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第一章 開店
神社
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浅葱屋敷は、若干東西に長い長方形の敷地をしている。
水晶の中に、東西南北があるのかは知らないけれど、熊本に実在する浅葱屋敷は南向きに庭が作られていた。
平面図を書くと、屋敷の出入り口たる長屋門は敷地の南東にあり、長屋門の前を走る道路は南北に抜ける事になる。
反対側の西の端には川が流れている。
これは、この間キャンプに行った大多喜町の石工屋敷も全く同じ構造をしている。
つまり、熊本も千葉も、浅葱屋敷は土地(地形)から選び抜いた敷地から作られていたって事だ。
和歌山にあったとされる神社も同じ地形だったのだろう。
ご先祖様も随分と暇な事をする。
で、基本的にここは熊本のコピー。
東から納屋・家畜小屋・蔵、屋敷、そして西の端に玉の家と三つのブロックに分かれている。
更に南の、植え込みの外は畑。西の外は梅林。北の外には、この間湧水と蓮の花を見つけたばかりだ。
という概況のこの敷地に、土地神の社を作る事にする。
ええと。
しずさんがいずれ神主になるそうだから、玉の家の隣に作ろうかな。
隣の梅の花を借景に、それはそれで良い佇まいになりそうだ。
あぁでも、土地の広さが少し足りないかなぁ。
出来れば荼枳尼天のお社を、そのままコピーしたいんだよなぁ。
宮大工じゃないから、神社の構造とか何も知らないし。
祭壇を新しくして、神鏡はホームセンターで見かけたし、榊を捧げる器は一つ皆んなで焼いてみようか。
そんな計画をざっと立てていたら、ゾリゾリゴリゴリと土地が勝手に広がった。
浅葱の力か、土地神の力か知らないけれど、これは便利だ。うん。
庭の小動物ゾーンで、ミニウサギやモルモットが、後ろ足で立ったまま、あんぐりと口開けて固まっているけど。
あと、玉と青木さんが、さっさと竹箒を掛け始めたけど。
………
「佳奈さんも、殿のやる事には驚かなくなりましたね。」
「水晶の中でしょ。なんでもありな事は沢山見て来たからね。」
「わふ」
「ぽん子ちゃんも?」
「わふわふ」
「ですか。」
「ついでに、たぬきと普通に会話が成立している玉ちゃんのする事にも驚かなくなりました私です。そんな私も年が明けたら23歳です。」
「なんと、佳奈さんのお誕生日ですか?それは玉と殿で、目一杯お祝いしないといけません。佳奈さん、覚悟して下さい。」
「覚悟って…。ち、因みに、玉ちゃんの誕生日っていつかな?」
「えっと。こちらの暦で言うと4月1日です。」
「…なんか、図った様な日付けね。」
「殿のお誕生日は3月8日です。」
ん?
玉の誕生日も初耳だけど、僕の誕生日なんか教えた事あったかな?
「妹さんに聞きました。とにかく自分を疎かにする人だから、玉がちゃんと祝ってあげなさいって言われました。」
あの野郎(女だけど)、扶養家族に余計な気をまわさせるんじゃないの!
僕には、まぁ、玉が日に日に色々成長してくれている事が、一番のご褒美なんだから。
★ ★ ★
聖域にある荼枳尼天の社と、形としては同じ建物をそのまま設置したら、とりあえず巫女装束に着替えた玉が、モップと雑巾を持って飛び込んで行きました。
お掃除巫女さん参上です。
中身は空っぽで、そりゃ土地神はそこら辺に居るんだろうけど、魂入れもしてないから、ただの空虚な本殿しか無い神社。
拝殿なんかありませんよ。
祭壇もなければ、紙垂の一つも下がっていない、まるっきり新品新築の神社。
ぽん子は、たぬきちと違って、こちらにも入ろうとしないので、青木さんの後をつけ回す事に決めた様だ。
その青木さんは、社周りの草むしりをしてる。
「腰痛い。」
「わふ」
草むしりの意味を「知っている」から、玉の代わりにその行為を黙って買って出てくれた優しい人だけど、ちょっと屈んだだけで筋肉痛を起こす運動不足なのはなんとかしなさい。もうすぐ22歳。
………
さてと。
屋敷の台所に僕はいる。
お茶の一杯でもと思ったのだけど、すっかり忘れてたよ。
ここの台所は、茶店と同じでガス台なんか無いんだった。
竈だよ竈。
台所の外に薪が積んであるので、適当に放り込んで、裏庭に落ちている葉っぱを着火剤の代わりに集めた。
あぁ、山鳥さんは手伝わなくても大丈夫だよ。
松ぼっくりとか、枯れ薄とか有れば良いんだけど、すすきは全部畑の肥料にしちゃったし、この屋敷の内外見渡す限り針葉樹が見当たらない。
茶店の時は、どうしてたっけ?
★ ★ ★
「ぶーん。ぶーん。」
「これ、何?」
「ぶーん。ぶーん。あ、とんねるです。」
座敷の方が賑やかだな。
アレがバレたかな。
玉の反応は、オノマトペ全開なところを見ると良好らしい。
でも、新幹線にぶーんは違うだろ。
「ちょっとあの、菊地さん?」
「なんですか?」
「………なんで貴方はちょっと目を離すと、何か始めてんのよ。」
「お昼ご飯を作ってるだけだよ。」
そう。
竈に火をつけたついでに、お釜で炊くご飯が食べたくなったのと、からしなが良い具合に収穫出来たので。
隅にあった壺を覗いたら、「しず」と書かれた札と一緒に梅干しがおかかと共に寝ていたし。
だったら、一つやりますか、という事で、ひょいと聖域に行ってイワナを3匹手掴みで捕ってきて、ワタだけ抜いたら表面に隠し包丁入れて、炭火七輪でじゅくじゅくと。
筍は皮ごと火に放り込んで、焼けたところに醤油を垂らす焼き筍を同時に作るから楽。
あと、筍の根元のは、味噌汁の具としても流用してと。
赤紫蘇がそこら辺にいくらでも生えているので、これをさっと焼いて燻して粉々にして、塩をパラパラで簡単手作り「ゆかり」ふりかけの出来上がり。
肉が一欠片もない、田舎のお婆ちゃんちのご飯みたいだけど、美味いんだこれが。
お茶は、何故か仏壇の引き出しに「高級八女茶」が入っているのを知っていたので、これを飲もうくらいで台所に来たんだけどね。
「その気合いの入った“おさんどん“の格好はなんですか?」
「うん?やっぱりガスと違って火を直接使うと、服や髪に煙の匂いがつくなぁ、とか思ってたら、そこに掛かってた。」
ふぅふぅ火吹き棒に息を吹きながら、指だけあさっての壁を指したら、
「なんか、あと2着掛かってんだけど。割烹着と頭巾が。」
「あとはお皿とお茶碗に盛れば終わるから大丈夫だよ。」
「……つまり、いずれは私と玉ちゃんもおさんどんをする、と…。」
「ここは君達の緊急避難場所なんだから、その覚悟はあっても良いかもね。ふぅふぅ。」
「お釜でご飯を炊くとか、多分無理。こないだのキャンプだって、結局菊地さんが作ってたし。」
という事に。
「おし。ゆかりふりかけご飯に、筍とネギの味噌汁。イワナの塩焼きに焼き筍、からしなサラダに梅干し。まあまあの出来だな。」
「だから、女の私達の出番は?」
ありません。
というか、単に僕の道楽なので。
「あと、あっちの部屋に敷き詰められた線路は何?電車のおもちゃが走りまわっているんだけど?」
「こないだ、ゲームを買いにおもちゃ屋行ったら玉がディスプレイから離れられなくなってたから、ア◯ゾンで大人買いしまくってみた。君らが畑作業している間に、こっそり線路を引きまくってみた。うん。面白いかったよ。鉄道模型を趣味にする大人の気持ちがわかったよ。」
「……寝そべって新幹線が走り姿を見続けてんだけど。あれで新幹線を追いかけ出したら、玉ちゃん猫よ、猫。」
「玉は普通に小動物っぽいけどね。」
「確かに。いや、確かにじゃなくて。」
「来てくれたなら、箱膳を隣に運んでくれないか。魚を焼いた匂い出したからその内…。」
「玉は猫じゃないけど、お魚は大好きなのです。にゃあ。」
◯ラレール<お魚でしたか、猫玉さんは。
「むむう。だから玉は猫には関わらない様にしてたのに。玉の名前は玉だから。」
「変なところで、玉ちゃんのコンプレックスはっけぇん!」
「いや、実際僕も最初はちょっと考えたんだよ。字面だけだと、猫だったりお婆さんだったり江戸っ子だったりするから。お互いの距離が近づいて''玉“の微妙な発音とかが定まっていったんだよ。」
「玉は玉。殿は殿。佳奈さんは佳奈さんです。」
「…なんか良いな。そういうとこも。」
そんなこんなで。
僕らに、新しい日課が増えました。
浅葱屋敷の方です。
僕は特に変わりはありません。
動物や鳥たちと遊んで回るだけです。
玉は、新しい社の掃除と、祭壇作りです。
神鏡入手の手配が出来た!
と、しずさんやら荼枳尼天やらが知らせてくれたので、榊と御神酒を供えて祝詞を上げ、家では紙垂を少しずつ自分で作ってます。
その為、青木さんは1人で畑仕事をする時間が増えているけれど、その分ぽん子やウサギ達が手伝ってくれるとかで(何をどう手伝うんだろう)、それはそれで嬉しそう。
そんなこんなで(繰り返し)、新しい年がやってきます。
水晶の中に、東西南北があるのかは知らないけれど、熊本に実在する浅葱屋敷は南向きに庭が作られていた。
平面図を書くと、屋敷の出入り口たる長屋門は敷地の南東にあり、長屋門の前を走る道路は南北に抜ける事になる。
反対側の西の端には川が流れている。
これは、この間キャンプに行った大多喜町の石工屋敷も全く同じ構造をしている。
つまり、熊本も千葉も、浅葱屋敷は土地(地形)から選び抜いた敷地から作られていたって事だ。
和歌山にあったとされる神社も同じ地形だったのだろう。
ご先祖様も随分と暇な事をする。
で、基本的にここは熊本のコピー。
東から納屋・家畜小屋・蔵、屋敷、そして西の端に玉の家と三つのブロックに分かれている。
更に南の、植え込みの外は畑。西の外は梅林。北の外には、この間湧水と蓮の花を見つけたばかりだ。
という概況のこの敷地に、土地神の社を作る事にする。
ええと。
しずさんがいずれ神主になるそうだから、玉の家の隣に作ろうかな。
隣の梅の花を借景に、それはそれで良い佇まいになりそうだ。
あぁでも、土地の広さが少し足りないかなぁ。
出来れば荼枳尼天のお社を、そのままコピーしたいんだよなぁ。
宮大工じゃないから、神社の構造とか何も知らないし。
祭壇を新しくして、神鏡はホームセンターで見かけたし、榊を捧げる器は一つ皆んなで焼いてみようか。
そんな計画をざっと立てていたら、ゾリゾリゴリゴリと土地が勝手に広がった。
浅葱の力か、土地神の力か知らないけれど、これは便利だ。うん。
庭の小動物ゾーンで、ミニウサギやモルモットが、後ろ足で立ったまま、あんぐりと口開けて固まっているけど。
あと、玉と青木さんが、さっさと竹箒を掛け始めたけど。
………
「佳奈さんも、殿のやる事には驚かなくなりましたね。」
「水晶の中でしょ。なんでもありな事は沢山見て来たからね。」
「わふ」
「ぽん子ちゃんも?」
「わふわふ」
「ですか。」
「ついでに、たぬきと普通に会話が成立している玉ちゃんのする事にも驚かなくなりました私です。そんな私も年が明けたら23歳です。」
「なんと、佳奈さんのお誕生日ですか?それは玉と殿で、目一杯お祝いしないといけません。佳奈さん、覚悟して下さい。」
「覚悟って…。ち、因みに、玉ちゃんの誕生日っていつかな?」
「えっと。こちらの暦で言うと4月1日です。」
「…なんか、図った様な日付けね。」
「殿のお誕生日は3月8日です。」
ん?
玉の誕生日も初耳だけど、僕の誕生日なんか教えた事あったかな?
「妹さんに聞きました。とにかく自分を疎かにする人だから、玉がちゃんと祝ってあげなさいって言われました。」
あの野郎(女だけど)、扶養家族に余計な気をまわさせるんじゃないの!
僕には、まぁ、玉が日に日に色々成長してくれている事が、一番のご褒美なんだから。
★ ★ ★
聖域にある荼枳尼天の社と、形としては同じ建物をそのまま設置したら、とりあえず巫女装束に着替えた玉が、モップと雑巾を持って飛び込んで行きました。
お掃除巫女さん参上です。
中身は空っぽで、そりゃ土地神はそこら辺に居るんだろうけど、魂入れもしてないから、ただの空虚な本殿しか無い神社。
拝殿なんかありませんよ。
祭壇もなければ、紙垂の一つも下がっていない、まるっきり新品新築の神社。
ぽん子は、たぬきちと違って、こちらにも入ろうとしないので、青木さんの後をつけ回す事に決めた様だ。
その青木さんは、社周りの草むしりをしてる。
「腰痛い。」
「わふ」
草むしりの意味を「知っている」から、玉の代わりにその行為を黙って買って出てくれた優しい人だけど、ちょっと屈んだだけで筋肉痛を起こす運動不足なのはなんとかしなさい。もうすぐ22歳。
………
さてと。
屋敷の台所に僕はいる。
お茶の一杯でもと思ったのだけど、すっかり忘れてたよ。
ここの台所は、茶店と同じでガス台なんか無いんだった。
竈だよ竈。
台所の外に薪が積んであるので、適当に放り込んで、裏庭に落ちている葉っぱを着火剤の代わりに集めた。
あぁ、山鳥さんは手伝わなくても大丈夫だよ。
松ぼっくりとか、枯れ薄とか有れば良いんだけど、すすきは全部畑の肥料にしちゃったし、この屋敷の内外見渡す限り針葉樹が見当たらない。
茶店の時は、どうしてたっけ?
★ ★ ★
「ぶーん。ぶーん。」
「これ、何?」
「ぶーん。ぶーん。あ、とんねるです。」
座敷の方が賑やかだな。
アレがバレたかな。
玉の反応は、オノマトペ全開なところを見ると良好らしい。
でも、新幹線にぶーんは違うだろ。
「ちょっとあの、菊地さん?」
「なんですか?」
「………なんで貴方はちょっと目を離すと、何か始めてんのよ。」
「お昼ご飯を作ってるだけだよ。」
そう。
竈に火をつけたついでに、お釜で炊くご飯が食べたくなったのと、からしなが良い具合に収穫出来たので。
隅にあった壺を覗いたら、「しず」と書かれた札と一緒に梅干しがおかかと共に寝ていたし。
だったら、一つやりますか、という事で、ひょいと聖域に行ってイワナを3匹手掴みで捕ってきて、ワタだけ抜いたら表面に隠し包丁入れて、炭火七輪でじゅくじゅくと。
筍は皮ごと火に放り込んで、焼けたところに醤油を垂らす焼き筍を同時に作るから楽。
あと、筍の根元のは、味噌汁の具としても流用してと。
赤紫蘇がそこら辺にいくらでも生えているので、これをさっと焼いて燻して粉々にして、塩をパラパラで簡単手作り「ゆかり」ふりかけの出来上がり。
肉が一欠片もない、田舎のお婆ちゃんちのご飯みたいだけど、美味いんだこれが。
お茶は、何故か仏壇の引き出しに「高級八女茶」が入っているのを知っていたので、これを飲もうくらいで台所に来たんだけどね。
「その気合いの入った“おさんどん“の格好はなんですか?」
「うん?やっぱりガスと違って火を直接使うと、服や髪に煙の匂いがつくなぁ、とか思ってたら、そこに掛かってた。」
ふぅふぅ火吹き棒に息を吹きながら、指だけあさっての壁を指したら、
「なんか、あと2着掛かってんだけど。割烹着と頭巾が。」
「あとはお皿とお茶碗に盛れば終わるから大丈夫だよ。」
「……つまり、いずれは私と玉ちゃんもおさんどんをする、と…。」
「ここは君達の緊急避難場所なんだから、その覚悟はあっても良いかもね。ふぅふぅ。」
「お釜でご飯を炊くとか、多分無理。こないだのキャンプだって、結局菊地さんが作ってたし。」
という事に。
「おし。ゆかりふりかけご飯に、筍とネギの味噌汁。イワナの塩焼きに焼き筍、からしなサラダに梅干し。まあまあの出来だな。」
「だから、女の私達の出番は?」
ありません。
というか、単に僕の道楽なので。
「あと、あっちの部屋に敷き詰められた線路は何?電車のおもちゃが走りまわっているんだけど?」
「こないだ、ゲームを買いにおもちゃ屋行ったら玉がディスプレイから離れられなくなってたから、ア◯ゾンで大人買いしまくってみた。君らが畑作業している間に、こっそり線路を引きまくってみた。うん。面白いかったよ。鉄道模型を趣味にする大人の気持ちがわかったよ。」
「……寝そべって新幹線が走り姿を見続けてんだけど。あれで新幹線を追いかけ出したら、玉ちゃん猫よ、猫。」
「玉は普通に小動物っぽいけどね。」
「確かに。いや、確かにじゃなくて。」
「来てくれたなら、箱膳を隣に運んでくれないか。魚を焼いた匂い出したからその内…。」
「玉は猫じゃないけど、お魚は大好きなのです。にゃあ。」
◯ラレール<お魚でしたか、猫玉さんは。
「むむう。だから玉は猫には関わらない様にしてたのに。玉の名前は玉だから。」
「変なところで、玉ちゃんのコンプレックスはっけぇん!」
「いや、実際僕も最初はちょっと考えたんだよ。字面だけだと、猫だったりお婆さんだったり江戸っ子だったりするから。お互いの距離が近づいて''玉“の微妙な発音とかが定まっていったんだよ。」
「玉は玉。殿は殿。佳奈さんは佳奈さんです。」
「…なんか良いな。そういうとこも。」
そんなこんなで。
僕らに、新しい日課が増えました。
浅葱屋敷の方です。
僕は特に変わりはありません。
動物や鳥たちと遊んで回るだけです。
玉は、新しい社の掃除と、祭壇作りです。
神鏡入手の手配が出来た!
と、しずさんやら荼枳尼天やらが知らせてくれたので、榊と御神酒を供えて祝詞を上げ、家では紙垂を少しずつ自分で作ってます。
その為、青木さんは1人で畑仕事をする時間が増えているけれど、その分ぽん子やウサギ達が手伝ってくれるとかで(何をどう手伝うんだろう)、それはそれで嬉しそう。
そんなこんなで(繰り返し)、新しい年がやってきます。
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