年みたいな?」
「なんか違うと思う。」
訳の分からない事に巻き込まれるのもいつもの事なので、僕と玉は軽口を叩き合いながら並んて鳥居を潜る。
さりげなく玉が手を出してしたので、きちんと握ってあげる。
僕らが近づくのを見た白鳥が、先導してトコトコ歩き始めた。
白鳥は水鳥なので、飛んでいるか浮かんでいるしか印象がないんだけどなぁ。
しかも、アヒルみたいによちよち歩きでなく、僕らがきちんと追いかけ無いと離されかねないスピードで、トコトコさっさと歩いているわけで。
「殿、ここ何処でしょうか?」
「時代と次元は保証出来ないけど、多分鹿島神宮だろうね。」
「じゃついたんですね。」
とはいえ,ネットであらかじめ調べておいた鹿島神宮とは参道の風景が違う。
鳥居から真っ直ぐ進むと100メートルほどに建つ楼門を潜ると、すぐ右手に拝殿と本殿がある。
そこから更に奥には広大な奥の院となる。筈だ。
でも、ここは違う。
緩やかに左に曲がる参道。
鬱蒼とした檜の森。
玉砂利の上をかちゃかちゃ音を立てながら歩く、僕と玉と白鳥。
あ、そうか。
一つわかった。
「歩きづらいでしょ。楽な格好していいんですよ。キクヱさん。」
白鳥に一言かけると、クビだけこちらを向いて「くわり」と鳴いて……
……躓いた。ズッコケる白鳥を見たのは初めてだ。
そのまま白鳥は、光の粒子に包まれる。
光が収まると現れたのは、巫女装束で女の子座りをして、鼻を押さえながら涙ぐむ巫女さんだった。
伊香保神社と榛名神社であった巫女さん、キクヱさんだ。
「あいたたたたぁ。」
この人からドジっ子属性を感じていた僕は苦笑い。
「大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。ありがとうございます。」
玉さんが慌てて飛び付いて、ハンカチを渡している。
まぁこの子、人間じゃ無いと思っていたから、転んだくらいで擦り傷一つ作らないと思うけど。
………
「改めましてご挨拶致します。武甕槌が巫女、キクヱにございます。我が主、武甕槌がお待ちにございます。」
「初めまして。殿の従者にして内儀候補、荼枳尼天が巫女、玉にございます。」
巫女さんと、赤いピーコートの少女が深々と頭を下げあっている。
得体の知れない空間で、得体の知れない人物と瞬時に仲良くなるうちの仲良し魔人はおいといて。
「殿においとかれました。」
「意外と薄情なのかしら。玉ちゃん?この人を旦那さんにして大丈夫?」
「殿は時々、人付き合いとか思考とかが面倒くさくなるだけですよ。だから玉が付いているんです。」
「玉ちゃん、それでいいの?」
「それが玉の選んだ道なので。」
酷い事を言われている気がする。
「どうでもいいけどさ。」
会って5秒で女子トークを始める2人を遮って、キクヱさんの背後を指差した、
「あそこで、馬に囲まれて土下座している光っている人は、神様じゃないんかな?」
真壁造り故に柱が剥き出しなので、数えれば横幅10間と判るかなり大きな拝殿の前に、朱の縁取られた、白い貫頭衣と思しき装束に、烏帽子という、年代設定バラバラの男性が、それはそれは見事に身体のラインがピンと整ってある事が離れたところで正面から見ても爽やかな土下座をしているのです。
……爽やかな土下座ってなんだよ。
いかん。形容能力が、玉よりだいぶ下回っているじゃないか。
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