132 / 693
第八章
面接と日程
しおりを挟む
アカリさんサオリさんが終わった後は予告通り事務員さんや会計さんの面接だったので、俺とダリオさんを除く他の皆さんには帰って頂いた。というかアカサオ――面倒なのでリストさんがそう命名した――の採用も決定したので、ただちにクラブハウス、エルヴィレッジへ連行するような形だった。
さてこの「事務員さん会計さんの面接」というのがかなり退屈な内容で、と言うのももちろん仕事柄ゴブリンやオークのような忠誠心が怪しい連中を雇う訳もなく、ノームやガンス族という良く言えば真面目、悪く言えば面白味のない連中の面談をひたすら行ったからだ。
自己アピールの時間で突然モノマネを始めたり、ジャグリングを披露したり……という志望者は一人もおらず、のべ十数人夜までかかって採用活動をやりぬいた俺とダリオさんはすっかり疲れ切っていた。
「あー! 終わりました! お疲れさまです」
最後の一人が扉を閉めたのを確認したダリオさんが、猫のように伸びをしつつ叫ぶ。腰が反りグググっと胸が突き出される。
「まっ、窓でも開けましょうか?」
俺は意志の力を総動員してその風景から目を逸らし窓を開放して空気の通り道を作った。振り返ると解かれ広がったダリオさんの髪が、風に煽られ舞うように揺れていた。
「ありがとうございます。あー早くぜんぶ外してお風呂に入りたい!」
全部は外さないまでもボタンの上二つを開きながらダリオさんが叫ぶ。まだまだ窮屈だわ! というようにアレが存在を主張する。
「どうしました?」
「いえ、なんにも!」
疲れと開放感で自制心が緩みそうだ。俺は慌てて机に戻って書類を集め、事務的な精神状態へ戻ろうとする。
「ショウキチさんも入ります?」
「はいりません!」
俺の努力を粉砕しようとするかのようにダリオさんが言った。
「そうなんですか? 私は牛一頭でもお腹に入りそうです。一応二名分の軽食を持ってこさせますね」
「へ?」
間抜けな顔で固まる俺の前でダリオさんはドアを開け、通りかかった誰かに食事を注文した。
「入ります? てアレか。食事が腹に、て意味か……」
俺はその風景でようやく言葉の意味を理解した。
「あら? 他にあります?」
「いえぜんぜん!」
さとられたら駄目だ。俺は言葉少な目で否定してダリオさんに背を向け作業を続ける。
「もしかして……一緒にお風呂に、ですか? えっちですね」
「違います!」
俺が振り向いて猛烈な勢いで手を左右に振ると、ダリオさんは自分の胸を隠すような仕草をしつつ笑った。
「残念ですけど、お見せできる程のものは無くて」
いやあるやろ!
「最初は水着を着てならいけますが、それで良いでしょうか?」
最初以降はどうなるんだ!? とか水着でもエッチ過ぎでしょ!? とかツッコミの言葉は思いつくが口にはできない。代わりに口をついたのはとりあえずその水着についてだった。
「水着と言えば! 監督カンファレンスでセンシャ行事の廃止を訴える予定なんですが、開催は何時でしたっけ?」
「そうだ監督カンファレンス! エルフサッカードウ協会も出席するんでした。ええと……」
人をからかうのが大好きなドーンエルフとは言え、彼女はやっぱり王族で協会会長で責任者だった。ダリオさんはいつも着けている魔法の指輪を操作し、虚空にカレンダーめいた表を浮かばせる。
「いつもシーズン開幕の一ヶ月前なので……今から二週間後ですね」
監督カンファレンスはシーズン前に各種族チームの監督とサッカードウ協会会長らが一同に介し、リーグ戦のレギュレーション、日程や選手登録の期限や交代数、改正が有った場合はルールの変更点等を確認し合う会議の事だ。監督同士の顔合わせ的な側面が強いが、俺は前々から言っている通りセンシャという罰ゲーム――負けたチームの選手が水着姿で相手チームの馬車を洗う儀式――の廃止を提言する予定だった。
「二週間ですか。まあそれだけあれば準備はできるかな。あ、ついでなので他の予定も見せて下さい」
「ええ、どうぞ」
監督カンファレンスまでは思ったより日があったので、俺は別の行事を確認しておく事にした。
監督カンファレンスから二週間後にはメディア向けのキックオフセレモニーがある。こちらには監督とキャプテン、そしてチームの一押し選手が出席して開幕戦への意気込みや宣伝をメディアの前で行う。
その一週間後はスーパーカップ。リーグの覇者とカップ戦の王者が対戦するのだが、悔しい事にフェリダエチームが二冠してしまっているので対戦相手はノートリアスチーム――チャリティ的側面が強いのでノートリアスの収益が増えるように――となっている。
更にその一週間後がリーグ開幕だ。開幕戦の相手とホーム・アウェイは監督カンファレンスの時に発表されるので開幕戦だけは約一ヶ月、対戦相手の分析や対策が行える訳だ。
「この隙間隙間にこっちも何か入れたいですね。さし当たり、カンファレンスより前に保護者会ができれば」
保護者会とは要するにナリンさんに言ってた「選手の家族やパートナーだけを呼んで行う懇親会的パーティ」の事である。
「そうですね。確かに対戦相手が決まったら戦術練習も的を絞ったものになりますし、家族とはいえ部外者の出入りは避けたい所です」
ダリオさんの言うことは尤もだ。別に選手の家族が情報を漏らすとは思っていないが、単純に出入りする人数が多くて警備に隙ができる事は避けたい。
「あ、でも家族と言えば……」
と思いつつも俺はダリオさんへからかい返しを行いたくなって言葉を続ける。
「保護者会、ダリオさんの場合はやっぱりレブロン王をお呼びすべきですか?」
そう、ダリオ姫の父親はレブロン王。『残雪溶かす朝の光』王国の国王でありドーンエルフ屈指の魔術の達人であり、なんというかオモロイおっさんでもある。ダリオさんとは血を分けた親子なので保護者と言えば彼がそれに当たるのは当然であった。
「父ですか!? 父ですか……うーん」
腕を組み悩むダリオさんの胸で別のちちが苦しんでいた。良い眺めだ。いやあれだけ俺をからかったダリオさんが悩んでいる風景が、ね?
「保護者会の目的の半分は『こういう施設でご息女をお預かりしてますよ』て見せる為なので、レブロン王には不要と言えば不要ですが」
クラブハウス、エルヴィレッジのお披露目会は、こと上層部に対してはもう終わっている。実は完成して真っ先に行ったのだ。何せブツはエルフ王家の物だし。本当の所は、エルフ王家が俺から借りているものだが。
「いや、その、父が……一般の方と一緒に見学したり食事を取ってお酒を飲んだりという事をすると……」
確かにそうだ。
「まあこことクラブハウスは近いですし無理には……」
「ダリオ様、失礼します」
悩む俺たちの部屋のドアでノックの音が鳴った。見ると、侍従さんがダリオさんに頼まれた軽食を運んできた様だった。
さてこの「事務員さん会計さんの面接」というのがかなり退屈な内容で、と言うのももちろん仕事柄ゴブリンやオークのような忠誠心が怪しい連中を雇う訳もなく、ノームやガンス族という良く言えば真面目、悪く言えば面白味のない連中の面談をひたすら行ったからだ。
自己アピールの時間で突然モノマネを始めたり、ジャグリングを披露したり……という志望者は一人もおらず、のべ十数人夜までかかって採用活動をやりぬいた俺とダリオさんはすっかり疲れ切っていた。
「あー! 終わりました! お疲れさまです」
最後の一人が扉を閉めたのを確認したダリオさんが、猫のように伸びをしつつ叫ぶ。腰が反りグググっと胸が突き出される。
「まっ、窓でも開けましょうか?」
俺は意志の力を総動員してその風景から目を逸らし窓を開放して空気の通り道を作った。振り返ると解かれ広がったダリオさんの髪が、風に煽られ舞うように揺れていた。
「ありがとうございます。あー早くぜんぶ外してお風呂に入りたい!」
全部は外さないまでもボタンの上二つを開きながらダリオさんが叫ぶ。まだまだ窮屈だわ! というようにアレが存在を主張する。
「どうしました?」
「いえ、なんにも!」
疲れと開放感で自制心が緩みそうだ。俺は慌てて机に戻って書類を集め、事務的な精神状態へ戻ろうとする。
「ショウキチさんも入ります?」
「はいりません!」
俺の努力を粉砕しようとするかのようにダリオさんが言った。
「そうなんですか? 私は牛一頭でもお腹に入りそうです。一応二名分の軽食を持ってこさせますね」
「へ?」
間抜けな顔で固まる俺の前でダリオさんはドアを開け、通りかかった誰かに食事を注文した。
「入ります? てアレか。食事が腹に、て意味か……」
俺はその風景でようやく言葉の意味を理解した。
「あら? 他にあります?」
「いえぜんぜん!」
さとられたら駄目だ。俺は言葉少な目で否定してダリオさんに背を向け作業を続ける。
「もしかして……一緒にお風呂に、ですか? えっちですね」
「違います!」
俺が振り向いて猛烈な勢いで手を左右に振ると、ダリオさんは自分の胸を隠すような仕草をしつつ笑った。
「残念ですけど、お見せできる程のものは無くて」
いやあるやろ!
「最初は水着を着てならいけますが、それで良いでしょうか?」
最初以降はどうなるんだ!? とか水着でもエッチ過ぎでしょ!? とかツッコミの言葉は思いつくが口にはできない。代わりに口をついたのはとりあえずその水着についてだった。
「水着と言えば! 監督カンファレンスでセンシャ行事の廃止を訴える予定なんですが、開催は何時でしたっけ?」
「そうだ監督カンファレンス! エルフサッカードウ協会も出席するんでした。ええと……」
人をからかうのが大好きなドーンエルフとは言え、彼女はやっぱり王族で協会会長で責任者だった。ダリオさんはいつも着けている魔法の指輪を操作し、虚空にカレンダーめいた表を浮かばせる。
「いつもシーズン開幕の一ヶ月前なので……今から二週間後ですね」
監督カンファレンスはシーズン前に各種族チームの監督とサッカードウ協会会長らが一同に介し、リーグ戦のレギュレーション、日程や選手登録の期限や交代数、改正が有った場合はルールの変更点等を確認し合う会議の事だ。監督同士の顔合わせ的な側面が強いが、俺は前々から言っている通りセンシャという罰ゲーム――負けたチームの選手が水着姿で相手チームの馬車を洗う儀式――の廃止を提言する予定だった。
「二週間ですか。まあそれだけあれば準備はできるかな。あ、ついでなので他の予定も見せて下さい」
「ええ、どうぞ」
監督カンファレンスまでは思ったより日があったので、俺は別の行事を確認しておく事にした。
監督カンファレンスから二週間後にはメディア向けのキックオフセレモニーがある。こちらには監督とキャプテン、そしてチームの一押し選手が出席して開幕戦への意気込みや宣伝をメディアの前で行う。
その一週間後はスーパーカップ。リーグの覇者とカップ戦の王者が対戦するのだが、悔しい事にフェリダエチームが二冠してしまっているので対戦相手はノートリアスチーム――チャリティ的側面が強いのでノートリアスの収益が増えるように――となっている。
更にその一週間後がリーグ開幕だ。開幕戦の相手とホーム・アウェイは監督カンファレンスの時に発表されるので開幕戦だけは約一ヶ月、対戦相手の分析や対策が行える訳だ。
「この隙間隙間にこっちも何か入れたいですね。さし当たり、カンファレンスより前に保護者会ができれば」
保護者会とは要するにナリンさんに言ってた「選手の家族やパートナーだけを呼んで行う懇親会的パーティ」の事である。
「そうですね。確かに対戦相手が決まったら戦術練習も的を絞ったものになりますし、家族とはいえ部外者の出入りは避けたい所です」
ダリオさんの言うことは尤もだ。別に選手の家族が情報を漏らすとは思っていないが、単純に出入りする人数が多くて警備に隙ができる事は避けたい。
「あ、でも家族と言えば……」
と思いつつも俺はダリオさんへからかい返しを行いたくなって言葉を続ける。
「保護者会、ダリオさんの場合はやっぱりレブロン王をお呼びすべきですか?」
そう、ダリオ姫の父親はレブロン王。『残雪溶かす朝の光』王国の国王でありドーンエルフ屈指の魔術の達人であり、なんというかオモロイおっさんでもある。ダリオさんとは血を分けた親子なので保護者と言えば彼がそれに当たるのは当然であった。
「父ですか!? 父ですか……うーん」
腕を組み悩むダリオさんの胸で別のちちが苦しんでいた。良い眺めだ。いやあれだけ俺をからかったダリオさんが悩んでいる風景が、ね?
「保護者会の目的の半分は『こういう施設でご息女をお預かりしてますよ』て見せる為なので、レブロン王には不要と言えば不要ですが」
クラブハウス、エルヴィレッジのお披露目会は、こと上層部に対してはもう終わっている。実は完成して真っ先に行ったのだ。何せブツはエルフ王家の物だし。本当の所は、エルフ王家が俺から借りているものだが。
「いや、その、父が……一般の方と一緒に見学したり食事を取ってお酒を飲んだりという事をすると……」
確かにそうだ。
「まあこことクラブハウスは近いですし無理には……」
「ダリオ様、失礼します」
悩む俺たちの部屋のドアでノックの音が鳴った。見ると、侍従さんがダリオさんに頼まれた軽食を運んできた様だった。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説


悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

フェル 森で助けた女性騎士に一目惚れして、その後イチャイチャしながらずっと一緒に暮らす話
カトウ
ファンタジー
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。
チートなんてない。
日本で生きてきたという曖昧な記憶を持って、少年は育った。
自分にも何かすごい力があるんじゃないか。そう思っていたけれど全くパッとしない。
魔法?生活魔法しか使えませんけど。
物作り?こんな田舎で何ができるんだ。
狩り?僕が狙えば獲物が逃げていくよ。
そんな僕も15歳。成人の年になる。
何もない田舎から都会に出て仕事を探そうと考えていた矢先、森で倒れている美しい女性騎士をみつける。
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。
女性騎士に一目惚れしてしまった、少し人と変わった考えを方を持つ青年が、いろいろな人と関わりながら、ゆっくりと成長していく物語。
になればいいと思っています。
皆様の感想。いただけたら嬉しいです。
面白い。少しでも思っていただけたらお気に入りに登録をぜひお願いいたします。
よろしくお願いします!
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております。
続きが気になる!もしそう思っていただけたのならこちらでもお読みいただけます。

我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる