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久留里街道
木更津市内彷徨
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切られ与三郎の墓を出て、なんかこの取材旅を始めて何かと縁のある房州往還を少し南下。(意識的交通事故駄洒落)
そこに証城寺の狸囃子の舞台、證誠寺 がある。
字が違うのは、野口雨情が間違えたとか、ご住職から抗議されたとか、そもそも場所を確定させない事で、この寺はウチの近所にあると誤解させようとした、とか。
Wikipediaには碌な理由が書いてない。
大体、しょじょじってオラがお寺にするものなの?社長。
「コサキンでね。」
「社長、コサキンで通じるのは社長一家と私達姉妹だけです。」
南さんには通じないよなぁ。多分。
そもそも私だって、社長がウォーキング中に何を聞いているのか、問いただした時にお義父さんの録音コレクションをMP3データでフィッシングし直したものと聞いたからだもん。
社長に頼んでCDに焼いてもらったものが、モコと私の実家の部屋に置いてある。
なので、お姉ちゃん共々、時々寝付けない時に聞いて、お腹を痛くしてたりする。
…事務所に(ほぼ)私の私室があるとはいえ、私が婚約したとはいえ。
実家を実家と表現することが、なんか嬉しくも背中が痒い。
社長、後で掻いてね。
前みたいに孫の手を渡したら、耳たぶを甘噛みしてやるからな。
「大昔のコサキンソングでね。」
「大昔っていつ頃ですか?」
「父が中学の頃だよ。中一時代の年間予約プレゼントでもらった鉱石ラジオで聞いてた頃が最初って言ってたから、欽グルス電リク60分の頃かな。」
さぁ、もう私の知識じゃついていけないぞ。
「きんぐるす?」
「元々日産自動車の一社提供の深夜放送だったんだ。ちょうど欽ちゃんが視聴率100%男って言われていた時代で、ラジオのギャラじゃ欽ちゃんは呼べないから、いわゆる欽ちゃんファミリーで帯番組を作ってたんだな。だからパーソナリティが斎藤清六だったり、佐藤B作だったり、西山浩司だったり、見栄晴だったり、今だったら到底ラジオ向けじゃないメンバーで深夜放送を生てやっていた。」
斎藤清六は知ってる。
事務所に「欽ちゃんのどこまでやるの?」の番組中にコサキンがやっていたコントコーナー「黒子とグレ子のどこまでやるの?ぱっふぉ~ん」を特集したDVDがあって、劇中番組「村の時間」のキャスターだった人だ。
テレビ番組の中でテレビを見ているという入子構造の謎コーナーで、清六ちゃんが頓珍漢な事を言うと、テレビを見ていた欽ちゃんが突っ込んで、何故かブラウン管の向こうの清六ちゃんが慌てるって、社長曰くサディスト欽ちゃんに何も出来ない清六ちゃんが慌てるだけの笑いだったそうだ。
因みに二郎さんは、元々浅草から新宿にまで流れた売れないコメディアンだったので、無茶振りに自分の経験で対応は出来たそうで。
未だに真似される「飛びます!飛びます!」はアドリブだったそうだ。
でも場数を踏んで、欽ちゃんがどんなに無茶振りをしても二郎さんは余裕で対応出来る様になってしまい、コント55号はネタの練り直しが必要になったので、欽ちゃんは笑いの素人とテレビではコンビを組む様になった。
その中に細川たかしが居て、北酒場の大ヒットが生まれていく。
お姉ちゃんも、わらべの「もしも明日が」を学校で習ったって言ってたし。
(合唱曲なんだよね、この歌)
「コサキンソングの初期にすずらん通りって曲がある。喜美正二郎って人が自費出版で出したレコードだ。」
「レコードってあたりが時代ですね。」
「この人の歌は全編に渡ってビブラートを効かせ過ぎていて、喉に扇風機が入っているって言われてた。」
「?」
「?」
「ありゃ、葛城姉妹はわからないか。」
「え?どこが?」
「お嬢様だからな。」
「あぁ、そう言う事ね。」
社長と南さんは、直ぐに私達のはてなに思い当たったみたい。
「理沙くん。扇風機って知ってるかい?」
「いやいや、社長?何かのイジメですか?うちはお父さんが高級取りなだけで、普通に庶民ですよ。扇風機くらい知ってます。」
「ウチには無かったけどね。」
悪かったな。
どうせ全部屋エアコン完備の家で育ったわいな。
お父さんを知ってるだろ。
お母さん曰く、30過ぎてからブクブク太ったせいで、汗っかきになったんだよ。
お母さん曰く、私のご飯が美味し過ぎてブクブク太ったんだよ。
なんだその惚気と料理自慢は。
「扇風機ってな。風に当たって声を出すと、自動的にビブラートが発生するんだ。」
「私達は子供の頃、それで宇宙人の真似をしたのよ。」
くそ、仲良いな、そこの作家と編集長。
「相武紗季と佐藤弘道お兄さんが、OCNのCMで自分の喉をチョップしながら、ワレワレハって歌ってたろ。なんか知らんが、声にバイブレーションを加えるのが宇宙人って謎の常識があったんだよ。」
そんな常識、知らんし。
「それで相武紗季がどうしたんですか?」
「いや、コサキンに喜美正二郎がゲストに来た時に、すずらん通りって神保町のあそこですか?って聞いたら、◯◯銀座と同じでオラがすずらん通りだと思ってくれれば売れるかなぁって言ってたよ。」
「…社長。どれだけ遠回りするんですか?」
「幻の名盤開放歌集や、伊集院光のオバ歌謡やアレコード、吉永小百合の''奈良の春日野“から、笑っていいとも金曜日の話に展開させる予定だけど。」
「却下じゃ却下!いつになったら證誠寺に着くんですか。」
「もう、ついたよ。」
どれだけ無駄話をしてるのよ、私達。
「あと、父はコサキンのノベルティだったベロニカテープの1と2を持ってる。」
「…一応、話を聞きましょうか?」
「ん?単に別採りのトークを収録してあるだけだよ。B面にはリスナーが送って来た意味ねー歌がまとめられていて、昔は池田模範堂と共にみんなが歌えたPL学園の校歌の替え歌が入ってる。JASRACどころかPL学園に訴えられそうな歌詞で。」
いや、PL学園がわかんねえよ。
学園って言うなら学校だろうけど、どこだよそれ。
あと、池田模範堂って、そんな学校あるの?
★ ★ ★
しょじょじは割と普通のお寺でした。
割とというか、全く普通のお寺でした。
なのか割愛。
一応、写真は沢山撮ったので、後で選んでアップしときますね。
で、私達は木更津駅を越えて東口に渡ります。
社長曰く、
「そこにそごう、こっちに西友とダイエー、みいんな潰れちゃった。」
そうです。
「川間や幸手よりはビルが高いけど、スカスカなスカイラインね。」
相変わらず失礼な旧野田市民ですね。
「住民票は移したけど、本籍は野田市民のままだから良いの。」
「良いんですか?」
「魔夜峰央が翔んで埼玉を未完にさせたのは、自分が埼玉県民じゃ無くなったからだけど、私は野田市民でもあるのだ!」
いや、南さん。
野田市民の''のだ!''は交通事故駄洒落もいいとこだけど、魔夜峰央の本籍地ってどこ?
あなた、江東区民ですよね。
………
私達は、木更津駅から真っ直ぐ伸びる道をのんびり歩いて行く。
高校野球で聞いたことのある学校の看板が2校分ほどあるね。
右側のバスターミナルには、毎朝スクールバスが止まって、高校生達で溢れかえるそうですな。
少し駅から離れると高いビルは消えて、いかにも地方都市の低層の建物ばかり。
個人宅と商店と銀行が、かなり余裕(と空き地)を持って並んでいる。
本当はこの道じゃないんだけどね。
久留里街道こと房総往還は一本北側の道。
これから行くところがあるから、あと久留里街道は歩道が無い。
路側帯だけ。
だったら歩道がしっかりある道を歩くべきだ。
女性が3人もいるし。
と、社長の判断です。
特に見るべきものもない道なので、私達は我儘も言わず社長の後に着いていきます。
古地図を見ると、この木更津駅から真っ直ぐ伸びる道が久留里道とあるのだけど、現代の地図と重ねると、現道が無くなっちゃうんだよ。
で。
目の前に見える小高い丘。
ここが目的地なので、こっちを歩いて来た訳ですね。
それは太田山公園と言います。
前にも来たんだけどね。
切られ与三郎の取材に来た時に、この裏のビジネスホテルに泊まっていたんだよ。
近所にブックオフがあって、ダイソーとTSUTAYAとスシローがあるので、取材のベースにしたのさ。
懐かしいな。
まだ2か月くらいしか経っていないけど。
そして、この丘の頂上には博物館がある。
市営の小さな博物館だけど、それは私達の大好物。
駐車場が麓にあるので登って行くのが面倒だった。
今日も私達はこの博物館を訪れた、んだけど。
「これこれ、これだけ見れたらあとはいいや。」
社長は、私達3人が博物館を見学中、入り口付近のガラスケースに展示されている一枚のチラシをじっとずっと眺めていた。
新宿にあったムーランルージュってキャバレー。
そこのショータイムは、今や伝説の芸人達が芸を競っていた。
その中の1人。
森繁久弥
って、漢字4文字を眺めているんだ。
この馬鹿社長。
そこに証城寺の狸囃子の舞台、證誠寺 がある。
字が違うのは、野口雨情が間違えたとか、ご住職から抗議されたとか、そもそも場所を確定させない事で、この寺はウチの近所にあると誤解させようとした、とか。
Wikipediaには碌な理由が書いてない。
大体、しょじょじってオラがお寺にするものなの?社長。
「コサキンでね。」
「社長、コサキンで通じるのは社長一家と私達姉妹だけです。」
南さんには通じないよなぁ。多分。
そもそも私だって、社長がウォーキング中に何を聞いているのか、問いただした時にお義父さんの録音コレクションをMP3データでフィッシングし直したものと聞いたからだもん。
社長に頼んでCDに焼いてもらったものが、モコと私の実家の部屋に置いてある。
なので、お姉ちゃん共々、時々寝付けない時に聞いて、お腹を痛くしてたりする。
…事務所に(ほぼ)私の私室があるとはいえ、私が婚約したとはいえ。
実家を実家と表現することが、なんか嬉しくも背中が痒い。
社長、後で掻いてね。
前みたいに孫の手を渡したら、耳たぶを甘噛みしてやるからな。
「大昔のコサキンソングでね。」
「大昔っていつ頃ですか?」
「父が中学の頃だよ。中一時代の年間予約プレゼントでもらった鉱石ラジオで聞いてた頃が最初って言ってたから、欽グルス電リク60分の頃かな。」
さぁ、もう私の知識じゃついていけないぞ。
「きんぐるす?」
「元々日産自動車の一社提供の深夜放送だったんだ。ちょうど欽ちゃんが視聴率100%男って言われていた時代で、ラジオのギャラじゃ欽ちゃんは呼べないから、いわゆる欽ちゃんファミリーで帯番組を作ってたんだな。だからパーソナリティが斎藤清六だったり、佐藤B作だったり、西山浩司だったり、見栄晴だったり、今だったら到底ラジオ向けじゃないメンバーで深夜放送を生てやっていた。」
斎藤清六は知ってる。
事務所に「欽ちゃんのどこまでやるの?」の番組中にコサキンがやっていたコントコーナー「黒子とグレ子のどこまでやるの?ぱっふぉ~ん」を特集したDVDがあって、劇中番組「村の時間」のキャスターだった人だ。
テレビ番組の中でテレビを見ているという入子構造の謎コーナーで、清六ちゃんが頓珍漢な事を言うと、テレビを見ていた欽ちゃんが突っ込んで、何故かブラウン管の向こうの清六ちゃんが慌てるって、社長曰くサディスト欽ちゃんに何も出来ない清六ちゃんが慌てるだけの笑いだったそうだ。
因みに二郎さんは、元々浅草から新宿にまで流れた売れないコメディアンだったので、無茶振りに自分の経験で対応は出来たそうで。
未だに真似される「飛びます!飛びます!」はアドリブだったそうだ。
でも場数を踏んで、欽ちゃんがどんなに無茶振りをしても二郎さんは余裕で対応出来る様になってしまい、コント55号はネタの練り直しが必要になったので、欽ちゃんは笑いの素人とテレビではコンビを組む様になった。
その中に細川たかしが居て、北酒場の大ヒットが生まれていく。
お姉ちゃんも、わらべの「もしも明日が」を学校で習ったって言ってたし。
(合唱曲なんだよね、この歌)
「コサキンソングの初期にすずらん通りって曲がある。喜美正二郎って人が自費出版で出したレコードだ。」
「レコードってあたりが時代ですね。」
「この人の歌は全編に渡ってビブラートを効かせ過ぎていて、喉に扇風機が入っているって言われてた。」
「?」
「?」
「ありゃ、葛城姉妹はわからないか。」
「え?どこが?」
「お嬢様だからな。」
「あぁ、そう言う事ね。」
社長と南さんは、直ぐに私達のはてなに思い当たったみたい。
「理沙くん。扇風機って知ってるかい?」
「いやいや、社長?何かのイジメですか?うちはお父さんが高級取りなだけで、普通に庶民ですよ。扇風機くらい知ってます。」
「ウチには無かったけどね。」
悪かったな。
どうせ全部屋エアコン完備の家で育ったわいな。
お父さんを知ってるだろ。
お母さん曰く、30過ぎてからブクブク太ったせいで、汗っかきになったんだよ。
お母さん曰く、私のご飯が美味し過ぎてブクブク太ったんだよ。
なんだその惚気と料理自慢は。
「扇風機ってな。風に当たって声を出すと、自動的にビブラートが発生するんだ。」
「私達は子供の頃、それで宇宙人の真似をしたのよ。」
くそ、仲良いな、そこの作家と編集長。
「相武紗季と佐藤弘道お兄さんが、OCNのCMで自分の喉をチョップしながら、ワレワレハって歌ってたろ。なんか知らんが、声にバイブレーションを加えるのが宇宙人って謎の常識があったんだよ。」
そんな常識、知らんし。
「それで相武紗季がどうしたんですか?」
「いや、コサキンに喜美正二郎がゲストに来た時に、すずらん通りって神保町のあそこですか?って聞いたら、◯◯銀座と同じでオラがすずらん通りだと思ってくれれば売れるかなぁって言ってたよ。」
「…社長。どれだけ遠回りするんですか?」
「幻の名盤開放歌集や、伊集院光のオバ歌謡やアレコード、吉永小百合の''奈良の春日野“から、笑っていいとも金曜日の話に展開させる予定だけど。」
「却下じゃ却下!いつになったら證誠寺に着くんですか。」
「もう、ついたよ。」
どれだけ無駄話をしてるのよ、私達。
「あと、父はコサキンのノベルティだったベロニカテープの1と2を持ってる。」
「…一応、話を聞きましょうか?」
「ん?単に別採りのトークを収録してあるだけだよ。B面にはリスナーが送って来た意味ねー歌がまとめられていて、昔は池田模範堂と共にみんなが歌えたPL学園の校歌の替え歌が入ってる。JASRACどころかPL学園に訴えられそうな歌詞で。」
いや、PL学園がわかんねえよ。
学園って言うなら学校だろうけど、どこだよそれ。
あと、池田模範堂って、そんな学校あるの?
★ ★ ★
しょじょじは割と普通のお寺でした。
割とというか、全く普通のお寺でした。
なのか割愛。
一応、写真は沢山撮ったので、後で選んでアップしときますね。
で、私達は木更津駅を越えて東口に渡ります。
社長曰く、
「そこにそごう、こっちに西友とダイエー、みいんな潰れちゃった。」
そうです。
「川間や幸手よりはビルが高いけど、スカスカなスカイラインね。」
相変わらず失礼な旧野田市民ですね。
「住民票は移したけど、本籍は野田市民のままだから良いの。」
「良いんですか?」
「魔夜峰央が翔んで埼玉を未完にさせたのは、自分が埼玉県民じゃ無くなったからだけど、私は野田市民でもあるのだ!」
いや、南さん。
野田市民の''のだ!''は交通事故駄洒落もいいとこだけど、魔夜峰央の本籍地ってどこ?
あなた、江東区民ですよね。
………
私達は、木更津駅から真っ直ぐ伸びる道をのんびり歩いて行く。
高校野球で聞いたことのある学校の看板が2校分ほどあるね。
右側のバスターミナルには、毎朝スクールバスが止まって、高校生達で溢れかえるそうですな。
少し駅から離れると高いビルは消えて、いかにも地方都市の低層の建物ばかり。
個人宅と商店と銀行が、かなり余裕(と空き地)を持って並んでいる。
本当はこの道じゃないんだけどね。
久留里街道こと房総往還は一本北側の道。
これから行くところがあるから、あと久留里街道は歩道が無い。
路側帯だけ。
だったら歩道がしっかりある道を歩くべきだ。
女性が3人もいるし。
と、社長の判断です。
特に見るべきものもない道なので、私達は我儘も言わず社長の後に着いていきます。
古地図を見ると、この木更津駅から真っ直ぐ伸びる道が久留里道とあるのだけど、現代の地図と重ねると、現道が無くなっちゃうんだよ。
で。
目の前に見える小高い丘。
ここが目的地なので、こっちを歩いて来た訳ですね。
それは太田山公園と言います。
前にも来たんだけどね。
切られ与三郎の取材に来た時に、この裏のビジネスホテルに泊まっていたんだよ。
近所にブックオフがあって、ダイソーとTSUTAYAとスシローがあるので、取材のベースにしたのさ。
懐かしいな。
まだ2か月くらいしか経っていないけど。
そして、この丘の頂上には博物館がある。
市営の小さな博物館だけど、それは私達の大好物。
駐車場が麓にあるので登って行くのが面倒だった。
今日も私達はこの博物館を訪れた、んだけど。
「これこれ、これだけ見れたらあとはいいや。」
社長は、私達3人が博物館を見学中、入り口付近のガラスケースに展示されている一枚のチラシをじっとずっと眺めていた。
新宿にあったムーランルージュってキャバレー。
そこのショータイムは、今や伝説の芸人達が芸を競っていた。
その中の1人。
森繁久弥
って、漢字4文字を眺めているんだ。
この馬鹿社長。
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