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第一章 開店
寿司
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結局量販店でまた無駄遣いをしちゃったわけなのだけど。
「だから、玉が叱ったのに。」
「…大して無駄遣いしてないと思うけどなぁ。」
アイロンの他に、マッサージ機(お試しでやったら気持ち良かったので)を買ってしまったのですよ。
「おっさんくさくなるわよ。」
うっさい。お前も喰らえ!
昔のマッサージ機ってブルブル震えるだけだったけど、今のマッサージ機は振動しながら叩いてくれる。こんなもの、椅子に座ってマッサージしてくれるお高いものしかなかったのに、今や棒タイプのものが数千円で買えるとはねぇ。
「あひゃひゃひゃひゃ!」
背筋に沿ってマッサージ機を青木さんに当てると、あられも無い声出してのけぞった。あ、指が全部折れ曲がってる。
「……思ったより色っぽくないなぁ…。」
「いきなり来るな!セクハラ無職!」
そうですか。スイッチオフ。
「あ、でもやめないで下さい。肩凝りがほぐれて気持ちいいわぁ。」
まぁ、女性の方が肩凝りは酷いって言うからねぇ。
「凝るほど、おっぱいありませんが。」
「黙れ!玉ちゃん!」
「佳奈さんが怖いです!」
と言う訳でお買い上げ。恥ずかしそうに青木さんが自分の分を選び出したので、一番お高いのを2本。
「……お金を。」
「玉と遊んでくれる礼だよ。受け取らないのなら、玉と2人で化けて出るから。」
「おーばーけーです。」
「菊地さんとこなら、平気でやりかねないわね。寝てるとこ化けて出られたらすっぴん見られるから観念します。」
男に寝室に入られるより、すっぴん見られる方が嫌なんだ。
「殿?それが女心なのです。」
「玉ちゃん、お化粧してないでしょ。」
「玉はまだ若いですから。」
あぁ、そう言えば、玉も化粧の必要あるかな?別にお面みたいにバタバタやる歳じゃないけど、そろそろ化粧水とか、爪や髪を整えてもいいな。
玉はうちのシャンプーや液体石鹸で幸せそうにしてるけど、そう言う方面は僕だけじゃまるで気が回らなかったよ。
「と言う訳で青木さん。玉に年頃の女の子らしいものを一式揃えてあげて下さい。」
予算はとりあえず諭吉2人。
「それ、使い切るまで帰ってこなくていいです。」
「いやいや、多すぎますって。女子高生は自分のお小遣いであれこれやりくりしてるのに、これじゃ私のお洒落代より高いです。」
「なんなら青木さんの分までどうぞ。初めて来た時はバッチリ決めてたけど、あとはずっとナチュラルメイクに見えるし、そんなに塗りたくっているわけでもないでしょ?」
「女の子の顔を左官屋みたいに、ぶつぶつ。でも一応、気が付いてはくれてるんだ。ぶつぶつ。」
「ぶつぶつ。」
僕はスマホコーナーでも行こうかな。
新しいタブレットを玉に買ってあげよう。
★ ★ ★
ふむ。これはアレじゃないか。
アマ◯ンのタブレットじゃないか。
アマ◯ンのサイトじゃなくても市販されてたんだ。知らなんだ。
あとはキン◯ルも玉用に買っておくかな。あと、玉用にネット回線も、固定とポケットで用意しておいてあげよう。
青木さんとネットゲーム始めたそうだしね。
ならば玉用のノートPCも、アクセサリーも、アレもコレも。
いつのまにか、結構な量になってしまったので、配送の手続きをとる事にしたら、なんと今晩中に届けてくれるそうだ。ふむふむ。
一つだと「こんなに高いものを玉なんかに買う必要はないのです。」とガミガミお説教する巫女さん(と、そのお母さん)は、案外、脳味噌の許容量が少ないらしく一度に大量の処理をさせると目を回す習性がある。
なので、玉に何か買ってあげる時は一度に沢山買ってあげると、何が何だかわからなくなって、素直に受け取ってくれる。
普段、まるで無駄遣いしない僕だからする少しばかりの贅沢なんだから、玉も青木さんも慣れて欲しいものだ。
ピロ
おや、その青木さんからメールだ。
『買い物が終わったので、3階の休憩コーナーで、缶ジュースで一休みしてます。』
電話じゃなくメールを選ぶあたりは、周囲の迷惑を気にかける彼女らしい。
…あの気の使い方を、何故僕にはしてくれないのだろう?
★ ★ ★
えぇと。
「誰?」
僕を迎えたのは、頭をポニーテールに纏めて、微妙に目元がはっきりしている玉だった。
「えっへん。」
隣で青木さんが胸を張っている。
当の玉は、両手をお腹のあたりでモジモジさせて恥ずかしがっている。
「いや、玉ちゃんて顔立ちは整っているし、肌も白くてスベスベだから、薄くファンデーション塗って目元を強調するだけで、こんなに可愛くなるの。思わず化粧品売り場のお姉さんと一緒になっておもちゃにしちゃったよ。」
「あうぅ。玉はどこかに買い物に行くと、いつもこんな目に遭う気がします。」
「なるほどな。普段は化粧水でも塗ったくっときゃ良いだろうけど、たまにはこんな玉に逢いたいな。」
「女の子の肌に、塗ったくっとくって…。」
「玉ならいつでも殿のおそばに居ますよぅ。」
顔を真っ赤にして、青木さんの背中に隠れてしまった。
「はい、領収書。」
「うん。…うん?」
僕は別に領収書なんか貰っても要らないんだけど、書いてある数字は諭吉2人分をかなりオーバーしてるぞ?
「おっと、差額を払おうなんて思ったら引っ叩くわよ。」
後ろポケットに手を回そうとした僕の右手を掴み上げられた。
「玉ちゃんを。」
「へっ?玉、佳奈さんに引っ叩かれるんですか?」
「だって、菊地さんをブン殴るより、玉ちゃんを痛い目に合わせた方が、菊地さんにはダメージ大きそうだもん。」
やれやれ。
「わかったよ。」
なお、この時、青木さんは玉にだけ見える様に、後ろ手でピースしていたそうだ。
やれやれ。
★ ★ ★
この後、僕らはボウリングを中心としたラウンドなんとかいうアミューズメント施設に行った。
因みに僕はボウリングをした事がない。
勿論、玉もない。
青木さんは、アベレージ160を叩き出すそうだ。それって凄いの?
「んん?ストライクをいくつか出さないとならないけど、平均的じゃないかな?」
…僕の初ゲームは70なんだけど…。
ついでに、青木さんに手取り足取り教わった玉は120を出しているんだけど。
その後、ゲームコーナーでぬいぐるみを山ほど取った。
「…人間、何かしら見るべきところはあるのねぇ。」
「僕の見るべきところは、ぬいぐるみキャッチャーですか?」
というか、玉が欲しがるものは浅葱の力で取れちゃうインチキをしただけですが。
その玉が、顔より大きな黄色い電気ネズミのぬいぐるみを抱きしめて
「えへへへへ。」
と、表情を溶かしているから、まぁそれは良しとしよう。
こんな感じで、成田に引き続き、僕らはのんびりだらだらと時間を過ごした。
★ ★ ★
「あのさぁ。回って無いんだけど。」
青木さんを家に送る傍ら、晩御飯にしようと言う事で、街道沿いのお手軽回転寿司ではなく、割とちゃんとした(でもチェーン展開をしている)お寿司屋さんに入った。銀座の名店じゃないから、勘定もそれなりで済むので。
駅前の店舗なので、駐車場が無くて困ったよ。店から歩いて5分も離れてしまった。
「私、回って無いお寿司屋さんなんか、実家にいる時だって入って事無いんだけど。いくら見目麗しい私と一緒だからって、そんなに頑張らなくても…。」
「僕は先ずはコハダで。こっちの子にはお任せでお願いします。」
「聞けよ。ボケているんだから。」
「お寿司ですか。お寿司ですか。」
「青木さんも頼みなさい。遠慮して玉子なんか頼んだら、玉を引っ叩きますから。」
「へ?玉、殿にも叩かれるの?」
「くっそう。同じ手を使って来やがって。」
「年頃の女性が、寿司屋のカウンターで使っていい言葉じゃ無いよ。」
「うぅ。」
はい、僕の勝ち。
というか、コレも先行投資なんだけどね。浅葱の力のトリガーの一つだし。
なんなら、「店に出して」もいい。
握り寿司は、華屋与兵衛さん考案の江戸時代のものだけど、浅葱の力はそこら辺の歴史修正能力を勝手に捻じ曲げる力がある。つまり、僕が過去でどれだけ暴れようと、僕らには何のペナルティも無く、歴史も勝手に修正される。
鎌倉時代の人に、鮪の握りを食べさせるのも楽しそうだ。
あの時代には、熟鮓はあっても生の魚を食べる習性は無かろうし。
ぶつぶつ。
きゃーきゃー。
うまうま。
言いながら、僕らは食事を終えて青木さんを送り届けた。
勿論、会計には口を挟ませない様に、店の外に2人とも追い出して。
「だから、玉が叱ったのに。」
「…大して無駄遣いしてないと思うけどなぁ。」
アイロンの他に、マッサージ機(お試しでやったら気持ち良かったので)を買ってしまったのですよ。
「おっさんくさくなるわよ。」
うっさい。お前も喰らえ!
昔のマッサージ機ってブルブル震えるだけだったけど、今のマッサージ機は振動しながら叩いてくれる。こんなもの、椅子に座ってマッサージしてくれるお高いものしかなかったのに、今や棒タイプのものが数千円で買えるとはねぇ。
「あひゃひゃひゃひゃ!」
背筋に沿ってマッサージ機を青木さんに当てると、あられも無い声出してのけぞった。あ、指が全部折れ曲がってる。
「……思ったより色っぽくないなぁ…。」
「いきなり来るな!セクハラ無職!」
そうですか。スイッチオフ。
「あ、でもやめないで下さい。肩凝りがほぐれて気持ちいいわぁ。」
まぁ、女性の方が肩凝りは酷いって言うからねぇ。
「凝るほど、おっぱいありませんが。」
「黙れ!玉ちゃん!」
「佳奈さんが怖いです!」
と言う訳でお買い上げ。恥ずかしそうに青木さんが自分の分を選び出したので、一番お高いのを2本。
「……お金を。」
「玉と遊んでくれる礼だよ。受け取らないのなら、玉と2人で化けて出るから。」
「おーばーけーです。」
「菊地さんとこなら、平気でやりかねないわね。寝てるとこ化けて出られたらすっぴん見られるから観念します。」
男に寝室に入られるより、すっぴん見られる方が嫌なんだ。
「殿?それが女心なのです。」
「玉ちゃん、お化粧してないでしょ。」
「玉はまだ若いですから。」
あぁ、そう言えば、玉も化粧の必要あるかな?別にお面みたいにバタバタやる歳じゃないけど、そろそろ化粧水とか、爪や髪を整えてもいいな。
玉はうちのシャンプーや液体石鹸で幸せそうにしてるけど、そう言う方面は僕だけじゃまるで気が回らなかったよ。
「と言う訳で青木さん。玉に年頃の女の子らしいものを一式揃えてあげて下さい。」
予算はとりあえず諭吉2人。
「それ、使い切るまで帰ってこなくていいです。」
「いやいや、多すぎますって。女子高生は自分のお小遣いであれこれやりくりしてるのに、これじゃ私のお洒落代より高いです。」
「なんなら青木さんの分までどうぞ。初めて来た時はバッチリ決めてたけど、あとはずっとナチュラルメイクに見えるし、そんなに塗りたくっているわけでもないでしょ?」
「女の子の顔を左官屋みたいに、ぶつぶつ。でも一応、気が付いてはくれてるんだ。ぶつぶつ。」
「ぶつぶつ。」
僕はスマホコーナーでも行こうかな。
新しいタブレットを玉に買ってあげよう。
★ ★ ★
ふむ。これはアレじゃないか。
アマ◯ンのタブレットじゃないか。
アマ◯ンのサイトじゃなくても市販されてたんだ。知らなんだ。
あとはキン◯ルも玉用に買っておくかな。あと、玉用にネット回線も、固定とポケットで用意しておいてあげよう。
青木さんとネットゲーム始めたそうだしね。
ならば玉用のノートPCも、アクセサリーも、アレもコレも。
いつのまにか、結構な量になってしまったので、配送の手続きをとる事にしたら、なんと今晩中に届けてくれるそうだ。ふむふむ。
一つだと「こんなに高いものを玉なんかに買う必要はないのです。」とガミガミお説教する巫女さん(と、そのお母さん)は、案外、脳味噌の許容量が少ないらしく一度に大量の処理をさせると目を回す習性がある。
なので、玉に何か買ってあげる時は一度に沢山買ってあげると、何が何だかわからなくなって、素直に受け取ってくれる。
普段、まるで無駄遣いしない僕だからする少しばかりの贅沢なんだから、玉も青木さんも慣れて欲しいものだ。
ピロ
おや、その青木さんからメールだ。
『買い物が終わったので、3階の休憩コーナーで、缶ジュースで一休みしてます。』
電話じゃなくメールを選ぶあたりは、周囲の迷惑を気にかける彼女らしい。
…あの気の使い方を、何故僕にはしてくれないのだろう?
★ ★ ★
えぇと。
「誰?」
僕を迎えたのは、頭をポニーテールに纏めて、微妙に目元がはっきりしている玉だった。
「えっへん。」
隣で青木さんが胸を張っている。
当の玉は、両手をお腹のあたりでモジモジさせて恥ずかしがっている。
「いや、玉ちゃんて顔立ちは整っているし、肌も白くてスベスベだから、薄くファンデーション塗って目元を強調するだけで、こんなに可愛くなるの。思わず化粧品売り場のお姉さんと一緒になっておもちゃにしちゃったよ。」
「あうぅ。玉はどこかに買い物に行くと、いつもこんな目に遭う気がします。」
「なるほどな。普段は化粧水でも塗ったくっときゃ良いだろうけど、たまにはこんな玉に逢いたいな。」
「女の子の肌に、塗ったくっとくって…。」
「玉ならいつでも殿のおそばに居ますよぅ。」
顔を真っ赤にして、青木さんの背中に隠れてしまった。
「はい、領収書。」
「うん。…うん?」
僕は別に領収書なんか貰っても要らないんだけど、書いてある数字は諭吉2人分をかなりオーバーしてるぞ?
「おっと、差額を払おうなんて思ったら引っ叩くわよ。」
後ろポケットに手を回そうとした僕の右手を掴み上げられた。
「玉ちゃんを。」
「へっ?玉、佳奈さんに引っ叩かれるんですか?」
「だって、菊地さんをブン殴るより、玉ちゃんを痛い目に合わせた方が、菊地さんにはダメージ大きそうだもん。」
やれやれ。
「わかったよ。」
なお、この時、青木さんは玉にだけ見える様に、後ろ手でピースしていたそうだ。
やれやれ。
★ ★ ★
この後、僕らはボウリングを中心としたラウンドなんとかいうアミューズメント施設に行った。
因みに僕はボウリングをした事がない。
勿論、玉もない。
青木さんは、アベレージ160を叩き出すそうだ。それって凄いの?
「んん?ストライクをいくつか出さないとならないけど、平均的じゃないかな?」
…僕の初ゲームは70なんだけど…。
ついでに、青木さんに手取り足取り教わった玉は120を出しているんだけど。
その後、ゲームコーナーでぬいぐるみを山ほど取った。
「…人間、何かしら見るべきところはあるのねぇ。」
「僕の見るべきところは、ぬいぐるみキャッチャーですか?」
というか、玉が欲しがるものは浅葱の力で取れちゃうインチキをしただけですが。
その玉が、顔より大きな黄色い電気ネズミのぬいぐるみを抱きしめて
「えへへへへ。」
と、表情を溶かしているから、まぁそれは良しとしよう。
こんな感じで、成田に引き続き、僕らはのんびりだらだらと時間を過ごした。
★ ★ ★
「あのさぁ。回って無いんだけど。」
青木さんを家に送る傍ら、晩御飯にしようと言う事で、街道沿いのお手軽回転寿司ではなく、割とちゃんとした(でもチェーン展開をしている)お寿司屋さんに入った。銀座の名店じゃないから、勘定もそれなりで済むので。
駅前の店舗なので、駐車場が無くて困ったよ。店から歩いて5分も離れてしまった。
「私、回って無いお寿司屋さんなんか、実家にいる時だって入って事無いんだけど。いくら見目麗しい私と一緒だからって、そんなに頑張らなくても…。」
「僕は先ずはコハダで。こっちの子にはお任せでお願いします。」
「聞けよ。ボケているんだから。」
「お寿司ですか。お寿司ですか。」
「青木さんも頼みなさい。遠慮して玉子なんか頼んだら、玉を引っ叩きますから。」
「へ?玉、殿にも叩かれるの?」
「くっそう。同じ手を使って来やがって。」
「年頃の女性が、寿司屋のカウンターで使っていい言葉じゃ無いよ。」
「うぅ。」
はい、僕の勝ち。
というか、コレも先行投資なんだけどね。浅葱の力のトリガーの一つだし。
なんなら、「店に出して」もいい。
握り寿司は、華屋与兵衛さん考案の江戸時代のものだけど、浅葱の力はそこら辺の歴史修正能力を勝手に捻じ曲げる力がある。つまり、僕が過去でどれだけ暴れようと、僕らには何のペナルティも無く、歴史も勝手に修正される。
鎌倉時代の人に、鮪の握りを食べさせるのも楽しそうだ。
あの時代には、熟鮓はあっても生の魚を食べる習性は無かろうし。
ぶつぶつ。
きゃーきゃー。
うまうま。
言いながら、僕らは食事を終えて青木さんを送り届けた。
勿論、会計には口を挟ませない様に、店の外に2人とも追い出して。
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